食べる

さあデトックスの季節です。春の身体を調整する食べ物とは?

2015年3月2日

15.03.02ちらし寿司.jpg
今日は、ちらし寿司を作って食べました。
作ってと言っても、私は煮あなごを作っただけで、
あとは母親がイソイソと作っていました。
まあ、雛祭りシーズンになると、
ひなあられ、ひしもち、桃の花、
ちらし寿司のもとや、おさしみ、いくら、えび、菜の花
などの食材や雛祭りアイテムがスーパーに並びますね。
なかでも、ちらし寿司は
この季節、ちびっ子ファミリーだけではなく
食べたくなるもののようです。
以前メニュー開発のお手伝いをしていた時、
季節アイテムとして、ちらし寿司も作りましたが、
実際にはスーパーさんは、
雛祭りをするご家庭以外もターゲット層に入れていました。
雛祭りは、子供の祭りというより春を楽しむ祭り
なのかもしれません。
日本を始め、中国、韓国、アジア圏では
陰陽五行というエネルギーを基本に物事の成り立ちを捉えています。
季節、自然のエネルギー、人間の臓器、食べ物、味、エネルギーの形、色、
といった様々な事象、事柄、捉え方を、
木、火、土、金、水(もっかどこんすい)
という5つのエネルギーにわけて考えることを基本にしています。
(陰陽五行)
そのなかで、
春を表すのが<木>のエネルギーです。
春の臓器にあたるのが、
肝臓、胆嚢です。
冬に溜め込んだ老廃物質を排泄するのに、活躍する臓器です。
「肝臓は化学工場」
なんて言い方をされることがありますが、
肝臓の働きは、
血液中の毒素、有害物質を処理して無害の物質に変える(解毒)
余分な糖を貯蔵する(貯蓄量を超えると皮下脂肪としてお腹や腿にたまる)
胆汁を生産し排出する
たんぱく質を作りだす
ホルモンや酵素を合成する
炭水化物、脂肪、たんぱく質の分解、合成する。

ビジネスマンの方は、<胆力を養う>ことが必要と言われますが、
肝臓・胆嚢などの臓器をあわせて=胆とよばれます。
肝臓が健康な状態であれば、
穏やかで忍耐力のある気質、
勇気と我慢強さ、
明確なヴィジョンをもって目標にむかい、
なにごとにもチャレンジしてゆける
とされています。
陰陽五行では
臓器にはそれぞれ、人の感情や気質が宿るとされています。
しかし肝臓は
<沈黙の臓器>ともよばれ不調がなかなか表れない臓器でもあります。
肝臓に負担のかかるのは、
精白糖、精製粉、果物、アルコールなどの糖質の摂り過ぎ、
脂肪分のおおい肉、脂肪分の多い乳製品、
添加物の多い食事、
殺虫剤や防カビ剤、建築溶剤、
ストレス過多、
座りっぱなしの仕事で血液循環が悪くなる、
などは肝臓を痛めてしまいます。
よくアルコールを飲んで、
かんしゃくを起こし、トラになる人というのは、
肝臓に負担がかかっているパターン。
表になかなか出せないので、怒りで外に排出したいという表れなのです。
まあ、まわりはたまったもんじゃないですが。
肝臓のチェック法は、
肝臓、胆嚢があるのが、右側の肋骨の下の当たり。
横になってここを押さえて、
固くなっている。痛みがある。腫れた感じがある。
といった時は、肝臓の不調のサインです。
肝臓と目は経絡でつながっているので、
最近目が疲れるなぁ、というときも
肝臓が疲れているサインかもしれません。
そんな春に活躍する臓器をサポートする食べ物は、
・酸味のある食べ物や発酵食品
(お酢、漬け物、納豆、味噌、テンペ、甘酒)
・葉ものやさいや新芽野菜
(菜花、水菜、かぶの葉、小松菜、水菜、スプラウト、もやし、セロリ
 たらの芽、ふき、せり、ニラ、万能ねぎ等)
・小さな豆類
(レンズ豆、グリンピース、緑豆 など)
・酸味のある果物
(いちご、柑橘類、レモン、ライム)
・魚介類、海草類
(はまぐり、あさり、しじみ、ホタルイカ、かき、のり、ワカメ)
・エネルギーの軽い穀物
(小麦、大麦、ライ麦、オーツ麦、等)
これらを、
普段の食事に意識して取り入れてみてください。
食事を少し軽くすることも肝臓の負担を軽くします。

プチ断食するのなら春がおススメです。
陰陽五行の考え方を元にした食べ物は、
季節にあわせて、身体の調子を整える、身体を調整するという
時にはぴったりです。
寒暖差の大きい時期ですから、
乱れやすい自律神経を整え、筋肉や毛細血管の収縮,弛緩を調整する
カルシウムの摂取も心がけたいです。

今日の1%習慣:
春はデトックスのシーズン。
肝臓を意識していい排出を心がけよう。

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