食べる

食べ物への意識とマクロビオティック

2014年12月10日

Kushi Macrobiotic Academy

あなたは、あなたが食べたもので出来ている

 

普段の食事に、意識を向ける時代になってきました

塩田マサヨです。こんばんわ。

寒さが日に日にこたえてきますね。
こんなときは、身体を温める煮物とか、スープでホッコリしたいですね。

わたしは、生活にこの10年近くマクロビオティックという食事法を取り入れてきました。
恵比寿にあったKushi Macrobiotic Academy・クシマクロビオティックアカデミィーで学び、その後Macrobiotic LeaderShip Program・マクロビオティックリーダーシッププログラムでみっちりと研修を受け、まだ存命だったマクロビオティックの世界的指導者である久司道夫氏からも直接指導を受けたこともあります。

マクロビオティックというと「ああ〜マクロビオティックね」という感じで、
10年前に比べて認知度は上がってきたようですが、あなたは、どんな印象を持ちますか?。

  • 「お肉食べちゃいけないんでしょ?」
  • 「玄米菜食なんでしょ?」
  • 「う〜ん。難しそうで良く分からない」

というところでしょうか?。

私が【マクロビオティック】という言葉を知ったのは、10年前に母親が入院した2003年前後くらいに横森利香さんの本で“マクロビオティック”という言葉を初めて目にしました。子宮筋腫を患った横森さんが、マクロビオティックをはじめとして、様々な自然療法やスピリチュアル的な方法で筋腫を改善しようと試みた本だったと思います。

マクロビオティックは食事療法というだけではなく、言うなれば、

その人の住む環境や季節、その人の体調に合わせて食事や生活方法を取り入れることで
その人らしい生き方をするというライフスタイルの方法論です。哲学とも言えます。

 

マクロビオティックとは?

マクロビオティックを分かりやすく言うと、

赤道直下や亜熱帯の地域では、暑さを和らげるために、果物やスパイスの利いた食べ物を食べるように、寒い地域では、身体を温めるために肉食を多くし煮たシチュー等の食べ物を食べるように、自分の身近にある食材を食べることで身体の調整をします。

日本では昔からある日本の食材を使い今で言う“地産地消”をさす「身土不二」を取り入れることで、日本人らしく身体を整えます。今住んでいる土地の食べ物を食べるのは、その食べ物の持つエネルギー(波動)と共鳴しやすく一番、身体に無理が無く合いやすいのです。

もう一つは、
食材を皮も葉も根も、アクも含めて丸ごと食べることで身体を整えること、
魚なら頭からしっぽまでまるごと、野菜なら根から葉まで、穀物なら精白せず外皮も含めて食べることで、食べ物の栄養素をバランスよく摂ることが出来る「一物全体」という考え方があります。

マクロビオティックの考え方は、この2つがベースになります。

そして食べ物のエネルギーを、中国古来のエネルギー論である陰と陽に分けて見ていきます。
ここが難しいと思われ敬遠されがちな所ですが、陰陽というのは世界のあちこちにあります。

プラス/マイナス
男性/女性
時計回り/反時計回り
右側/左側
北/南
西/東

といった、2つの相反するエネルギーの事です。
他に特徴はありますが、大まかな所をお伝えすると、

  • 陰性は、広がる、長い、ゆるい、おおきい、春、夏、などのエネルギー
  • 陽性は、ちぢまる、短い、固まる、小さい、秋、冬、などのエネルギー

となります。

この陰陽のエネルギーを意識しながら食べ物を食べることを重視しています。要約すると、
日本人は日本の食べ物を、季節ごとに旬の食べ物を食べましょうね。
ということです。

今では年がら年中、季節問わず、野菜でも果物でもお店に行けばモノが揃う時代です。
夏が旬の、キュウリやレタス、オクラ、トマト、レタスが冬のスーパーの店頭に並んでいます。
秋冬が旬のねぎ、白菜、小松菜、大根、ごぼうなども夏のスーパーに並んでいます。

それは、保存技術や栽培技術が発達したからこそ出来るようになったことですが、本来は、
その季節季節のものを食べるのが、身体には一番いいものなのです。

 

食べるものは、人を心身共に元気にするもの

食べ物は、ただカロリーを摂るだけでなく、お腹を満たすだけのものでなく、身体を調整したり、健康にしたり、元気にしたりしてくれるものです。

食べるものは、身体と心を癒すものなのです。
人は身体が元気だからこそ、人生を生き生きと自分らしく生きられるのです。
今、その手に取った食べ物があなたのこの先の未来を作っています。

  • 今まで、ただあたりまえに食べていたものに意識を向ける。
  • 今まで、食べて後悔してしまった食べ物に意識を向ける。
  • 漫然と食べていた自分の食べ方、食べる習慣に意識を向ける。
  • 五感の感覚や身体の感覚に意識を向ける。

もちろんこれらは、制限的に考えて食べるものではありません。
同じ食べるのなら、より自分にとって良いものを、自分に合った食べ方で、食べることを取り入れて行く事が大切なのだということです。

「〜〜するべき」「〜しなければ行けない」ではなく、
「〜〜しよう」「〜〜したい」で食べる事です。

今、あなたは、普段のご自分の食事に100%満足していますか?。
食事の満足は、あなたの思考を変え、感情を変え、行動、人生をも変えて行きます。

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