こんな方におすすめ
- 理想の自分を手に入れたいと、動き出したがうまくいかず精神的に辛い方
- 目標はあるけど、そのことにモヤモヤとする人
- 目指す理想はあるけど、どうしたらいいかわからない方
なりたい自分
理想とする自分
目指している目標
そうしたものがあることは、人生を充実させる方法の一つである
というのは、あなたもご存知の通りです。
コーチングでも、
目標があること
どうなりたいのか
ということがあることが、対象の一つの基準となります。
ですが
なりたい自分
理想とする自分
目指している目標
があっても、
どうしたらいいかわからないと悩んだり迷ったりして、そこへ向かうための方法がわからない時【辛く】なってしまっているのではないでしょうか?。
私自身も、長くそうした辛さを体験して、NLPを学ぶことに行きついて今、コーチングという分野にいます。
今は、新しい生き方、人生の再設定、をする方も多いですが、その過程で辛いメンタル状態であったなら、この先を読んでみてください。あなた自身の目標、そして目標への取り組み方を見直すことができるはずです。
理想の自分を手に入れる過程に起こる辛さを克服するには?
あなたの目標・理想は、誰かの理想からきている
その目標は本当に自分が望んでいることなのでしょうか?。
私たちは、仕事や家庭、あるいはプライベートの中で、大なり小なり人生の中で、何かしらの目標や望み、達成したいことを持っています。
仕事:
〇〇のプロジェクトを完成させたい/昇級したい/営業目標を達成したい/1日を無事に過ごしたい ナド
家庭:
夕食を〇〇時までに作り終える/家の掃除の〜〜〜をする/ものを減らす/子供の入学・卒業。夫婦間の決め事ナド
プライベート:
映画を見る/旅行をする/習い事をする/資格をとる/友人と会食する/起業する/〇〇歳までに結婚する
というように、大から小までさまざまです。
それらは、人それぞれで、あなたの内面、あなたの心の中から湧き起こったもののはずです。
しかし、そうした目標、願望であっても、あなたのその心からの願望であっても、実は、あなたの周りの人、社会的な風潮の、影響を受けているかもしれません。
- 周りの大人が、頻繁に言っていたこと
- TVや新聞、雑誌を通したマスコミの風潮
そうしたことを見聞きしているうちに、私たちはなんらかの考え方や振る舞い方をインプリント(刷り込み)されることが何かしらあります。
結婚することが当たり前で、「〇〇歳には結婚していないと」というように考えている親御さんの影響を受けて、自分は仕事をしたいのに、結婚して子供を産んだものの、うまくいかないというパターンは、そうしたインプリントの典型として現れます。
結婚に限らず、私たち人は、良くも悪くも、周りの人の望み、願望、欲求を 無意識的にもキャッチする能力を持っています。そしてその人、その社会が望むような選択や振る舞い方をしようとする一面があります。
私たちの脳の仕組みにも、周りの他の人の振る舞いや言葉から、その意図を汲み取るという性質があります。それは、時に、あなた自身が、誰かの望みをも汲み取ってその人の望む目標を立ててしまうということもあるのです。
周りの人の、何気ない言葉(その人にとって信じていることが表現されるのが言葉)、何気ない振る舞い(信じていることを表現する態度)に接することで、無意識的にその影響を受けてしまうのです。
つまり、
あなたが立てた目標は、本当にあなた自身が望んでいる目標ではないかもしれない
ということを理解する必要があります。
その上で、
- あなたの【なりたい自分】
- 目指す目標
- 理想とすること
は、どこからきているのか。本心なのか(本心さえも影響を受けていなるかもしれないですが)を考え直してみてください。
それに気づくには自分一人では難しいかもしれませんが、そうした影響がありうるということを理解することは目標を立てる上で大切です。
感情が邪魔をして、プロセスを行動することを阻んでいる
目標があったとして、目指す理想があったとしても、何かしらのプロセスがあって達成します。
そのプロセスを行動することがなかなかできない時、プロセスを行動することを阻んでいる2つ問題が存在します。
- A)感情が邪魔をして、プロセスを躊躇している
- プロセスを行うのが怖い
- プロセスを行うのが面倒
- つい他のことをしてしまう。
という時、そのプロセスを行うことに対して躊躇、迷い、確信がもてず、行動に移せない。
その理由は、
- 十分に「そのプロセスをしたほうがいい」という意識になっていないかもしれません。
- 「本当にそのプロセスをしたほうがいいのだろうか?」という迷いがあるかもしれません。
- その目標や計画したプロセスに対して「できる」と思っていないかもしれません。
- B)目標、プロセス自体に否定的なビリーフが隠されている
【なりたい自分】があっても、それに対して行動できない時、あるいはうまくいないと感じる時には、なんらかのビリーフ(思い込み)があるかもしれません。それが制限となって実際の行動に移せない場合があるのです。
- 目標を持つこと自体に、目標を達成するプロセス自体にネガティブなイメージを無意識下に持っているかもしれません。
- 目標を達成するには、死に物狂いで頑張らなければいけない
- 目標を手に入れるには、汚いこともしなければいけない
- 理想の状態になるのは、馬車馬の如く寝る間も惜しんでやらなければいけない
など、真実とは違う、昔の非現実な精神論を信じてしまっているのかもしれません。
- 目標が達成されないこと自体に、気づいていないメリット(達成されないことで得ていること)があるかもしれません
- 目標達成しないままだと、ゆっくりと過ごせる
- 目標達成しないままだと、この場所にずっといられて安心
- 目標達成しないままだと、あれこれ気遣いしないでいられる
など気づいていないような、目標を達成しないことで得たい状態があるのかもしれません。
つまり、目標達成、そのプロセスは、何かしらの犠牲を強いられるものだという、思い込みを持っているかもしれません。
目標達成には、そうした意識を明確にしたり、その目標の奥にある本当の目標(メタアウトカム)を明確にしたり、その妨げになっている意識をプラスにチェンジしていくことが必要になってきます。
能力やスキルは必要ですが、それ以前に、【意識設定が曖昧なままでは持っている能力やスキルも活かせない】ということなのです。
目標までのプロセスがわからないから辛い
目標、望む自分を明らかにしても、何も行動できず(あるいは、せず)辛さをこじらせている場合もあります。
目標への道筋どうしたらいいかわからないという時、目標に似通ったことをしている人を観察するというモデリングの方法が有効です。その人の振る舞い、考え方、を知って、その人のように振る舞うことで、その人のようになるというNLPの成功メソッドの一つです。
ですが、見かけだけの、上部だけ、その人のように真似ても、うまくいくことはありません。今のその人も、何らかのプロセス(過程)を経て、今のその人があるのです。今のその人を憧れて、いい部分、目に付く部分だけを真似てもうまくいかず、辛い状態になってしまうのです。
- 真似するるべき部分をきちんと把握すること。
- その人が、どのようなプロセスを通って今現在そうなったのかを知ること。
もちろん、これは推量も含んでいます。多分こうだろうという推量をするには、関連することの情報を自ら入手する必要もあります。今は、何をするにも、ネットや書籍などの情報が豊富で、どうしていいのかわからないという時、そうしたものから情報を取り入れることも必要です。そしてプロセスを検証しながら、自分の目標達成には、これでいいのか/悪いのか を見極めながら進ことが大切です。
【目標までのプロセスがわからない】から辛いのです。
人は本来、人は動くようにできています。何もやることがない、何も動けない という時ほど、辛いものはありません。活動できていない時は精神的にも停滞してしまい、だから辛くなるのです。
あるいは、やってもみないうちから
「本当にこれでうまくいくのだろうか?」と悩みんで迷うから辛いのです。
プロセスを推量したら、それを一つづつ行動してみることです。そしてその行動量を多くしていくうちに、自分の中で知識が増え、自分の中で「こうしよう、ああしよう」が生まれます。
【現在の現実】と【未来の理想】とが意識の上で混在しているから辛い
あなたは今、【なりたい自分】、【理想の自分】がなかなか手に入らずに辛いのではないでしょうか?。
今、理想の状態ばかりを見て辛くなる。
というのは、
今、現在は、未達成の状態だからです。
未達成の意識のまま、どっぷりと、理想の未来へハマっているから辛いのです。
私たちは、意識の中で誰もがその人なりの時間軸を感じながら日々過ごしています。
- 過去、現在、未来、
- 昨日、今日、明日
- 1時間、2時間、〜24時
- 1分、1秒
というように、
今現在であっても、写真を見て過去の出来事を思い出したり
今現在であっても、明日の朝を予想して出かける準備をしたり
時間軸は、今現在が起点となります。
あなたが【なりたい自分】があっても、どうしていいかわからずに辛いのは、それは、意識の感覚では理想の状態に浸かり込んでいるものの、現実の自分は理想とはかけなはれているから。どんなに理想をイメージしても、その矛盾は脳にとってはストレスで、葛藤を抱えた状態だからです。
葛藤とは
- 個人的な欲求/社会的な欲求のぶつかり合い
- 理想/現実のぶつかり合い
という相反する心理を同時に抱えている状態です。
ブレーキとアクセルを同時に踏んでいる状態。
意識エネルギーのエンスト状態ともいえます。
だから気持ちが疲れるのです。
だから前にも後ろにも進めずしんどいのです。
そうしたどっぷり問題にハマっている時というのは、別の視点で少し離れた場所から、俯瞰的に捉える意識が大切です。
NLP心理学では、状況を俯瞰的にみることをディソシエイトといいます。
解決の視点を得るときには、五感の感覚的な作用を使って、問題から離れて物事を見ることをします。そこから解決策を探るのです。
理想の状態にどっぷり使っている時は、その理想へと向かうプロセスを描けません。理想は未来にあり、未達成の現在に意識を戻して、プロセスを描く必要があるからです。
今あなたがいるのは、今の場所です。今の場所から未来に向けてできることを探してみましょう。
目標が辛かった時代の私の体験
私自身以前、独立自営の、ある分野のフリーランスを目指していました。
ですが、
どうしたら、そうなれるのかわからない。
目標が、珍しいフリーランスで、そのプロセスがわかりませんでした。
憧れの人の仕事ぶりを、雑誌やネットでみて憧れるばかりで、自分の頭の中であれこれと思案して、「こうしよう、ああしよう」とばかり考えていました。自分のできる範囲でやってみても、思うように稼げず、望むようにはならず、焦ったり迷ったりしてばかり。目標があったとしても、憧れる人がいたとしてもそうした悩みはあります。
一昔前なら、一握りの、縁故関係か何かでしか掴めない仕事というのもありました。
私自身、食の分野やディスプレイの仕事をしたいと思ったとき、知り合いのツテ、習っていた学校の先生の手伝い、という形で、手伝い仕事をしていたことがあります。ですが、望んでいるのはサブではなく、自分が主体で動く仕事で、いくらやっても主体で動ける仕事までは行きつきませんでした。
高校時代の友人は、文章を書くことが好きで作家を目指して大学卒業後は就職せずアルバイトをしながら文学賞に投稿する日々を送っていました。本人はなかなか結果のでないその状態に悩んでいた時もありました。今は、どうなったかはわかりませんがそうした仕事はいくらでもあります。
ですが、今は、一昔前とは違い、小説もインターネット上で発表する場があり、その小説が面白ければ、コミカライズされているものもあります。ネットや動画、書籍、などあらゆるところに情報があり、あなたが、今、何をしたらいいかを探せば手に入る時代です。
人は、本当に望むようになると、意識の回路が開き必要な情報が入ってくるようになります。脳の網様体賦活系という部分が活発になるためです。
私の体験では、
本当に自分の望むことに意識が向く様になってから
肌トラブルの回復に必要な栄養素の情報が入ってきたり
根本にあった制限のビリーフを解放して、
自分の望み、理想の自分が変化していきました。
(というよりも、本当に望んでいることに気づいただけ)
今は、
その途中で悩むことがあっても、必要な情報が入ってくるようになり、理想に向かってプロセスを実行中です。
なりたい自分、理想の自分を追求していこう!
人は誰でも、
なりたい自分
理想の自分
を描くものです。
それは、欠乏感を埋めるものではありません。人は本来向上したいという欲を持っているものです。
そして、それを実現させるには、そこへ向かうためのプロセスが必要だということです。
その途中で、【辛い】状態にまでになっているとしたら、内面のケア、一番は制限のビリーフを解放することに取り組む必要がある。この制限のビリーフは、年齢を重ねるほど手放すのが難しくなり(変化を受け入れるのが難しいため)人生の後半でしんどいことが多くなる傾向があります。
あるいは、何かやり方を間違えている、側から見たら「うまくいかないだろうな」というやり方をしているため、うまくいっていない。ということもあるのです。うまくいくやり方は千差万別ですが、うまくいかないやり方は大抵、法則性があるのです。
もし今、あなたが理想を抱いていても、
もし今、なりたい自分を持っていても、
なんだかうまくいっていない、叶わなくて辛いと感じているなら、上記のことから思い返してみてください。