自分にとって必要ないことは考えない

忙しく日々過ごしていると、
自分の周りにあること以外
ほとんど関心がなくなります。
ニュースやTV番組も、
断片的にしか情報が入ってきません。
気になる番組は録画撮りしてみますが、
それ以外は関心がないし、
やれどこかで何があった。
こういう悲惨な事故があった。
と言われても、
ピンとこないのです。
先日も海外のある場所で火事があったと
いうのをチラッとTVで聴きましたが
「それって日本に伝える意味があるのかぁ？」
という感じでした。
伝える側の強調するところで、
伝わる意味も変わってきます。
少し視点を変えると、
「それって、本当なのだろうか？」
というふうに捉えられるようになります。
周りのことが気になってしょうがない人は、
やれ、
あそこにはお客さんが多くきている
やれ、
近所の◯◯さんは、こんな遅くに帰ってきてる
だの、
自分にとってほとんど関係ない、
自分との影響関係のないことに、
自分にとって必要のないことに、
関心を向けています。
アンテナを外に広げすぎているのです。
それに対して、
自分の内側に関心をむけず、
自分の心や身体の声に耳を傾けることは
しません。
自分自身に意識を向ける。
それを避けるために
外側にばかり
意識を向けているのかもしれません。
しかし、
自分に取って必要のないことを
考える必要はないのです。
もちろん、世のため、人のため
を考えるのは大切なこと。
しかし、
自分の始末も追えない人が、
人の始末を追うのは違うのです。
自分を大切に出来ない人は、
人を大切には出来ません。
と、そんな偉そうなことを言っている私も、
かつては、
「私がどうにかしてあげなきゃ」という意識がつよく、
好きになった人を助けようとしたり、
自分が頑張らなきゃと思い込んだり、
とばかりしていました。
「それはちょいと違うな」と気づけたのは、
そうした恋愛や、人間関係のトラブルがあったから。
まあそれがあって、今の自分がある。
今は、いい意味で自分本位です。
それでもいいのです。
自分の人生は、
誰もモノでもない自分のものですから。
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