人生の充実

自己啓発本やセミナーは無駄なのか?〜リスキリングのための効果的な選択の仕方〜

2023年7月12日

こんな方におすすめ

  • 何かを学び始めたいと感じている方
  • 知識やスキルの習得にお金をだすのをためらっている方
  • リスキリングで効果を上げたい方
  • 必要だと感じても、何を学んだらいいか悩んでいる方
  • 必要な感じても、それを学んでいいのか悩んでいる方

あなたは、なにかを学び始めたいと思っていますか?。

そうしたとき、
「自己啓発本やセミナーは無駄」
「セミナーは高ければいいわけではない」

という発信が気になって、学びを始めるべきなのか?、なにを選んだら正解なのだろうか?、と迷っていませんか?

私たちが何かを学ぶ時、スクールやセミナー、通信教育、本を読むといった方法でスキルや知識を習得します。その情報によってそれまでしらなかったことを知り、生活やビジネスに役立てることを目指します。さらには、人生をより良くしたいという意識もあるかもしれませんね。

私もそうした学びをこれまでもしてきた一人です。

気になることはスクールやセミナーを通して学んできました。

今はもっぱら本を読むことからで、わからないことがある時には必要な文献を書店やAmazonで購入しますが、Amazonで本を買うとき、気になる本をチェックするときには書評をつい見てしまいます。それは、自分が思っているような本なのか?、望んでいる情報が入っている本なのか?、他の人の意見を参考にしたいと思うからなのですが、そうした中で時々見るのが、「この本は読んでも無駄だった」「ありきたりな内容だった」などの意見。

もちろん、人それぞれいろんな意見があるのは当然のことです。

中には、高いお金を払ってセミナーに参加したのに「無駄だった」と切り捨ててしまったりする人もいます。
あるいは、周りの人が、学ぼうとしていることに「そんなこと無駄」と批判する人もいます。

果たして、本当に無駄だったのでしょうか?。

無駄にしないためには、どのような選択をしたらいいのでしょうか?。

【リスキリング:学び直し】の必要性が叫ばれている昨今、自発的にあるいは勤め先からの指示で学ぶことを必要としている方達も多いはず。

【リスキリング:学び直し】をもっと自分に生かし無駄にならないためには、どうしたらいいか?。自己啓発本やセミナーの選択の方法、取り組み方についてお伝えします。考え方の一つですが、【リスキリング:学び直し】をより良いものにしたいと思っている方は読み進めてください。

自己啓発本やセミナーでの学びを、より有効にするには?

無駄にするか有益にするかは、本人次第

セミナーや自己啓発本、あるいは書籍やツール、ノウハウといった情報や知識を、無駄にするか有益にするかは、

自分次第つまり本人次第。その一言に尽きます。

以上!

って、辛口?ですかね?。

【リスキリング:学び直し】でも、他のなにか新しいことをしたい時でも、なにか情報や知識を得たいという時には、人が行動する時には意識的にせよ無意識的にせよ、何らかの願望・得たい何かがあるからです。何かしらの困難、避けたい何かに対応したいと思うからです。

つまり、人生の今の状況をよくしたいから・・・・・・新しい知識や情報を学ぶ

つまり、人生の困難やトラブルを避けたい・・・・・・回避する方法を知る

ということです。

その目的を顕在意識では認識していなくとも、セミナーや自己啓発本、書籍、ツール、ノウハウを入手したいという先には、無意識的にはちゃんと目的があるのです。その無意識の目的を理解するか否か、本当に望んでいるのかを決めるのは、本人にしかできません。

他人が「あなたの目的はこうでしょ?」といっても、納得できない理由は受け入れられないのと同じこと。

自己啓発本、セミナー、書籍やツール、といった、ノウハウ、情報、知識を無駄にするか有益にするかは本人次第

と言うほかないのはこうした理由です。

ですが、必要ないと切り捨てて何もしないままでは、それまでの経験も知識も生かせないことも事実です。

新しいやり方を取り入れるには、自分がそれまで持っている知識や情報だけでは、それまでと同じ古いやり方をし続けるということに他なりません。

新しいやり方や情報を入手するということは、そこから新しい考え方やノウハウ、スキルを自分にインプットして、人生のなかで活用するためという前提があります。

つまり、人生のなんらかのシーンの中で<使う>ということが前提となっています。

そして、人生に良い変化を起こしたいという【理想】があることが前提となっています。(なにも、人生を悪くしようとして、新しいことを学ぶ人なんて誰もいません)

【使う】目的も、人生の【理想】も、自分自身だけが知っていることです。自分自身が望んでいることです。

学ぼうとしていることを、書籍でもセミナーでもスクールでも、無駄にしないためにはあなた自身が、そうした使う目的、理想とする人生を明確にすることです。

 

その本やセミナーは、本気で自分にとって必要なのかを見極める

自己啓発本でも、セミナーでも、それが本当に自分にとって必要なものなのか?

選択するのはその一点です。

今はクリック一つで、なんでも購入できる時代です。

本でも、情報でも、セミナーでも、クリック一つ、カード情報一つで購入でき、そして販売する側も、購入を促すように期限を設けていたりしています。

すぐに、買えることで、
期限を気にしながら買うことで、

その本やセミナーがあなたにとって本当に必要なものなのか、お金おかけてでも手に入れたい価値があるものなのか、検討もせずに購入してしまうほど、後から無駄だったと不満を述べたり、得た知識を活用もしないまま(まだ足りない、まだ足りないと感じて)セミナーを渡り歩いていてしまう。

というに陥りやすいのです。

そのためにも、本当に必要だと思う知識や情報かどうか、購入する前にきちんと吟味する必要があります。

書籍にしても、Amazonで買ったとしたら内容はわからないのは当然で、解説で疑問があったら書店で目次や内容をチェックして自分に必要な知識だと思えば購入し、知っている内容や自分にはフィットしないと思えば購入をやめればいいだけのことです。

時々、書評やSNSなどで「この本は時間の無駄だった」「自己啓発本は意味がない」とい評している人は、それこそ、選ぶということに時間をかけなかっただけです。

それはセミナーに対しても同じこと。多くのセミナーやスキル習得の費用は安いものではありません。それを学ぼうというのなら、その情報に対して自分なりに書籍なりネットなりで、事前に下調べをすることもできます。今は、体験セミナーをしているスクールもあるし、大金を払うということに対して慎重になることもせず、受講してしまってから「無駄だった」といってそれを否定するのは、それだけ本気ではなかっただけのことです。

本気でその知識を吸収したいと思うなら、それが自分にとって必要な情報なのか調べるのは必要なことです。

  • 本なら、書店で内容を確かめる
  • セミナーなら、関連した書籍をまずは読んでみる

そうした準備というか、リサーチはやっぱり必要で、闇雲になんとなく良さそうだからで決めるから、あとから意味がない、効果ない、使わない、お金だけ高かった、ということになりがちです。

その本を手にするのは、

  • タイトルが気になる(偶然)
  • 見てみたいと探していた(興味)
  • 資料として知識として(必要)

というパターンがあるように、私たちはなんらかの意味があってその本を手にします。

そして、中のページや目次を見て自分に必要だと感じた時、その本を読み始めるわけです。その本の中にある情報に触れ「そうか、そういうことなのか」「そうだよね、自分もそう思っていた」「そういうやり方・考え方があるのか」、というような発見をする。

その内容全てが、必要なこと、自分が求めていたことではないかもしれません。ですが、その本の一文が、1行が、その1ページの内容が、本当に必要な求めていたことであれば、それはあなたの未来にとって役に立つ何かになりうるものです。あるいは、求めていたものと違ったとしても、のちのち役に立つということもあるのです。

知識は単に経験値=経験知を増やすだけのものではなく、それをなににどう使うのかによって、その情報はゴミにもダイヤモンドにもなるのです。

“バカとハサミは使いよう”

という諺があるように、ものでも情報でも使いようです。

もちろん、得た情報やスキルは、すぐになにかに役に立つということはないかもしれません。後になってのちのち役に立つということもあります。私も30代のはじめに技術を活かした仕事をしたいと、MacDTPのスクールに通いましたがそれ自体を仕事にすることはかないませんでしたが、今自分でセッションプログラムを提供するのにツール作成に役に立っています。

それができるのは、その習得の際にガツんとモーレツにそれに対して向き合ったからこそできるのです。

やりながら「これ、ダメだわ。意味ないわ」と思いながら読んだり学んだりしたことは、あとになっても役に立つことはありません。

それは、役に立つほどのレベルに達するほどの知識やスキルを蓄えなかったからです。やらされた勉強は身につかない」という言葉があるように、本当に必要なこと、興味をもって学ぶことは、その知識や情報に対しての受け止め度が違うのです。

私自身も最近それを実感したことがあります。

NLP心理学を学んでいた時に関連書籍として読んだ本を参考文献として読み直したところ、内容の入り方・納得の仕方が全然違うのです。「なるほど〜」と理解できる深度が、情報として読んでいた時/必要だから読んでいた時との理解の違いの大きさに驚いています。

必要だと実感すればするほど、その情報(セミナーやスキル、書籍)の吸収度は変わってくるのです。

【リスキリング:学び直し】の必要性が叫ばれる中で、何でもかんでも学べばいいというのは、時間お金も無駄にかかってしまいますし、限られた時間の中で、成果の上がる学びリスキリングを実践するには、

  • 今のあなたにとって、なにが必要か
  • 今のあなたは、なにを望んでいるのか

を深く実感していること。

その上で、そのセミナーや書籍は、「それを満たしてくれる存在なのか?」ということをまず、見極める必要があります。

もちろん、生きている間の学びに無駄なことはありませんが、必要なのは何かを見極めた上でなければ、「あれもこれも」気になる、「あれもこれも必要そうだ」で、学びつづけても結果として何一つそれを活用することができず、「自分はこれを知っている」でマウントするしかない、「自分はこのセミナーに参加した」とうことでしか主張できない存在になってしまいます。

知識欲は、「人間幾つになっても学ぶことは大切」という題名大のもとに、学習、知識を得ることが貴ばれますが、たくさんの情報や学びを得たとしても、それを活かす道を探らなければその情報は使われることなく腐ります。

買っただけの積み上げられた本と一緒です。
高いスペックのパソコンと一緒です。
読まれずに積み重なった新聞紙と同じです。

それを何らかの目的で使うからこそ、その情報・スペックは発揮されるのです。

そして、その使い所を決めるのはあなたです。

使い所を決めるには、人生の目標の明確化や思考の整理をするというプロセスを取り入れてみることです。それはあなた自身にしかできない事です。(そうした思考の整理、人生のデザイニングにはコーチングというプロセスが有効なのは、一方的に教えることではない、対話や設問を通してその人だけの答えを導き出すコーチングだからということに他なりません。)

 

セミナーは、値段がバカ高いもの、再現性のないものはダメなのか?

「値段がバカ高いもの、再現性のないもの、を選んではいけない」といっている人もいますが、

そもそも、セミナーにおいてもその内容で、完璧な再現性というのはありえません。

受け取る側の状況、その時の環境的な状況、が常に同じということがないからです。再現性は、その人自身の持っている能力や気質の影響があるからです。

料理でもレシピを忠実に再現しようとしても、mlを計量カップで測るのとグラムので測ろうとすると誤差が出るように、完璧な再現性というのはありえないのです。言葉一つとっても受け止め方がちがうのと同じこと。麺作りの職人が、気温や湿度などその時の状況の違いによって水加減を変えたり、寝かせる時間を変えたりするのと同じで、セミナーやセッションなどでは、その時・その人の状況に応じて匙加減を変えているし、伝える内容も微妙に変わってきます。

再現性というより吸収度を高めるには、どれだけそのセミナーや自己啓発本の内容が、自分に必要なのかを見極め習得に対して本気になれるかどうかです。

また、バカ高いものはだめというのも、その値段に対する価値の違い、お金に対する価値観によって【高い/低い】は変わってきます。

人は、安いもの、安すぎるものに対しても「あ〜どうせこんなものね」というように軽んじる心理が働きます。逆に高すぎるものに対しても「ぼったくりだ」と思う人もいます。

つまりその人の心理状態によって、値段の価値というのは変わるということです。その人によって、出すお金の基準というものが違うのです。それは【お金を持っているから/持っていないから】だせる/出せないということではありません。

値段の高いモノであっても、本当に自分にとって必要なモノであればお金を貯めてでも、すぐに手に入れられなくても、それを入手しようと努力します。その間に、学びたいことに関して自分なりに調べたり、関連書籍を読んで興味を高めることもできます。

セミナーが有効なのは、本や自分で学ぶ際に起こる疑問に対して、答えてくれる人がいるからです。あるいは、ポイントを押さえて分かりやすいような言葉や、ツールが使われているため理解度が早くなるからです。

値段の高いもので、自分が本当に得たい何かがあるセミナーや学校であれば、そのお金を日々のお金から、何かを節約して貯めていくことも必要です。今は、安易に安いものに飛びついたり、安く売ることに走る人も多いです。逆に、バカ高いブランド品や、セミナーも当たり前に存在し、それを手にしている人もいます。

  • 安くても、自分にとって意味のないものであれば人は買わないし
  • 高くても、自分にとって必要なものでなれば、人は使いません。

自分は、何を必要としているのか?
自分は、それに対してどれだけの価値を感じているか?

それを見極めなければ、どんなお金の使い方をしようとその対価で得たものから、得られるものはありません。

お金、値段以外の、そのものの持つ【価値】を見極める目を持たなければ、自分にとって本当に必要なものを選択することはできないのです。

それが高いのか、安いのか ということで判断するのではなく、そのものの持つ、価格と内容の見極めをすることこそ重要です。

その価値見極めるには、あなた自身が、

①ものやお金に対してどのような使い方をしてきたか、
②ものやお金に対してどのような価値観を持っているのか
③自分自身に対してどのように感じているか

ということをどれだけ認識しているかです。

それはそっくりそのまま、あなたが何を選ぶのか、何にどれだけお金をかけられるのか ということに影響します。
①や②は、過去のあなたの経験から掘り下げることが可能です。

③の、自分自身に対して「どのように感じているか」というのはあなたがあなた自身に対して抱いているセルフイメージです。
なぜ、セルフイメージと価値の見極めが関係しているのか?というと、

 

セルフイメージが自分の人生を選択を決めている・それは学びを選ぶ、学びを活用する時も影響する

私たちは、自分自身に対して無意識的に何らかのイメージをいくつか持っています。

それをセルフイメージといいます。

自分自身に対して持っているイメージにふさわしい、その通りの選択を知らず知らずのうちに行なっています。

「自分はお金には縁がない」というイメージなら、
→いつもいつもお金に不自由な状態
→やすいものに飛びついて、買い溜めしてしまう
→本当に必要な出費にお金をだせない

「自分は発揮できるような才能はない」というイメージなら
→人に振り回されてばかりの仕事を選びへとへとになっている
→人生が面白くなく、単調な毎日を送っている
→ゲームやYouTubeをみてプライベートの時間が終わってしまう

「自分は健康だ」というイメージなら
→健康にいい、食事、運動、睡眠などの選択をする

「自分は何の才能もない」
→なにかを学んでも、才能がないから意味がない
→才能がないから、うまくいかないのは当然
→才能がないから、周りの人と仲良くなれる訳ない

などのように、良くも悪くもそのセルフイメージの通りの振る舞いをして、そのセルフイメージを証明するその通りの人生を過ごしています

そのセルフイメージの中で、得に影響が強いのが、自分は重要な存在であると感じるか/感じないかという自己重要感というセルフイメージです。

自己重要感の低さは、日本人が陥りやすいセルフイメージで、私自身も含めて戦後教育の中で育まれた思い込みの一つです。

先の戦争は、日本人のせい
謙虚さは、美徳
協調性、和を保つことが、大切

などの個人をとても卑下しやすい環境下で、個人の意見や想いは尊重されるということが希薄な社会でしたし、家庭や教育の中でも少なからず、そうした考えが根強くありました。少しずつそのことに対て変だというようにはなってきましたが・・・・。

「自分は重要な存在ではない」「自分はダメ/悪い 存在だ」というような自己重要感を低くしてしまっているセルフイメージを抱えていると、自分にとって本当に必要ではなくても、「値段が高い→価値がある」と思い込み、情報やノウハウを入手すること、高いお金を払うことで自分の価値の低さを埋めようとします。

ですが、その知識を使う目的を考えていないことや自己重要感を意識しないままのために、「なにかが足りない」と感じ続け、同じことをし続けることをしてしまうのです。

それは、ブランドバックやハイブランドの洋服にばかりお金をかけてばかりいても、心が満たされない、幸福感を感じないという人と同じです。日本ではそうした人がとても多いのが現実です。

つまり、【自分には価値がない/自分は重要な存在ではない】という思い込みのフィルターがあるために、本当に必要な情報を見聞きしてもそれが脳の中に入ってこない・受け入れないのです。

そうした状態は、書籍やセミナーの知識を使って自分でビジネスを起こしたいという時も同様で、自己重要感が低いセルフイメージをもっていると、自分のもっている知識や能力に対して【価値がある】と感じられなかったり、「価値があるものとはなにか?」がわからず、自分のもっている体験や知識を価値あるものとしてビジネスに活かすことが出来ません。(ときには、まだ足りない、まだ足りない、としてセミナー中毒に陥る場合も同様です)

「自分は価値ある存在だ」、「自分は重要な存在だ」というセルフイメージを持っていることで、自分がこれまで経験してきたこと、学んできたことに対しても価値を感じられるようになり、それにふさわしい価値あるものが目に付くor 価値あるものが引き寄せられてくるのです。

人は誰しも何らかのマインド状態(心の状態、意識状態)の特徴を持っていますが、セルフイメージの自己重要感の高低が、何よりも重要なのは、リスキリングに限らず人生全般に影響するからです。

 

学びを活かすには、独学の時間を持つかどうかで決まる

そして、本にしろセミナーにしろ、スクールにしろ、そこで得た知識やスキルを自在に使えるようになるには、そのあと【独学の時間】があるかどうか、その独学の時間に何をするかで決まります。

  • その知識やスキルを、実際に使ってみる
  • その知識やスキルを、自分の言葉で文章化してみる
  • その知識やスキルを、自分自身に使ってみる
  • 関連した言葉を調べて、納得度を上げる
  • 知識やスキルで実感したこと、自分が変化したことを発信する
  • その知識を活かすために、必要なことをさらに学ぶ

という、独学の時間があるかないかで、学んだことを活用できるのです。

多くの場合、セミナーで学んだだけ、本を読んだだけ、スクールに行っただけ、でそれが活かせると思い、人脈作り(フォロアーを増やしたり、いいねを押したり、イベントに参加したり)に終始します。

「素晴らしい知識やノウハウを手に入れた!、だから自分は思うことが何でもうまくいく、望んでいることが全て叶う」と勘違いしてしまう。

私もそれは経験がありますが、それでその知識やスキルが活かせるわけではありません。それで望んでいることが叶うわけではありません。

私はマクロビオティックを自分の肌トラブルや、両親の大病がきっかけで学び始めて、10数年びっちりとそのなかにいました。KMA(Kushi Macrobiotics Academy)、リーダーシッププログラムで学び、その素晴らしさに心酔しました。素晴らしい考えで生き方、考え方は地球環境や、人にとっての生き方の理想と考えていましたい。だから、その考え方を持っていれば仕事も人生も思うようになる、理想の仕事をしてお金を得られる、と思っていました。

メニュー開発の仕事や料理教室の主催など、実現できたこともありますが、マクロの考え方だけでは行き詰まりました。関連するセミナーを企画しても思うように集客できなかったり、食の仕事に対しての想いはあっても行動に移せなかったり、お金にならない人助けのサンプル配布を請け負ったり、理想の通りにならず制限思考にも陥りました。

そういうときは、お金にも窮してきますし、変なことで家族とも揉めます。こうした負のループは以前にもありました。

人生にも行き詰まりを感じていたそんな頃に心理学NLPと出会い、生き方や考え方が広がりました。自分の持っていた制限的なビリーフや心理的な問題を手放し、心の底から望んでいたことに気づいたことで、それに必要な必要な情報にアクセスしやすくなってきました。

必要だと感じることは、書籍やインターネットを通して学ぶこともしています。

実際、何か自分の理想とすること・やりたいことを形にするには、多くの情報や知識は必要で、NLPの知識だけでは成り立たず、

  • コンセプトの作り方にしても
  • 商品やサービスの構築にしても
  • ホームページを作る際にも

専門的な情報が必要になってきます。それらは自分自身が目指す理想があったからこそ、足りないと感じることに対しては調べ学び、実行することができるのです。そうした意味では、学び続けることが大切だというのは当然のこととといえます。

 

楽しいから、興味があるから学ぶ

とはいえ、目的がある学びだけではなく、「楽しいから学ぶ」、「興味があるから学ぶ!」ということも、学ぶ上では必要なことです。

何にせよ、楽しそう興味がある!ということは、意味なく楽しいし、意味なく興味が湧くものです。

学ぶというと、【知識やノウハウを得るため、難しいことを知る】というものだけではないはずで、センスや創造性のための学びもあるのです。

わたし自身も、20代〜30代の初めは、何をしたらいいかわからない、人生をかけて取り組みたい仕事がわからず模索していた中、興味と関心に惹きつけられて学んだものは、何らかの形で今の自分に活かされていると感じます。

夜間で学んだグラフィックデザイン

自然を扱うフラワーアレンジメント

パソコンスキルの基本を学んだMacDTP

商業施設を装飾するディスプレイデザイン

料理と東洋哲学が融合したマクロビオティック

こうしたことの学びから、私自身は自分自身のセンスや創造性や今につながるアイデアを育めたのだと感じています。

センスというと美的なものをイメージしますが、感覚的な捉え方、空気感や状況から読み取るものという意味もセンスです。

そうしたセンスは、実際にコーチングセッションをする際にも、プログラムを作る段階においても、とても役立っています。

楽しいと思うこと、興味のあることを、時間とお金の余裕があれば、心の赴くままに何かを学ぶこと、それを突き詰めていくことはとても大切なことです。夢中になって学んでいうるうちに、最初は気づかなかった<目的>に気づくことがあるからです。

学び、リスキリングの必要性が叫ばれる昨今。

  • 必要だと感じても、何を学んだらいいのかわからない
  • 必要だと感じることが、学ぶべきことなのかわからない

そうした時の参考になれば幸いです。

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