「いつも周りに合わせてばかりで、自分の意見が言えない」
「学校や職場で、どう振る舞えばいいのかわからない」
「そもそも、自分らしさって何だろう?」
「自分らしくいられる」ってどんな時だろう?
そんな風に、自分を見失ってモヤモヤしていませんか? 世間では「ありのままの自分で生きよう」とよく言われますが、いざ「自分らしく」と言われても、具体的にどうすればいいのか分からなくなってしまう方は少なくありません
以前、「自分らしさは、その時、その状況で変わるものだ」と言うことをお伝えしました。

結婚、出産、転職、退職、病気、親の介護や死去、など人生の出来事の中で、価値観や人生の重要度といった変化の中で、自分らしさの変化も起きてきます。
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それでも人は、時に【自分らしさ】というものを求めます。
この記事では、そんなお悩みを抱えるあなたに向けて、NLP心理学の視点から「自分らしさ」を無理なく取り戻し、自分で自分の人生を生きるための具体的なアプローチを分かりやすく解説します 。いくつかのプロセス
「自分らしくない」「自分らしさがわからない」と感じるのはどのような時か
状況や立場によって変わる「様々な自分」の存在がある
そもそも、私たちはどんな時に「自分らしくない」と感じるのでしょうか ?。
ドラマの中の役者さんを見ると、そのドラマ、そのキャラクターによって、髪型やメイクの仕方(眉やアイライン、口紅の描き方、使う色)を大きく変えて、雰囲気や見た目を変えています。わかりやすいところで言えば、同じ役者さんでも時代劇で鎧武者姿の時と、現代劇でスーツ姿の時とでは印象もがらっとかわるのを目にすることでしょう。
よく、俳優業の方々が、何かの役になってドラマや舞台劇の中のキャラクターを演じた後、その役のキャラクターが抜けず、<自分>に戻れない時、なかなか「自分らしさに戻れない」「本来の自分に帰れない」などと言っているのを目にしますが、一人の人間がその人に成り切る時、心の状態がなりきることで、意識飲むけどころ、行動の仕方、身体、感情、まで変わってきます。
それと同じように、演技を職業としていない私たちも、実は日常の中で様々な「自分」を無意識に使い分けていますが、気づいていますか? 。
航空会社のキャビンアテンダントさんは、その会社独自のメイク法や髪型、スカーフのまきかたまで指定された型で装うことで「その会社らしさ」を演出しているといいます。
医療関係者の方は、普段の自分とは違う医師らしさ看護師らしさでもって、厳しい医療現場にあたられている。
演技者の方ではなくとも、何らかの仕事についている時には「自分らしさ」ではなく、その仕事に相応しい振る舞いをしているものです。職業の中の人ではなくとも、父親としての自分、母親としての自分、子供としての自分、兄弟間での自分、とその時その時で接している人に合わせて微妙に変化している自分がいるのを気づくでしょうか?。
状況や立場によって変わる「様々な自分」があるのです
- 仕事の時: ピリッと張り詰めたパワーを持つ自分
- プライベートや趣味の時: 自然と顔がほころぶ自分
- 家庭の中: 父親、母親、あるいは子どもとしての自分
などのように私たちは、仕事や立場やその時の状況や状態によって自分らしさを使い分けています。それを演じると言えば【作り込んだわざとな】感じもしますが、心理学的な観点ではそれは当たり前のことです。
自分一人の場合であっても、赤ん坊の頃の自分と、幼少期の自分、小学生の頃の自分、中学生の頃の自分、大学生の頃の自分〜就職したての自分、そして今の自分、とでは考え方も心理状態も、振る舞い方も違いますが、全て自分という存在です。その違いがあっても【自分らしくない】とは考えないはずです。
心理学では、状況によって心理的な状態(ステート)が変わるのはごく自然なことだとされています 。子どもの頃の自分と今の自分が違うように、変化すること自体は「自分らしくない」わけではありません 。
私たちは個人であっても、ごく自然に、プライベートの自分、ご近所の方に接している自分、仕事の時の張り詰めたパワーを持つ自分、趣味の世界に入って顔が緩んでいる自分、とその時その時の状況で心理的なステート(状態)を無意識的に変えているのです。
心理的な状態が変わると、とくに自分の考えに軸を持つようになると、
- 姿勢(頭の位置、肩の前後の位置、背すじ、足の開き など)
- 体の動かし方(振る舞い方)
- 視線や目つき
- 顔の表情
というものが変わります。(逆に、姿勢や振る舞い、視線や目線、装うものによって、心理的な状態=その立場に相応しいメンタリティに変えることも可能です。それは、心身一如といって心と身体の状態は密接に関わり合っているからです)
これほど私たちは、人生の中で様々に変化してその時々に相応しい自分になっているのです。では、自分らしくない時というのはどのような状態なのでしょう?。
気持ちと行動の「チグハグ」がモヤモヤを生む
人は、どのように「自分らしくない」と感じるのでしょうか?
- それは、私たちが自分の気持ちや感情とは、別のことをしている時
- それは、私たちが自分の言葉で相手とコミュニケートできなかった時
つまり、自分意思とは違うのに、違う表現(行動)をとっている時に、【自分らしくない】と感じるのです。
会話や行動だけ、その場にあわせて振る舞っていると、
- 自分の意思とは違うのに、周りに合わせてYESと言ってしまった
- 本音でコミュニケーションが取れず、言葉を飲み込んでしまった
- 気持ちだけ別のところにある、本心ではないことをしてしまった
このように、会話や行動だけをその場の空気に合わせ、「気持ちが置いてけぼり」「本心ではないことをしてしまった」「気持ちと行動がバラバラ」でチグハグな状態になっている時、私たちは強いストレスや違和感を感じることで「自分らしくない」と感じるのです。
「自分の本心や感情とは裏腹な行動をとっている」と感じること、本心と違うことをするのは、実はとても違和感を感じることです。
自分軸を再定義する|価値観の変化への気づき
「自分らしく生きたい」と願う時、私たちはつい「新しい目標」や「理想のライフスタイル」を掲げがちです。しかし、ここで一つ立ち止まって確認してほしい重要なポイントがあります。
「その理想や目標は、本当にあなたが本心から望んでいることですか?」
私たちが無意識に抱く「こうあるべき」「こうなりたい」という理想の中には、親からの期待、社会の常識、あるいは「特別な肩書きや、人から見て目を見張る仕事をしていないと価値がない」という他者の視線の投影が混ざっていることがよくあります。
目標と自分の本質的な価値観(コアバリュー)がズレていると、心の中に葛藤が生まれ、無意識にブレーキがかかって行動できなくなってしまいます。「現状を変えたいのに行動できない」と感じるなら、それはあなたの意志が弱いのではなく、掲げている目標が「あなたの本心からのものではない」というサインかもしれません。
人は時として、結婚、出産、転職、退職、病気、親の介護や死去、など人生の出来事の中で、価値観や人生の重要度といった変化も起きてきますが、その価値観のに気づかないままそれまでと同じ行動パターン、思考パターンになりがちで、それが大きな違和感を生み出します。
今は、自分のことをさまざまな視点で分析して理解することで、人生をより快適にしたいという“自分のトリセツ”をまとめる方が多いとか。“自分のトリセツ”も時に書き換えることがあることを前提として捉えておくことで、変化の時代に自分らしく対応できるものなのです。
そして、どんなやり方であっても忘れてならないのは、
自分を探求すること。
自分で自分の人生を生きると決めること。
それがあった先に、“自分らしさ”というものが醸成・作り上げられてくるのではないでしょうか?。

メタ認知を高める|自分を知るためのジャーナリングのコツ
- 1日10分の習慣: 短時間でも自分と向き合う時間を設けることが、自分主体で人生を選択するための第一歩となります。
- 気づきを逃さずメモする: セッションの後や日常のふとした瞬間に浮上した「潜在意識からの気づき」や「つい口にしている言葉」をメモする習慣ジャーナリングが、変化を加速させます。
- 自分のトリセツ(取扱説明書)を作る: 性格、癖、得意・不得意、うまくいくパターンなどを書き出し、自分を分析して「自分のトリセツ」をまとめることも有効です。
これらのワークを通じて、自分の思考や行動を「書き換え可能なプログラム」として客観的に扱えるようになると、より「自分らしい」生き方ができるようになります
その中でも特に、自分を知るための「書く瞑想(ジャーナリング)」と「五感ワーク」は、曖昧な自己認識を「メタ認知(客観視)」によって明確にし、本来の自分を取り戻すための強力なツールです。
メタ認知とは:
自分自身の思考や行動、感情、さらには生まれ持った資質などを、一段高いところから客観的・俯瞰的な視点で分析し、理解することを指します。メタ認知を高めることは、「自分の人生のハンドルを自分自身で握る」ための最も基本的かつ強力な手段であると言えます。
「書く瞑想(ジャーナリング)」で、日々の気づきを書き出し自己表現力を高める
自分の本心がわからなくなってしまった時、最も効果的なのが「心の中をノートに書き出すこと(ジャーナリング)」です 。
どんな時も、自分の言いたいことを言える、やりたいことがやれる、というのは今の社会ではそう難しいことではありません。昭和、平成の頃それは、私自身も20代、30代、に経験しましたが、まわりにどんどん発言する人たちの雰囲気を感じ取っている中、「なかなか自分はこう思う」が言えませんでした。そんな時、自分の心のモヤモヤを吐き出した場が、「自分の気持ちや感じたことを書く」ノートでした。
当時は、食事記録を書いていたのとあわせてほんの少し程度だったのが、いつの間にか専用ノートにザクザクと、書き殴りのようにただただ書いています。それは心理学を学んだ今でも続いていて、書くことで自分の気持ちを再認識することができるのです。
自分の気持ちを書き出すということは、表現力の一つです。
感情を言葉にすることに抵抗感を持つ人も多いですが、書くことによってあなた自身の感情を誰に憚ることなく表現できます。表現力というのは<筋トレ>と同じで、マラソン大会に出場するには筋トレで基礎体力をつけて、短い距離を走ることから始めるという準備が必要な様に、まずその感情を言葉にできなければ自分の感情を表には出せません。私たちが頭の中で思考しているスピードは、話すことや書くことに比べてとても早いため、忘れたり、同じ思考がぐるぐると空回りしがちです。
【思ったこと・感じたこと・気づいたこと】などを書くことで(体を使うことで)、思考のスピードが程よくスローダウンして初めて「そうだ」と認識することができるのです。日々感じたこと、あった出来事や印象深かったことに対して、「自分がなに対して」「どう感じているのか」を書き出すことで、自分自身の感情がはっきりとしてきます。すると、自分の気持ちや感情に対して、【どうしたいのか】という意識へ向かうことができます。
【書く】というのは身体感覚を使うことですから、身体感覚である五感の感覚につながる無意識にアクセスする窓口となるため、無意識(潜在意識)へのアクセスを助けてくれます 。そして、書くということは、ある意味自己対話です。コーチングは他者からの問いかけやイメージングへの促しによって、自己対話を促進させるプロセスですが、その時々の自分の感情を書き出すことで自分自身への気づきを深めてくれます。
「書く瞑想(ジャーナリング)」の具体的な進め方
書いて自分自身と向き合うという行為は、「書く瞑想」ともいわれ、自分自身の状態・今自分がどの場所にいるのかを確認することができます。これは、ジャーナリングというプロセスとして、Googleで開発されたリーダーシッププログラムで取り入れられ、アメリカのププリンストン大学やインディアナ大学ををはじめとして、各国の大学でも研究が進められているものです。
書くという行為は身体感覚を使い、思考のスピードをスローダウンさせるため、自分の気持ちを再認識するのに適しています。
- 自分の要素を「棚卸し」する: 生まれ持った資質、つい気になってしまうこと、譲れない信念、感情が大きく動いた出来事などを、一つずつ書き出します。これにより、脳に「自分の情報」が記憶され、自己認識が明確になります。
- 意欲の「ある・なし」を比較する: 「どのようなことに意欲的になれるか」と「どのようなことにやる気が起きないか」を並べて書くことで、自分の本当の価値基準を浮き彫りにします。
- 過去の「ささやかな成功体験」を掘り起こす: 子供の頃に夢中になった塗り絵や駄菓子選びなど、人から見れば些細でも、自分が価値を感じていた行動を書き出します。これが、自分の中にある「好き」や「得意」の種を見つけるヒントになります。
- メタ認知を高める「自己対話」: 「何が自分を止めているのか?」「この理想は本当に本心から望んでいることか、それとも他人の投影(期待)か?」といった問いを自分に投げかけ、その答えを書き留めます。
こうしたテーマをもとに、対話の回答として書き出すと複雑に考えてしまうという方は、その日その日に感じたことを中心に紙に書き出すというやり方がおすすめです。私たちの思考や感情はスピードが早く、書き留めることでそれを脳に定着させることができます。
紙に書き出す・オートクライン(自己分泌)とは:
もともとは医学用語で、ある細胞から分泌された物質(ホルモンなど)が、その細胞自身に作用することを指します。コーチングの分野では、この仕組みを応用して、「自分が発した言葉や書いた文字を、自分自身が再び受け取ることで脳に影響を与えること」という意味で使われています。
<特徴>
1. 思考を「意識」に乗せる:人間の脳は通常、意識できないほどの猛スピード(通常の200〜300倍と言われる)で思考や判断を行っています。オートクラインを活用し、言葉として話したり紙に書き出したりすることで、脳内にある目に見えない思考を「意識の上」に乗せることが可能になります。
2. 気づきと変化のきっかけ:
思考が意識化されると、情報が整理され、そこから新しい気づきや発見が生まれます。人の意識は「気づき」が起こると、その内容に対して自ら変化を起こそうと動き出す性質があるため、現状を打破する強力な力となります。
ジャーナリングは、単に紙に書き出す作業ではありません。この作業をすることで
- いまの自分の状況(仕事、家庭、メンタルや身体の状態)
- 本当に望んでいること(理想、目標、やってみたいこと)
- 自分が持っているリソース(知識、能力、これまでの経験、強み)
- 日々の客観的な観察から得た気づき
という「自分自身を知る」ことを促進させるのです。それはそのことに対して、深くフォーカス(焦点をあてる)しなければできないことで、ありのままの自分でなければできません。自分自身について書き出すことは、過去の自分、今の自分、未来の自分との対話です。そうした作業だからこそ、ポジティブな感情を引き起こし、創造性や気付いていなかった潜在能力への扉を開くことにつながるのです。
特に、自分が本心から望む【欲】を否定せず、ありのままに書き留めることが、鈍ってしまった【好き・嫌い(自分軸)】の感覚を取り戻す一番の近道になります。
もし、言葉にすることに抵抗があるときは、以下を参考にしてみてください。


メタ認知を高める|五感の感覚を意識して使う
五感の感覚が生み出す思考や感情への理解を深める
「何だかわからないけど、モヤモヤする」という状態の時は、誰でもあるものです。
そのモヤモヤは、なにをどう言ったらいいかわからない状態,自分がどう表現したらいいかわからなというモヤモヤは、「自分がなにをどう感じているか」が言語化できない時に起こります。最新の心理学では解明されていますが、身体的な反応がまずあって、それに対して何らかの感情が湧き起こります。
そのモヤモヤは身体反応が起きている状態なのです。
私たちは、体の持っている器官である、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)が、外界からの情報をキャッチして、情報伝達するホルモンや神経を通って脳にその情報を伝達しています。身体感覚の発する【快/不快】に意識の基となっているのが、五感から受け取っている情報です。どの様な【快/不快】を感じるのかは、五感の感覚が握っていると言えます。
「自分らしさ」がわからなくなっている時は、身体感覚(五感)が鈍っていることが多いため、五感ごとのモニタリング: 日々の生活の中で、以下の5つの視点から「心地よい(快)」か「不快」かを丁寧に見極めますしょう。
「自分の身体状態がわからない=今の自分の状態がわからない=自分らしさがわからない」
ということにつながっていきます。
あなたが、【不快】に感じていること、【快適】に感じるものもあるはずです。そして自分にとって良いものを選択する様にしましょう。それらを意識の上に載せるには、そこに、その感覚に意識を向けることです。
五感の感覚に気づく実践的ポイント
見ているものに対して、どの様な【快/不快】を感じるのかを基準に、五感の感覚に意識を向ける。
あなたの周りの視界に映るもの:環境・風景、映像、色、形、大きさ、文字、人、など何に【快/不快】を感じるのか、
聞こえているもの:環境音(騒音、BGM、物が動く音、自然の音)、人の声、音楽、心の中の「つぶやき(独り言)」どの様な【快/不快】を感じるのか
触れている身体感覚に対して、どの様な【快/不快】を感じるのか
味覚・嗅覚: 日々の食事や香りで感じる微細な感覚、食べているものや、生活品からの香りや肌触り
触れたもの:質感(ざらざら、ふわふわ等)や、身体の強張り・緊張をしている時、どのように感じるのか、どの様な【快/不快】を感じるのか
あなたが五感で受け取っている感覚がどの様なものなのか、そこに意識を向けてみましょう。
「本心の欲」と結びつける: 「これが好き」「こうなりたい」という純粋な欲求を否定せず、五感を通して得られる「心地よい感覚」を大切にすることで、自分軸が養われます。

メタ認知を高める|分析的な自己理解を深める
生まれながらの気質の理解・九星気学や西洋占星術
自分を理解する上でもう一つ大切なポイントは、自分自身について分析的に理解することです。
私たちは元々、生まれ落ちた時に西洋占星術であったり、九星気学であったり、とその星の影響を気質として受け取っています。その気質は、性格に影響し、考え方、それに伴う振る舞い方(行動)の基準、選択の基準に影響をしていますが、そうした気質について知らないままでいると、本来の自分の持っている良さが活用されず、気質が悩みに変わってしまいます。
私は幼い頃から母親に「なんで素直にハイって言えないの」と散々言われてきました。何に対して、「ハイ」と言えなかったのかは覚えていませんが、納得できないこと/嫌なこと/疑問が残ることだったのかもしれません。幼い子供のわたしは、大人にしたがって「ハイ」と肯定できなかったのです。
それは今に思えば、生まれ持った気質九星気学の六白金星の気質の一端を表しているのです。
30代の半ばにマクロビオティックを学んだことで、マクロの元となっている陰陽五行、九星気学の知識を得ることができました。私の生まれ星である六白金星は天の星であり、「人に容易に屈しない」という気質が一面にあります。
母親に言われてきた「なんで素直にハイって言えないの」という言葉は、自分の気質を知らず肯定するには幼過ぎた私にとっては、自分を否定された様な感覚で、「自分は鬼っ子なんだ」「悪いんだ」というような制限のビリーフとなっていました。今では、自分の気質についての理解や制限のビリーフの存在を知っていることで、「人に容易に屈しない」という気質は、「自分軸のある自分」へと変化させることができています。
私たちは、生まれ落ちた時にその星の持つ気質や人生を取り巻く様々な部分で影響を受けています。その生まれた家庭の環境以外に一生ついてまわるもので、人生の成功者はこうした生まれ星について知ってか知らずか、うまくその特徴を活かした生き方をしています。
置かれている環境を重視して、その気質や特性を使えていないがために、自分自身の生まれ持った気質や特性に気づかぬまま、自分らしさを失って辛くなるのです。
自分の生まれ持っている気質、特性を理解することに努めましょう。
そうすると、これまでの自分自身の言動に納得する部分「あ〜だから自分はこうしたのだ」と理解することができます。自分を理解することができるのは、自分らしさを知る第一歩です。
【自分のトリセツ】を作る|その際に気をつけたいこと
自分の感情や行動のパターンを書き出すことで、自分らしさを取り戻す【自分のトリセツ】を作っている人もいます。
自分のことをあらゆる部分で分析して書き出す:性格/癖/苦手なこと/得意なこと/うまくいくパターン、失敗するパターン/体調の変化、自分のものに対する対処/こんな時には、こんな反応をしてしまう
など、事細かに自分に対して分析して、「こんな時には、こうする」という対処法をあらかじめ決めておき、書き出して自分を知る、対処法を決めるという【自分のトリセツ】は自分自身を理解する上で、効果的な一方で、それまでの自分うまくいかなかった自分に対してダメ出ししたり、蓋をしてしまう場合があります。なぜなら、人は自分で気づくことで変化を起こすことができる一方で、【同じ思考に堂々巡りしてしまったり】【自分をマイナスに捉えてしまう】【どうしても自分に自信が持てなかったり】【やりたいことはあっても、うまくいかない】などが発生します。
頭で理解して、頭(理性)で対処しようとしてもうまくいかないのは当然のことで、人は合理的な判断だけで物事を行っているわけではないからです。
私たちの反応(感情、行動)は、癖、習慣、態度、性格、苦手や得意、よく起こる体調の変化に至るまで、これまでの体験から積み上げられた無意識のプログラムが影響しています。そしてインパクトある体験や繰り返し言われたことがビリーフとなって、その中のいくつかは無意識的に作用する制限のビリーフとなって、自動的に反応しているからです。
つまり自分のトリセツででてきた自分は、過去の体験から「それが正しい、それが事実だ」と信じてしまっていること、過去に周りの大人に言われたことで「自分は〇〇な子なんだ」「これは、こういうことなんだ」心の中で思い込んでしまった側面を持っているのです。それは、【自分のトリセツ】を作る際の注意したい点です
これを心理用語で思い込みビリーフといい、人生の中で自分らしさを拒む場合は、制限的なビリーフ(リミッティングビリーフ)と呼ばれます。
制限的な信念(リミッティング・ビリーフ)」の存在を知る
自分らしく振る舞うことを止めている最大のブレーキ、それが心理学で言う【制限的な思い込み(リミッティング・ビリーフ)】です。
リミッティング・ビリーフとは、「私は女性らしく振る舞ってはいけない」「私は目立ってはいけない」「何者かにならなければ愛されない」といった、過去の記憶(特に幼少期の親の言葉や体験)から作られた無意識の思い込みのプログラムです。
ビリーフは、過去の記憶と共に無意識化に保存さ当たり前のこととして思い込んでいるので、普段生活している時は気づいていませんし、誰しも何かしらのビリーフを持っています。
プラスに働く意欲的なビリーフであれば、人生のシーンでどんなことにも前向きになれたり、チャレンジに対しても意欲的です。マイナスに働く制限的なビリーフがあると、自分自身に対して、物事に対して、制限的な思考を持ってしまい、気づかぬままその通りの感情や行動を発動させています。
よく虐待された子供が親になって虐待してしまうもの、「叱るというのは体罰をするものだ」と当たり前に感じて、それに気づかず虐待の連鎖が起こったりします。
小さいときに「本当は男の子が欲しかった」という親の一言で、「自分は女の子ではだめなんだ」と思い込んでビリーフとなると、大人になって女性らしい装いをしたいのに、それができず男性の様な振る舞いをしてしまい、「自分らしさを表現できない」と悩む人もいます。
制限のビリーフは、当たり前と思い込んでいるために、望んでいることと反したり、相入れないために葛藤を起こすのです。
- 前向きになりたい
- 本来の自分の能力を発揮したい
- 今の現状が自分の本来とはちがう
- 自分らしさがわからない
と感じている時には、この制限のビリーフの影響つまりメンタル面でのなんらかの改善が必要かもしれません。しかし改善しようとしても、決意や意欲で乗り切ろうとしてもうまくいかないのは当然のことで、それだけ根深い部分に記憶されているものだからです。
ビリーフは「自分自身にとって当たり前」のこととして無意識の奥深くに保存されているため、普段の生活ではなかなか気づくことができません。このブレーキを外すために必要なのが、第三者的な立場からのアプローチをして思考のリフレームをすることが一番効果的です。これは自分を外側から観察点を変えるのが「メタ認知」です。
私たちは人生を生きている間は、真剣であればあるほど悩みは尽きませんし、全てのビリーフが解放されることはありません(そのビリーフがあったからこそ今のあなたが形成されてきているからです。しかし今なにか自分自身に対して悩みがあるのなら、人生を思う様に生きられていないと感じるのなら、メンタル面にあるものを見直す時期にきているのかもしれません。
コンフォートライフコーチングでも、ビリーフ解放のためのセッションを企画中です。NLPマネークリニックが基となっていますが、再構成して人生全般に対して抱えているビリーフに対処するセッションです。
まとめ|自分で自分の人生を生きると決める
現代は、結婚、出産、転職、退職、親の介護や見送りなど、ライフステージによって価値観や人生の優先順位が激しく変わる時代です。
だからこそ、一度作った“自分のトリセツ”に縛られる必要はありません。自分の価値観や取扱説明書は、時代の変化や自分の成長に合わせて、「いつでも自由に書き換えていいもの」だと柔軟に捉えておきましょう。
自分のこれまでに、こだわる必要もありません。
どんな知識やノウハウを使うにしても、一番大切なのは、「自分を探求し、自分で自分の人生を生きると決めること」です。周りに合わせる協調性も素敵ですが、あなたの心の底にある「これが好き」「これがしたい」という純粋な欲求を否定する必要はありません 。その決意の先に、あなただけの心地よい「自分らしさ」が少しずつ醸成され、作り上げられていきます。
まずは今日、小さなノートを1冊用意して、あなたの五感と本音を書き出すことから始めてみませんか?。
コンフォートライフコーチングでは、あなたの無意識にある制限的信念(リミッティング・ビリーフ)を解放し、本の真の価値観と目標を一致させるためのセッションを企画・提供しています。「一人ではどうしても自分軸が見つからない」という方は、ぜひ一度ご相談ください。
