こんばんわ。塩田マサヨです。
昨日は、
【あなたの価値基準が、全ての選択の基準になっている】
ということをお話ししました。
そのことについてもう少し詳しくお伝えしたいと思います。
自分に気付くことの重要性を知っていますか?
価値基準とはなにか?
価値基準というのは、
仕事に対して、
生活に対して、
人間関係に対して、
あるいは、
結婚に対して、
恋愛に対して
お金に対して、
各々の項目に対して、
「何を大切に思っているか?」
「なにを重要だと感じているか?」
ということです。
大切だと感じる事、重要だと感じる事、
それはあなたが今まで積み重ねてきた経験や、体験、
そしてその時、あなたが、何をどのように感じたか、
ということから紐づかれています。
【何をどのように感じるか】という時、
私たちは、五感を通して外側の情報を受けとっています。
感じる事と五感の関係について
五感とは、
視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚 の5つで、
多くの人が生まれながらに、持つであろう感覚です。
私たちは、40億ビット/毎秒 もの情報を受けとっていますが、その全てを意識の上に乗せていはいません。
創造してみて下さい。
それはまるで、四方八方からくる車の通るスクランブル交差点の車について、全てを認識するようなことです。車の色、形、車種、速度、運転手、ナンバープレート、に至まで覚えている。
とてもストレスフルで、記憶の回路がショートしてしまうのではないでしょうか?。
そして、脳は、認識し続けててしまうコトやモノに対して馴化を起こし、慣れた事には反応しないのです。
日常の中で忘れてしまう情報、意識の上に乗らない情報を思い出させるには、
普段のあなたが、何をどのように感じているのか、を知るにことです。
五感を意識して使うことで、あなたの感覚を高める事が出来ます。
五感の感覚に気づくことで、
あなた自身がなにを好きで、なにが嫌いかが分かり、
あなたが何をしたいのか、したくないのかを感じ、
なにをどのように感じるのか。
ということに意識が向きます。
追記:2018年05月29日/自分を知る事が増々重要になる
ここ数年そして今年に入って特に企業の不祥事、詐欺まがいの契約、教育現場での専横的体罰、というものが表立ってきています。これらはそうした企業や教育現場が特殊だからおきたことなのでしょうか?。過去をさかのぼってみれば、先の第二次大戦の末期に置いても、一億総玉砕とばかりに、作戦の体をなさない状態で大型戦艦大和を沖縄に送り出したその背景にあったのは、「なんの論理性ではなく、その場の空気によって決まった」のだという。
第二次世界大戦中にアメリカでは、そうした日本の意思決定や行動様式のパターンを分析、研究されていて、文化人類学者、ルース・ベネディクトの著書『菊と刀』の中に、
日本人特有の問題は、彼らはある掟を守って行動している時、他人は必ずその自分の行動の微妙なニュアンスをわかってくれる、という安心感を頼りに生活するように育てられてきた、ということである。
と記しています。
(参考:『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』山口周著)
つまり日本人は、ある集団の中にいると、自分の価値観や美意識、正義や誠実さというものを意識する事なく、その場の雰囲気ですべてを決めて判断している。
あるいは、
今、日本で起きている様々な問題も、ある会社の常識はそのムラの中だけに通用していた事が、表に出て、世間の常識では通用しないのだ。
という事を示しています。
そうした時、、ムラの理論や常識を一旦外して、徹底して自分の五感を使い、
- 自分で考える
- 自分の判断をする
という自分力を磨き、
自分は、何をどのように感じているのか?、ということを再定義し直す必要があります。
「何を大切に思っているか?」
「なにを重要だと感じているか?」
五感を通して自分を知ることが、これから増々必要になってきます。
そして、自分を知る、自分の感覚を信じる人は、自分らしい能力を発揮して生きて行く事が出来ますし、五感を使わず自分を知らないままの人は、今までの古いムラの常識に縛られて搾取されるだけです。本当に緊急の課題です。
まとめ
- 価値基準とは、あなたが大切だと感じること、重要だと感じる事。
- 私たちは、思考や行動をするときに価値基準を素に選択している。
- 価値基準は、あなたの今まであった経験、体験をどのように感じているかによるもの。
- 私たちは五感を通して情報をうけとり、何をどのように感じるのかを決めている。
- 私たちは普段受けとっている情報の全てを意識していない。
- 五感を意識する事で意識していなかった情報に気づき、選択肢を広げる事が出来る。
五感について、興味がわいたら、
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