修身斉家治国平天下という言葉を知っていますか?
修身斉家治国平天下
(しゅうしんせいかちこくへいてんか)
天下を平らかに治めるには、
まず自分の行いを正しくし、
次に家庭を整え、
次に国を治めて
次に天下を平らかにするような順序に従うべきである。
儒教の経典・五経の『礼記』より
この言葉を聞いたのは、
クシマクロビオティック創始者の久司道夫氏からです。
Macrobiotic Leadership Programのセミナーでは、
日本という国の特徴、
日本人の気質、
日本の文化が起った理由、
人としてのあり方、
などののお話も伺ったものです。
また前回のアップから間が空いてしまいましたが、
この間色んな事が起きました。
選挙とか、御退位とか。
選挙なんて、
私が確かに入れた人は<世田谷区内で投票数0>
だとか。
<選挙で世の中が変わる>なんてことは
期待していませんでしたが、ここまで露骨だとあきれるばかり。
とはいえ、
私たちは私たちの影響の及ぶ範囲で、
なにかを変えるしか出来ません。
仕事や起業をしようというとき、
社会貢献をしようというとき、
高い目標を設定して、
周りの人のために、社会の◯◯のために、
と思っていても、
結局そうした人生の目標は、
- 自分がそうしたいからであったり、
- 自分がそれをする事によって満たされたいから、
に過ぎません。
大きすぎる目標や理想を掲げる前に、
自分自身の身の回りの者、事、を望む状態にしているでしょうか?。
というより、まずはそれでしょう。
自分の身の周りの事を変えられない人が、
人や国を変えられる訳がないです。
そういう私も、妄想のように、
「日本の食文化を守る」とか、「郷土食を守る」とか
えらっそ〜に考えていましたけどね。
私などよりはもっとリアルに、
そして影響力のある人たちが、頑張っていらっしゃるのがわかり、
「自分がしゃしゃり出ることではないな」とつくづく分かり、そこには向かわなくなりました。
自分が出来る範囲の出来る事でいえば、
もちろん、
輸入野菜や果物や肉は買いませんし、食べません。
日本で使われる添加物の多さ、農薬の多さは他国に類を見ない程だといいますが、
自分がそうしたものを選ばなければいいだけです。
調味料や食品も分かる範囲で国産の物を選ぶ事を意識しています。
外側ばかりに意識が向いていては、内側の大切な事を見失います。
健康や、家族、家の環境、身近な人、
そうした人たちに意識を向けた時、
あなたにしか出来ない、
あなただから影響を与えられること
があるのです。
1ぴきの猿が芋を洗い始めたら、他の島の猿も芋を洗い始めたように、
身近なところから、変化は起こるのです。
【追記】
身近にできる、大切な事はなんですか?。
その大切な事に対して、行動を起こしていますか?。
自分の身近な、自分が影響を及ぼせる範囲の目標を設定する事が大切です。
自分だけでは目標の設定ができない時、考えの整理がまとまらない時、
コンフォートライフコーチング・シングルセッション カテゴリー【人生の充実感】
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