- 人生を上手くいかせる方法
- 過去の成功者のパターン
- 大きな目標達成をした人の特徴
- チャンスを掴むことが出来る人がしていること
としてあるのは、
決断の速さ
だと言われています。
それを目にしたあなたは、
「自分には決断力がない」と悩んでいませんか?。
そして
「決断できな自分」に対して自信をなくしてしまっていませんか?。
実は、
- 即断即決できるからといって、うまくいくことばかりではありません。
- 即断即決できるからといって、その決断で成功する訳でもありません。
- 即断即決できるからといって、全てを目標達成した訳でもありません。
即断即決することが、是
決断が遅いことが、非
と言う単純に割り切れるものではないのです。
「自分は、即断即決できないなぁ」
「即断即決できない自分に落ち込んでしまう」
と感じている、そこのあなた!。
大丈夫です。
「即断即決することが、良いわけではない」と、これから気づくはずです。
そして、その気づきから、
本来のあなたらしい、
望む結果を得られるための、
即断即決ができるようになることでしょう。
成功法則の一つとされている決断力、その決断力の真実についてお伝えします。
人生にプラスをもたらすとされる即断即決を再考する
即断が良い結果になるとは限らない!
物事に対して、すぐさま迷うことなく決めること。
即断即決する。
悩んだり、迷いやすい、優柔不断で決められない。
そんな自分が嫌になること、ありませんか?。
かつての私は、優柔不断な自分にイライラし、そのことで人生がうまくいかない感覚に陥っていました。
ですが、今ならわかります。
即断即決して、それがトラブルになったり、いい結果とはならないことは多々あるのです。
わかりやすい例で言えば、振り込め詐欺、オレオレ詐欺、還付金詐欺、架空請求詐欺 などいろんな手口によって呼ばれ方が変わりますが、突然、息子や役所の職員、警察官、銀行、法務局などを名乗って電話がかかり、お金やカードを騙し取る手口があります。
その時、真偽も確かめず、
「俺だよ俺」と電話の向こうで言われ、会社の大切なお金(書類)を落とした、
「だからお金を工面してくれ」と言われるがままにして、お金を騙し取られてしまう。
それが本当だと信じて、即断即決してしまい、お金を振り込んだり、銀行のキャッシュカードを他人に渡してしまったりしてしまう。ふと、冷静になって、全てが終わった後に、実の息子さん、あるいは役所などに確認して、それが詐欺だったと後から分かる。
高齢者の方だから、信じてしまったのでしょうか?。
判断力が落ちたから、信じてしまったのでしょうか?。
私たち日本人は、こと人を信用しやすい民族だと言われていますが、こうしたことは、高齢者に限らずどの年代でも起こりうる、誤った【即断即決】ではないでしょうか?。
あるいは、「これいいよ」と人に勧められるままに即断即決して、何かを購入したものの【自分には合わなかった】。なんてこともある事でしょう。
こうした事からも、「即断即決が、成功するためのパターンだ」と思い込まない方がいいのです。
なぜ、誤った即断即決をしてしまうのか?
実は私もついこの間、間違った即断即決をしてしまいました。
父の受ける療養を、ケアマネージャーさんの勧められるままに「そこでいい」と言ってしまいました。
内心提案された瞬間に、「そこではあまり効果がないだろうな」と感じていたのにです。それは父が以前入院していた病院の関連施設で、あまりいい印象を持っていなかったこともあったのにです。
それはなぜか?。
- 信頼する人のいう事だったから
- 自分の頭で考えることを放棄してしまったから
- 考えることに、疲れてしまっていたから
こうしたことは、どなたでもあると思います。
私に限らず、「これいいよ!」と人に勧められるがままにモノ、コトを選んでやってみても、どうも自分には合わなかった。高いお金を払った後に、気づいて「これも経験」「自分に合わない事を知ることができてよかった」と肯定する。
それはそれでいいですが、それを決断する前に、少し考える時間を持ったら、高いお金を払わずにすむのです。
以前、【ウィルパワー(決断力、意志決定力)には限りがある】ということをお伝えしました。
- 日々雑多なことに追われ、自分で考えることをしないでいる
- あなた自身の気持ちを日々感じないでいる
- その場に流されて過ごしている
ということは、よくあることで、
しかし、それでうまく行くことは、ますます難しくなってきています。それは、世間の通例として<正しい>と思われていたことが、<正しい>とは限らないようになり、一人一人が自分の意志を持ち、自分の考えで動いてこそ、うまく行く流れになって生きているからです。
ここ数年特にそうです。
そしてそれは、誰かに、何かに、人生を握られていることと等しく、そうした時、あなた人生がうまく行くはずはありません。
誰かの言う通りにして、あなたの人生がうまく行くはずはないのです。
私自身も、OKしてしまった先の父の受ける治療の施設を、ある人の一言での思い直し、一旦保留にしてもらい、他を調べあげ、本当に納得できる施設を選択し直しました。
誤った、違った、と気付いたら、いつでも修正していいのです。
一旦決めたことを最後までやり遂げるべき
決めたことは覆してはいけない、
というのも、日本人が陥りやすい制限のビリーフですが、決断するということは、そこには、なんらかの理由、なんらかの目的があるから決断をするのです。
その決断に迷ったり、誤りではないか?と感じた時のコーチング的解決方法。
ご自分に以下の質問を投げかけてみてください。あなたの脳は、質問を投げかけることで A4用紙30ページ/毎秒 の情報を自ら検索し探し始めます。
- 決めること、それ自体の目的はなんなのか?
- 決めることが、何に影響を及ぼすのか?
- 決めることで、何が得られるのか?
- 決めたそれによって、どんな変化がもたらされるのか?
- 決めること、それ自体の目的はなんなのか?
を明確にすることです。
それによって、その決断が、あなたの今後の方向性を決め、意識がそこにむかい、動き出すのです。
その決断は、良くも悪くも、あなたの行動を左右するのだと知ってください。
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決めるという行動には、前提として【選ぶ】ということがついてまわる
即断即決
決める
ということには、何かしらの得たい目的があるとお伝えしました。
その目的のために決めるということは、
その前提として、【選ぶ】ということが伴います。
- やる / やらない
- Yes / No
- 良い / 悪い
- A、B、C、D、E・・・・・・の中でどれか
というように
モノの選択、時間の選択、空間の選択、金額の選択、状況の選択、などの関連する項目、条件を踏まえた上で決めていることがほとんどです。
実は、即断即決できる人というのは、こうした条件を全く考えないか、あるいは、頭の中で瞬時に選別しているか という事を無意識のうちにしているのです。
そうした選別ができるようになりたい、
即断即決できるようになりたい、
悩まずにいたい、
と思われるでしょうか?。
その前に、もう一度、考えてみてください。
- あなたが、即断即決したい、その目的はなんですか?。
- なぜ、決断できないと感じているのですか?。
そこがクリアーになることが、今、一番必要なことです。
即断即決には、変化が伴う と知ること
即断即決をすることは、選ぶということが伴う。
そして、選ぶということには、変化が伴います。
だから、悩んだり、迷ったりします。
悩む状況、迷う、というのは意識にとってはストレスフルな状態であるがゆえに、だから、「早いところそれを手放したい」と望みます。
私たちの無意識は、安心、安全な状態を望みますから、そのストレスフルな状態をどうにか解消しよう、どうにかストレス状態ではないようにしようと試みようとします。
なので、
自分で考えることなしに決断したり、
即断即決する事による、変化のある状態を避けようとしてします。
その変化を恐れて、即断即決自体を先延ばしにすることもあるでしょう。
そうした時、【その変化】に対してイメージをしてみてください。
往々にして、今の状態を改善するため、今の状態よりもより良い未来、のためになんらかの選択をするはずです。悪くなるための選択というのは、あり得ないはずです。(もちろん、その選択が間違い、トラブルが起きるということも世の習いとしてありますが、だからこそ、目的を明確にして、それにふさわしい選択をする必要があるのです。)
あなたが、その選択で得たいと望む変化は、どのようなもの(こと)ですか?。
即断即決が必要な時もある
ここまで
【即断即決できることが、良いわけではない】
という事をお伝えしてきました。
ですが、逆に、即断即決が必要、という場合も確かにあります。
例えば、こんな場合をイメージしてみてください。
- 命や健康の危険にさらされる恐れがある時
仕事中、あるいは、何かしている最中に、トイレに行きたくなる。
その時、迷う事なく、トイレに駆け込むはずです。
今、行っていいだろうか?
勝手動いたら、非難されるだろうか?
と悩んでいたら、おしっこを漏らしてしまうし、我慢することが続けば健康を損なう事態になるやもしれません。
(小学校1年生の時に、居残り勉強の時におしっこ漏らした者として、これは我慢したらいかんです!)
また、
- 生きる上で、必要なものを選ばなくてはならない時
以前、ある食品工場さんのメニュー開発のコンサルティングをしていた時、その工場の入社したての女性社員さんと、ランチをすることになったのですが、レストランのメニュー表を見てもなかなか決められないのです。
今自分の食べたいと思うものを選んだら?」と言ったのですが、決められない。
「メニュー開発している自分は、勉強のために食べなくては」
「今、何を食べたら勉強になるのか」
そんなことが彼女の頭の中にあったようです。
もちろん、食べるものを選ぶのに即断即決する必要はありませんが、彼女のように、生きる上で必要なことに対して、極端に悩んで悩みすぎて、選べないという場合、選ばなければ生きていくのに支障がありますよね。
アメリカの心理学者、アブラハム・マズローは、人の持つ欲求を五つの階層に分けて、理論化しました。
そのマズローの欲求五段階説では、根源的な部分にある人の持つ欲求の第一段階は、生理的欲求で、食べる、寝る、排泄する、水や空気など人が生きる上で欠かせないものへの欲求としています。
その第一段階の生理的欲求が満たされると、第二段階の安心安全(経済的、住居、健康状態、危険な状態を避ける)を求める欲求を満たそうとしていきます。
そしてさらに、
- 第三段階の社会的欲求
- 第四段階の承認、尊厳の欲求
- 第五段階の自己実現への欲求
と、人生の質を挙げていく欲求を次第に求めるようになってきます。
この、マズローの欲求五段階説のように、ベースとなる欲求ほど即断即決が不可欠となり、上位の欲求になるほど、思考したり状況判断が必要になったりします。もちろん、体調がすぐれず、もしかしたら緊急の処置(治療)が必要だという場合もありますし、
自然災害の時には、安心安全を求めるために即断が必要な場合もあります。
逆に、上記のような場合においても状況によっては、
即断即決してはいけない場合もあります。
命に関わる何かしらの治療が必要な時には、医師に言われるままを受け入れてしまう前に、自分自身、あるいは家族が、他の方法はないか最善の策を調べ、その上で納得してからの決断した方がいい時もあります。
つまり、
即断即決した方がいい時もあるし、即断即決しない方がいい時もある。
という事です。
無責任のようですが、その判断は、やはり、あなた次第なのです。
そして、最適な判断をするためには、
あなたの中にある判断のスイッチのON/OFFをする機動力を上げておくことが大切です。
その機動力こそ、あなたの即断即決を高める〇〇なのです。
即断即決力を高めるためには、〇〇が必要
【即断即決する】ことは、誰にでもできます。
しかし、納得度の高い、本当に求めるものを得られる【即断即決】は、「思いつくまま」に、「感情の赴くままに」決める当事ではありません。
- ピンとくる感覚
- これ良さそうという感覚
そうした直感を使って物事を決めること。
そうした直感力は、スピリチュアル的なノウハウ、成功者のノウハウとして広く知れ渡っていますが、気分や感情と直感は別のものであると知ってください。
直感というのは、五感という情報を取り入れたそのさきに発生するものであって、情報があってのことです。
NLP心理学では、五感というのは無意識の領域とつながっているとされていて、自分自身の無意識にあるコアな部分からの判断ができたり、表に現れていないような情報にさえも受け取って、それが直感につながっていきます。
「どことなく〜〜〜な感じ」
「なんとなく〜〜〜じゃない」
というように、無意識が受け取った情報に対する反応が直感となるのです。
直感を使って、即断即決するには、
・それまでの成功体験(情報)をもとに判断している
・普段から五感の感覚を意識して使っていること
そうしたことがあって、瞬時に
<良し / 悪し>、
<Yes / NO>、
<必要 / 必要ではない>
を判断しているのです。
即断即決する能力を高めるには、
あなたの内面の意識を育て、
あなたの五感の感覚を育てることです。
具体的には、
- 日々、五感の感覚を意識して過ごす
- 経験値を上げる
- 必要な情報を精査した後、間を置く
- ①日々、五感の感覚を意識して過ごす
五感というのは、視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚の事で、私たちは常にこの五感を意識的、無意識的に使って情報を取り入れています。
今、あなたの目の前にあるものは、何ですか?
今、あなたが聞いている音は、どこから発していますか?。
今、あなたが触れているもの、それはどのような感触ですか?。
今、あなたが口にしているものは、どのような味をしていますか?
今、あなたがいる空間にだたようのは、、どのような香りですか?。
日々の暮らしの中で、忙しくしている時、そうしたことに意識を向けることはほどんどないことでしょう。
しかし、ちょっとした瞬間、少しゆっくりとできる時、あなたの五感で感じ取っているものに意識を向けてみてください。
そして、その五感で取り入れる感覚を、ご自分の望むもの、好きなもの、を基準にして選択してみてください。
【決めるということには、選択が伴う】とお伝えしました。
より良い選択、より良い判断をできるようになるには、流されるのではなく、五感の感覚を通して本当に望むものを選べるようになる癖(習慣)を作るのです。
そうした五感の感覚があなたの内面につながって行くことで、第六感という直感が身についていきます。そして、イザという時、本当に望む結果に結びつくものを選ぶような決断が下せるようになるのです。
まずは、日々の中で、自分にとって快適なこと、五感を意識した暮らし方を取り入れていきましょう。仕事に追われることがあったとしても、プライベート工夫して五感を感じられる時間をわずかでも作ること。
そして、周りの状況や、環境に、意識を向けること。それによって、五感がキャッチしている情報を、情報として意識が受け取ることができます。ボ〜っとしたままでは、何も気づかないままです。
そして、即断即決の経験値を上げていくのに、小さな決断から始めてみてください。
- ②経験値を上げる
そうした五感の選択を高めていきながら、即断即決の経験値を上げていきましょう。
上記で述べた以前、ある食品工場さんのの入社したての女性社員さんがメニューをなかなか選べなかったことの中にあった心理、その彼女の中に起きていたこと。それは今ならわかる気がします。
こうするべき? / べきではない?
こうしなくてはいけない? / こうしてはいけない?
という、頭で考えすぎて、いっぱいいっぱいになってしまう。
外側の視点(周りの人)を意識しすぎて 自分の基準で選べないからなのです。
些細な事から、あなた自身の五感を基準にして決める
という経験をしてみてください。
私たちは、一度経験したことに対しては、そのさきの予測がつくので迷うことなく、決断を下すことができます。
迷うということは、それでいいのか、間違っていないのか、が経験的にわからないから迷うという一面もあります。
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決断力がないと思い込んでいる時の、決断力の高め方
【生きて、暮らしていれば日々決断の連続である】と言われますが、その決断の中には、大きな決断や小さな決断と様々にあります。 ...
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- ③必要な情報を精査した後、間を置く
成果の高い即断即決している人は、その場で直感でスパッと決めて、実は何も考えてないわけではなく、決めるまでにその物事に関して考え、情報を集め、精査した上で決断していたりします。
そうした時間を持ちながら、
自分なりの判断基準
自分なりの目標や目的、
といったものを、次第にはっきりとさせていく事をしています。
そうした煮詰まった状態の後、ふとそこから意識を話して、休んだりホッとする時間を設ける事で、そうした間がある時に、ふと閃きや、これだ!という決断が、自動的にできたりするのです。
自動成功理論と言われる<サイコサイバネティクス>提唱した、マクスウェル・マルツ博士の著書『自分を動かす』には、作家や発明家の創造的な仕事をしている時の成功体験の方法として、意識の使い方いかんによって、成功を産むか否かが変わると記しています。
- 生涯の中で1300もの発明をしたトーマスエジソン、
- 『種の起源』チャールズ・ダーウィン
- イギリスの哲学者・バートランド・ラッセル
など、多くの業績を残した著名人たちは、
意識的にそのことに関して考えまくった後、ふとそれから離れる間、時間、休息、というそこから意識的に離れる時間を通して、創造的な閃きや判断をしているのです。
これは、先にのべた、
意識的な情報が、リラックスする時間を取った事で、無意識に降り、直感や閃きが起きてくる。
ということと同じです。
直感で決める、即断即決で決める
というのは、何も考えていないわけではない。
なのです。
即断即決力を高めるためには、
経験
情報
五感
直感
休息
というものが必要なのだと知ってください。
即断即決することが、いいわけではない
即断即決することが、成功する鍵、
即断即決することで、チャンスを掴む
即断即決することは、成功した人の特徴
と言われることが多いですが、それは即断決断のほんの一面のでしかありません。
人は、状況によっては、即断即決なんてできないし、じっくり考えなくてはいけない場合もあります。
忙しく、追われる時代、マルチタスクで右肩上がりで成長していた時代は、それも必要だったかもしれませんが、今は、違います。
これからは、個人がそれぞれ、自分の思い想いのやり方で、人生を充実させることができる時代です。
息苦しい、不安も覆う、2020年ですが、そこに意識を向けるのではなく、自分自身に意識を向けることが大切です。
自分らしい人生を選択するためにも、
満足度の高い生き方をする上でも、
本来の意味を持った、人生にプラスをもたらす即断即決の考え方をぜひ、あなたの中に取り入れてみてください。