４月から幾つかドラマを見ています。
録画撮り、オンデマンド、を利用して空き時間、気晴らしタイムにみると
登場人物の行動とか、セリフの中から
ハッとする気づきがあったりします。
TBS 『重版出来』
日テレ『世界で一番難しい恋』
TBS 『わたし結婚できないんじゃなくて』
テレ朝『グッドパートナー』
初回から見ていないものもあるんですが、
一番のお気に入りがお仕事成長ドラマの『重版出来』
マンガが原作の出版ドラマと思いきや、
コーチングやNLPドラマか？と思うくらい、
セリフやストーリーにの考え方が盛込まれていて、とても勉強になります。
１話では、
元オリンピック日本代表候補の柔道選手だった、黒沢心。
試合中にけがをしてしまって柔道が出来なくなり、出版社に就職する。
心が就職活動から少年マンガ雑誌バイブス』編集部に配属され、
重鎮の漫画家の問題を解決するまでが描かれている。
【体軸がぶれない＝心がぶれていない】でいること、
姿勢がかわれば、視点も変わる。というテーマが隠されています。
２話では、
もろにコーチングの要素が満載。
幽霊といわれるコミック営業部の小泉。
元々情報誌の編集をやりたくて、今の職場に燃えるものを感じられない。
そんな彼に、営業部長は、
「情報誌で何をやりたい？。どんな企画を、誰に向けて、何をどう伝えたい？」
と言われてしまうが、それに対して答えられない。
さらには、
「自分の立っている場所が分からなければ、どこにも行けないと思うぞ」
と厳しい言葉をかけられてしまう。
その小泉が黒沢心と組んで、あるコミックを売り込むキャンペーンに動く。
前向きでぶれのない心と組む事で、
彼の中にあった＜ウツウツ＞としていたものがかわっていくのです。
人は誰の側にいるかで、変わるものです。
それがよく現れた回です。
３話では、リフレーミング（枠組みを変えること）
趣味でマンガを書いていた女子大生。
「自分には才能なんてない」と思い込んでいた彼女が、
イベント会場で黒沢心と偶然出会い、
「可能性はこんなに広がっているのに？」と言われ、
自分のやりたい事はこれなんだ！と気づくのです。
ドラマの中のストーリですが、
ドラマだからこそ人の心理や行動を丁寧に描いたものは
観ている人に気づきと発見を与えるということもあるのです。
「どうせドラマだからでしょ？」と思うか。
「あ〜こういうこともアリだな」と思うか。
人が成長したり、変化を起こすということは、
昔も今も変わらない、王道のような方法があります。
４話の今回は、モデリングという、
理想の誰かを真似る。がテーマになっています。
いやぁ、それにしても黒木華ちゃんは、
『天皇の料理番』の時の俊子さんとまた違って
かわいく心ちゃんを演じているなぁ〜。
今は、テレビの前に居なくとも、
好きな時間に録画撮りやオンデマンドで観られる時代です。
気分転換、リフレッシュに
気楽にドラマを見るのもいいですよ。