こんばんわ。塩田マサヨです。
突然ですが質問です。
「あなたは食べるものに対して、どのような意識を持っていますか?」
「あなたにとって食べるという行為は、どのような意味を持ちますか?」
普段、私たちはあたりまえの様に食べ物を口にしています。
それは赤ん坊の頃、お母さんのおっぱいを飲んでいた頃から
当然の欲求として、あたりまえの行動として<習慣化>していますよね?。
昨日の午前中に、ちらっと情報番組を横目で観ていたら、
豆腐入りの麺でできたラーメンを食べていて、
そのレポーターの人が、「これなら罪悪感がない〜!」と言っていたのです。
それを聞いて「んんんん??????」と違和感を感じました。
豆腐麺=健康的とというイメージでしょうか?。
通常のラーメンの特徴はイロイロあれど、
麺=炭水化物=糖質=太る?or 不健康?
こってり背油、油っぽい=太る?or 不健康?
という事でしょうか?。
そもそも、そこまでしてラーメンを食べたいのでしょうか?。
そこまでラーメンが好きならば、
ラーメンを食べればいいことじゃないですか!。
【ラーメンを食べることに罪悪感を感じる】=太る、不健康
と自分自身に感じるなら、
小手先のごまかしで食べるくらいなら食べなければ言い訳です。
東京では今でこそ、ありとあらゆるジャンルの料理が入ってきて
料理人、シェフ、パティシエと 食に関わる仕事も確立されていますが、
日本人の社会的な考えの中には、
「食べるもののこと」=「卑しいこと」
と捉えている一面もあります。
食欲は、人が生きる上で欠かせない【欲】の一つです。
欲はあまりいい意味でとらえられない事が多いですが、
欲があるから、人は何かをしよう何かを得ようとするのです。
そもそも、多くの方は普段、
食べるという事、食べる欲に対して、
どのようなイメージを持っているでしょうか?
意欲という【欲】もあるのです。
何かをする事、なにかを得ようとする事は、卑しい事でしょうか?。
食べるということは、
身体を養うだけではなく、その人の活力、生きようという力も養うものです。
食べることに対して罪悪感を感じる。
そのように食べ物を卑下しているくせに、
それを食べるというのは、それは、食べ物に対して失礼です。
そうした人は、
自分自身も大切にはしていないのと同じです。
それは、
【あなたは、あなたの食べたもので出来ている】
と言われますが、
【卑下した食べ物=自分自身】
となるのです。
そうした時、あなたは、食べることに罪悪感を感じるでしょうか?。