【食べる】時には空腹以外の理由がある
甘いものが食べたい時の理由
あなたには、
無性に甘いものが食べた〜い
って時がありますか?
- 脳のエネルギーは糖質だから、朝起きたらまず糖質を食べよう。
- 疲れたら、甘いものを摂ってエネルギー補給しよう。
よくいわれていたことです。
最新の栄養学では、どんどんと新しいことが分かってきていますので、今では糖質だけでなく脂質も脳のエネルギーになることが分かってきていますね。
甘いものが食べたくなる時って、どのような時ですか?
- 忙しい仕事が終わった後に一息つきたい時
- お友達と会って、楽しい気分の時
- 嬉しい出来事が会った時、自分にご褒美として
- 仕事でイライラしてヤケ食い的に
- 恋愛で悩んで友人に相談しながら
という時ではないでしょうか?。
そうした時、甘いものが食べたくなるというのは、
疲れたためにエネルギー補給したいという身体の欲求だけではなく、ある感情を伴っている事に気付くはずです。つまり、私たちは何かしらの感情が伴って、【食べる】という行為をしているのです。
そして、
一日慌ただしく、オフィスにこもって仕事をした後、
毎日時間に追われてせわしなく過ごしている時、
狭いスペースの中にばかりにいる時、
マクロビオティックでは、身体と心の状態がストレスフルで、緊張状態であるのを【陽性状態】であるといい、それを【甘いものという陰性】で身体を戻そうとします。
陰と陽という二つのエネルギーは自然界、人の身体、食べ物、考え方、時間、思考、植物の生長、など様々なもの、考え方に存在しています。
自然界にあるエネルギーですから、意識するとしないに関わらず、
緊張状態に陥った時、自然と陰性の要素を補おうとします。
身体と心のバランスを取ろうとしているのです。
- 「甘いものが食べたいなぁ」
- 「クリームたっぷりのケーキを食べたい」
- 「でも、太っちゃうかも」
- 「でも、食べたい。食べちゃおう」
- 「あ〜食べてしまった。しかも2個も。」
と、嬉しくなったり、後悔したり、葛藤したり、食べた後にも感情が伴います。
しかし、そうした時あなたは、気づいていないかもしれないけれど、その日一日、めいいっぱい頑張ったのです。あなたは、自分をゆっくりとリラックスさせてもいいのです。
食べたいのなら、最後まで満足して食べた方が、身体の満足度も変わります。
心で葛藤を起こすから、身体もどうしていいか分からずエネルギーが滞るのです。
食べる以外のリラックス方法を探してみる
もし、ケーキを食べて後悔しそうなら、他にリラックスすることをしてみたり、自分が納得する甘いものを食べてみるのもおススメです。
例えば、
- たっぷりと香りのいい好きな色の花を買ってみる。
- 身体がリラックスするように動かす。
- 心許せる友人と、ただただおしゃべりする。
- 水族館でゆらゆらと泳ぐ魚を眺める。
- りら〜っくすする音楽を聴く。
- 葉もの野菜をたっぷり食べる。
- フルーツを食べる。
- 自分が許しているスイーツを決めて食べる。
という、甘いもの以外の陰性のモノ、コトを選ぶことで葛藤を減らしながら、心と身体のバランスを取る事も出来ます。
ワタシも丸1日セミナーに参加したあと、帰り際に甘いものをつまんで一息つきます。
一日中集中して、部屋の中にこもって、頭もフル活動の後には緩める事も大切です。
そうすると、もう少し頑張れそうなのです。
甘いものは、小さなドライイチジクだったり、和スイーツだったり、
自分が納得できて許せるモノを、予め選んでいます。
この間は新くみつけた森永製菓のマクロビ派シリーズ第二弾。
<マクロビ派ブラウニー>でした。
アーモンドパウダーや豆乳、なたね油、甜菜糖、全粒粉小麦を使ったおやつはワタシにとって安心して、自分が納得して食べられるおやつなのです。
自分でおやつが作れないときには、こうしたおやつは嬉しい存在です。
あなたは甘いものを食べたり、リラックスすることによって、
また、頑張ろうという気持ちになれるはずです。
食べるのなら、後悔したり、葛藤したりという感情を外して、食べている間も食べた後も100%満足して嬉しい気持ちを持続させながら食べる事。それは身体にとってもいいエネルギーを流すコツです。