メンタル・意識変化

困難な状況に立ち向かう時に必要な、パワーアンカーの手に入れ方

あなたは、

  • ・困難な状況になった時、
  • ・厳しい選択を迫られた時、
  • ・辛くても、頑張らなければならない時、
  • ・自分だけで、何かを決めなければならない時、

どのように、それを乗り切っていますか?。

意志の力?、努力?、精神力?、持っているスキル?、周りの人脈?。

しかし、そうしたものに頼ることもできない時、あなたにエネルギーを与え、あなたの中に本来ある今まで使っていなかった無意識の力を発動させる方法があるとしたら、それを活用しますか?。

【火事場の馬鹿力】という言葉は、

《火事のときに、自分にはあると思えない大きな力を出して重い物を持ち出したりすることから》切迫した状況に置かれると、普段には想像できないような力を無意識に出すことのたとえ。

参考:goo辞書 https://www.goo.ne.jp/

という意味を持ちますが、

人は、火事場でなくとも【ここぞ!という時】、【いざとなった時】、それまでの自分ではなし得なかったような力や、踏ん張り、発想力、対処力、直感力、などの不思議な力が湧いてくるものです。

人の能力には、まだ解明されていない部分が多く残されているとか。

あなたは、あなた自身や家族、あるいは、守りたい何かを守りたい時、拳や武器、他の誰かの力を頼るのではなく、あなた自身の中のある力が、あなたの大切な物(者)を守り、困難な状況に打ち勝つのを助けるのです。

そうした、あなたに本来備わっている隠された力(エネルギー)を引き出すのは、パワーアンカーという方法です。

パワーアンカーは、今のような困難な状況においても、そこに立ち向かう冷静さ、勇気、自信、元気、明るし、あたたかさ、行動力、強さ、といった、あなたが望むメンタリティや行動を促すステート(状態)を、あなたの中に作り出すことでしょう。

このテキストの内容は、アメリカの最先端心理学・NLPのパワーアンカーという考え方をもとに、筆者の体験と参考書籍を交えて構成しています。内容にありますパワーアンカーの方法は、ご自身の状況や精神的な状態を見ながらご自身の判断で実践してください。

困難な状態に立ち向かうパワーアンカーを生み出すには?

NLP心理学でいうアンカーとは?

アンカーとは:
船を海上のある場所に停留する時に使われる碇のことを指しますが、アメリカの最先端心理学・NLP(神経言語プログラミング)では、五感の刺激が過去の記憶と結びつくことで引き起こされる心と体の状態のことを言います。

つまり、船の碇のように、ある特定の心と体の状態を過去の記憶から呼び起こして留める、ある特定の五感の感覚の作用のことを指します。

  • 小学校の頃夕焼け小焼けの音楽が流れてくると、(夕方4時〜5時)だと分かり、家に帰らなければと家路に急ぐと言うことがあったのではないでしょうか?。
  • アニメ『ドラゴンボール』をよく見ていた人は、主人公・悟空を思い出すと一番気に入ったシーンを思い出して闘争心が湧いたりすることもあることでしょう。
  • どこからともなく甘いカスタードの匂いがしてくると、以前食べたビアードパパのシュークリームを思い出して食べたくなるかもしれません。

フランスの作家・マルセルプルーストの小説『失われた時を求めて』の中にある有名な一節には、主人公が、“紅茶にマドレーヌを浸したときその香りが、少年時代の出来事を思い出した”という部分があります。

これは、五感の感覚と過去の体験や記憶が結びついていることが、洋の東西を問わず存在することを物語っています。

このように、私たちは過去の体験にあった出来事を、五感の感覚と感情や体の状態に紐付けして記憶しているため、その五感の感覚をスイッチのように使うことで、その過去の体験(その時の感情や体感覚まで)を呼び起こすことができるのです。

「そんな体験ないわ」という方も大丈夫です。はっきりとした体験でなくとも、私たちはそれぞれ好ましい(あるいは嫌いな)と感じる感覚を(九星気学のような)生まれながらの個性として持ち合わせています。そして、その感覚にはなにかしらの五感の感覚を通して脳と情報をやり取りをしているからです。

他に、生まれてから今日までの間に築いた<ビリーフ>(信念、確信、思い込み)の中にも五感の感覚に紐付いたスイッチもあります。

つまり、

  • あなたが感じること
  • あなたが意識をすること
  • あなたが行動すること
  • あなたが思考すること

の奥には、

五感の感覚(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)の、なにかしらの感覚が結びついているのです。

そうした、五感の感覚を使うことで、あなた自身の心の状態、心の状態に繋がる体の状態を自ら作り出すことができます。

これをNLP(神経言語プログラミング)心理学では、ステート(状態)コントロールといい、コーチやトレーナーはコーチステートを作ってセミナーやプレゼンテーションに臨んでいます。

あなたがどのうような状況にあっても、心や体の状態を、意識的にそして力強いものに変えることが可能なのです。

それを、パワーアンカーと言います。

参考ページ
心のいい状態を呼び起こすアンカーについて

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あなたの内面の強さを引き出すパワーアンカー

私たちは今、新しいウィルスの蔓延によって世界中がその対処の仕方に苦慮し、誰しもが多かれ少なかれ困難な状況に置かれています。

  • ある人は、仕事ができない状況におかれている
  • ある人は、お店を開店できない状況におかれている。
  • ある人は、住むところを追われる状況におかれている。
  • ある人は、感染の恐れを感じながらも職務を全うしよういう状況におかれている。
  • ある人は、懸命にそのウィルスによる病の治療に懸命に対処する状況におかれている。
  • ある人は、家族を守ろうとできることをしている。

あなたが今、どのような状態かは私にはわからないけれど、

世界中の多くの人と同じように、

  • 生きていくのに困難な状態
  • これまでの人生の全てをストップさせられた状態
  • 不安や恐れを抱えながら頑張らなければならない状態
  • 雑言を浴びせられながらも、ひたむきに仕事に取り組んでいる状態
  • ふと、迷いが生じても勇気や行動力が必要な状態

そうした状態であっても、あなた自身の心の使い方、心理学のプロセスを使うことで、あなた自身が困難さや状況に打ち勝つ状態(ステート)を作り出すことは可能です。

そのプロセスの元になっているのが、心理学のアンカーや、NLP(神経言語プログラミング)で五感の感覚を意味するモダリティという考え方です。

パワーアンカーは、まさに、その心理のアンカーをさらに強力にあなたの中に強い変化をもたらします。

 

なぜ、今のような困難な時にパワーアンカーが必要なのか?

私たちは、良くも悪くも私たちを取り巻く場の影響を強く受けています。

あなたが属する集団(組織)の特有の考え方や意識、決定といったものの影響は、意識的にも無意識的にも、あなたそしてあなたの属する集団(組織)に対して相互に影響をもたらします。それは、振る舞いや意思決定にまで及びます。

  • 無意識のうちに同調せよという空気感であったり
  • 知らず知らずのうちに、同じように振る舞ってしまう行動だったり
  • 自然と意識を向ける思考パターンが似通ってしまったり

ということは当たり前のように発生します。

あなたが属する会社、をイメージしてください。

最初はぎこちなかった、少し浮いたような新社会人も、次第にその会社に馴染んで同じような考え方や行動を起こします。個人的にと思われるお装いにまで周りの人をに同調するようになります。

  • あなたに、どんなに能力があろうと、
  • あなたが、どんな状況でも対応できるとしても、
  • あなたが、どんな想いを持っているとしても、

場の影響を無意識に受けている限り、あなたが持つ固有の能力や対応力、想い、知恵が、そのままフルに活用されることはありません。

昨今、同調圧力という言葉をよく耳にします。

同調圧力とは:
集団の中で、少数派の意見や行動を、多数派の意見や行動に従わせようと心理的なプレッシャーをかけること。

この言葉からも、集団の、周りの人間の意識の影響を、知らず知らずのうちに受けているのを理解できることでしょう。

如実にわかる同調圧力でなくとも、私たちは自分の中に軸を持っていないと、人の言葉に負け、それを取り込んでしまうことがとても多いのです。

私自身、20代の化粧品会社に勤めていた時そうしたことがありました。

ある、店舗に専属で派遣されることになったのですが、そこの店はメーカーの美容部員に発注をかけさせない。売らせない。売り上げを教えない。問題のある嫌な店ということが社員の中で取り沙汰されていました。実際その店に派遣されて仕事をしてみると、噂されていたことの中でその通りだったのは売り上げを教えてもらえないということだけで、(発注があるので営業担当にはある程度売り上げがわかっているようでしたが)担当していた時、あるセール期間には1日に50万の売り上げを上げていたと後から分かり、今から思えば発注を任せてくれていただけでなく、私自身のことをとてもかってくれていた店主さんだったのだと思います。

あの時は、嫌で嫌で仕方がなかった店舗での勤務。

心理学を学んだからこそ分かったのは、【その嫌だった気持ちは、周りからの言葉や周りの人の感情の影響であって、私自身の能力やとは別だった】ということです。

私たちはややもすると、その場の意識の影響を受け、その意識を自分のものと思ってしまうことがあるのです。

そうしたあなたを取り巻く場の影響から自由になり、あなたがあなたの内面から振る舞えるようになるには、パワーアンカーを使い心理的な状態、身体的な状態を整える必要があります。

今、困難な状況におかれたあなたは、そうした状況に飲み込まれてしまうほど、あなたの本来持っている能力やスキル、あなた自身の個性を生かすことはできません。そうすると、ますますトラブルが起こり、辛くなり、状況はますます困難なものになってしまいます。

その反対にどのような状況であっても、ポジティブなステート(状態)を作り出せるか否かは、人生の質に大きく左右します。

だからこそ、あなた自身を守り、立ち向かえる力・パワーアンカーが必要になるのです。

 

パワーアンカーをあなたの中に取り入れる方法

パワーアンカーを引き出す方法1:現状を知り望む状態を決める

パワーアンカーをあなたの中に取り入れるには、自分自身について知る必要があります。

あなた自身を知るのに、以下の質問に答えてみてください。

あなたは今、どのような状況にいますか。
(現状を知る)

過去に、似かよった状況の時あなたはどうしていましたか?。

そして、今、その状況に対してどのような自分になりたいですか?。
(行動、思考、振る舞い方、などの点で明確にする)

あるいは、望む理想の状態はどのようなあなたですか?

すぐに明確に言葉にしなくても構いません。この質問を静かに受け止めてみてください。
そして、感じたこと、気づいたことををもとに

次のステップに進んでください。

 

パワーアンカーを引き出す方法2:音を使う

【引き出す方法1】で受け止めたいくつかの質問の後に、

なりたい自分、望む理想の状態と連想する何かしらの音、音楽はどのようなものでしょうか?。

その音、音楽を意識的に取り入れてみましょう。

音は太古の昔から、

  • 合図として使われたり
  • 人の内面に働きかけて行動を促したり
  • 人の内面に働きかけて意識の変容を促したり
  • その曲に結びついた映像を思い出すようになる

ということに使われていました。

現在でも、デパートやスーパーで『蛍の光』が流れると、私たちは言われることもなく“閉店時間が近いのだ”と無意識のうちに理解しています。

ドラマのオープニング曲が流れると、そのドラマが始まるのだと理解します。

小学校の運動会で流れる、徒競走の曲は誰しもがその曲が流れると、小学生が走るシーンをイメージします。

小川のせせらぎの水音や、滝の流れる音を聞くと気持ちが癒されることがあるでしょう。

そのように、あなたの中に音・音楽を取り入れましょう。お気に入りのドラマのサントラやクラシック音楽、エスニックやジャズ、あなたの望む状態を連想させるものを頻繁に聞くようにしましょう。何度か聞いているうちに、音が記憶として定着して実際に音を聞いていない時でも、あなたが意識を向けただけで頭の中で、音・音楽が流れてくるのです。

その音・音楽が強力なパワーアンカーとして、あなたの望む状態(ステート)を作り上げてくれます。

私自身は、気に入ったドラマがあるとそのサントラもダウンロードして聞くことが多く、その音楽が流れた時のドラマのシーンや登場人物の気持ち、行動などに自分自身もす〜っと共鳴することができ、ステートコントロールに活用しています。

私が最近気に入っているのは、コロナの影響で再放送された『JIN~仁』のサントラです。

仁のドラマの中では、今の時代では技術や薬で撲滅している病気も江戸時代ではまだ難病、疫病とされていて、それを困難の中で立ち向かう姿が描かれています。その時の映像と一緒に流れる音楽を聞くと、その感覚に共鳴して勇気や力が湧いてくるのです。

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パワーアンカーを引き出す方法3:映像を使う

【引き出す方法1】で受け止めたいくつかの質問の後に、


なりたい自分、望む理想の状態と連想する何かしらのイメージ(立体物、モノ、ヒト、動物、風景、映像、など)はあるでしょうか?。

そして、それをあなたがパワーを感じたい体の場所に置くようにイメージします。

体の部分(背中、肩、お腹、あし、など)に移動させるか、全身でそれを感じるようイメージしてください。

そのイメージは、あなたにとってどのような意味を持つのでしょうか?。

イメージに対してあなたが持つ意味づけ(多くは【引き出す方法1】で設定した【なりたい自分】を表すものと同じ)、キーワードを一緒に感じてください。

そしてその感覚を感じる時間をとってください。

長時間である必要はありません。あなたが、パワーアンカーが必要だと感じる状況に向かう少し前や、状況の中でほんの少しばかり、イメージするだけでも構いません。繰り返し何度もイメージをしていくうちに、そのイメージがあることが当たり前になり、そのイメージの持つ意味付けが、あなたを望む状態へ誘うことでしょう。

 

パワーアンカーを引き出す方法3:身体の感覚を使う

【引き出す方法1】で受け止めたいくつかの質問の後に、


なりたい自分、望む理想の状態と連想する、何かしらの(音や映像以外の)身体の感覚、体を使って何かしらのポーズをしてみてください。 
 

私たち人間の持っている要素に、

  • 身体的な動きと生理的機能
  • 脳神経につながる五感の感覚
  • 心や感情、意識といった内面構造

があります。

アメリカの最先端心理学・NLP(神経言語プログラミング)においては、【人の変化の構造モデル】と言われていますが、近年では自然治癒力やパフォーマンスを上げるという世界でも共通した考え方として、身体と心、五感の関わりを重視されてきています。

つまり、私たち人間には、身体、五感、心(感情)があり、これらは相互に全て関わり合い、この何かに行き詰まりを感じている時には、その他の要素を変化させることで、行き詰まりを持った要素を変えることができるのです。

もし、心や感情、意識に、何らかの問題や行き詰まりを感じていたら、

身体的な動き、生理的な機能を変化させることで、行き詰まりの状態に変化を加えることができるのです。

悩みや不安のある時、憂鬱な状態、心のパワーのない時は、考え方が内向きになるだけではく、行動の仕方や身体の状態も縮こまっています。

  • 身体を丸め
  • 頭がうなだれ
  • うつむいた
  • 声が小さくなり
  • 言いよどんだり
  • 慌てて早口になる
  • 行動範囲が狭くなる

といった傾向が現れます。

意識的に望む状態を作りたい時、姿勢や行動の仕方を変えて身体のパワーアンカーを作りましょう。

<身体のパワーアンカーの例>

  • 背筋を伸ばし、
  • 目線をまっすぐか少し斜め上に
  • 肩の力を抜いて、
  • 足を肩幅に開き、
  • 掌を前に向けて体の横に置き、
  • 丹田というお臍の周りまで空気を入れるつもりで、ゆっくりと深呼吸をしましょう。
  • 右手を高く上げて左手を腰に置いて、スーパーマンのポーズをしてみる。
  • ヨガの、ダウンドックのポーズ、英雄のポーズ、などのポーズをしてみる。

など、

【引き出す方法1】で設定した理想の状態にふさわしい、それと同様に感じるポーズをしばらくしてみてください。

 

パワーアンカーをいくつか組み合わせる

音を使う、映像を使う、身体の感覚を使う、というパワーアンカーの引き出し方は、一つに限る必要はありません。

あなたが、心地よい、取り入れやすい感覚で作り出してみてください。

勇気が出そうなとか、元気になりそうだ、とうい自身の気持ち、感覚に意識を向け、音、映像、身体感覚の心地よいと、これが良さそう、というものを選んで、今、必要だと感じる感覚を選ぶことを日常の中に取り入れてください。

よく使う、取り入れやすい、五感の感覚(NLPでは優位感覚と言います)が人それぞれ違います。

そうして、感覚を使うことに慣れてきたら、いくつかの感覚をその時その時で、音、映像、身体の感覚(ポーズ)を組み合わせてみることも可能です。

あまり理想とする状態を決めなくとも、あなたの意識や心の状態が良い状態、望むようにコントロールできるようになってきます。

 

わたしの中にあるパワーアンカーの一つは、刀です

私自身、かつて、両親が相次いで同時期に病気を患った時、病院への対応、お金のこと、家事のこと、に追われ、仕事をストップせざるを得ない状況になりました。そんな時自分を奮い立たせ、見えない困難さ(病気への理解や治療への決断、医師への対応など)と向き合い、負けるまいと思う気持ちの時、私の中に浮かんできた一つのイメージがありました。

それは、日本刀です。

つまり、刀。

私が刀に抱くイメージというのは、守刀という言葉があるように、

  • 邪気を払い魔を払うもの。
  • 強さ、鋭さを兼ね備えた、知恵。
  • 闘う武器
  • 精密さ
  • 自分を律する
  • 内に秘めた熱
  • 強い輝き
  • 精錬鉄の強さ
  • 静逸さ

というもので、

その時、挫けずに立ち向かう強さの状態、両親の病気の状態を冷静に理解する状態を、刀というものとリンクさせてイメージした、いや、
刀の持つイメージのようでいたいという内なる想いが、刀というパワーアンカーを自ずと呼び寄せたのです。

日本刀というのは、鎌倉武士である御先祖様に繋がるものでもありましたし、時代劇好きな自分にとって殺陣のイメージから、その時の自分にとっては必然のパワーアンカーで、その後も何か困難な状況(父の入院とか)があるとその度にパワーアンカーとして使っています。

一度このパワーアンカーが定着すると、イメージすることで何度も発動させることができます。

誰にもこうしたイメージからくるパワーアンカーを設定することは可能で、何かしらの自分が好ましいと思う物のイメージを持っているものです。

パワーアンカーは困難な時以外にも可能

今回は、勇気や、奮い立つ、困難さに対しての力強さに対してのパワーアンカーをお伝えしましたが、アンカーはそうした状態だけに限ったものではありません。優しさ、柔らかさ、安らぎ、豊さ、幸福、安心、静けさ、清浄さ、卓越さ、などの状態を呼び起こすことにも使えます。

「今、不安で仕方がない」という方はアンカーを使ってあなたの心の状態を望む状態にすることも可能で、リラックスできる音楽を聴いたり、体をストレッチでほぐしたり、笑えるドラマをみたりという、安心、ポジティブな感覚を取り入れることで、不安が襲ってきそうになっても、それを思い出すことでパワーアンカーになります。

私自身、朝、洗濯物を干す時にはさっさと済ませたいので、アップテンポの曲を決めてそれを聴きながら作業をしたりしています。

あまり寝付けない時には、リラックスするある曲を聞いて眠りにつくこともあります。

私たちは、どのような困難な環境や状況にあったとしても、私たち自身に対して望む状態を作り出すことができます。

その状態は、外側の環境や状況よりも、強力に私たちの人生に影響します。

あなたは、どのような状態を望んでいますか?。

あなたは、パワーアンカーを使って理想の状態を作り出してください。

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  • この記事を書いた人

ライフコーチ・塩田マサヨ

Comfort-SensesLife Coaching 主催: 
コーチングセミナー&コーチングプログラム開発提供、心理関する五感の研究、
Kushi Macrobiotic Leadership Program Level 2/全米NLP協会認定マスタープラクティショナー/日本NLP協会認定マスタープラクティショナー/LABプロファイルプラクティショナー/米国NLP&コーチング研究所認定NLPマネークリニックトレーナー /米国NLP&コーチング

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