今年は、腸がクローズアップされていますね。
今晩も、TBSの『駆け込みドクター』で<腸>がテーマになっていました。
さっきまでみて、知っていることもありましたが、
あらためて、ここでも触れたいと思います。
腸の働きに意識をむけてみる
私も一昨年くらいから<腸>に対して注目度がアップしてきました。
- それ以前で腸に関しての知識といえば、
- 腸には腸内細菌がいる。
- 消化をしてうんちをつくっている臓器
程度の知識しかありませんでした。
最初に腸について読んだのは、
東京医科歯科大学名誉教授・藤田紘一郎先生の
『乳酸菌生活は医者いらず』という本です。
この本を読んで、
「あ〜私はホント、何も知らなかったんだなぁ」
という【腸に対して自分の無知さを知った】という衝撃がありました。
この本は、
腸と乳酸菌に関しての分かりやすいダイジェスト版のような本で190P程度の厚さで読みやすいです。その内容をさらにダイジェストしてみますと、
腸の働きについて
解っている腸の働きは大きく分けて3つある。
①消化吸収
②免疫防御:腸内細菌が免疫組織の活性化をしている
③解毒:肝臓に行く前に有毒物質を腸でブロックしている。
と消化以外のこともしているのです。
◎乳酸菌は、
生きて腸に届かなくても死んだ乳酸菌が腸内の乳酸菌のえさになる。
そもそも、その人、その人で合う乳酸菌、合わない乳酸菌がある。
◎食物繊維はうんちのかさ、
腸の掃除の役割と思っていたけど、
乳酸菌のえさになるというのは驚きでした。
◎腸内環境がよくなり、善玉菌がふえることで太りにくくなる。
どんなに良い食事をしても、腸内環境が悪ければ栄養素をきちんと吸収できず、よけいに食べ過ぎて、太る原因にもなってしまう。
眼からウロコの<腸>情報が盛りだくさんでした。
その中でも、ワタシが最近知った<リーキガット症候群>のことも書かれていて、リーキガット症候群の信憑性がたかまりました。
リーキガット症候群とは?
リーキガット症候群とはどのような症状のことなのかというと、腸の粘膜が損傷して破れると、細菌類が体内に侵入するだけでなく、消化しきれなかった大きな分子のままの食物が体内で異物と見なされ、免疫機能が敏感に反応してしまう。
そこから、
-
- 喘息、
- 食物アレルギー、
- アトピー性皮膚炎、
- 偏頭痛、
- 下痢、
- 便秘、
- 関節炎、
- 更年期障害など
の身体の不調が起るというものです。
ネット検索すると、何かしら情報が拾えますよ。
平成22年度の厚生労働省の調査では、日本人は下痢や便秘等の腸内の不調を抱えた人が217万人もいるとか。
美容と健康のためにも、そして仕事や人生を充実させるためにも、腸を意識して、腸内環境を良くすることはますます必要になってくると感じています。
あなたは、自分の腸内環境へ意識を向けてますか?
関連サイト:Taberukoto.comでは、
腸にいい働きをするぬか漬けに関してのレシピもアップしています。
よろしければご参照下さい。