【生きて、暮らしていれば日々決断の連続である】と言われますが、その決断の中には、大きな決断や小さな決断と様々にあります。そうした時、どのようにしたら決断力を高められるのか?。
私自身もこのところ、決断に迫られることがいくつかありました。
・合わなくなって1年以上使わなくなったコンタクトの作りかえ
・新しいものに交換する必要に迫られたノートパソコン
・契約更新時期にきた家の火災保険(父が契約者だけど)
これらをどうするか?。どうしたらいいか?。
こうした時に、すぐに決断出来る事と迷ってしまう事の差があるのは、ままあることですが、その【決断の早さの差】が現れるのには理由があります。
【決断の速さの差】それは、
- 一度でも経験したことがある決断である
- 一度も経験したことがない決断である
のどちらかです。
私たちは、生きてれば以前体験したことと似ている体験をすることもあれば、全く経験のないことが起きることもある。そのどちらで合っても決断しなければいけない状況になり、決断しなければ前に進めないばかりか窮地に陥ることさえあります。それを踏まえて、【決断力を高めて行くにはどうしたらいいのか?】についてお伝えします。
心地よい毎日は「小さな決断」から始まる。迷いを手放すマインドセット
決断するには迷いの原因を切り分ける:経験済みか、未経験か?
一度でも経験したことは、決断するまでに時間をおかずに決断できます。
それは、すでに同じか似たような状況を経験をすでにしているので、「その決断をしたことでどうなるか?」という予測が立てられるからです。
- その決断をしても損失はない安全が維持される
- その決断をすることで得られることがわかる
- その決断をすることで、回避したいことがある
ということが、無意識の中でシュミレーション(疑似体験)できているからです。
例えば、初めて知らない場所に行くときを想像して見てください。
- 地図を見ながら道の名前を確認したり
- 途中のお店の名前を確認したり
- わからない時には人に聞いたり
というように、情報がないために、その場所に行き着く上での情報を探しながらなのでとても時間がかかります。
一方で一度でも行ったことのある場所は
- どのくらいの時間がかかるか
- 道の両脇にある風景の記憶
- 途中にあるお店の名前の記憶
- どのルートで行くことができるのか
という情報がすでにあるので、最初に行った時よりも短時間で、目的の場所にたどり着くことができるはずです。
つまり、迷わず決断出来る時の要因とは、すでにその体験をしていることで、その体験にまつわる情報をすでに持っていると言えます。

判断基準をアップデートする「自分視点」と「他者視点」の使い分け
決断に迷うときは、情報がない時とも言えます。
確信が持てる情報がないために、
- この決断で、これで正しいのか
- この決断で、望む状態になれるのか
- この決断で、得たいと思うものが得られるのか?
という経験値がないので、決断するための情報が欠如しているのです。
決断するための情報。それは、
- 正しいという判断/正しくないという判断
- 望む状態なのか/望まない状態なのか
- 得られる状態なのか/損する状態なのか
という、プラスとマイナスの相対的な情報を必要としますし、
さらには、
- 正しいとはどのような状態を指すのか
- 望む状態とはどのような状態を指すのか
- 得たい状態はどのような状態を指すのか
という判断基準を自分の中で明確にする必要があります。
つまり、自分自身の経験と照らし合わる作業をするのですが、
決断に迷う時には、その判断基準が曖昧だから迷うのです。
決断力の早い時には、すでに経験という情報を持っているので、照らし合わせる作業を無意識的に行っているのです。

優柔不断を克服する「心の筋トレ」!日常の些細な選択から始める
では、【経験がないことは全く決断はできないのか?】と言ったらそんな事はありませんよね?。
知らない場所だったとしても、行くと決めることはできます。初めてする事であったとしても、決断することで経験という情報が得られます。
ならば、
- 初めてする事への決断力を高めるには?
- どんな時でも決断出来る人になるには?
どうしたらいいのか?。
物事の判断をする時には、2つの基準が存在します。
- 自分で判断する時の基準
- 他者からの意見や考えの基準
という2つの基準です。基準とは、人が何かしらの行動をすることを決める上での基となる理由です。
例えば、
- あなたがその会社で働くのは、誰のためか?。何のためか?
- あなたがその人とお付き合いをするのは、なぜか?。
- その食べ物を選んで食べるのは、なぜか?。
- そのパソコンを選ぶのは、なぜか?。
というように、
あなたが人生で行動し、思考し、選ぶ、上で「なぜか?」の部分=【理由の部分】があなたの持っている基準です。その「なぜか?」の部分を掘り下げて行くと、
- 自分がどうすれば納得できるのか?
- どうすればよし!OKとなるのか?
という納得度を基準にすることも決断力を高める方法の一つです。納得できなければ、何度でも、そのことに対して調べて見たり、聞いて見たり、そのことに対しての情報を集めることです。
納得という言葉がしっくり来なければ、
- あなたにとって何が重要か
- あなたにとって何に価値を感じるのか
という価値を基準に考えることでも構いません。納得度や価値基準は、あなたが行動する時の動機となるもので、あなたが行動する時の方向性を決めていきます。あなたが内面に持っている判断基準を明確にすることです。これをNLP心理学では内的基準といいます。
自分以外の情報や他人の考えをもとに判断する必要な時もあります。
他者からのフィードバックや評価
そのことに関する情報や関連資料
数字的なデーター、過去の業績
などをもとにして、物事の判断や問題を解決する糸口を決めることをします。
自分以外の信頼のおける人、いわゆる参謀のような人/人生のパートナーとなる人/というのは、自分が何か決断できない時でも独自の視点でアドバイスや後押しをしてくれます。けれども、その意見を聞いてその上で、自分の考えを決めて決断をする事です。
しかし注意することは、これが行き過ぎれば他社への依存になり、何をするにも他者の意見や考えや情報を気にしてしまい結局は自分で何も考える事もしなくなってしまいます。
自分の外側の声、情報をもとに判断する事をNLP心理学では外的基準といいます。
私たちは、日常生活、人生の重要な局面において、この内的基準、外的基準を相互に使いながら決断し行動を起こしています。

即断即決できる事が、決断力のあることではない
ここで取り上げたい決断力、多くの人が求めている【決断力】というのはいざという時、緊急の時、大きな目標を立てた時、重大な局面の時、一人で物事を決められる。という【決断力】ではないでしょうか
決断力というと
- すぐに、瞬時に、即断即決すること
- リスクを恐れずに、やりたいことをやる
と思われがちですが、そうではありません。どんな人でも、新しく何かをする時には、悩んだり、リスクを最小限にするように工夫しながら決断しています。【決断力】=【大きなことをする】ことではありません。
時々引き合いに出すappleの創業者であるスティーブ・ジョブズ氏も起業し始めた時には、実家のガレージを仕事場にしていたというし、新製品のプレゼンテーションのスライドを作る際には、奥さんに何度もチェックをしてもらい発表会の時間ギリギリまで考え悩んで精度をあげていたと言います。
決断力というのは、望む目標があってそれに対して未来像を描いた上で正しい判断が下せるかどうか?ということに他なりません。
- 自分自身の価値基準も考えず
- 自分自身の置かれている現状も考えず
- 闇雲にただ決めればいい
というのは、無謀、無策であって、決断力とは言えません。
とは言え、
- 何かやりたいことがあるけれど、もやもやとしてでも決められない
- 決めてみたもののとてつもなく問題や障害が起きる
ということもあるものです。
正しい決断をしたと思っていても、実際にやってみなければわからないことも多いからです。人は体験したことからしか、学べないからです。(私自身も、このあたりはマクロ友とカフェを始めて思い切り体験しました。とにかくその直後は後悔も満載でしたが、そのおかげで今の自分があると思っています。

「決断しない」という決断が、あなたを救うこともある
決断するというと、
- 目的に向かって前に進むこと
- 何かの行動を起こすこと
とばかりに考えられていますが、実は、前に進むことを決めることだけが決断ではありません。
決断しない決断ということもあるのです。
そもそもその決断によって
- 何を目的としていますか?
- 何を得たいと思っていますか?
先ほどと重複しますが、決断するその前提には、望む目標があり、得たい目的がある、から行動をしようと決断するのです。
決断するためには、
- その決断によって得られる目標、目的をはっきりとさせる
- その決断によって避けられる事、その決断自体を避けている理由をはっきりとさせる
その上で、今何をするか/何をしないかという決断を下すのです。
その目標のためには、決断しない決断も必要なのです。

決断とは、未来の自分を「デザイン」すること
実は私たちは日々、決断しています。
- 朝目覚まし時計がなったら、「起きよう!と決断し
- 時間がないから「朝食は途中のパン屋で買おう」と決断し
- 仕事の前に「メールをチェックしよう」と決断し
- 会議の前に「部長に資料の確認をお願いしよう」と決断し
- 「今日は早めに保育園のお迎えに行こう」と決断し、
- 「その前にスーパーに寄って買い物をしてしまおう」と決断し
- 「今日は家でのんびりしよう」と決断し
などなど。日々暮らしていくのは決断の連続です。
- そうした決断がスムーズにできるのは
- それをしなければ、生活が進まないからであり
- その決断で、命が取られるということはないからで
その決断で、損失を被ることはないからです。
もし重篤な病気を発症して、医師から治療法を説明された時、それでいいと決断できない時には、別の病院でセカンドオピニオンを受けたりします。それでも納得できなければ、サードオピニオンもあり得ます。そうしてようやく、自分の置かれた状況を理解して、治療法に納得して決断をする。自分の命に関わることとなれば、情報を集め、状況を理解し、納得したその上で決断するに至ります。
命に関わる時、切羽詰まった時、進退窮まった時
決断せざる終えない状況に陥れば、人は決断せざる終えません
決断には、大なり小なり状況の変化が伴いますから、【決断できない】【迷っている時】というのは、人はそこそこ幸せで満たされている状況で変わる必要がないという状況でもあります。
その状況を変えたいのなら、決断するしかありません。
そして、人任せでは自分の納得できる決断はできません。
とにかく、些細なことから自分で決めることです。
迷った時には、それに関する情報を集め、考えることです。
今は、小さい時から親や周りが「ああしなさい」「こうしなさい」と支配することが当たり前のようになっている場合が多いです。そのため、些細なことでも依存して決めてもらっている人が多いです。
○○力というのは、筋トレと同じで力はすぐにはつきません。決断力も同じです。何度も体験していくからこそ、決断力がアップするのです。
些細なことから、今日食べるもの、着るもの、起きる時間、という日常の中で【決断力】を意識的に行いましょう。
今日、これから、あなたは何を決断しますか?。


私が抱えた問題に下した決断・経験のある決断と経験のない決断
私も日々、決断の筋トレの真っ最中です。
コンタクトは、
目の疲れやコンディションを気にしているとずっと作れないし、もういい加減に作り直さないとこれから仕事に支障をきたすので7月中には作ろうと決めて検眼して作ってきました。
パソコンは、
今度買うならデスクトップにしようと思っていたものの使っていたMac Bookのバッテリーが膨張していたので(これで2度目)10年経つし、データーを早い所移さないとというのもあって使いやすさを考えてMacBookAirを購入しました。事前にイメージしてからお店に行ったので、他の機種や金額に悩むことなくサクッと決めて、サクッと買ってきました。
火災保険は、
生前母が色々と決めてきたのでほとんど経験がなく、以前と似たプランを提案され自然災害の多い昨今、入っておけば安心と思いつつも、不安産業に対して懐疑的なところがあるので契約し終えた今もん〜〜?と思うところがあります。
なれない保険に関しては過去の契約書や提案書を見ながら疑問点を洗い出してプランナーの人に質問をたくさんしました。
どれも、
- どうしたら納得するか?。
- どのような状態を得たいのか?。
ということを念頭に考えながら、決断をしました。
ご覧頂いた方の【決断力】アップの参考になれば嬉しいです。
