片付けたら不調に? 断捨離中に心身が疲れる本当の理由

  • 家の中の使っていないものを片付ける・処分する断捨離
  • 他には、全部(ほとんどを)捨てることを目指している、全捨離
  • 床面積が見えるようにする片付け
  • ときめくものだけを残す

などなど、ものを片付ける、物を捨てることにたいしての名称は様々あります。

私たちの周りには、実に様々なモノで溢れ、その中には、手に入れたけれどあまり使っていないものも含まれます。

  • 買ったけど使い勝手の悪いもの
  • デザインが気に入ったけど着心地の悪いもの
  • 年齢や仕事に見合わないもの
  • 親が使っていて、自分は使わないもの

など

普段生活をしていると、生きていると、気付かないうちに物が増えていくものです。

人生を変えるには、運気を上げるには、ものを処分する、手放すことが重要だと言われますが、自分は今、なんだか停滞している「運気を上げるには、ものを捨てることが重要らしい。よし!」と決意して、ものを捨て始めると、様々なネガティヴモードが襲ってくる人がいるといいます。それはなぜでしょう?

こうしたことは、必ず起こるわけではありませんが、片付けをし始めると起こるといわれる【ネガティブモードの理由】、その対処法をお伝えします。

目次

家の中のものを片付け始めるとなぜ、不調が襲ってくるのか?

環境が私たちに与える影響がある

それまでの人生を変えるには、
停滞している運気を上げるには、
ものを捨てることが重要だ

といわれるのは、私たちが普段いる環境が、良くも悪くも、思考や行動に影響を及しているからです。

環境を整えることの重要性は、これまでもお伝えしてきました。

私自身もこれまで、実家の自分の部屋がせまいということもあって、10代、20代の頃からものを捨てたり、片付けたりということをしてきました。それまでは、どこかしら、「人生が良くなるまで、我慢しよう」「大金が入るまで、今のままでいいや」と雑雑した押入れの中や、好きでもない家具を我慢していたところがあります。

しかし、そうした空間、環境にいると、次第にイライラしたり、常に落ち着かない、迷いが起きやすいもので、その頃は「環境から伝わるモノの波動」「環境から受け取る五感からの情報が、思考や感情に影響している」なんてことは知りませんでした。

気に入って買ったモノの中には、使わずにとっておいいて、大事に大事にしまっておく。なんてこともしていました。

私たち人間は、持っている身体的な機能として外側からの情報を五感の感覚が受け取り、それに対して「快/不快」「好き/嫌い」「安全/危険」「便利/不便利」などの判断を脳が行い、その情報が、何かしらの感情、思考を引きおこします。それは、つまり、私たちの行動にも、人生の選択にもおおきく関わっていることを意味します。

しかもそうした動きは無意識的で、私たちは気づかないうちに、モヤモヤしたり、悩んだり、嬉しい気持ちになったり、問題を抱えたり、スムーズに行動できたり/できなかったり、ということをしています。

特に、日常生活や仕事場、など一日の時間を多く過ごす環境からの影響は、その触れている時間量、接触量から捉えても、とても大きいものと言えます。

たくさん物がある環境では、TVが何台も別の番組を同時に映し出しているのを見ているのと同じで、脳はマルチタスク状態となっていきます。

周りに物があることで、無意識的にそれを認識してしまうことで、集中力がそがれ、判断力が失われ、何をしていてもソワソワとして「やっている」という充実感が得られません。

質の高い生活、人間関係、人生の中で重要だと感じている何か(生産性の高い仕事、望んでいる理想を叶えるためのプロセスや必要なこと)などに集中して取り組むことができません。

あれもこれもと、気が散り、迷ってばかりで、必要なことに対して決めることができません。

周りにある物が多ければ多いほど、無意識的にそうした物を情報として認識しているが故に、何かに対して必要なことを覚える、記憶力や理解力も低下します。つまり、周りに物があることで、思考の干渉が起きて、必要な情報をきちんと脳が取り込めず、把握できなくなるのです。

一般的に、物が少ない空間は、海辺や草原のように、リラックスや開放感、ストレスの軽減、集中力さえ生み出します。

逆に全く物がないような状態が、不安感や喪失感を感じるという人もいますが、極端な場合は、また別の心理的な要因が絡んでいることもあります。もちろん、物が全くない空間で日常生活を送ることはできませんし、現代社会にいれば便利な物を手に入れて暮らすことは必要不可欠な要素です。

しかし、私たちが普段いる環境というのは、単に空間の「狭さ/広さ」だというだけではなく、脳や思考、感情、そして人生の質にも影響しているのです。

そう考えれば、自分が普段いる環境に、「何をおくか、何があるか」とうことを意識的に選択していく必要があるのは間違いありません。

ものを片付け始めると起こる、不調や心理的なネガティヴモードとは?

「ものを捨てようと!と決意して、いざ取り掛かると、身体的な不調、メンタル的にネガティヴモードが突然やってくる」といいます。

  • 今まで体験したことのないような眠気
  • 突然の倦怠感、頭痛、腰痛、風邪や喉の痛み、身体的な不調感
  • イライラモヤモヤ、不安感、人間関係のトラブル
  • 家の中の何かが壊れる、不具合が出る、枯れる

などなど。

前向きな気持ちで、人生を変えようと思っているのに
運気を変えたいと切実に思って、捨てたいのに

こうしたことが起きる。なぜ、こうしたことが起こるのか?

捨てることを提唱しているインフルエンサーの中には、

眼に見えない世界には、信じられないことがある。全体的に、物が多い人の家は、埃だらけで掃除も行き届いていないし、片付いていない。そうした空間には、魑魅魍魎(化け物)や邪気といわれるモノが多く潜んでいる。そうしたモノは、汚いところ、物が多いところ、人の不機嫌や不幸、病気の人、金銭的なトラブル、人のトラブル、湿気がありジメジメしたところ、日当たりの悪い場所、が大好きで、物が片付けられるのが困るのである。そうした魑魅魍魎や邪気が、片付けるのを阻んでいる。

要約すると、そうしたことを理由に挙げています。

日本人なので、人がいる空間には、土間にも、かまどにも、水回り、トイレ、台所、あらゆるところに神様がいる(八百万の神様)の存在を信じている人が多くいます。そうした神様たちは、神社や仏閣を見ても、清潔で掃除された、整った空間を好まれます。

しかし、安心してください。

あなたが、ものを捨てようと動き出した途端に、身体的な不調やメンタル的なネガティヴモードになるのは、魅魍魎でも邪気でもなんでもなく、一番恐ろしいのは、変化することを恐れているあなたの脳であり無意識です。

ものを片付ける、ものを捨てるのを抵抗しているのは、魑魅魍魎や邪気よりも、あなたの脳や無意識の方がよっぽど強力にあなたに働きかけています。

魑魅魍魎や邪気は、普通の感覚を持っていれば不快な感じのするところ片付け掃除をしていくことで、一掃できますが、環境からの影響で反応している、脳や無意識的な作用が蠢いていることは、心理学でも学ばない限り、普通に暮らしている人にとっては気づきもしないし知りもしません。

けれど、あなたの中に根深くある変化を恐れるプログラムは、太古の昔に爬虫類から人間へと進化した頃から変わらない脳の仕組みがあるからで、この脳の仕組みをうまく利用していけば、たとえいっとき、ネガティブモードにおちいっても理想の空間を手に入れ、理想の自分を叶えられるようになるものです。

変化を阻む、脳と無意識の仕組み

私たちの脳や無意識の領域での活動は、変化することが嫌いです。できるだけ長く生き延びることを最優先にしているため、安心できること安全であることを望むのです。つまりこれは、変化をしないことです。

そうした脳の仕組みは、現代社会になった今も残っています。

人の行動の90%以上は、同じことを繰り返す習慣化されたものだといわれています。人には、一日の中で決まりきった「固定行動」があり、朝の「固定行動」をみると、1日の行動の90〜97%の確率で予想ができるということが、マサチューセッツ工科大学の実験からわかっています。

つまり、慣れていること、慣れている状態を脳は好むのです。

今まである物を処分することは、脳にとっては、ストレスとなるのです。

太古の昔からの爬虫類脳と呼ばれる脳の部位は、視床下部が中心となっています。視床下部は本能を司り、食欲、睡眠欲、性欲、などの生き延びることを最優先にし、同時にHPA系という(視床下部、下垂体、副腎系)というシステムの中心的な役割を持つところで、ストレスが起きた時にこのHPA系が動いてストレスホルモンを分泌し、ストレスに対処します。

つまり、私たちは意識的には、「人生を変化させよう」、「ものを捨てて運気をあげよう」と思っていても、脳のシステムや無意識がそれストレスと捉えて、阻むようにもなっているわけです。

また一方で、脳は変化します。科学が発達した現代では、脳には神経可塑性という特性がありどのように脳を働かせるかによって新たに神経の結びつきを作るとわかっています。

  • 暮らし方や生き方を変えること。
  • 睡眠時間や運動の有無
  • ストレスの効果的な解放
  • どのような空間にいるか
  • 五感からの情報がどのようなものか
  • どのような人と関わっていくか

そういった人が当たり前にしている日々の営みを意識的に変えて、心地よいもの、これまで体験したことのない新しいことをしていくことで神経同士の結びつきを強め、使わない神経の結びつきは整理されていきます。つまり、脳のプログラムが上書きされるのです。

捨てることは、思った以上に意識エネルギーを使う

ものを捨てる、無意識的なレベルでエネルギーも変化しますし、思考や感情が渦巻いて、気疲れすることもしばしばです。

考えてもみてください。それまで持っていたもの、当たり前にあったものを手放すのって、ただ捨てればいいというだけではすみません。

ものには、それが自分の手元に来た時、それを使ったり接してた時の記憶とリンクしています。その時の記憶を呼び起こす、アンカーとなる、媒体となる役割が、あなたの周りにある様々なものにはあるのです。

その例がわかりやすいのが、写真です。

友人と学生の頃に撮った写真を見ていると、その時にどんなことをしていたのか、どのようなことをしていたのか、感情や思考の記憶、はっきとしたものではなくても、その時のことが蘇るはずです。

そうしたモノを手放すのには、「捨てよう」と思っても、まだまだ納得できない「捨てきれない」時もあります。

その時は、手放すものと決めて袋にまとめておき、「もういい」と決めるための別れの時間も必要になります。納得して手放すからこそ、次に行けるのです。

今は洋服にしても物品にしても買取店もおおく、「もしかしたら、お金に変わるかもしれない」と思えば、どこで処分したらいいか、あれこれリサーチしたりと気を揉むことも発生します。単にゴミの日に出せばいいというわけではなく、いかに有効に資源活用を考えながら物を片付ける必要もあります。

私自身、今年の5月から、断捨離モードになったものの、「どうやって処分するか」「どこで処分したらいいか」を模索し、思考を働かせ、処分したいけど単に「捨てる」はできませんでした。

  • 捨てるのはもったいない。ものを粗末にすることになる
  • もしかしたらまた使うかも
  • もしかしたら、売ったら高額になるかも

などの様々な執着心が湧き起こり、こうした感情の揺れ動きや思考は、脳にとってはとてもストレスです

また、人形や形のあるものは「心が宿る」として、ただ捨てるだけでは心残りや、申し訳なさ、の感情が湧いて、人形供養・お祀りして処分しようということも発生します。実際に祖母に買ってもらった雛人形、飾り人形を直近で人形供養祭をしていた神社に持っていき、初穂料を納めてお焚き上げしてもらうようにしました。入っていた霧の箱やガラスケース、備品は、分解して燃えるゴミに出したり、不燃物に出すという手間もかかります。

古いお金や記念コインなどは、買取屋さんに持って行ったり銀行に鑑定してもらい換金してもらったり、亡くなった父の抜けた金歯や金製品は買取屋さんに出してみたり、20代の頃からの気に入っていた洋服も、今の自分には似合わないものの、「処分するとしたらきちんと使ってもらえるところに」とリサーチしたり。

捨てることは、片付けることは、自分自身の納得する形でなければ、後に未練が残ります。

だからこそ、スパっとはいかない。
だからこそ、気を揉んで、イライラしたり、神経使ったり、意識レベルでエネルギーを使います。

へとへとになったり、ガクンと眠気が来たり、時には体調を崩すことだってあり得ます。イライラや、同居の家族が動こうとしないことに爆発もしました。「なぜ何もしない〜!」と。

それは先に述べた、ストレスに対処するHPA系という(視床下部、下垂体、副腎系)というシステムも作動してくることも関係しています。

だかこそ、断捨離、ものを捨てることには、心理的な不調身体的な不調が伴うのは当然で、魑魅魍魎も邪気の触りがあるというのは、科学的に捉えれば関係はありません。安心してください。

片付けること、断捨離をしたいのに、停滞してしまったら?

あなたが、片付けたい、断捨離したいのに、眠気や倦怠感、身体的な不調や心理的なネガティヴモードに陥っているのと同時に、片付けるプロセスに対して、「めんどくさい」、「なんだか嫌だ」という感情が潜んでいないでしょうか?

はい、はっきりと言います。
片付けは、めんどくさいです。
納得して、片付けようと思えば、サクサクとはいきません。

「ゴミ袋にあらゆるものをただものを詰めて、外に出せばいい」という思考では、できません。

  • これは、不燃ごみ
  • これは、分解して可燃ごみ
  • 自分では対処できない大きさだから、粗大ゴミ
  • これは、自治体の古着回収に回せる

など、ゴミとして出すにもあれこれ考えなくてはできません。

頭も使うし、体力も使いへとへにもなる。なかなかすっきりしない気持ちを抱えてイライラもする。

そうした、めんどくさい気持ちを転換させるには、「物がなくなって、すっきりした空間」をイメージすることです。

物が片付いたとき、どんなに快適で、いい気分かを感じるのです。感覚的な解放感やそこからえらえるメリットさえも感じてみてください。

行動がスムーズになり、あなたが望んでいたなにか、叶えたい理想も、マインドが整うことで、頑張らなくてもそうなるように動き出せます。

そのとき、

  • 頭の中で映像をイメージしたり、
  • あなたが声に出してしまったこと
  • 体の伸び伸びした感覚を味わったり
  • 深呼吸して鼻から伝わる香り

など、五感の感覚を使うことです。

物が多くあるということは、そこに固定化されて、物質的な循環もない状態です。それを片付ける、断捨離することで動かしていくわけです。

多くの成功法則に共通している、環境を変えるということは、引越しすること、今いる環境を変えるということで捉えられていますが、その前にまずはものを片付けることです。(実際、引っ越そうと思う時には、これからの場所に要るものか/要らないものか」ものの処分をすることが起きてきます。大抵は、これから住むであろう家、部屋にふさわしくないものは、どんどんと捨ててしまうものです。)

引っ越すということがないにしろ、未来の自分が住みたい家・部屋をイメージして、そこに「これは必要だろうか?」という視点で、捉えてみてください。

今そこにあるものたちは、過去のあなたにとっては必要でも、未来のあなたにはふさわしくないものも多くあるはずです。

片付けの先にあるもの

片付けが終わった状態。

ものを手放せた状態は、心理的にも空間的にも開放感が生まれます。それまで見ていた物がなくなり、すっきりとすると、それまであったものに対する執着心が手放せる。

これはとても大きなことで、執着心が手放せるということは、これまでの過去の体験の中でできた思い込み(ビリーフ)、特に制限きなビリーフを解放することにも繋がります。「まっ、別にいいか」と物や出来事に対して、発想が自由になります。凝り固まっていた執着心が過去の記憶を引き起こしていた物と共に解放されるのです。

もちろん、根深い根っこの制限のビリーフまでは解放されないかもしれませんが、執着心からは自由になります。

すると、新しいことを始めたくなったり、新しい自分を求めるようになり、それに相応しい新しいものが巡ってきます。それこそは、まさに、新しい体験そのもので、脳の神経に新たな結びつきができて、新しいプログラムが上書きされたことにもなります。

そして最初のイメージ画像と、何もない空間の写真を見比べてみてください。同じ室内ではありませんが、2枚目の部屋は一目瞭然にすっきりとして、リセットされているのがわかります。それは、これから先の未来は、何を入れても自由で、どのようにでも自分で作り出せることを、実感できるのではないでしょうか?。

人が変化を望む時、

  • セミナーを受けたり、新しい学びをしたり
  • 行ったことのないところに旅行したり

ということで、大きく変わろうと望みますが、いっときの心地よさで終わってしまうことも多いものです。空間や環境にある物の影響を知って物を手放していくと、持続的な質の高い変化を手に入れることができます。

物を手放して、空間を整理することは、人生の質を変えることにもつながるのです。そのことを、改めて考えた上で、物を片付ける、処分する、ということを前向きに捉えてみてください。

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