新年があけて、一週間が過ぎました。皆さんはもうすっかり元旦モード抜けましたか?。
なぜだか社会人になると、新年に今年一年の目標を決めたりしますが、(子供の頃、そんなことをした記憶はないのですけど)ですが、自己啓発や成功法則においては「新年から今年の目標を立てては行けない」なんていわれていますし、目にします。
- のんびりとどこかに旅行をして過ごした方
- 激混みの神社に初詣に行った方
- 親戚同士の集まりであれこれと、忙しなく過ごしていた方
など、わちゃわちゃと過ごしていた方は、まだ今年の目標どころではなかったかと思います。
さあ、新年が始まって仕事始めの第1週がすぎ、このとき私たちは意欲的になれるのと同時に、人によっては少しばかり焦りの感情、年末年始の休み疲れに陥っているのではないでしょうか?。
そうした時には「2026年を最高の一年にするために」として、
何かやらなきゃ、自分を変える何か
一年の計は元旦にあり
とばかりに、あれもこれもやらなきゃと、頭がぱつぱつになりがちです。多くのこと(初売り、初詣、初〇〇)が、社会の雰囲気のなかに漂う時、私たち自身もなにか新しいこと」ということに押されがちです。しかし、ここで焦って何かを決めてはいけません。
新しい状況に対して、私たちは自分が思っているほどすぐに順応できるわけではありません。
いつもの慣れた新年であっても、毎年同じことを繰り返している新年であっても私たちの脳は、新年・新しい年、新年に立てる目標のほとんどは、
- 〇〇の資格を取ろう
- 今年こそダイエットして-〇〇キロ痩せよう
- 健康維持のために、毎朝ランニングを始めよう
- noteでブログを書き始めよう
などの行動を起こす目標を掲げます。
しかし、こうした新年の目標が、「今年こそは!」と決意したはずの目標が、三日坊主で終わってしまうことも多いのではないでしょうか?。
それは、あなただけのことではありません。多くの人が、新年で掲げる「今年の目標」が、実はまちがったやり方をしているがゆえに、そうなってしまうのです。そう、新年に建てる目標、理想は、行動面の目標を初っ端に掲げているがゆえに、途中で挫折したり、かなえる間もなく続かなくなってしまう。
そう、あなたが三日坊主に終わってしまうのは、行動が続かないからです。
「自分は意志が弱い人間だ」と責める必要はありません。実は、あなたが目標を達成できないのは、あなたの努力不足ではなく、あなたの「心の仕組み」が正常に機能している証拠なのです。
そして、行動が続かないのは、あなたのメンタル面、意識面での設定が行われていないからなのです。それ故に新年のわちゃわちゃした意識の時に新しい年だからと言って、【今年の目標】を掲げてはダメなのです。
逆に効果的に目標設定を行えば、あなたの意識は自動的に必要な変化を起こしてくれるようにもなります。ライフコーチとして、NLP(神経言語プログラミング)心理学の視点から、挫折のメカニズムと、それを鮮やかに突破するための「一年のテーマ設定」の秘密をお話しします。
効果的に実践できる。新年にするべき、ほんとうの目標の立て方
なぜ、新年の目標(抱負)を「~~しよう」で決めては行けないのか?
- 「今年こそは理想の自分になりたい」
- 「この資格を取得して、キャリアアップしよう」
- 「毎日15分は読書をしよう」
新しい一年が始まるとき、私たちは希望に胸を膨らませ、さまざまな目標を立てます。しかし、ふと気づくと、いつの間にか元の生活に戻っていたり、立てた目標さえ忘れてしまっていたりすることはありませんか?。私たちは、特に新年になると意欲的になろうとします。
意欲的=モチベーションと捉えますが、モチベーションの正しい意味は、少し違います。
モチベーションとは:
① 動機付け
② 物事を行うための,動機や意欲になるもの。刺激。熱意。〔消費者の購買動機や,スポーツ選手の意欲などに用いられることが多い〕
動機づけの状態は、その方向性、強度、持続性によって特徴づけられる。動機づけの状態の方向性は、それが達成しようとする目標によって形作られる。強度は状態の強さであり、その状態が行動に変換されるかどうか、そしてどの程度の努力が払われるかに影響を与える。
持続性は、個人がある活動に従事する意思のある期間を指す。動機づけは多くの場合、2つの段階に分けられる:第1段階では個人が目標を設定し、第2段階ではその目標の達成を試みる。
wikipediaより
私たちは、何かの目標を掲げた時、「目標達成にはモチベーションと努力が必要だ」と思います。
しかしそれは、NOです。
多くの人は、モチベーションとは主として感情だと考えていた。
何かをしたいと思う時、ポジティブでエキサイトし、情熱的なとき、張り切ってやる気満々の時、人々は“モチベーションがある”という。逆にいい気分ではない時は、“モチベーションがない”という。だが残念ながら、モチベーションと感情を同一視している限り私たちは行き詰まる。なぜか?“行動を起こす前に良い気分にならなければ行けない”とい罠に引き込まれてしまうからだ。もうお分かりのように、それをすると確実に“ただまつだけの場所”に閉じ込められてしまう。
しかし、モチベーションは欲望だと理解すると、行動を変えるのはずっと簡単になる。複数の欲望を素早く比較し、どれが私たちのどれが私たちの選択を動機づけているのかを見極める。
特に、不快感を避けたい欲望と、価値に従って生きる欲望を区別することは大事だ。モチベーションによって進む方向は全く違ってくる。回避ばかりの人生は、価値によって導かれる人生よりも遥かにみのりが少ない。
とはいえ、不快感を避けたいという欲望を消し去ることは不可能だ。それは人間の基本的な本能だからだ。だが、それに居場所を作り、価値に従って生きるのを選択することは可能だ。
そのためには、まず考え方を変えなければならない。視点をモチベーションからコミットメント(決意)に変えるのだ。
彼らには必要なことを喜んでする覚悟がなかったのだ。ほとんどの場合、彼らを押し留めているのは自身のギャップだ。彼らは行動を起こす前に、まず自信が生まれるのを待っている。そして人生は回らない。
引用:『自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる』
ラス・ハリス著 岩下慶一訳(筑摩書房)
このことは、私たちが目標を達成するとき、新年の抱負を実現する時も同じです。
達成できない、実現できない、三日坊主で終わってしまうのは、あなたの意思が弱いからとか、やる気が無いからとか、本気では無いから(一部では当てはまりますが)と考えてしまい、結果として「できない自分」を卑下するようにもなってしまいます。
ですが、それらは、あなたが掲げた抱負、一年の目標を継続して実現していくことにおいては、別の視点を必要とします。
ラス・ハリス氏が述べているように、私たちが、掲げる新年の抱負一年の目標は、「自分がこうしたい」という欲であるということを理解するべきです。そしてその欲を動かしているのは、過去の何らかの体験の記憶と比較して「(過去の〜〜よりも)もっとこうありたい」「(過去の〜〜よりも)もっとこうなりたい」があるからです。
そして、私たちが日々の出来事に対しての【感じ方】【考え方】は意識的に行なっているようで、そのほとんどは無意識の領域が支配しています。つまり、あなたが、こう感じる、こう思う、は無意識からのパターンによるもので、さらに感情や思考は行動に作用します。
それは、あなたの新年の抱負、一年の目標の成功の是非は、あなたの無意識が握っているということで、あなたが三日坊主で終わってしまったり、途中で挫折してしまうのは、あなたの意思の弱さや行動力のなさや能力がないからではありません。
では、目標を達成するためには、何も手を尽すことができないのか?といったらそうではありません。適切なメンタルセッティング、あなたの無意識的な領域にある本心、それをまずははっきりとさせることこそが、重要で、最初から「~今年こそしよう」という「行動」に関することを目標にしてはいけないのはそのためです。

無意識レベルにアプローチして新年の抱負、一年の目標を叶える!
私たちの脳の仕組みは、常に慣れたことを優先させます。それは私たちが獣や果実を探して食料にしてきた頃からの古い脳の構造そのままで、新しいことよりも「生命の維持」が最重要で最優先されます。
その脳からの指令を、私たちの人としての活動をさせるのが無意識であり意識です。私たちの行動や判断の約95%以上は、**「潜在意識(無意識)」**が支配していると言われおり、あなたが顕在意識(意識できる部分)で「変わりたい!」と願っても、潜在意識は全力でそれを阻止しようとします。
なぜなら、脳と同じく潜在意識の最大の仕事は「生命の維持」であり、そのために「現状維持(ホメオスタシス)」を最優先するからです。潜在意識にとって「変化」は未知の恐怖でありリスクでしかありません。
あなたが「新しい資格のために勉強しよう」と机に向かおうとすると、潜在意識は「今のままでも死なないよ。休んだほうが安全だよ」と、あなたをテレビやスマホ、あるいは眠りへと誘惑します。
これが、努力が続かない正体。つまり、あなたの「意識」と「潜在意識」がアクセルとブレーキのように同時に踏み込まれているために、ガソリンは満タンでエンジンが点火されているにもかかわらず、前にも後ろにも進まないエンストしかねない状態なのです。それはとても疲れるし、エネルギーの浪費にもなります。
それを前に進ませるには、潜在意識のブレーキを踏むのをやめて自由に前に進ませなければいけません。
こうしたことからも、いきなり「〜しよう」という行動の形で目標を設定してはいけないことがお分かりいただけると思います。顕在意識では「これをする」と決めても、潜在意識はあなた行動することをさせないのです。
行動=「〜こうしよう」という目標=のブレーキをオフにすること。
それこそが、一年の最初にするべきことです。つまり、あなたの無意識に対して、その目標は「安全だよ」「やってもいいことなんだよ」と伝えることをまずするのです。それには、五感の感覚から無意識と脳にアプローチすることです。
なぜか?。
あなたが、何かを行おうとするとき「す〜っと出来てしまった」という体験はありませんか?。多分一つか二つ、そうした体験があるはずです。
私たちは、常に自分の周りの世界の状況を五感の感覚を通して受け取り、末端の受容細胞から神経を通って脳に伝達されます。そして脳からのフィードバックを無意識と意識が反応として表現しています。
このことは、逆に言えば、五感の感覚を使って「そのような状態」「理想とする何か」を意識的に作り出して脳に伝達させることが可能だということ。
私たちの脳は「イメージと現実の区別がつかない」といわれていますが、これは五感の感覚・視覚的なイメージを使うことで、すでに脳の中で体験させることができるわけです。一度あるいは何度かイメージすることで、それは「もう慣れたこと」として処理され、潜在意識は【恐れ】を感じることなくその行動を起こそうとします。
行動する、そのイメージを実現することが、自然なこととして当たり前のことになるわけです。

五感の感覚を使って、潜在意識に理想とする目標をインプットしていきましょう。
五感:視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚、 この五つの感覚を効果的に使うことです。
五感の感覚のいくつかを組み合わせて、その時の心の状態(リラックスしている、意欲的になっていると合わせて理想とする行動をシュミレーションしてみること。
上記で述べたように、私たちの行動や思考のほとんどは潜在意識がそのほとんどを支配しています。そして、五感という末端の感覚から情報を受け取って、物事や状況への反応を起こしている。つまり身体感覚は潜在意識とダイレクトにつながっているからこそ、頭で考えるよりも先に動くことができ、危険な状態や自然の中で猛獣と出会した時に逃げ延びてきた体験をして私たち人類はここまで生存してきたのです。
特に、視覚は遠くの出来事や物を見て素早く反応することをしてきましたし、聴覚は、わずかに聞こえる遠くからの音でも距離感や危険か安全かを判断してきたことから、今でも影響の強い感覚です。
目標とすることをしている風景や達成している状態を映像で視覚的にイメージする
こうしている、こうなっているという「そうなっている」という表現で言葉にする。
- 理想とする状態を映像でイメージする。
- それを言葉として声に出してみる。
- その時触れているもの、体の感覚をイメージする
- その場所に漂う香り、
- 口にしている何かがあれば、それをイメージする
五感の感覚を使うこと、五感の感覚に敏感になることは、それだけで人生の達成度が変わると言っても過言ではありません。
NLP心理学では、この五感の感覚の要素を重要視しているのは、それが身体の末端の感覚であり神経、脳に伝達される情報として人の思考や嗜好、感情、選択といったことに影響し、過去の記憶の要素ともなるもので、人生に大きな影響があるからです。
私自身は、NLP心理学を学ぶまでは、色彩心理、香り(アロマやお香)、料理を通した味覚に興味がある程度でしたが、そのことがとても役に立ちましたし、実感として受け入れることができました。
私たちは誰でも普通は、「自分の人生を今よりもいいものにしたい」と願うものです。しかし、単に願っても頑張って意識しても思うようにいかなくなると、つい諦めたり、自己卑下に陥ったりしてしまいがちです。
でも、それは単にコツを知らないだけです。
五感の感覚に対して意識を向けていいないだけです。
昨年リリースした「五感力を鍛えるAdvance」を数年をかけて改編したのは、そのためで、五感の感覚が私たちにどのような影響を及ぼしているのかを知ることで、人生の中で選択の仕方が変わり行動の仕方が変わってきます
今年2026年をこれまでよりも自分が叶えたい理想を実現させて、人生を自分らしく生きたいと思う時、一度目標の設定の仕方を考え直してみてください。五感の感覚に意識を向けて活用してみてください。
