あなたが食べる目的はなんですか？。意識して食べることで身体の求めるものに気づく。

最近はすっかり、外食を楽しんでいるワタクシ。
金曜日は渋谷ヒカリエで沖縄料理・うりずんで
半麺半ゴーヤチャンプルー定食。↑

土曜日は両国・のちゃんこ道場本店で
津軽海鮮丼定食をいただきました。↑
以前からのワタシをご存知のかたには、
すっかり脱マクロビオティックかい？
と思われるかもしれません。
そもそもマクロビオティックってツールです。
今までの生活で乱れた食の味覚や食事の取り方を
修正、調整して、
自分が健康になるため、
自分が自分らしい生き方をするためのものです。
暴飲暴食して、身体のことを考えずに食事していた男性が、
マクロビオティックを取り入れたら体調が良くなったり
加工品や添加物やアミノ酸系調味料になれた味覚を
日本の郷土食材、切り干し大根や昆布、ヒジキなどを
食べることで、
本来の食材の味を感じられるようになったりします。
そういう段階があってもいいのです。
マクロビオティックの指導者の方が
肉や魚を食べたり、タバコ（はワタシは吸いませんが）を吸っていて
なんだそれは、と非難する人もいる。
マクロビオティックは
「あれを食べちゃダメ、ああしろこうしろという」
「これで健康になれると信じているのは狂信的だ」
それは宗教だろうという捉え方をして否定的な人もいる。
（というよりその人自体、宗教を否定するのもどうかと思うが。）
人は、誰かを自分の思うようにしたいと思い
イライラしたり、腹を立てたりしている。
その人は、なんら自分とは関わりのない人であっても、
批判したり、腹が立ったりさせている。
もちろん、身近にいて失礼な態度の人間にはワタシも腹が立つが、
それはもう関わらなければいいだけのこと。
自分自身の人生を充実させたいと思ったら、
人を批判したり、腹を立てている時間はむだな時間。
というか、そんなことをしている暇はないのです。
話が広がりすぎてしまいましたが、
スキンケアでも同じ化粧水乳液を使っているうちに、
だんだんと肌の変化が起きなくなるので、
ときどき新しいものを取り入れた方が
肌の活性度が高まるのですが、
食事法もずっと同じやり方をするより、
違う方法を取り入れた方が、身体が活性化してきます。
季節によって食べ物を変えたり、調理法を変えたり
ということは自然としているはずです。
根菜をコトコト煮て食べるのが多かった冬から、
さっと火を入れて食べる和え物や酢の物が増えてくる春。
というように。
なので、
マクロビオティックも、ある程度身体の調整段階が済んだら、
普通の食事を取り入れるのも、全くアリだと考えています。
もちろん添加物を避けて、
昔ながらのやりかたで作られた食材を選びつつです。
脳化学の世界でも、行動がマンネリ化したら
意識的にいつもと違うことをすることで、
脳が活性化すると言われます。
そもそも食事や暮らし方の一つの方法である
マクロビオティックは哲学とも捉えられますが、
何のためにそれを取り入れるのか？
と考えれば、
食事は、
快適で健康的な身体と心のために摂るわけで、
マクロビオティックを実践するのが目的ではないのです。
快適な身体と心が手に入れば、自分の世界を広げられます。
自分の人生を自由に創造して、生きる事が出来ます。
今、ワタシはその段階にあるようです。
あなたの食べる目的はなんですか？
食べること自体が目的ですか？。
身体を養うことが目的ですか？。
食べて楽しむことが目的ですか？。
自分がどうしたいかを深く意識することで、
気づくこともあるし、こうしよう！ということが分かってきます。
そうすると、食事での悩み、身体への悩みが手放せるようになります。
今日の１％習慣：
日常の中であいまいな、食べるということの目的を考えてみる。