あなたは、あなたらしくいるために、あなたの持って生まれた能力を存分に活かすために、これまで培ってきたスキルやノウハウ経験を活かすために、相応しい【場=フィールド】にいますか?
あなたが普段いる物理的な空間や環境にとどまらず、周りにいる人、仕事・家事・育児・家族との関わり、おかれている状況や立場、そうしたあなたを取り巻く全てを【場】あるいは【フィールド】といいます。
私たちは、
- 何か行動をするにしても
- 何かの思考をするにしても
- なにかの感情を沸き起こらせるにも
あなたを取り巻く【場=フィールド】からの影響を知らず知らずにうちに受けています。
【場=フィールド】からの影響
それは、【五感の感覚から受け取る情報】そのもので、【場=フィールド】からの情報を通して、私たちは絶えず(精神的にも身体的にも)何らかの反応を引き起こし、あなたに影響を及ぼします。
- TVの画面に食べ物が映ると、その食べ物が食べたくなったり
- この場所にいると、リラックスして想像力が湧いてくる
- この場所にいると、能力が発揮されて伸び伸びとできる
- この場所にいても、この先自分が成長するとは思えない
- この場所にいると、緊張して萎縮してしまう
など、私たちは、自分自身がいる場所から発せられる情報を五感の感覚を通して受け取っています。
五感の感覚は、私たちが生物として持っている身体的な機能です。
自分の周りにあるものや状況に対する判断や反応は、五の感覚を通してそれが神経を伝って脳に伝達され何らかの反応をしています。それも自分自身が気づかないうちに無意識的に行われているのです。こうしたことは、文字面で読んでも感じにくいかもしれませんが、【場=フィールド】を整えることは【場=フィールド】から受け取っている情報を整えることになり、あなたの五感から受け取る情報を意識的に選択することを意味します。
当たり前だった五感の感覚
から
今までとは違う五感の情報
に変化させるとき、自然とそれまでとは違う【場=フィールド】に身を置くことにもなります。
あなたが、「なにか目標を達成したい」「理想とするなにかを叶えたい」「人生を自分の望むようにしたい」「お金を今よりも手に入れたい」「充実した生活を送りたい」などの想いがある時、私たちは、
- そのことに関連した何らかの行動を起こしたり
- わからないことに関する知識や情報を取り入れたり
- 具体的なプロセスを決める計画を立てたり
ということをします。
それらはとても大切なことですが、【場=フィールド】を整えることは必ずどこかの時点で必要となってきます。
もしあなたが、今、「自分を発揮できていない」、「どうも理想とすることから遠ざかっている」と感じるのなら、頑張っているのに結果が出ないのは、あなたの能力のせいではなく【場=フィールド】が違っているせいかもしれません。
理想を叶える鍵は「場」にあり。あなたを取り巻くエネルギーを整える重要性
物理的な空間から人間関係まで。あなたを形作る多層的な【場=フィールド】の存在
【場=フィールド】とは、
あなたがいる物質的な環境=部屋、職場、住んでいる地域(東京の城西地区、城北地区、区、市など)、国、県、
あなたが接している環境にあるもの=家、家具、デバイス、筆記用具、衣類、調理道具、日用品、食品、衣類、コスメ など
あなたが接している人=家族、職場の人、趣味の友人、よく通う店の店主、よくつかう場所の関係者、教師、講師 など
あなたが自己表現する場所=SNS発信、独自ドメインのサイト運営、無料ブログ投稿、絵や創作物を作って展示する、茶道や書道、筋トレ、何かしらの趣味、推し活、など
あなたが属している状況や組織や分野=スポーツ競技の分野(陸上競技の〇〇、フィギュアスケートのシングル、ペア、スノーボード、カーリング、野球、サッカー、マラソン など)、〇〇分野の業界(半導体関連、コンピュータ関連、食品関係、医療関係、教育関係、製造関係など仕事で関わっている分野)、個人的な状況(介護中、育児中、就活中、受験勉強、大学受験、資格取得やセミナー受講中)
など、あなたの置かれている環境や状況、属しているどこかです。
ここで挙げたことは一例に過ぎませんが、もっと幅広くあるでしょう。そして一つに限らず、あなたを取り巻く【場=フィールド】は実に多彩です。
そして、【場=フィールド】は、あなたの心理的にも、属性・年齢・状況の変化によって、時に変化するものですが、あなたが何か叶えたいことがある、目指したい目標があるというとき、それに相応しい【場=フィールド】にいること、それに相応しい【場=フィールド】に整えることは、それを欲しいものを獲得したりできなかったり、願っていることを叶えられるかどうかを左右します。
例えば、想像してみてください。
ボディビルディングの大会で優勝したいとして、独自に筋トレやプロテインを飲んでも思うような筋肉ができないばかりか、大会に出ることさえできない。ですが、ボディビルディングの大会を目指している人が多い専用の筋肉の付け方をする運動や、プロテイン以外の食事の仕方を教えてくれるジムに行けば、思っているよりも早く大会で上位入賞することさえできるかもしれません。
あなたが何かを学んで、それを自分で副業にしたい、ビジネスにしたいというとき、子供のもので溢れた家の中の一角を、書斎として整えることが必要だと感じて、その空間を整えたことで仕事に集中できるようになり、理想の収入を獲得することが叶っていく。
いつもお茶ばかりしているママ友と離れて、自分の趣味の手芸や手作りしている人と会うことでそれをマーケットで売るというライフワークとなって行く体験をすることさえある。
これらは一つの例ですが、あなたが理想とする生き方が明確にすればするほど、今いる【場=フィールド】をそれに相応しい形に整えたくなる。自然と整えるように意識が向いていくものです。
あるいは、今の【場=フィールド】に違和感を感じたり、「こうしたい」という思いが湧いて整えていくうちに、理想や叶えたい目標が明確になるということさえ起きます。
それだけ【場=フィールド】を変えることは、とても重要なのです。

知っている人は実践している。目標達成にふさわしい【場=フィールド】の選び方
NLPマネークリニックという、(人が育成体験の中で誰もが持ちうる心のプログラムである)ビリーフとお金を扱うコンテンツでは、自分自身が欲しいものを意識的に生み出すには、【精神状態】、【価値観】【目標や理想】などのいくつかの項目が、【成功や目標達成の鍵】として関連しているといいます。このいくつかの項目を、意識的に変えていくことで、あなたの周りの状況が理想の状態へと自ずと整っていくわけです。
その項目の一つに、【場=フィールド】があり、【場=フィールド】は【鍵となるいくつかの項目】を取り巻くものとして、他の項目全てに影響を及ぼすものとされています。動くこと、それは、何かしらの目的があり、こうなりたいという意図があり、そこにはあなたの精神状態が伴います。
そして、【場=フィールド】を、「自分自身の価値観や理想に相応しいものに変える」という行動そのものが、動く、行う、という運につながるわけです。
うん 【運】
① 人知でははかり知れない身の上の成り行き。めぐりあわせ。「―が悪い」「―を試す」
② 幸せなめぐりあわせ。幸運。「―がなかった」
③ うごく。移動する。「運行」「運動」
④はこぶ。移動させる。「運送」「運賃」「運搬」「海運」「陸運」
⑤もちいる。はたらかせもちいる。「運営」「運転」「運用」
⑥めぐりあわせ。「運勢」「運命」「開運」「幸運」「衰運」「天運」「武運」
【場=フィールド】が重要なのは、あなたがどの【場=フィールド】にいるのかは、【あなたが生きること】そのものだからです。
私たちは、人生の中で、「何かいい運が欲しい」「運勢を良くしたい」と願います。しかしそれは、あなたの人生のなかで「いい状況を得たい」ということで、今のままじっと動かず思いだけで叶うものではなく、あなたの状況は、あなた自身が実際に動いて【場=フィールド】を変化させること以外にはできません。
その場をふさわしいものにするという「行動」があることそのものが、運であり、【今までとは違う状況が】運ばれてくるのです。あなた自身によって・・・・。もちろん、いい運が欲しいから、とお札を買ったり、パワースポットに出かけたり、運がいいというグッズを買ったりという【行動】をした!という人もいるでしょう。それで実際に運が変化した人もいる。一方で、何も変化しない人の方がほとんどです。
それは、精神的な状態がいっとき良くなった「気分が上がった」だけで、行動が継続していません。いい精神状態を維持するのは、【成功や目標達成の鍵】となる他の項目をしっかりと変化させて(行動を継続していくことで)安定していることや、【場=フィールド】を整えることをしているからです。

ドラマや一流選手に学ぶ「場が人を育てる」という不変の真理
【場=フィールド】は、あなたがいる、仕事の場所であり、住んでいる場所であり、普段よく行く場所であり、頻繁に接している人であり、今あなたが置かれている状況や属している組織で、あなたが何らかの振る舞いをしている場所です。そして意識を働かせる場所であり、能力を発揮させる場所、意識や能力をうまく働かせられる場所かどうかです。
「場が人を育てるんだって」
2013年にTBS日常劇場で放送された『空飛ぶ広報室』の中で、主人公の(新垣結衣さん演じる)稲葉リカが、後輩でやる気のない今どき女子の後輩ディレクターを指導している中で発した言葉です。
空幕広報室を取材している稲葉リカは、連日雨の中予定している撮影に晴れるようにとてるてる坊主を作りながら、この言葉を発すると、何かを感じ取った今どき女子の後輩は、ならんでてるてる坊主を作り出すのです。
「場が人を育てる」
その言葉は、空幕広報室長の(柴田恭兵さん演じる)鷺坂室長から、「航空自衛隊の隊員も最初は普通の人だけれど、その場に入ることで、雰囲気や周りの人の言葉や教えから隊員らしくなっていく」という意味合いのことを言われたことでした。
また最近では、ミラノ・コルティナ2026年冬季オリンピックにおいてフィギュアスケートペア競技で金メダルを獲得した木原龍一選手は、元々は男子シングルの選手で活躍していましたが、ある時からシングルという自分の【場=フィールド】には、高橋大輔さんや織田信成さんがいて自分がそこに並び立てるイメージが湧かなかった。悩んだ末にペアに転向した」と2026年2月23日放送のNHKスペシャル「NHKスペシャル 絆でつかんだ金メダル りくりゅう 二人の軌跡」の中で語っていました。
その後ペアで競技するものの怪我や故障から引退も考えていた矢先、スケート協会からの後押しや当時パートナーを探していた三浦璃来選手と出会ったことなどさまざまな状況が重なったこと、相性の良いパートとの巡り合いという【場=フィールド】がかわったことは、自身の取り組み方や意識が自分だけでなく相乗的にいいエネルギーを生み出して今回の結果に繋がったのが見えてきます。
自分の今いる【場=フィールド】を変えることは、環境や状況が変わるだけでなく、意識的な大きな変化となりもなります。私たちは、自分の周りの環境という【場=フィールド】によって、物質的な環境や接する人によって、振る舞い方や考え方が変わっていきます。そして、理想とする自分になっていくことさえできます。
逆に言えば、どんなに行動面や意識で努力しても、「自分の思うようにならない」「理想とする自分にたどり着けない」という時、今あなたがいるその【場=フィールド】は、理想には合っていないかもしれません。人は、「明確な目標を持てば、努力をすれば、何か特別なスキルやノウハウを持てば、自分の人生は充実して思う通りになる」と思います。
もちろん、人生を自分の理想の通りに生きるには、目標も努力もスキルもノウハウも必要です。しかし、それに相応しい【場=フィールド】にいるかどうかで、叶う速さ、スムーズさ、内容の充実さ、が変わります。
または、モノや空間という【場=フィールド】が整うと、それによって物質的なものは満たされるわけで、それ以外の、「自分はこれから先何をしていこうか?」というへと意識がいくために、生きがいや人生の目的が明確になることさえあります。

環境が整わない時はどうする?あなた自身が「理想の場」になるという逆転の発想
もちろん、私たちすべての人が、【場=フィールド】恵まれているわけではありません。
何か望んだ状態であっても、すべて、お金、人、場所に恵まれているわけではありません。
2026年2月 日冬季五輪オリンピックが閉幕しました。ベストコンディションで望んだ選手であっても急な悪天候で競技が中心になったり、不意のアクシデントに見舞われることもある。それ以前のオリンピック選手として選出される競技会で、なにかしらのトラブルで選手として選出されない場合だってあります。オリンピックを目指して練習に励んでいても、練習場の運営資金が底をついて練習場さえなくなり転々と練習場を求めて練習することを余儀なくされることも少なくありません。
オリンピック競技の開催の時、選手たちの華やかな部分だけではなくその裏にある努力や積み重ねを垣間見ることができますが、目標や理想(例えばオリンピックで金メダルを取る)ということを目指すのに、うまくいかないこと、その理想そのものに悩んだり苦しんだりしながらも、日々基礎的な部分(ストレッチや身体作り、リハビリ、練習など)をコツコツと重ねていくうちに、実力をつけそれをみている人たちが「協力しよう」という場ができるのです。
【場=フィールド】の重要性は、オリンピック競技、スポーツ選手、に限ったことではありません。
私たち個人、一般の人間であっても、理想とする生き方を模索しますよね?。
- 「自分はこれから、こんなふうになりたい」
- 「理想や目標は、これで、こうなりたい」
というように。その時必要なことは、いまの【場=フィールド】でそれが叶うのか?。いまの【場=フィールド】は自分にとって理想の場所なのか?。ということを一度考えてみてください。
逆に、それがわからないときは、【場=フィールド】を意識的に変えてみることで、これから先の未来像、理想像がわかってくることがあります。今「なんだか思うようにいかない」と嘆くのではなく、人生を変化させたいとき、自分自身と向き合い、本心をしっかりと実感する。
自分がするべきこと、あなたが何をしたいのかを明確にした時、それに向かって動くことで、周りに人が集まり、環境が整い、とりまく環境が変化していく。つまりこのとき、【あなた自身が場=フィールド】なるのです。
あなた自身を整えていくことで、あなた自身が理想【場=フィールド】を生み出すことができるのです。多くの人は、自分は環境がめぐまれていないから、自分はこの状況何もできないから」と何もしなことを選びます。しかし、あなた自身が【場=フィールド】を作り出すことができる存在なのです。
それは、大袈裟なことではありません。
身近なことから始めましょう。
あなたのいまいる【場=フィールド】に意識を向けて、相応しいかどうか考えてみてください。

まとめ:あなた自身が「理想の場」を作り出す一歩を
私たちは、知らず知らずのうちに周囲の「場=フィールド」から五感を通して膨大な影響を受けています。もし今、あなたが「一生懸命努力しているのに、理想に届かない」と感じているのなら、それは能力の欠如ではなく、今いる**「場」があなたの可能性を制限しているだけ**かもしれません。
「場が人を育てる」という言葉通り、ふさわしい環境に身を置き、五感に届く情報を意識的に選択し始めることで、あなたのセルフイメージや行動は自然と書き換わっていきます。
大切なのは、環境が整うのを待つのではなく、自ら「場」を整え始めることです。
- デスクの上を一箇所だけ片付ける
- 憧れの人たちが集まる場所に足を運んでみる
- 自分の本心に嘘をつかない人間関係を選ぶ
こうした小さな「動く(運ぶ)」というアクションそのものが、あなたの「運」を動かします。あなた自身が心地よく、能力を発揮できる【フィールド】を整えたとき、理想の未来は向こうから引き寄せられてくるはずです。
まずは今日、身近な「場」に意識を向けることから始めてみませんか?
