行動・仕事

春は手放しのベストシーズン

2016年4月10日

春

こんばんわ。シオダマサヨです。
ここ数日温かかったですね〜@東京。

温かくなると、気持ちも開放的になるし、
体もふわっと緩むので、柔軟性がでて、
あちこち出かけたくなったり、行動力が高まります。

陰陽五行では、
冬の陽のエネルギーから、立春から少しずつ動いていた
陰性のエネルギーに一気に変わります。

陰性のエネルギーは、
解放、拡張、拡散、上昇、柔軟、といった特徴があります。
こうしたエネルギーの動きは、人の思考や行動に影響を及ぼします。

例えば、

  • 今までぎゅっと抱えていたものを、手放しやすくなる。
  • モノを片付けたり、処分したり、身の回りの物を捨てたくなる
  • 行動範囲が広がり、新しい交友関係が広がったり、旅に出たくなる。
  • アイデアが柔軟に浮かんで、新しい事をやりたくなる。
  • 新しい物を取り入れたくなり、古い縁、腐れ縁を断ち切る。

ということがあるかもしれません。
身体的にもこの時期、様々な排出が現れやすいです。

肝臓や腎臓の働きが活発になり、
冬の間にたまった老廃物質の排出が促されます。
重いウールのコートを脱いで、軽やかな綿のジャケットに変わるように、
春にあわせて身体も変わってきます。
温かくなるとダイエットをしたくなるのも、
春の陰性のエネルギーが関係しているのです。

手放しや、解放が起るということは、
その後に、受けとる事、形作る事、集中、凝縮、という次のエネルギーが起ります。

(マクロビオティックでいうところの、「陰極まりて、陽となる」ですね)
なにか停滞している時、行き詰まっている時は、
心も身体も動きが止まっている状態です。

心が動きたいと思っても、身体が動けない。
身体が動きたいと感じても、心が付いていかない。
ということがあるのです。

そうしたとき程、
季節のエネルギーを知る事で、上手に活用する事が出来ます。

身近なところでは、
モノを片付ける、処分するのなら今がベストシーズンです。

動きやすいことから始めると、
心や身体が一致して快適に行動できるようになります。

 

人の行動の原理に、【自己創造の原則】というものがあります。
アメリカの心理学者ジョン・ウェインバーグの提唱した考え方で、

どのような動機となる考えも、
どのような感情も姿勢も信念も、
それらを強める結果をもたらす
行動をやめることによって、弱める事が出来る。

とうもので、

つまり、
行動する事で、その動機となった感情や信念を強化することができる。

“動機となる感情が、行動をすることで、
その感情を強める” のです。

不安や恐れから行動すると、不安や恐れを倍増してしまう。
不安や恐れを避けようと行動すと、不安や恐れが二乗してしまう。

逆に、
楽しさや快適さで行動すれば、楽しさや快適さが倍増するのです。

人が手放しや変化を起こしたいと思うとき、
不安や恐れからではなく、
楽しさや快適さをもって行動できたら、よりよい結果を導きだせる。

手放しや、変化がなかなか起こせない時、
季節のエネルギーを知り、上手く使う事。

私たちも自然の一部ですから、
そのエネルギーを取り入れて行動する事は、
とても無理がなく、快適に、変化を起こす事が出来るのです。

私も先週は、要らなくなった食器類を
地元で開催のリサイクルバザーへ物品提供したり、
着なくなった衣類をリサイクル団体に出したりしていました。

数年前には気に入って冬になると普段着にしていたループニットも、
今シーズンはなんだか不思議と着たいと思わなくて、手放しました。

それをよく着ていた頃は、
気持ちももやっとしていたし、悩みがちだったときかも。
それを手放せたというのは、
ワタシ自身も何かしらエネルギーが変わってきたのかもしれません。

 

まとめ:

春は、こうした陰性のエネルギーを利用して、上手く手放しが出来るときです。
次にいいモノを呼び込むためにも、<春の手放しシーズン>
上手く活用してみてください。

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