◎Conceptその言葉の定義
コンセプトという言葉の意味は、
ビジネスシーンやクリエイティブ、
商品、企画、サービスなど、
新しい何かを生み出す場面で使われる、
概念、発想、意想、新しい視点、新しい考え方、その行動の柱となるもの、考え方の中心となる骨格となるもの。
それがコンセプトです。
ライフコーチングという分野で、
大切な考え方の柱とするコンフォートセンスが掲げるコンセプト、
それは、
Comfort(快適さ)です。
◎Comfort-Life 人生の快適さとは?
- もっと自分らしく生きるにはどうしたらいいだろう?
- 自分自身のやるべき人生の使命はなんだろうか?
- 頑張って、へとへとになっても、充実感を感じることはなんだろうか?
- 日常の中にある、習慣や行動をもっとスムーズに行うには?
今、私たちを取り巻くさまざまなこと、社会や地域社会、家庭環境といったことに大きな変化の波が訪れています。
そうした時、私たち個人においても、生き方、あり方、に対して変わらなければいけないのだろうか?と、もぞもぞとした感覚を持ってるのではないでしょうか?。
- 何から始めたらいい?
- 何をしたらいい?
そうした時、私たちは迷う。それは当然のことです。
今までの当たり前が当たり前でなくなってしまうと、それまでのやり方、考え方が通用しなくなるからです。掴まっていた確固たる柱が揺らいでいるからです。
そうした時、社会の、外側の規範の、基準ではなく、【あなた自身の快適か快適ではないか】という基準を持って物事を判断すること。
それはあなた自身があなたの柱で立つということ。
あなたがあなたの人生のために、選び、決め、行動することです。
あなたの基準。
- あなたが、何を快適に感じるか
- あなたが、何を不快に感じるのか
それがあなたの基準になります。
その基準で生きる時、あなたのあるべき姿として、あなたの持っている力を存分に発揮して【自分の人生を生きる】第一歩となります。
◎あなたの快適さの基準・五感
- 好きなアイスが違うように、
- 好きな花が違うように、
- 好きな風景が違うように、
- 好きな音楽が違うように、
快適さを感じる感覚は、人それぞれ違います。
その指標になるのが、誰もが持っている五感の感覚です。
私たちは、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚、という五感のセンサーを通して、外界からの情報を受け取り、神経を通って、それを脳に伝え、さまざまな判断をしています。私たちの、普段の生活、生き方、仕事の中では絶えずこの感覚を使っていますが、忙しい日々の中では気づかずにいます。
気づかないままではなく【心地いい】にもっと意識を向けることで、あなただけの快適さがそこにあることに気づきます。
【快適さ】は
あなたが気づくことから始まります。
快適さはその人それぞれで違いますが、どの人にも共通して【快適】だと言える状態は、
- 行き詰まりや葛藤がなく
- 心も身体も充分にリラックスして
- やりたい事、目指す目標に対して
- 自分のペースで意欲的に行える状態。
そうした状態をコンフォートな状態と定義しています。
◎コンフォートゾーンとは違うコンフォート
1908年心理学者のロバート・M・ヤンキーズと、ジョン・D・ドットソンは、「相対的に快適な状態によって一定のレベルのパフォーマンスを発揮できる。しかし一方、パフォーマンスを最大限に発揮するには、相対的に不安定な状態、少しストレスが高い状態が必要だ」
と言っています。
そのことから近年、コンフォートゾーンは「自分がラクなぬるま湯状態」と言われ、新しい事を挑戦するには、能力を高める為には、このコンフォートゾーンを出ることが必要だと言われています。
しかし、ここ数年の社会情勢を振り返ると、私たちは、ぬるま湯の中にいるでしょうか?。
コロナウィルスが蔓延し、それ以前から、私たちは、大きな時代の変化の中にいます。
- ストレスフルな状態や
- 狭い環境の中で
- 過度な忙しさの連続
- エネルギー切れで
何かに向かって頑張っている人もいる、誰かのために懸命になっている人もいるのではないでしょうか?。
たとえ、慣れた場所にいたとしても、そうした時、その状態は、決してぬるま湯ではありません。逆に、今いる場所のお湯が熱くなってきても、飛び出すエネルギー、飛び出す方法が分からないとう状態なだけです。
だからこそ、あなたの【快適な】感覚をもう一度思い出すことが大切です。
◎今、本当に必要なコンフォートとは?
Comfort Life Coachingで扱うコンフォートは、この【コンフォートゾーン】のコンフォートとは一線を画しています。
あなたの中の快適な感覚を取り戻し、自然にその一歩を踏み出せる状態を促します。その一歩が踏み出せた時、すでにもう今までとは違う自分である事に、楽しみながら取り組んでいける事でしょう。
あなたの意識がそこに向かう時、可能性も、世界も、選択肢も目の前に広がっています。あなたの快適さや望む事は、誰にも分かりません。
正解は外側にあるのではなく、ご自分の内面に確かにあるのです。
本来持っているリソースを発揮するために、今を生きるあなたに必要な【コンフォート=快適さ】をあなたの中に取り戻していきませんか?。
◎コンフォートな状態を具体的にいうと?
- 美味しくご飯を食べ、楽しく前向きに人生を過ごせる状態。
- 健康的に過ごし、その日一日が終わった時に充実感を感じられる状態。
- 意欲的で自身のやりたい事を、仕事やプライベートの中で表現できる事。
- 人との関わりをもって、社会や地域の中で自分らしく存在できる事。
- なにかしら困難な状態にあっても、勇気と想像力をもって解決できるメンタル状態。
- 身体を休めたいときには、周りの人の目を気にする事なく素直に休むことが出来る。
快適さは心の状態の指標ですが、その状態を作る為には心の状態だけではなく、
身体の状態や食事、生活や人との関わり、そして環境も大きく影響しています。
そうしたあなたを取り巻く、全ての状況を快適なものにする。
心の状態、身体の健康、仕事への取り組み、環境状態、生活習慣、そうしたもの全てには、思考の使い方、ものごとへの捉え方、無意識にあるパターンが関係し、人の行動の90%以上は無意識的な行動だと言われます。ですが、無意識的な行動に変化を起こすことは可能なのです。
◎人生の快適さの先にあるもの
快適な状態でいることは、それまで気がつかなかった感覚や潜在能力が、自然と呼び覚まされるような状態です。私たちは、ややもすると、自分の感覚を無視して周りの人間関係や社会にあわせて行動してしまいますが、それだけでは長くは続きません。
なにが現れるか分からない危険を感じる森の中を歩くような時、気持ちも身体も緊張感が続くばかりの状態は心も身体も疲弊し、目の前の事に対処するだけの状態です。逆に、穏やかな草原にいて安全で快適な状態であれば、気づきを得られ、物事への集中力が増し、それまでに出せなかった能力を安心して出す事が出来るのです。
快適さ=コンフォートな状態を目指すのは
楽をすることではなく、人生をより前向きに、自分らしく生きることです。
自分自身の快適さを指標にして、仕事やライフスタイルの行動を設定してくことです。
自分を指標にするのは、<わがまま>なんじゃないか?と捉えてしまわれる方もいますが、【自分の中心軸】が分かっていることで、周りの人に対しても誠実でいられ、より良いものがめぐってくるのは、<類は友を呼ぶ>という言葉が示す通り古来からの変わらない法則として存在しています。
あなたが快適で良い状態であれば、良い状態の人が集まり、更にその和が広がっていく事でしょう。