お金・開運

お金に振り回されないために、身につけたい事とは?

2016年3月16日

あなたは、いつも、お金に振り回されていませんか?。

  • いつも、必要なお金が足りない、
  • いつも、〇〇が買えず汲々としている
  • いつも、やりくりに苦しんでいる

そういうことがないでしょうか?

そして、それは、わずかな金額であっても悩んでいることはないでしょうか?。
そして、それは、お金が十分にあれば解消されることでしょうか?。

Yesと答えた方は、
では、いくらあれば、十分なのでしょうか?。

もし手元に、
3億円あったとしても、「お金がない」と感じる人もいれば、
数万円しかなくても、「お金がある」と感じる人もいます。

つまり、
お金のある、無しは、実際のお金が有るか/否か というその人の感覚が大きく作用しています。

このご時世、お金に振り回されないあなたであるためには、身につけておきたいいくつかのポイントがあります。

NLPマネークリニックトレーナー、ライフコーチングのコーチの視点で、お金に振り回されないためのポイントをお伝えします。

お金に振り回されないために、身に付けておきたい幾つかのこと

税金やお金の仕組みについて知る

2月3月は確定申告のシーズンで、我が家も父親の分をするのに、2月の早いうちに地元の区民センターで開催の申告&相談会の初日にでかけました。中高年の方、30〜40代の方もいて初日ということもあって、かなりワサワサ、ピリピリとしたエネルギーが流れていました。

税金の手順書というのは、読み込まないとイライラしますよね。

で、思ったのが、「申告の仕方が分からないモヤモヤする」ことと同時に、「お金を損するかも」と思うと、殺気立ってしまう。

人は、自分が大切なものを失うかもしれないと思うとき、それを守ろうという感情から、怒りを発動させることがあります。

ホントは、書式と計算式通りにすれば、きちんと数字が出て、それ以上奪われることはないんですけどね。
法律でそれは決まっています。控除枠もあるので、それをためらいなく記入できるかというのも大切な心構えです。

大抵、お金に対して不安を抱えていると、そうした数字を書く事にも抵抗感が出てきます。

確定申告の仕組みをわかっていないと「医療費還付金が戻ってくる」というサギにもあう。

そもそも、還付金は支払った税金に対して所得、控除枠の金額 との兼ね合いで支払い過ぎた場合に戻ってくるものです。手順書
確定申告をする前には、その数字をいかに整理して管理しておくかも重要です。

所得税以外でも、

・車を持っていれば自動車税
・不動産を持っていれば固定資産税

気づかないうちに徴収されている
・酒税、タバコ税、消費税

というように、生きている間には<税>が関わってきますよね。

サラリーマンで会社に属している方は、<年末調整>という時くらいしか、税と触れる機会はないかもしれません。ですが、昨今会社に属していても<副業>が認められていたりしているところもありますから、税の仕組み、について知ることは、今後ますます必要なことになります。

ただ払えばいいというのではなく、

・(不法なものではなく)節税できることは節税する。
・きちんと内容を把握して、その上で納税する。
・還付はどこで発生するのか、数式を理解する

ということ。

個人、そしてこれから副業、あるいは、起業する上では必須のことです。

 

お金の苦手意識を克服できる、ツールを使う&スキルを身につける

あなたは、お金を扱うことに苦手意識がないでしょうか?。
そして、数字を扱うことに対しても苦手意識がないでしょうか?

数字感覚があると【お金も上手くまわせる】と感じるようです。

数字感覚というのは、数字を上手く扱える感覚です。

そして、その数字を扱うためのツールが必要です。

エクセルはビジネスマンには必須ですが、お金を管理するには、なんらかのツール(道具)が必要になります。

昔は、算術算盤というツールがありましたが、
それが、自動で数字が計算できる電卓になり、
今では、パソコン上で扱える会計ソフトが様々にあります。

シンプルなものでは、表計算ソフト(ExcelやNumbers、Googleスプレッド)などで、自分で使いやすい計算式を組み立てることができます。そうしたツールを使うことは、数字を扱う苦手意識、ひいては、お金の計算をする上での苦手意識の克服につながります

私自身は、学生の頃、数学、代数、幾何が苦手科目でしたが、社会人になってからは、販売職であったので会計のレジ(今のようにポスで読み込むのではなく、数字を手打ちするものでした)し、パソコンのエクセルの基礎を習ったくらいだったのが、販売の裏方の商品部にいたときは、販売数や売り上げのデーター集計などをもしたので、職場でデーターを扱うようになると、エクセルがおもしろくなり、数式を自分で組み立てられるようになり、数字を扱うのが楽しくなりました。

今では家計の管理に使っています。

具体的には、そろばんでも、電卓でも、エクセルシートでも、数字を扱うことに慣れることは、お金を扱う上でとても必要です。
そして数字を自分で管理するスキル、ツールを使うスキルを身につける。

エクセル、表計算ツールは、主婦の方、女性の方も、家計簿や企画書、スケジュール管理、TO DOリスト、にも使えて便利です。

こうした、

  • 数字に慣れる
  • 数字感覚を身につける

というのは、お金に振り回されないためには必要なことです。

なぜなら、お金は、ある意味【価値あるという意味付けをした、紙と金属を数字にしたもの】です。数字感覚を持つことは、そのお金の数字感覚をもつことにも繋がり、そうすると【お金が常に足りない】という感覚が無くなります。例えば、

「おっ、ちょうどぴったり残った」
「◯◯63円の3円で、支払いが出来た!」
という感覚が多くなってきます。

つまり、数字感覚が上がると、数字への苦手意識が減り、そうすると、数字【お金】を扱うのも楽しくなってきます。

難しいことではありません。
・エクセルや会計アプリを使って、使ったお金を管理する
・スーパーに行けば、〇〇%引きという数字を目にしたとき、それを計算してみる。
・その日その日で、買ったものの全てのレシートの合計を足してみる

など、家事や仕事で数字を扱うことを日常化するのです。

それは、お金の管理感覚に繋がり、【自分が、お金に関してどのように感じているか】、【自分が、何にお金を使っているか】、に気づくきっかけにもなります。

その背後にあるのは、お金に関してのビリーフ(思い込み)が関連しています。

 

お金に関して持っている制限のビリーフを開放する

実は、あなたが【お金】対して持っている感情やビリーフ(思い込み)が、あなたのお金に関する現実を作り出している。という事を知っていますか?。

そして、
あなた自身、その感情やビリーフ(思い込み)に気付いていない事がほとんどです。それは、無意識化に蓄積される思考パターンだからです。

私たちは、物(事)や出来事、に対して、自分自身の中に特定の思考パターンを持っています。それは、あなたの中で信じている、信念、思い込み と位置付けられる思考パターンによるものです。

  • あなたは、お金に対してどのように思っていますか?。
  • それは、何時頃からそのように思っていますか?。
  • その思っている感覚は楽しいですか?。それとも、つらいですか?。
  • お金を扱うのが楽しいですか?それとも、苦しいですか?。

人は、お金や物に関しても、何らかの考えや意識を持っています。普段あまり意識していない、お金に対しての深い意識はリアルに日常に影響し、そのようにふるまっています。

「お金は悪いもの、汚いもの」と思っていれば、
→お金が入ってきても、すぐに手放したり、あるいは使わずにそのままにしてしまうかもしれません。

「お金をたくさん得るためには、自分を犠牲にしなければならない」と思っていれば
→自分の体を酷使して、働き詰めの生活をしているかもしれません。

「お金は苦労して手にいれるもの」
→頑張り過ぎて、体を壊すまで働き続ける

「お金は、すぐになくなるものだ」
→いつも、お金が足りない

「お金は汚いもの」
→お金の使い方で、いつも苦労する

「お金は、出せば入ってくる」
→考えもせず、出してばかりいていつも不足感を感じる

「お金があると、安心」
→お金が少しでも減ることを恐れ、必要なものさえ手に入れようとしない

など、お金に対して人それぞれ、様々な感情を持っている事でしょう。

これは、ほんの一例ですが、

つまり、
お金に対してどのように思っているか。
お金に対してどのような価値観を持っているのか。

という考えは、人生の中でのお金とそれにまつわる全てに影響を受けています。

それが、【お金に対するビリーフ(思いこみ)】という思考のパターンです。

殊に我々日本人は、小さいときからお金に関する教育というのほとんど受けていませんから、身近にいる大人(親)からの影響が、とても強く反映されます。

そのビリーフができたのは、

  • あなた自身が成長していく段階で、親や身近な人が常に言っていた言葉
  • お金以外の出来事で作ってしまった、制限となるビリーフ
  • 何かしらの体験から作ってしまった、自己重要感の低さ

からの影響かもしれません。

そして、大抵は、ビリーフの、その通りの現実が起きているのを実感している事でしょう。

もちろん、人は【プラスに働くビリーフ】も同時に持っているものです。

それは、お金に対しても、仕事に対しても、健康に関しても、人生のあらゆる側面に対してもです。

どのような【お金に関してのビリーフ】を持っているのかに気づくには、まずは、あなた自身がお金に対してどのように感じているのかに気づく事が大切です。

あなたは、

【お金】というものに対して、どのように感じていますか?。

【お金】というものは、どのようなものだと思っていますか?。

 

 

自分自身の自己重要感を上げる

そしてビリーフの中でもコアに影響するのは、あなたがあなた自身を重要な存在だと感じることができるか?という【自己重要感】です。昨今よく目にする、ありのままの自分を肯定的に捉える:【自己肯定感】と似た意味合いだと捉えていただいて構いません。

その自己重要感が満たされず低い状態:自分はそんな大した存在ではない。という想い。

それは、謙遜とは違います。意識のコアな部分で自己重要感の低さを持っていると、何らかの方法でそれを満たそうとします。

◎必要以上に、誰かに存在を認めてもらいたい意識
→人にばかり尽くして、労力、お金をそこに注ぎ込もうとする。

◎満たされていない心を<モノ>で満たそうとする
→やたらとブランドや高額なモノにお金を注ぎ込んだりする
→必要もないとわかっていても、Sale品に手を出していまう

など自己重要感を満たすために、お金や労力を駆使してそれを満たそうとしてしまう。もちろん、お金を使うことも、人のために労力を使うことも悪いことではありません。ですが、それが自覚なしに、しかも過剰に、なってしまっているとしたら、お金が無いことに振り回されてしまうことになるでしょう。

自己重要感が満たされると、自分が本当に欲しいものがわかり、それで満足するので浪費が減り、結果お金に振り回されることがなくなるのです。

<自己重要感に気づく質問>

あなたは、日常の中で自分自身に対してどのように感じていますか?。

あはたは、日常の中で、自分自身に対してどのような独り言を話していますか?。

 

参考ページ
日本人の多くが持っている、人生を台無しにする重要な心理的要素

日本人に限らず、現代社会では、 自分らしさを求める意識が低かったり、 自分を大切に思う意識が低かったり、 自分がどうした ...

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エセポジティブな投資思考を捨てる

ビリーフという、無意識化にある思考のプログラムが変化すると、出来事やモノごとに対する捉え方、見方を変えると、人生の質や、それまでの身体の調子まで変わってしまうものです。

それは、体調に限らず、捉え方、ものの見方、思考というものが人生のあらゆる面で影響しているからです。

その中で、一番色濃く出てくるのがお金に関することではないでしょうか?。

その中で、一番厄介なのは、
「お金は出せば、入ってくる」
「自分に投資するから、リターンを得る」

というような、エセポジティブな投資思考です。

やたら、お金を出してもそれに見合うリターンの見込みのないまま、投資だからとお金を注ぎ込んでいる場合、それは本当の意味で投資にはならないのです。先行きの不透明な時代であっても、予測をたてて、どこにどれだけの時間とお金、労力をつぎ込むかを決めることが必要なのに、気分やエセポジティブ思考は、投資が浪費になりがちな厄介な投資思考です。

もちろん、予測の通りにならない場合もありますが、
「やってみないとわからない」ということにお金を投資するのは、ギャンブルです。あるいは、道楽ともいいます。

今は、自分に投資するという意味で、資格取得セミナーや自己啓発セミナーにお金をつぎ込む人が多いです。

本来目的があって、そうしたセミナーを受講しているうちに、セミナーを受講することで、新しい情報や出来事に触れることで、高揚感が生まれ、一つセミナーが終わればまた新しいセミナー、そしてまた次にと、セミナーを受講することが目的のようになっている人が多いのも事実です。(それをセミナージプシーと呼ぶそうです)

新しいことを学ぶこと自体は、悪いことではありません。
知識を身につけること自体は、これからの時代に必要なことです。

ですが、本来の目的を忘れてしまうことがないでしょうか?。
本来の目的を忘れているうちは、プロセス(セミナーを受けること)が目的になってしまっているうちは、どんなにお金をかけようが、どんなに新しい情報を手に入れたとしても、あなたの目的には到達しないでしょう。なぜなら、お金を払って次から次へと情報だけを得ても活用しなければ、それは浪費となるのです。

あなたは、自分が出したお金が、投資か?、浪費か?、消費か?意識していますか?。

投資:利益を見込んで出すお金、生活費以外の将来に役立つことを見越したお金
→習い事、学習、セミナー、健康維持の活動、株式、投資信託など

浪費:生活に必要のないことに出したお金。払った金額から何の価値も派生しないお金
→衝動買いした洋服やバッグ、手に入れても活用しないものに出したお金

消費:生活する上で必要な、なくてはならないことに出すお金
→食費、光熱費、医療費など

 

2021年6月現在に必要なお金に対する価値観

『お金に振り回されないために、身につけたい感覚とは?』を加筆修正してアップしました。
それに加えて、2021年6月の今、コロナ禍で多くの業種、多くの人が、それまでと違う行動をすることが求められ、仕事にしても商売にしても、飲食業にしても、仕事が立ち行かない苦しい状況に追い込まれている方が、多いのではないでしょうか?。

それに伴って思うのが、今は、よくよくお金を出すことに注意が必要だということです。

じわりじわりと物の値段も上がってきて、生活のしずらさも顕著になってきています。

無料をキャンペーンを行っている企業と似たようなサイトで誘導して、詐欺まがいの手口もあります。

お得な情報を装った、怪しげな金融情報も氾濫しています(当サイトのお問いあわせからも頻繁にそうした案内がきますが一切対応はしません。)

生活も、企業活動も、商売も、ままならない状況は、お金に対しての苦しさを生み出しています。

ですが、その状況を打開しようと焦ってしま時ほど、冷静に、今何をしたらいいのか、何にお金と時間を費やすべきなのか、を考えなければいけません。

ほんとに価値のあるものに、本当に自分自身が望むことに、意識を向け、そこにお金と労力を注ぐ。それでこそ、コロナ禍の状況が変わった時に、高いリターンが得られるのではないでしょうか?。

参考ページ
自分が【本当に好きな物、気に入った物】を使うことで得られる事

こんばんわ。塩田マサヨです。 あなたの周りにあるもの。 それ、本当に気に入っていますか?。 それ、本当に使っていますか? ...

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