メンタル・意識変化

願いを叶えるには、潜在意識の力をうまく使う事

2018年1月31日

今夜、一ヶ月の間の2回目の満月であるブルームーン、
そして、獅子座での皆既月食という【ブルーブラッドムーン】

このスペシャルな月の状態は〈願望や願いを表明すると叶いやすい〉というような情報が、ネット上には沢山あふれています。

以前の皆既月食についての記事にアクセスが集まっていますが、願望達成する上での重要なポイントをコーチング、NLP(神経言語プログラミング)の視点から考えると、潜在意識にある思考パターン、【思いこみ】がどのようなものであるかによって、【叶う/叶わない】に大きな影響を及ぼしています。

この思いこみのパワーは願望に限らず、

  • 人の感情や思考の仕方、
  • 日常的な行動の仕方、
  • 健康状態、

にまで影響し

更には、

人生の充実感
にまで影響を及ぼしているのです。

【願いを叶える】とは、どのようなことか?

叶う願いと叶わない願いがあるのはなぜか?

私たちは、多かれ少なかれ、大きい小さいを問わず、何かと願いというものを持っています。
それは人が生きる上での原動力のようなものです。中には、「清貧がいい」とか、「特に望みがない」という人もいるかもれませんが、それ事態も既に願いというものになります。

【清貧がいい】
【望みがなくてもいい】

という願いです。

デジタル大辞泉によると、

願いというのは、
希望の実現、願をかける、願いが叶うよう請い求める、こうして欲しいということそれを人に求める。望む事。
なにかしらの動作性を伴う言葉

だそうです。

人生、願った事すべてが叶えば、それに越した事はないですが、叶うこともあれば、叶わない事もあるのは、皆さんもご存知の通りです。

私自身も、就職活動した学生の頃には受からなかった所もあるし、その後のも、料理の編集関係の仕事をやりたかったけれど叶わず、肌トラブルの改善もなかなか思うように叶いませんでした。

一方で、叶えられたこともあります。料理の編集の仕事はできなかったけれど、モノ作りをしたいという願いは、ディスプレイの現場を本業をしながら手伝う事で実現できたし、食品工場で新しい食品を開発する事をコンサルティングを通して実現する事ができました。小さいときからやってみたかった、自分の料理を食べてもらう体験を、カフェの主催をまかされた事で叶える事も出来ました。とイロイロあります。

今振り返れば、叶わなかった理由は一目瞭然で分かりますが、その時にはヤッパリ悩む訳です。
「なぜなんだ〜」と。

望みというのは、叶うこともあれば、叶わないこともある。
そう考えると、その根底にある違いはなんなのか?。

一言で言うのなら、その違いは、
【潜在意識の力】にあります。

 

潜在意識の力とは

私たちは、生まれる前から今日までの体験を通して、沢山の情報を受けとっています。自分の周りにある音や映像、あるいは匂い、波動、味、といったものすべてを五感を通した情報として認識していますが、すべてを意識の上に乗せている訳ではありません。考えてみていただくと、目の前に通るすべての車の色、形、大きさ、タイヤの形状を意識の上に乗せていたら、オーバーワークでくたびれ果ててしまいます。

ですが、過去の体験として記憶としては残っています。
その記憶や情報を記憶しているのが、潜在意識です。

7〜10歳くらいまでの子供の脳はまっさらな状態で、出来事や大人からの言葉、態度をそのまま素直に受け止め、これも記憶しています。そして大人になってからも、それに紐づく映像や音、言葉、感覚を通してその体験を思い出しています。

例えば、小さい時、犬に吠えられた体験が合ったとすると、大人になっていても、犬をみると、その時の怖かった記憶、身体の感覚が呼び起こされ、「犬は恐い」「犬は嫌い」という思いこみ(ビリーフ)を呼び起こすのです。大人になって見ている「犬」は、小さい時に吠えられた犬とは全く違う別物であるのに・・・・。

潜在意識は、普段意識して使っている顕在意識の2万倍もの力があるとされていて、行動や思考パターン、感情や身体の状態まで、自動的にコントロールしています。また、潜在意識は自分以外の無数の人の無意識とも繋がっているとされていて(集合的無意識)、あなたの周りのものごとや人に影響を及ぼしているのもこの潜在意識とわれています。

2万倍もの力を持つ無意識が

  • 可能だと思う事は叶う。
  • 無理だと思っている事は叶わない。

ことを決めているのです。

 

「いえそんな事は無い。
ずっと願っているけれど叶わないよ」

と言われるかもしれません。

 

けれど、あなたの心の奥深くの内面に意識を向けた時、
その願いに対して制限や否定的な言葉を発していないでしょうか?。

あるいは、願いそのものに対してではなくても、
自分自身や周りの事柄に対して否定的な感情を持っている時、
それに紐付けされている願いに対しても否定することにつながることになるのです。

本心は、
「叶うわけ無い」と思っているかもしれません。
「自分には出来ない」と思っているかもしれません。

それこそが、
無意識のなかに潜んでいる、制限のビリーフと呼ばれる、
願いが叶うのをストップさせている、心のつっかえ棒なのです。

 

一方、願いが叶う時というのは、
その願いに対して肯定的に捉えていて、

  • 「自分には出来る」
  • 「自分は手に入れられる」
  • 「自分は、叶うに値する存在だ」

という、
肯定的なビリーフをもち、無意識レベルにおいてもOKを出しているので、
出来る、手に入れる、ための行動を起こし、「願いが叶う」よう自分自身を設定してゆくのです。

 

願いを叶える力を決めるビリーフとは?

ビリーフとは、ある出来事をきっかけにして、なにかを真実、あるいは真実かもしれないと信じてしまった【思いこみ】のことです。ビリーフにはマイナスに働く<制限のビリーフ>と、プラスに働く<力づけのビリーフ>があり、この二つのビリーフは、どなたでも何かしらのビリーフを内面に持っています。そして、無意識の内に、当たり前の事として行動や反応を起こさせ、考え方や感情を決めさせています。

<制限のビリーフ>には幾つかのパターンがあり、

  • 原因や理由に関しての思いこみ
  • 意味付けに対しての思いこみ
  • 出来ない事に対しての思いこみ
  • 自分自身に対して否定的に捉えている

という、
出来事や自分自身に対して、無意識の内に制限をかけてしまっているものです。この制限のビリーフは普段は当たり前と思っている事なので、どんなに自分が願いを叶えようとしても【制限】の範疇を超えられないのです。

一方で、
<力づけのビリーフ>とは

  • 意欲ややる気を起こさせる
  • 自分の持っている能力を自然と出せる
  • 前向きに意識を向けられる
  • 可能性を肯定的に捉えられる
  • 自分に対して肯定的に捉えている

など
自分自身の行動や思考を肯定的に捉え、前向きな行動や思考を起こさせる事が出来る思いこみのことです。

どなたでも、この二つのビリーフを何らかの形で持っているとされています。
願いを叶えられる力というのは、この力づけのビリーフがどのようなもので、どのように使っているかという事が大きく影響しています。「願いを叶えたい」という時、「それは叶えられる」「自分は出来る存在」「自分は叶える能力を持っている」と思うからこそ、叶えることに意識を向け行動を起こすのです。

潜在意識にある<ビリーフ>が、願いを叶える事、人生の生き方、考え方、果ては健康状態にまで、影響を及ぼしているのは、このためです。

 

満月の日の願いは、潜在意識にアクセスする方法の一つ

【満月の時に願いを書く】という行為も、潜在意識にアクセスする方法の一つです。なぜなら、月を眺めている時には、潜在意識が優位にはたらき、心の奥にある想いが浮上してきやすいからでしょう。

そうした時には、顕在意識が優位に働いている状況ではなく、現実的なこと、例えば「明日の朝は早く家を出なきゃ」とか、「明日の朝食は◯◯にしよう」と意識的になることはありません。顕在意識は、現実的なリアルな出来事に対処することは得意ですが、月へ意識を集中させている潜在意識が優位に働いている時は、潜在意識の扉が開き、意識の奥にある本当の気持ちが浮上して、その気持ちを願望として認識し始めるのです。

そして願いを書くという何かに【集中している状態】は、潜在意識にアクセスすることの出来る状態をつくりだしています。それは、心理学NLP(神経言語プログラミング)のモデルとなった催眠療法家・ミルトンエリクソンが行なったミルトンモデルによって確立された、無意識にアクセスする方法なのです。

私たちが月を眺める時、ほとんどの方がリラックスして、心地よい感覚を持ち、月が美しいと感じる。丸い形に対しての安心感を持つかもしれません。そして意識をそこに向けた時、違和感なく、自然と集中する状態を作る事が出来る。

その無理のない快適な集中できる状態は、潜在意識の扉が開き、自分の内面にある想いや望みが浮かび上がる状態でもあります。内面にある自分の気持ち=【望み】を知るからこそ、叶うように動き始めるのです。

 

望みや願いを求める先に、更に得たい何かがある

叶えたい望み・叶えたい願いには、実は、叶える事によって得たい、本当の望み・願いが隠されています。その望みを叶える事で、得たい何かがあるから、叶えたいのです。

例えば、
「◯◯さんと結婚したい」という望みがあるとしたら、
それによって得たいのは、
「安心感、平和な感覚」かも知れません。

「仕事の◯◯で成果をあげたい」という望みは、
それによって得たい、
「評価、達成感」かも知れません。

望みや願いを知るのと同時に、

その上にある、それが叶う事で得られることは何か?
という事も設定してみるといいでしょう。

そうすると、
その望みや願いは、もしかしたら、別の望みや願いでいいこともあります。

 

潜在意識にアクセスする習慣を作ることで望みを叶える

満月の時に限らず、日常の中で、ご自分の意識や気持ちに向き合う習慣を作る事は、おススメです。

ご自分の本当の望みがある潜在意識にアクセスする習慣を作ると、日常生活のなかで、望みが叶う事が増えてきます。これ欲しいなぁというものが、出かけ先で偶然あったり、本当に欲しいものがなかなか決められない時も、タイミングがくれば望んだ通りのものに出会えたり、今まで難しかった事がすんなりできたり、様々なシーンで、叶う事が増えてくるはずです。

大きな変化は、小さな変化の継続の後に起きてきます。
それは、海の波のように、小さな波の連続が大きな波となるのです。

 

望みが分かったら、行動する事も大切

望みを設定したら、自分の出来る範囲の事に対して行動する事も大切です。

棚からぼた餅を期待したとしても、
棚の下に行かなければぼた餅は受けとれません。

あなたの無意識が設定した事は、行動できる事のはずです。

自分が出来ないと思う事は出来ない。
自分が出来ると思う事は出来る。

のです。

最初のビリーフの原理と一緒で、出来ると思う事は行動する事です。

願いばかりしてなにも変わらず、しつこく願いだけしてなにも変わらない、というのは、なにも行動していないからに他なりません。(というのも大いに体験したワタクシです・・・。)

本来、制限のビリーフはどなたにも、何かしらの形で無意識の中に持っています。
もし、あなたが今、ご自分の望むことに対して停滞しているとしたら、制限のビリーフを外すことが必要かもしれません。

あなたの願いが、制限のビリーフが影響していない望みであったなら、その願いを意識し始めた時、何かしらの行動を自然と起こし始めるでしょう。願いを叶えるための一歩を歩き始めます。そして少しずつ行動を加速させながら、願いを叶えるための大きな行動を起こしていることでしょう。

 


 

もし、
ご自分の望み、願望をはっきりさせたい。
それを叶える力を身につけたい。
望みを叶えたいけど、いつも同じパターンでつまずく。

などがあったら、

コンフォートライフコーチング・シングルセッション

マインドチェンジダイエット

を活用してみてください。

無意識とアクセスする習慣を楽しく効果的にやりたい!
というときは、

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