人生の充実

自分の2023年を【一年のテーマ】と共に振り返る

2024年1月2日

2024年が明け数日が経ちました。

常ならぬ出来事から始まった今年。

新しい一年をどのように過ごすのかの前に、その前に2023年の自分自身を一年のテーマと照らし合わせて、振り返ってみたい。

私自身の2023年その振り返り

私の2023年を占めていたもの

一年のテーマに触れる前に、2023年は私自身どのような一年だったのかを振り返ってみたい。

2023年は一年を通して、仕事のためのコンテンツ作りに追われていました。

ここ数年は

  • 憧れセミナー
  • ビリーフチェンジセッション
  • 一年のテーマ設定

などの自身のサービスのコンテンツ作りを次かが次へと行なっていましたが、昨年2023年は元からあった『五感力を鍛えて自分を知るメールレッスン』の改変をすすめていました。一昨年に一度テキスト変更したもののそれをリリースする前に見直すとやはりもう少し、五感の情報を込めたものにしたい、内容の濃いものにしたいと五感に関する勉強や文献を読み進めました。

五感・視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚は、NLP心理学の中では中核的な存在で、人が何らかの感情や行動を起こす時、過去の体験を記憶する要素として脳神経とつながる五感の感覚は、学べば学ぶほど、文献を紐解けば紐解くほど、その世界は膨大で、科学的な専門知識や情報が読み解くのに難解で、面白さの反面挫折しそうにもなりました。

時間ばかりが過ぎていき、コーチングセッションの再開も進めることができませんでした。

何度もこのテキスト作りをやめようかとも思いながらも進めたのは、五感というものへの理解、心理状態にどう影響するのか?ということをわかりやすく伝えずしては、NLP心理学をもとにした当方のコーチング、さまざまなプログラムを、本当の意味で進めていくことができないと感じていたからです。

もちろん、NLPの中でも五感に関しては学びます。
NLPの内容だけでも心理やコーチングへの理解は深まります。

しかし、ここ数年、親が亡くなったことがきっかけで心理的な変化があったことでいろんなことを見直す流れが来たことで、五感のテキストも見直しをしたいと始めたのが最初で、それに難渋した一年でした。

独自のプログラムを作り込む際には、こうした産みの苦しみはこれまでもありましたし、あって当たり前のことではありますが、そのことがきっかけで2023年は変化のいくつかがありました。その変化のあった人生のカテゴリーは、実に年初で設定した【一年のテーマ】のカテゴリーに関することでした。

 

2023年の自分自身のテーマ・【発動】がどのように作用したのか?

2023年は、一年のテーマとして【発動】というテーマのもとに過ごしていました。

その一年を終えて、【発動】テーマがどの様に2023年の私自身に作用したのか、改めて振り返ると、

今一番自分が叶えたい理想を支える基本となる部分、

  • 集中力
  • モチベーション
  • 行動力
  • 規則正しい生活
  • 本気
  • 信頼
  • 自分の世界の構築
  • 自信
  • 健康

というものに対して【発動】が作用したようです。

一年のテーマ設定は、テーマを決めるだけでなく自分に必要なカテゴリーを抽出してチャンクダウン(より詳細に明確化する作業)を進めますが、後から見直すとより具体的な行動とせざるを得ない状況が起きてきます。それは本当に人によって違うものです。

私の場合

  • 集中力やモチベーション、規則正しい生活の【発動】

UNEXTの解約、朝5:30起床、22:30消灯を実践するようになりました。朝の時間を有効に使おうと集中力、モチベーションが上がりました。実のところ2021年は父の介護や相続手続きから疲れが抜けず、続く2022年はセッションとセミナープログラム作りに追われ、身体的にも疲れていました。

結局のところ、あれもこれもと仕事を詰め込み過ぎても、自分には馬車馬スタイルではできないことがわかり、集中するためには、健康を維持するためにも、規則正しい生活が必要と日間するようになりました。

  • 健康を【発動】

(時々痛む時はあったのに)放置しっぱなしだった歯の痛みがピークに達して4年ぶりに歯科医院に生き、虫歯の治療を受けることになりました。

自分の身体の状態が良好でないと、心理的にも穏やかで冷静でいることはできませんし、それは人を相手にする仕事にも影響があるので、ないがしろにはできません。しかしここ数年は、無理を重ねて自分のことを振り返ることをおろそかにしていました。

  • 自分の世界を構築を【発動】

これは、結局、五感についてとことん学んでいることに繋がり、自分のコーチングスタイルをより強固にするものにつながるのだと、今振り返って考えると、しんどいながらもやり続けたこともそのことにつながっていると実感しました。

  • ・モチベーションの発動

なぜ今、この仕事のスタイルにしたのか自分が会社勤めしていた時、思うように自分を発揮できなかったこと、それならば自分でやるしかない」と再確認。

このように思いもしない形で、テーマのカテゴリーが実現することもあれば、達成しなかったこともあります。父が亡くなり3年経って、過去を引きずることが多かったところがありました。それが精神的に整理できたのだと思います。

<自分の時間の使い方
自分の意識の使い方、
の再認識>

そこから
睡眠時間の大切さを行動で実感

過去よりも未来志向
→もう過去の自分や出来事に引きずられるのはやめよう
ダメだったことではなく、理想とする自分へ意識を向ける

<自分のコンディションを整えることの大切さ>

歯科治療の大切さ
→定期的な検診を再開する

筋力、身体的なこと
→メンタルにも影響する

メンタルをいかに良い状態にするか
→ジャーナリング、セルフイメージ、瞑想など取り入れる

などの自分の根幹になる部分での意識変化。それは今年2024年に、必要なものは別の形で引き継がれそうです。

 

一年のテーマを設定するようになったきっかけ

毎年その年の初めに設定している一年のテーマですが、どなたでも一年の最初は、なにかしら「今年はこういう年にしよう」というものを持っているのではないでしょうか?。

私が一年のテーマを設定するようになったきっかけ、もとの起こりは2015年に遡ります。

その年、その数年前から念願だったNLP心理学を学び始めて、後半のマスタープラクティショナーコースを受講していた最中、母が持病を悪化させ亡くなったことです。同居していた親が亡くなるというのは身辺の状況がガラリと変わることを意味します。

身の回りのものを、処分したり、
個人でしていた料理の仕事も時間的にも身体的にも無理な

一年のテーマは、2016年、2017年の終わりにその年を振り返ってみたとき、共通するテーマのもとにその年の全ての行動がそこに向かっていたことに気づいて、ならばと2018年から年の初めにテーマを設定しようと始めたのがきっかけです。

そしてそのプロセスはオリジナルなものですが、年を追うごと自然とNLP心理学で使われているワークや考え方が反映されたものが加わり、そして年々一年のテーマのプロセスはより洗練され、本質的な変化へと導く内容になっていきました。

一年のテーマは、その年を貫く行動や思考を動かす指針となるものですが、その人が持つ内面・無意識的な自分が望むことに対する凝縮されたエッセンスです。

人は言葉に動かされるもので言葉にはそれだけの力がありますが、
自分が無意識的に共感すること
自分自身に必要だと思うこと
自分自身にとって価値を感じること

にしか、心を動かされません。

それは、一年であっても、一生であっても、一瞬であっても、どんな時も人がなんらかの情動を動かされる真の要因です。

手帳やデバイスを使って、書くとうことも重要です。

もともと、私自身
20代の頃は「日々の食事記録」や「自分が気づいたこと」や「感じたこと」「覚えておきたいこと」というようなことを、つらつらと書き残すことが自分の気質の中にありました。

そうした書き残すクセ・習慣があったことで一年を振り返る上で、自分を振り返る上での役に立ったと言えます。

手を使うという身体感覚を使うことで、私たちは、自分で忘れていたことや気付いていなかったことも無意識にアクセスして記憶や気づきを再浮上させて、自分のこととして定着させることができます。

一年のテーマを設定する上で前年を振り返ることはとても大きな要素で、人は新しい年になると、新しい希望や目標を設定するものですが、

それまでの自分を振り捨てたような、
それまでの自分を否定するような
現実味のない理想を

抱きがちです。

自分の過去のの経験は、いいこともあればいいことばかりではありませんが、そこに活かすポイントも、得られた気づきも様々あるのに、それを見ずにキラキラな未来だけを見据えるのも

人はだれしも時間というものに、何らかのイメージを持っています。

人によっては
過去というものには、あまりいいイメージを持たず、

未来というものには明るいイメージを持っています。

ある人は
過去という時間に、いいイメージを持っていて
未来という時間には、悲観的なイメージを持っています。

そしてそのイメージの通りの時間の過ごし方をしています。

だからこそ、その時間に対するイメージを振り返ることで、意味づけすることもできるのです。

 

一年のテーマを設定することの意味

人は本来何らかの行動をするとき、なんらかの意図をもってその行動を起こします。

日常の行動であれ、仕事場での振る舞いであれ、人と接する時であれ、気づいていなくとも、無意識的な、習慣的なものであっても、その人だけの目的があるからこそその行動をするのです。

しかし自分自身のことであるにもか変わらず、人は意識的に自分自身のことにフォーカス(焦点)を向けない限り自分のことには気づきません。自分の体験したことでさえ忘れてしまいます。

私たちの脳は、日々生活することだけでも膨大なエネルギーを必要とするため、今現在、注意を向ける必要のないことには、そのことに対して活動しません。

だからこそ、時には自分自身のことに深くフォーカスして、自分自身の願いや理想、現状の状態、体験から得たこと、というさまざまな自分自身に対する情報を知る時間をもち自分を俯瞰的に見ることは、脳に自分の情報を伝えることになり、そのことに対して脳を活動させることにもなるのです。

自分のことに注意を向けるのは、脳の働きを活性化させるためだけではありません。

自分自身のことに深く注意を向けることは、自分自身の本心にも気づくことです。

私たちは、自分自身の理想や願いであっても、目標設定であっても、それらは時に社会的な規範としての目標や、誰か身の回りにいる人(親や身内)が唱えていた願望や理想を見たり聞いたりしているうちに、自分のものとしてしまう場合があるのです。

一年のテーマを設定することは、単にテーマだけを決めるものではなく、自分自身の真意にきづくことでもあります。

自分の人生を自分らしく生きたい

というのは、誰でも願うことです。

しかし、それは、
自分自身が気づかなければ叶いません。

しかし、それは、
自分自身が心から望んでいることでなければ叶いません。

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  • この記事を書いた人

ライフコーチ・塩田マサヨ

Comfort-SensesLife Coaching 主催: 
コーチングセミナー&コーチングプログラム開発提供、心理関する五感の研究、
Kushi Macrobiotic Leadership Program Level 2/全米NLP協会認定マスタープラクティショナー/日本NLP協会認定マスタープラクティショナー/LABプロファイルプラクティショナー/米国NLP&コーチング研究所認定NLPマネークリニックトレーナー /米国NLP&コーチング

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