こんばんわ。塩田マサヨです。
前回は、【楽しい気分で目標を立てる】ということをお伝えしましたが、
日々忙しく仕事や日常生活を送っていると、
家事や育児に追われていると、
あえて【目標を立てる】ということは、ほとんどないかもしれませんね。
私自身も会社勤めで慌ただしく日々を過ごしていた時は、立てた事はなかったです。
ひと時、新月の時に願いを描く【新月の願い】というのが流行り、しばらくやっていた事はありますが・・・。(今もしている方いますよねきっと。)これは新月は月を時間を測る基本に考えると、新月はいわゆる一日ととらえ、新たな気持ちで0からなにかを始める時に、願いを描いて知らないうちに達成させる。というものでした。
日々の中に目標を立てる習慣を作るには?
目標を立てることの良さとは?
なぜ、わざわさ目標を立てるのか?。
そもそも、生活の中で目標は必要なのか?。
というと、
今、私たちは大きな変化の時代を生きています。
やれ、隣の国の首相不正をしたとか、やれ、大国の大統領が危険なことをしそうだとか、やれ、大きな事故があったとか、様々な出来事や事故の情報が洪水のようにながれてきます。
そうした情報に触れた時、多くの人はそこに意識が向き、自分自身が本当に必要な事、するべき事、やりたい事、へ意識を向ける事はありません。
何となく一日が過ぎてしまった。
気がついたら何もせず、一月が過ぎてしまった。
ということはありませんか?。
私たちは、自分たちの人生の中で自分の生活を生き、自分の人生を生きるという目的がありますが、周りの出来事に振り回されず、自分がやりたい事、やってみたい事、自分らしく生きようとする時には、そこに意識を向ける必要があります。
意識を向けない限り、その目的に行きつくことは出来ません。人の感情や行動は、自分が意識を向けたところに自然と向かうようになっているからです。
ビジネスシーンではなくとも、普段の生活の中で目標を立てる。
それは、あなたの人生を今よりも充実させて、楽しみを増やし、豊かにするのです。
いまのままで別にいい。目標なんて立てなくても今が充実している。
という方はこの先は読まないで構いません。
充実感や楽しみ、豊かな感覚は、あなたが持つ生命や心のエネルギーを高めて、どんどん意欲的になるし、身体や心の状態を高める事にも繋がります。
心がいい状態であれば、身体の免疫力も高まって健康状態の向上にも繋がります。
目標と言っても大げさな事でなくていいのです。
あなたの本来の意識からわき上がってくるような欲求、願望を表面に出すのです。
具体的な目標の立て方
そうかと言って、やたらに欲求、願望を出したからといってあまり効果はありません。
あなたの影響の及ぶ範囲を超えたところにある目標を立てても達成できません。
「世の中を良くしたい。世界を平和にしたい。」といっても、一個人が影響を及ぼせる範囲は限られていますし、じゃあそのために何が出来るの?となった時、途方もない不可能な努力を延々としているうちに、人生が終ってしまいます。
目標は、あなたのための、あなたがよりよく生きられ、その結果として、身近にいる人たちにもよい影響が波及するというモノでなくてはいけません。
現在の状態をふまえて、具体的によりリアルにイメージしながら設定していくことが最適です。
【目標設定の具体的な方法】
①ライフスタイルに関しての項目で設定する
日常生活の中で、習慣化したい事、改善したい事、新たに取り組みたい事に対して設定する。
住空間、生活行動、食習慣、健康、といった個人に直結した項目で設定する。
- 朝◯◯時に起きて、夜は◯◯に消灯する。
- ◯曜日は、◯◯を片付ける日にする。
- 〜〜〜の掃除を====までにする。
- ◯◯は====をする。
というように、
何時やるか、何をどのようにするのか、というように具体的に決めることです。
②学びや趣味、自己啓発に関する項目で設定する
自分を高めたり知識や修得する事に関して取り組みたい事に対して設定する。
- 今月は『◯◯』、『××』の本を読む
- 以前から気になっていたお稽古事について調べてみる。
- 映画や観劇の〜〜〜、〜〜〜〜を見る
- 旅行したい====について調べる。
など、趣味や学び、知識の習得を、あなたが実際に行っている場面を想像してみることは、実際にそれを行う時とてもスムーズに行うことができるはずです。脳は現実とイメージの区別がつかない性質を持っています。あなたがリアルにイメージすることは、現実に行っていることと同じと捉え、頭の中ですでに体験してることなのです。
さらに、大切なのは、
- その趣味、学び、自己啓発、知識の習得をすることで、得たいと思っていることはどのような事か?、目標を設定しておく事です。
学ぶという目標の目標を明確にする。アメリカの最先端心理学・NLP(神経言語プログラミング)では、それをメタアウトカムと言います。なぜその学び、趣味、知識の習得をしたいのかをはっきりとさせておかないと、趣味、学び、知識の習得だけで満足してしまい、本来はそれをする事で、なりたい自分、得たい何かがあったはずなのに、延々とそれをし続けてしまいます。
③ビジネスシーンでの項目を設定する
- 営業の数値目標
- 仕事のスキル向上
- システムの構築
- 会議資料の作成
など、あなたの置かれた状況でも違うし、あなた自身が立てるもの、部内、事業所内、会社内という大きなくくりで立てるもの、と様々に設定できる事でしょう。
そしてそのビジネスシーンの目標設定に対して、
自分はどうする
自分はどう振舞うか
自分はそれで何を得たいのか?
ということを設定する事です。
それによって、仕事に対するモチベーションが上がり、その仕事を創意工夫していく楽しみを持てるようになる事でしょう。自分で立てた目標であれば、もし不意の出来事が起きたとしても、臨機応変に動く事が出来ます。もし、自発的に動く事を否定される組織であったら、別の目標(転職とか、起業など)を設定する必要があるかもしれません。
④最初は小さなターム(期間)で目標を立ててみる
まずは、
目標を立てる機会が初めての人は、細かく、1時間、半日、1日、で何をするか?という目標を立ててみましょう。
そして、一週間、1ヶ月と期間を伸ばして設定する。
あるいは、1ヶ月の間に達成したい事を設定してみましょう。
それを細かく分け、一週間の間に何をする、一日は何をする、というように、その目標を達成するためのステップとして小さな単位で分けて設定することも必要です。
そして、設定する時は、【楽しい気分で目標を立てる】ようにしてください。素の自分になれる時間を作って、自由な感覚で紙に書きだしてみてください。
そう、紙に書きだすのです!。
自分の頭の中にある事を、書き出す事で世の中に出す。
手を使い、目で見て、実感する。というプロセスそれは、現実化の第一歩となるのです。
目標を達成することで得られること
目標を設定すればそこに意識が向き、周りでなにか不意の出来事があっても、上手く順応できるように調整して
目標に向かうようになっていきます。
- 目標を達成したとき、自分はどのような状態でいるのか?。
- 目標を達成すると、自分はどのような感覚を持っているのか?
ということをリアルにイメージしていく。
経過ではなく達成した時の事をイメージしていくと、そこに向かうように脳が設定されていきます。
自分が設定した目標が達成できると、自分は達成できるという自信が出来ます。
その達成感があると、また次の目標を設定したくなって、更に強い自信となります。
達成できない目標があったとしても、次こそは!という根気強さがでてくるし、あるいは、どうすればいいだろうか?という問題解決に意識が向きます。
大きすぎる目標でなくていいのです。
あなたのコアの部分から感じる、そうしたいと思う事を、どんどんと感じてそれを表に出してみてください。
人は、自分がやりたい事を楽しい気持ちで行動しているとき、充実感を感じます。
あるいは、幸福感や豊かささえもを感じるかもしれません。
これから目標を立てる習慣を取り入れてみてはいかがでしょう?。