行動・仕事

モノを選ぶ時の効果的な方法とは?

こんばんわ。塩田マサヨです。
ここ10日ばかり、モノを選ぶ日々が続いていました。

価格やサイズ、嗜好、価格、サイズ、そして環境とのマッチング、
さらに周りの人への配慮、気遣いなど、
留意する点が多くていささか疲れ気味です。

今回は、のちのち生活に影響するモノなので神経を使いました。

私の物選びというのは、
とにかく現場主義というか、体感覚で情報を取り入れて
必要なモノを選んでいくという方法です。

ですが、これって心理学的にも理にかなっていて、
モノを選ぶときに効果的な方法となるのです。

この方法は、
日常的な身の回りのモノを買う時にも、
セミナーや学習プログラムを選んで学ぶ時にも
使えます。

その方法を、ここで解き明かしたいと思います。

 

 

たくさんの選択をしなければならない時ほど迷うもの

人は、今まで選択した事がないモノ、コトほど決断を迷います。

  • 高額商品を買う時、
  • 人生の分岐点に成りうる事、
  • 周りの人への影響がある事、
  • 選択肢が多くある時、

などの条件では特にそうです。

往々にしてこうした条件の時というのは、
出来うる事ならよい選択をしたいと思うものです。

 

迷うということはどういう事か?。

モノを選ぶときに迷うのは、

選択した事がない=経験した事のない事、を迷うのは、
決断する上での基準を持っていないからです。

①今まで選んだ事がないから迷うし、
②何をどう選んでいいか分からないから迷う。
③選んだ後に後悔したくないから迷うんです。

【本当にこれでいいのだろうか?】と。

つまり、その根底にあるのは、
・正しい選択をしたい。
・正しくなければいけない。

という思考が働いているといえます。

【正しい、正しくない】というのは、
他の何かを参照して、正しいのか、正しくないのか、
自分の中の物差しを参照して、正しいのか、正しくないのか、

という、参照=基準を使って判断しています。

 

正しい選択をするにはどうしたらいいのか?

①の【今まで選んだ事がなくて迷う】というとき
【情報がない】という状態で選ぼうとするから迷うのです。

選択するモノ、コトに対して情報を集めましょう。

インターネットで情報を集める事も出来るし、
パンフレットや新聞、雑誌、広告から、
機能や容量、素材、形、色、などのスペック情報を集める。

あるいは、
そのモノを実際に見たり、体験した情報をリアルに五感で感じた
自分のフィルターを通した情報を集める。

そうした情報を集めるためには、
なにかしらの行動をしていく必要があるし、

行動をしていくうちに、次のステップが見えてきます。

 

迷わずに選ぶには、価値観をはっきりとさせる

②の【何をどう選んでいいか分からないから迷う】という時、
そのモノ、コトのある状況、状態をリアルにイメージしてみましょう。
その上で、重要だ、大切だと思っているポイントを、
いくつもリストアップするのです。

スペック情報(機能や容量、色、形など)、
自分のフィルターを通して得た情報、

から重要だと思う事を出来るだけ書き出して、
そのモノに対して、求めることをはっきりとさせるのです。

重要だ、大切だ、という事がはっきりと分かるという事は、
スペックや自分が得た情報に触れるうちに、
あなたの無意識の中の価値観にアクセスし始めたことを意味します。

私たちは、気づくと気づくまいとに関わらず、
行動を起こす上で、自身の価値観をもとに行動をしていますが、

その価値観(=大切だと思う事、重視している事)を
はっきりとさせるのです。

 

肯定的な目的をはっきりとさせると後悔しない

③の選択する行動をし始めて、更に後悔しない選択をするには、
【それを得ることでなにが得られるのか?】という
【肯定的な目的】をはっきりとさせることです。

スペックや自分のフィルターを通して得た情報を超えた、
そのモノ、コトを得て、更に得られる目的のことです。
NLP(神経言語プログラミング)では、メタアウトカムといいます。

モノ、コトを手にした時の、自分の、
感覚や感情をリアルに感じること。
状態や状況をリアルに感じること。

そこに肯定的な目的が隠されています。

モノ、コトを選らんだら、それで得たい何かが
必ずあるはずなのです。

この【肯定的な目的】に気づかずに、なにかしらの選択をしても、

後から、
「なんだか欲しい物じゃなかった」
「もっと違う物でも良かった」

という後悔=不満が起るのです。

ブランドバックを買ったけど、
普段あまり使わないし、他の人も持っていて飽きてしまった

というのは、バックを買った事だけが目的で、
そのバックで得られる目的を全く考えていなかったからです。

 

選ぶ時に必要なのは、行動と思考と感情

ここまで、モノ、コトを選ぶ時の3つのステップについて考えてきました。
要は、行動、思考、そして感情という人の3つの状態を使うのです。

ただただ行動するだけでも、上手く行かないし、
頭だけで考えても、行き詰まって行動できません。
感情だけで突っ走っても、必要な情報は得られません。

悩んでいる状態で、なにかを無理に選んでも上手く行きません。

行動して情報を集めているうちに、
そのモノ、コト、に関する情報がインプットされてきます。
たくさんの情報から整理分析する(=思考する)
その情報の好き、嫌い、良い、悪い(=感情)を決める。

このプロセスはとても時間のかかる方法かもしれません。
なんどかこれを繰り返す事で、選択力、決断力がアップして時間も
かからなくなってくるようです。


実は、今回10日あまりを使って選んだのは
仏壇、仏具、そしてそれを置くテーブルです。

一昨年に母が亡くなり、家族だけで密葬をすませて、
昨年の暮れにようやくお寺が決まり、法要にあわせて
位牌、仏壇、仏具を用意することになりました。

仏壇、仏具の世界は値段もさることながら、
大きさ、品質、材質、をどのようなもので作られているかで、
金額もかなり違ってきて、迷いから始まりました。

しかし、時間も限られた中でも、納得できる物を選びたかったのです。

本当に質のいい仏壇仏具は、
扱っている人も自信をもっているのでヘタな値引きもしませんし、
買う方もそれを見極める目が求められるし、
自分が納得できる物を選ぶとき、本当に満足度が違う。
ということ学びました。

最初は悩んでなにから手を付けていいのか分かりませんでしたが、
行動して情報を得ていくうちに、
自分の中で言い悪いの選択が出来てきました。

そして、

「家族が悲しむよりも、明るい気持ちで
気持ちよく日々供養ができたらいい」

という肯定的な目的へ行き着き、満足度の高い物が選べたと思います。

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