美容・健康

花粉症にいい発酵食品とは?乳製品はいいの?ダメなの?

2015年2月17日

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「花粉症には発酵食品を摂るといい」
と言われます。
花粉症の始まるこの時期になると、
良く見かける言葉です。
納豆、味噌、醤油、酒、キムチ、漬け物といった
食品のなかで、ひときわ目立ってくるのが、
ヨーグルトですね。
あれ?、昨日の避けたい食べ物の中に、
乳製品ってあったはず?と思われているでしょうか?。
そうですねぇ〜、乳製品をどう捉えたらいいのか。
それにはまず、
発酵食品はどうしていいのか?、を考えてみましょう。
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腸と発酵食品
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腸の働きは、食べ物からの栄養を消化吸収し、
体内の免疫細胞の70%が腸に存在して免疫防禦の要として働き、
食中毒菌など体内に有害な菌が入ってきた場合は解毒をします。
その腸内環境が整えば、花粉症をはじめとする、
アレルギーや風邪、インフルエンザ、などの免疫が関わる症状が
軽くなったり出にくくなるといわれます。
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腸を悪化させるもの
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しかし、油ぎとぎとの揚げ物や、生クリームたっぷりのケーキ、
こってり脂のラーメンなその動物性脂肪やたんぱく質は
腸の悪玉菌が好むエサで、硫化水素やアミンなどの
毒性物質を作りだします。
ファーストフードや加工品に多い添加物は善玉菌を減らし、
野菜の少ない食事は、善玉菌のエサになる食物繊維
も豊富に採れないため、増々悪玉菌が増えることになります。
白いお砂糖や添加物の多い食品は、腸内善玉菌を減らす
カンジダ菌を増やしてしまい、腸内環境のみならず
体調不良も招くことになってしまいます。
今はヨーグルトでも、材料を見ると
脱脂粉乳や果糖液糖や砂糖、
生乳ではなく、クリームを使っているものだったりしますから、
どんな材料を使っているのかをチェックして、出来るだけ
シンプルな材料で作られたものを選ぶ必要があります。
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乳糖不耐症と日本人
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元々私達日本人や、世界の大多数の人たちには
牛乳、乳製品に含まれる乳糖を腸が分解するために必要な
<ラクターゼ(乳糖分解酵素)>は、乳幼児を過ぎると
身体から無くなり、消化できないのです。
牛乳や乳製品を取ると、けいれん、吐き気、下痢、胃腸の腫れ、
が起るのはこの、乳糖不耐性によるものです。
カルシウムが多いとされている牛乳も、消化吸収される時に
身体の中のカルシウムを使ってしまい、逆に骨がすかすかに
なるということも言われています。
ヨーグルトには、
ビフィズス菌、ブルガリア菌、カゼイ菌などありますが、
人によって合う乳酸菌は違うそうで、
合わない乳酸菌は腸にとどまらずに排泄されてしまうそうです。
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乳製品以外の発酵食品
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身体にいいつもりで、もりもりとヨーグルトを食べても、
なんだか、あまり身体にいいと感じられないのなら、
他の発酵食品をとったほうがいい。と単純にそう思ってしまいます。
日本には、味噌、醤油、酒、酢、漬け物、納豆といった
発酵食品に恵まれています。
麹でつくる甘酒や塩麹も
麹が甘みや旨味を出す発酵食品ですし、
だし昆布も、
海からとって乾燥し、有用菌が旨味を出すまで数年寝かせます。
かつお節も、
蒸して燻して、菌を付けて菌の分解で旨味に変わる発酵食品です。
ばっかり食べではなく、
日本にある発酵食品をまんべんなく食べる。
その方が、身体に無理なく発酵食品を摂れるのでは
ないでしょうか?。
今日の1%習慣:
質のいい発酵食品を食べてこそ花粉症対策になる。
日本の発酵食品を意識して食べよう。

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