メンタル・意識変化

自分の気持ちを感じる事が出来ますか?

2017年3月4日

こんばんわ。3月に入りましたね。

1月は行く。2月は逃げる。3月は去る。
といいますが、慌ただしく2ヶ月が過ぎたなぁという感じです。

2017年に入り、様々な変化が私たちの身の回りに起きていますね。
そんな時に、変化の波に上手く乗る事が出来るには、
ご自身の感情というものがとても大切な要素となっています。

 

感情を感じられなくなる理由がある

コーチングやセッションで人と接していると、
ご自分の感情、気持ちを表現することが出来ないという方が居ます。

深い悩み、困難な問題に直面している方ほど、
ご自分の感情を抑えて、理屈や理性で判断しています。

ある意味、我慢強く、人に尽くし、そして愛情にもあふれ、
とても強いエネルギーをもった方が多いのです。

だからこそ、
周りの人や状況に合わせて、ご自分の感情を抑えてしまうのです。

その状況がエスカレートしてしまうと、
どんどん自分の本当の気持ちにフタをしてしまい、
自分の感情を出す事に対して、抵抗感さえももってしまう。

そうして、
自分が、デキゴトに対して「自分自身がどのように感じているか」
という自分の感情に気づけなくなってしまいます。

【感情を表現する】というと、どうしても女性の場合、
ヒステリック、理由がはっきりせずわめき散らす、
そうした悪いイメージを抱きがちですが、

感情は、
単に、デキゴトやモノゴトに対してあなたが感じた事
であり、なにかを行なう原動力です。

なにかきれいな花を見たら、【美しい】と感じる。
ふわふわな動物の赤ちゃんをみて、【かわいい】と感じる。
歩いていて自転車に接触しそうになって、【危ない】と感じる。
美味しい物を食べて、【幸せだ〜】と感じる。

ごくごくあたりまえに日常の中で、感じる事をしているはずなのに、
自分自身のコアにある感情、喜怒哀楽の感情、が分からない。

感情の表現の仕方が分からない。感情を言葉にできない。

という状態に陥ります。

あるいは、

  • 感情を出す事は悪い事だ
  • 言いたい事を行ってはいけない
  • ありのままであっては行けない
  • 自分は◯◯ではいけない
  • 私は悪い人だから思うことを言ってはいけない

など、自分では気づかない制限となるビリーフが、
感情表現する事を止めてしまっている場合もあるかもしれません。

 

感情を表現できないことのマイナス面

そう言う私も、かつては自分の感情を人に伝える事がとても苦手でした。

学生の時って国語の授業などで、読書感想文とか作文を書かされても、
その事にスゴく違和感があって、
「自分が思っている事を書いてそれで評価されるのはおかしい」って
思っていて、今の様に自由に表現できなかったです。

社会人になって、職場の先輩などに
「今どう?。なにか困った事ない?」なんて話を振られても、
女性ばかりの職場で、「ヘタな事言ったら何が伝わるか分からん」
と思っていて、あまりフランクに言えなかったし、

一方で、家で不満やイライラを爆発させた10代の頃は
「そんな事で大騒ぎしてなんだ!」と
親や兄弟にそれを非難されて、人格否定されていました。

そうした10代、20代をすぎて、
30代の頃は本当にこれから先の人生について悩んで、軽い鬱にも似た状態になり、
ヒプノセラピー(当時前世療法とかが流行っていたので)のセッションでも
自分の悩みを口にする事もつらくて、しんどくて、泣きながら言葉に出していました。

感情を言葉に出せないって、だんだんと苦しくなるんです。

上手く感情を出せないと、ちょっとした事に対してもガマンしてしまって
鬱積が溜まってしまうので、怒りの感情に変わってきます。

そうするとイライラもするし、感情を出す時には上手く出せずに、
爆発させてしまうので周りの人ともぎくしゃくするしで、更につらくなってくるものです。

自分の感情を表現できないと、

  • 周りの人との人間関係、
  • 人生の成功、人生の達成感や充実感、
  • 自分自身がやりたい事、学びたい事、得たいもの、

に対する人生の行き詰まりが生じます。

なにをどうしていいのか分からず、そこで固定化してしまい、
正に、どう進んでいいのか分からない状態になるのです。

だからこそ、
感情をだすことをためらわないで欲しいのです。

 

感情を感じるようになる方法とは?

自分の感情を表現するには、
それまでの自分の状況、心情を表に出す事から始まります。

①日々、自分がどのような事をどのように感じているのか、
感じるままに、書き出す事を習慣化してみましょう。
その書き出した感情を分析せずに、ただ、理解するのです。

②些細な事から、ご自分が感じている事を行動にうつす。

些細な事から、ご自身が感じていること、やってみたい事、楽しいと感じる事、を実際に行動してみましょう。行動していると身体の状態も変わり、ご自分のペースで何かをしたくなるし、心の状態も変わります。

 

自分で感じるからこそ変われる

とはいえ、自分の事って一番分かりづらいものです。

つらさとか、行き詰まりを感じる事もなく、いまの感情がどうとか、行動がどうとか、感じる事がない。という方も、もちろんいらっしゃいます。

端から見たら、他に選択肢の広がる世界があるのにと思う方も居ます。

けれど、
「無理に変えよう」とか、「気づかせる」ということは
余計なおせっかい以外の何ものでもないと思っています。

コーチングやメンタルセッションは、
あくまでも、今のご自分の現状に行き詰まりや、悩みがある、
もっとこういしたいのに!という現状解決、

に向けたものになります。

そうした方の現状を明確にすることはあっても、

「困った事ないですか?」というようなあら探しをするような事は
ありませんし、

「こうするべきです」というような決めつけもありません。

あくまでも、ご自身で気づけた事、感じる事というのは、
一番変化を起こせるエネルギーになるから。

【自分の気持ちを感じる】ということの大切さ。
それはあなたが、変わるための原動力です。

自分の気持ちを感じる事が出来ていますか?。

よろしければ、「いいね」ボタンをお願いします!

-メンタル・意識変化

© 2024 Comfort Life Coaching