情で考える日本人の気質の理由

↑写真は小石川後楽園。ご存知水戸光圀公ゆかりの庭園です。
梅雨前線に覆われて、
連日、雨の続くこのごろ。
今日はじっとりと湿気を感じる＠東京です。
この大量の雨が大気を覆い、
太陽の光と熱で、湿気が強くなる夏
が来るまでもうすぐです。。
こうした湿気の多い気候は、
東南アジアで特有のものですが、
それに比べて
ヨーロッパやアメリカ大陸の大部分は、
カラッと乾燥した気候だと言われます。
水をペットボトルで売る文化も
こうした乾燥した気候から生まれたのでしょうか。
そして、考え方もドライで
日本の文化とは決定的に違います。
対して日本のこの雨量の多い、
湿気、蒸気を感じる気候は
湿っぽい考え方、蒸＝情を生み、
ぱきっとした明るい色合いというよりも、
水墨画、俳句、和歌など
独特の曖昧な美を作りだしました。
四季がある、海がある、山があるという
常に自然がそばにあり、
八百万の神＝自然の中にあらゆる神様がいる。
という考え方も、
こうした湿気のある気候があることで、
自分の側にナニか分からないけれど、
漂う物があるという
世界観から生まれたとも言えます。
私たち日本人の気質、
周りの人を気にかける、情をかける
という気質は
実は、こうしたこの地域の気候に
よるところが大きいようです。
瑞穂の国と呼ばれる日本。
水が豊かに涌き、自然豊かな国なのです。
いまあちこちで、山が動いていますが、
自然があるから、私たちの生活、考え方がある。
自然は絶えず動くもの。
あまり恐れず流れに任せるのも
必要なことなのではないでしょうか？。
今日はなにとはなく、
自然と感じたことを
綴りました。
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