メンタル・意識変化

<ふり>をしていると、その通りになる法則

2016年11月29日

blog16-11-29nigehaji

あなたは、
あなたがイメージしたことが、現実となったことがありませんか?
あなたが、ふと口にしたことが本当のことになったことはありませんか?。

「そんなこと、
ドラマや物語の中だけのこと」

と、疑っているでしょうか?。

絵空事だと片つけてしまうのは、人の想像力、イメージの力を信じていないからなのですね?。

気がついていないかもしれませんが、
あなたも私も、人は、イメージをすることで現実を作り出しています。

逃げ恥を通して気付く、イメージと妄想の大切さ

妄想が現実を作る

【なにかのふりをしていると、その通りになる】

古くは、イソップ寓話の「オオカミ少年」にあるように、
羊飼いの少年が、「オオカミが来た、オオカミが来た」とウソを言って
大人達を翻弄しているうちに、最後には、本当にオオカミが出たときには
誰も助けてくれずに、全ての羊がオオカミに食べられてしまった。

というお話。

【嘘から出た誠(まこと)】
嘘として言っていたことが、本当になってしまった。
冗談で言っていたことが、偶然に真実になってしまった。

ということわざにも通じるお話ですが、
これは寓話のなかだけの事ではありません。

火曜のTBSドラマ『逃げるは恥だが、役に立つ』を10月から見ています。
契約結婚、ムズムズ、きゅんきゅん、妄想女子、好き避け、などのキーワードや、
出演者の踊るエンディングの【恋ダンス】で話題となっていますが、
この【嘘からでた誠】が全体を通して描かれているように感じます。

主人公の森山みくり(新垣結衣ちゃん)は、心理学を専攻した大学を卒業、
そして大学院卒業の後も就職がうまくいかず、
派遣会社に登録して働いていたものの、派遣切りに合い職を失います。

そんな折り、
父親の知り合いであるシステムエンジニアの津崎平匡(星野源さん)の
家で家事代行をすることになります。

的確な要点の分かりやすい指示の津崎さんに、みくりちゃんは好感を持ち、

一方で、
津崎さんもプライバシーの部分に立ち入らず丁寧な仕事をするみくりちゃんに、
信頼感を抱きます。

ひょんな事から、みくりちゃんの両親が館山に移住することになり、
やりがいを感じていた家事代行を止めなくてはならなくなって
「ならいっそ、結婚しませんか?」というみくりちゃんの一言から
契約結婚することになった二人。

お互いのメリットからの契約であったものの、

・両家の顔合わせ、

・津崎さんの同僚のお宅訪問、

・叔母であるゆりちゃんの誤解、

・疑似新婚旅行

と、周囲の誤解を解決しようと
新婚感、親密感を出そうと振舞っているうちに
だんだんと心も、それにつられて恋へと発展していくのです。

このことは、
ドラマや漫画の世界だからというこじつけではないのです。

脳というのは、<なりきり>、<〜のふり>をしていると前頭葉、淡蒼球が活発に動きだし、<そのようになる>ようスイッチを起動させるのです。

<なりきる>、<〜のふり>をすることで、行動や思考もそれにふさわしく振る舞い、
そして環境もそれにふさわしいようになってきます。

周りの人もそのように接してきて、ますます、そのようになってくるのです。
参考:『のうだま やる気の秘密』上大岡トメ&池谷裕二 著

 

妄想、イメージの現実化を止めるものは、隠されたマイナス思考

妄想女子のみくりちゃん。
彼女は『情熱大陸』、『プロフェッショナル』の場面に自分をおいた
妄想を繰り広げますが、自身の就職に対しては現実化されていません。

みくりちゃんのなかにある、
叔母のゆりちゃんに指摘された就活フォビア(就職活動恐怖症)は、
就職活動が上手く行かなかったことからですが、

高校時代の彼氏・カオルに「おまえといてもつまらない」と言われた事や
大学時代の彼氏に「おまえ小賢しいんだよ」と言われた事が

さらには、描かれてはいない体験から、
自分自身に対して自信を持てないということが、
上手く行かない原因かもしれません。

契約結婚に関しては、
「何としてもこの状態を守らなければ!」という想いもありますから、
本気度、想いの強さも違うのが見て取れます。

思いがどれだけ強いか、どれだけ本気か、ということは、
脳を動かす上で重要なポイントです。

脳は、曖昧な表現だと迷ってしまうのです。
よりリアルに、明確であればあるほど、<そうなんだ>と思いこみ、
それにふさわしい現象を引き寄せるのです。

 

好きな人に褒めてもらう事で自信が持てる

加えて言えば、
好きな人、信頼できる人、尊敬できる人に褒めてもらうと、
より相手を好ましく思うし、自分自身への自信に繋がるのです。

だから津崎さんに、みくりちゃんは褒めてもらいたいと思うのです。

風見さんの夕食を失敗してカレーにした時も、
本格だしで作ったみそ汁を作った時も、

なにか言って欲しかったし、

逆に
家事をお願いしてよかったですと言われた時、
みくりちゃんの料理が好きだと言われた時、

とても嬉しくなってしまったのです。
そして更に、好意を持つようになっていきます。

そして、彼女いない暦35年のプロの独身の津崎さんも、これだけ近くにかわいい女性がいて、疑似恋愛を楽しんでいるうちに、疑似恋愛がだんだんと本当になっていく様子が丁寧に描かれています。この後、どうなるのか〜。最後まで、ムズムズする展開になりそうです。

 

追記:<ふり>というイメージをする作業が現実化させる

妄想、ふり、という作業はイメージする事です。つまりアイデアを視覚化することですが、
エジソンが作った電球にしても、フォードが作った自動車にしても、元々は妄想から生まれた物です。「こんな物が出来ないかなぁ〜」というイメージやアイデアは人を動かしていきます。

私たちの無意識は、イメージと現実の区別をしないので想い描いた事は事実として、その通りになるように私たちを動かしていきます。そして無意識下ではこの社会にいる人全てと繋がっていると言われていますから(集合的無意識)、自分以外の必要な人、モノ、事象をも動かすのです。

<妄想>、<ふり>の力は、侮れません!

 

まとめ

<なりきり>、<〜のふり>をして<なりたいもの>、<そうありたい>になれる

<なりきり>、<〜のふり>をして現実化するには時間もかかるということ。

<なりきり>、<〜のふり>をして現実化しないときには、
深層に制限思考が隠れている場合がある。

 

<なりきれない>、<〜のふり>がうまく出来ない時には、
『五感力を鍛えて、自分を知るメールレッスン』がおススメです。

制限思考があるのかも?と感じたら、
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