行動・仕事

【変わりたいけど、変われない】のはなぜ? 

2017年8月24日

こんばんわ。塩田マサヨです。
また、暑さがぶり返してきましたね。

ワタシは幾つかメールマガジンを登録していて、ビジネスやプライベードでの参考にさせてもらっていますが、先ほど来た、メールマガジンのなかに、

【◯◯したい。だけど変わりたくない】という人が多すぎる。

とあって、変わるためには強い意識を持つ必要を説いていました。

【変わる】【変わらなければいけない】ということは、このビジネスメールに限らず、以前も違うメルマガのテーマで頂いていて、今、様々な人のなかにある人生のテーマになっているのが伺えます。

世の中が急激に変わろうとしていますが、じゃあ、【変わるってどうしたらいいの?】と、悩んでいる方も多いのではないでしょうか?

実は、コーチング、NLP(神経言語プログラミング)の考え方からすると【変わりたくない】、【変われない】という事にもとても深い理由があるので、取り上げてみたいと思います。

※「◯◯したい。でも変わりたくない」の◯◯は、他の言葉だったのですが、
それに決まりきった事ではなく、他の事象でも共通することなのであえて◯◯にさせて頂きました。

人が変わる時には、強い意志だけでは変われない

人が変われない理由その1

人は、望む自分になるためには、
環境、行動、考え方や信念、価値観、自分自身についてのイメージ、これらを全て目的の◯◯に沿ったものにする必要があります。

この5つは、
脳の部位、神経系統、感覚といった人の生態系等に結びついているものなのですが、「変わりたくない」というときには、これらのどこかに不一致感があるはずなのです。

この5つが一致して目的に沿ったものになっていれば、自然と無意識の内に変わる方向へ動いて行くものなのです。

人は自分を取り巻くこの5つのどこかに違和感があると、モチベーション(やる気)があがらず、その違和感のある所でもモゾモゾと停滞してしまいます。

例えば、靴の中に小さな小石が入っていると、「気にしないようにとしてもなんだか居心地が悪いなぁ」と感じて前に進むのにスムーズに歩けませんよね?。

それと同じで、「変わらなければいけない」という時には目的を明確に設定して、脳と神経系統、感覚に連動した5の項目を一致させるよう働きかける必要があります。

 

人が変われない理由その2

人の行動や思考の大部分を決めているのは、考え方や意志だけではありません。

人が持つ意識には、顕在意識(意識)と潜在意識(無意識)とがありますが、意識はよく氷山に例えられ、海の上に出ている顕在意識より海のしたに隠れた潜在意識は2万倍もの力、エネルギー、影響力があるので、意識と繋がった考え方や意志だけでは変われないのはこのためです。

潜在意識というのは、過去の体験の記憶や五感(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)の情報を気付かないうちに受け取りそれを無意識の内に処理しています。

その際に情報を、【ふるいにかけたり】、【選別している】のがビリーフという思いこみです。
自分自身や周りの人、モノ、コト、状況に関して「こういうものだ」と信じていて、それが無意識の内に行動や考え方を決めているのです。

 

ビリーフには、自分にプラスに働くビリーフもあれば、自分にマイナスに働くビリーフもあります。

自分にプラスに働くビリーフでは、

  • 自分は、やればできる
  • 自分は、困難があってもうまくいく
  • 自分は、いいものが巡ってくる
  • 自分は、助けてくれる人が現れる

など、
自分自身に対していい影響や、やる気、能力、パワーといったものを引き出してくれます。

一方で
自分にマイナスに働くビリーフでは、

  • 自分は、〜ができない
  • 男性とは、こういうものだ
  • 女性は、こういううものだ
  • 自分は、ダメな人間だ

など、
自分自身やモノ、コト、状況に対して制限となり、行動や思考を抑えてしまうものになります。

人が「変わりたい」、「人生を上手い具合に生きたい、豊かな人生を送りたい」と表層の意識で思っているとしても【変われない】、【上手い具合に行かない】、【欠乏感を感じる】という状態であるのは、無意識の領域にあるマイナスのビリーフの影響があるからなのです。

この無意識のマイナスのビリーフは、決意や意志では変わりません。

なぜなら、無意識のプログラムは無意識特有の扱い方があるからです。

自分は自分が出来ないと思う事に、進んで行く事は出来ません。
自分が悪いものだと思っているものを、人は手にしようとはしません。

 

【変わりたい】を【変えられる】にするには?

【変わりたい】を【変えられる】にするには?どうしたらいいのか?。
まずは、自分が自分自身をどのように捉えているのか、全てあぶり出して書き出してみる事です。

そして、

  • それはいつから始まって、
  • なにがキッカケでそう思うようになったのか?

という自分の過去や内面を探って行く事が必要です。

そして、

  • それに対しての気づきを深めて行くのです。

もちろん、ご自身でやられるのは難しい時、心理や内面をサポートできるコーチを頼って欲しいと思います。

一般的な意欲的な方に対するコーチングと違い、

NLP(神経言語プログラミング)のマスタープラクティショナーや
ビリーフを扱うマネークリニックトレーナー
ビリーフの身体的な影響を解放するDSRトレーナー

であれば、
スムーズに制限となるビリーフを解放する事が可能です。

 

【変わりたくない】でも【◯◯したい】という二つの気持がある状態は葛藤です。

 

【変わりたくない】でも【◯◯したい】というときの人の心理状態は、葛藤と呼ばれるものです。

【食べたい】でも【痩せたい】
【進みたい】でも【進めない】

というような、
アクセルとブレーキを同時に押している状態は、無理にアクセルを踏んでもエンストを起こすだけです。それは両方ともあなたの意識ではありますが、それを解放するにはやはり潜在意識にある本当の気持ちを掘り下げる必要があります。

「何やってるのちゃんとやらなきゃダメでしょ」と子供の頃に怒られた時、
そうしなかった事にも子供也に理由があったはず。

そこを掘り下げて本当の理由を見つけると、するりと納得が得られて変化する事が出来るのです。

 

まとめ

私たちは誰しも、生まれてから成長期の間に何かしらのビリーフを形成しています。
それは本当に、些細な体験から生じたものです。

事に日本人は、お金に対しての教育を小さいときから受けてはいませし、
お金に関する制限のビリーフは、ほとんど野放しの状態です。

  • お金は悪いものだ。
  • あくどい事をしなければ得られない。
  • お金は汚いものだ
  • お金を持っている人は、悪い人だ

と思っているとしたら、
お金を手にする事をしようともしないし、丁寧に扱おうともしないでしょう。

お金はある意味、全てのモノ、コトの象徴です。

お金のに対する考え方や扱い方は、あなたが扱う周りの人、モノ、コト、と同じで、お金に対するビリーフが現象として現れているはずです。
その考え方、扱い方の根っこになってるのがあなたのもつ【ビリーフ】なのです。


【変わりたいけど、変われない】という時、
ご自身のもつビリーフにフォーカスを当ててみてください。

 

追記

NLPマネークリニック(R)では、お金を入り口として人の制限となっているビリーフを扱うのですが、先日ワタシがトレーナーとして参加したセミナーで、「変わりたい」という生徒さんがいましたが、ご自身の中にあるビリーフを手放す事にとても抵抗されていました。

最終的には、ご自身の制限のビリーフを手放してキャラクターまで変わってしまい、
意欲的になられて帰られました。

「変わりたいけど、変われない」という状態は、ワタシ自身も体験がありますが、どこをどうしたらいいのか分からないし、分からないからつらいんです。

自分だけでつらいときは、心理を理解できる、聞くスキルのある、解決できる人を頼ってもいいのだと思いますよ。

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