行動・仕事

渡り鳥理論に思うこと。人は一気に変わることはない。

2015年7月6日


目標達成のモデル、学びを上達させるモデルとして、
【渡り鳥理論】というものがある。

 

渡り鳥は、季節が変わるごとに
数千キロもの長い距離を飛んで海をこえ、陸地をこえていく。
その時、ものすごいエネルギーを使い、一気に急上昇して気流に乗り、
あとは楽な力で目的地まで行き着くという。

その渡り鳥の習性と同じく、

  • 何かを学んで上達しよう、
  • 何か目標を成し遂げようとするとき、

苦しくとも一気に上昇気流に乗ることが
集中して取り組むことが必要だという。

しかし、この渡り鳥理論で気をつけなければならない事がある。

思うに、上昇することに集中するのは大切です。
しかし、渡り鳥が羽ばたこうという時、
その時だけが、渡り鳥の力の入れどころではないのです。

それは、すでにその地に降り立った時からが、肝心なのだ。

優雅に水面に浮かんでいるように見える白鳥も、
その足下は常に動かして、ばたつかせて常に泳いでいる。

もし何もしないで過ごしていれば、
飛び立つときに加速を付けて翔ることは出来ない。

(飛び立つその日まで、日々体力を養うこと日々のあり方も大切だということ)

そして、
目標を定めてどの地に行くかも決めなければ、飛んでいる途中で方向転換すれば失速してしまうのだ。風に乗っている時に方向転換するというのは時間もエネルギーも必要だし、あるいは失速して墜落してしまうかもしれまい。

(何のためにそれをするのか、どこに行きたいのか、ぼんやりとでも想い描くことで、目的地にたどり着ける)
「急上昇したい」

「一気に変わりたい」


人は願う。

私自身もなにか
「自分をがらりと変わりたい」

とそう思っていました。

がらりと外側の出来事で、
自分は変わるということを待ち望むようなところがありました。

しかし

  • 人がナニかを上達させたい、
  • 目標を達成させたい、
  • 変化を起こしたい

という時には、
目的を持って日々こつこつと小さなことから行動すること】が大切ではないでしょうか?。

何もせずに、【人が一気にがらりと変わる】ということはないのです。

だから毎日を

少しでも自分が充実するように、
「今日は、こういうふうに過ごそう!」と
毎日の目標をイメージしたりしながら過ごすことが大切になるのです。

そんな私も、今コツコツとイメージを作っている所です。

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