イメージング、
それは
視覚的な映像を頭の中で思い描くこと
言葉や音を、心の中で繰り返し聞くこと
身体が動く感覚や、身体がどこかに触れているかを感じ取ること
そして時には、味や匂いを感じること
イメージング、ビジュアライゼーション どちらの言いかたでも、それはあなたの想像力を発揮することです。
想像することは、人間だけに備わっている能力と言われています。
人が頭の中で生み出すものは、言葉であれ、イメージングであれ、現実の世界に影響を及ぼします。生き方、人生の選択、感情、思考、そして体をどのように動かすかの振る舞い方、新しいものを生み出すこと、そうしたことにまでイメージの力が働いています。
具体的には、人間関係、家族関係、仕事、豊かさ、幸福感、健康状態、どのような体験をするのか、その体験の成功や失敗にかんしても、気づかないうちにイメージをしています。それは映像として、あるいは音・声、身体感覚など五感の感覚を使って行っています。
イメージングというと、映像のことを思い浮かべますが、視覚は私たちが一番使っている、五感の中でも一番影響力のある感覚です。
目の前の見ている文字、色、形、大きさ、空間や環境、映像、人物、と視覚を構成する要素はとても多いのが特徴です。あなたが、この後あるいは明日、なにをするかイメージしてみてください。その時、あなたは頭の中であなたがいる空間、そのなかにあるもの、人物、などを思い浮かべる。
そう、私たちは、自分が何かの行動を起こす時、常に頭の中でイメージングをしています。
そして、次に、イメージング中でも一番使われているのが、思考、つまり言葉です。私たちは毎日の中で絶えず頭の中で何かの言葉をつぶやいています。
もしあなたが何をするにも、ネガティブな(否定的で、消極的な)言葉を使っていれば、その出来事はうまくいかない状態になっていくし、ポジティブに(肯定的で、積極的な)言葉を使えば、あなたの周りの現実はどんどんといい状態に変化していきます。あなたの思考、あなたの心でどう捉えるのかが、現実の物質的な世界に影響を及ぼすのです。この考えは何もスピリチュアルのようなものではなく、現代の科学的な脳科学においても言われていることです。
そしてそれは、二千年以上前のローマの詩人、ウェルギリウスが『アエイネス』という書物の中で
“秘密を解く知恵があれば、精神は物質をも動かす”
と語っています。
私たちは、自分のネガティブ思考は生まれながらの性質が影響していて、変わることはないと思ってしまいます。
もちろん何らかの生まれながらの資質がある場合も否定できません。
繊細でいろんなことに感情が動くと言われる気質があるとして、それを物事をネガティブに捉えることに使うのか、ポジティブに捉えることに使うのか、繊細な感覚を人に対して口うるさいことに使うのか、美的なセンスに使うのか、それはあなたがどう使うかで変えることができます。
しかし、そうした生まれ持った資質を覆い隠したり、どのように使うのかを決めてしまうのは、あなたが成長する段階で起きた体験や、周りの大人の振る舞い方、常に言っていることを、当然のこと、当たり前の考えとして、そっくりそのまま刷り込んでしまいます。
そうした周りの大人からの影響を、自然のこととしてそれを真似てしまうのです。それは私たちが人として生きる上で必要な学びをする際に使われる能力ですが、良い面ばかりではありません。
もし、そうした学びの中で、制限的なものの捉え方が定着すると、
- 世界や社会は「こういうものだから」と一般化したり
- 自分はこういう人間だからという、狭いアイデンティティを持つたり
- 自分はこれが正しいと思う」として、他者のしていることを批判的になったり
- 今までの体験からしか、物事を見ず「これはできない」と限定したり
という思い込みが支配してしまう。
そうしているうちに、人生がどんどんと辛いものになり、お金に不自由するようになり、生きていることがつまらなくなってしまう。
そうなる前に、人生を好転させるのは、自分には未来があると信じることです。
あなたの中にある、五感の感覚の使い方に気づくことです。
その未来で「こうしたい」という自分の欲に気づくことです。
私たちは、この世に生まれ落ちた時から「生きる」という欲を根源的に持っている。でも、いつの間にか「よくを持つことは悪いこと」「よく深いことは人格的には最低なこと」と欲を否定する考え方に支配されてしまう。
自分の人生を「こうしていきたい」というのは、悪い欲ではありません。
制限的な思い込みを超えて、あなたがあなたの人生を望む通りに生きたいという時、その未来、その理想に対して、何らかのイメージング、ビジュアライゼーションを発揮しているのです。
未来を創造するのは、イメージング、ビジュアライゼーションを使った映像、つまり視覚情報を使って行うことがほとんどです。
思い出してみてください。
あなたが朝、起きて、その次の瞬間、その後に、着替えて、歯を磨いて、ご飯を食べて、仕事に向かうために家を出て駅に向かう。こうした動作の一つ一つを頭のなかでイメージしていないでしょうか?。
スポーツ選手は、そうした脳のイメージする働きを、意識的に行なって自分自身の体の動きや、相手選手の動きを頭の中でシュミレーションして、勝利を勝ち取っているのです。オリンピック競技会などで選手が、イヤホンをしながら小刻みに動いたり、動きを確認したり集中力を高めている様子を見た事がある方もいると思います。
これは何も、スポーツ選手だけに必要なことではありません
あなたは、「どこかに旅行に行こう」と決めた時、その場所のことを調べたり、こういうことをしたい、と感じたりしている時、その場所の映像や、自分がそうしている様子を思い浮かべていないでしょうか?。
それと同じように、これから先の人生で、「こうしたい」というときは、仕事でも、家事でも、プライベートの趣味でも、頭の中でイメージをしてみて下さい。すると、あなたの脳がその通りになるように、現実化へ道すじを作り出すのです。
大切なことは、あなたのイメージしたいことが、誰かからの受け売りではなく、あなたの本心から望んでいることです。
ネガティブな望まないことではなく、ポジティブな理想への変化を思い描くことです。
イメージする時に大切なのは、五感の感覚を使うとです。五感の感覚は神経を通って脳にダイレクトに繋がり、そして顕在意識よりも2万倍ものエネルギーをもっている潜在意識とも繋がっているのが五感の感覚だからです。そのため、五感の感覚を使うと、現実化のしやすい質の高いイメージをすることができます。見えるモノ、聞こえるオト、身体の感覚(筋肉や身体の違和感自由度、匂い、味 など)を意識してみてください。
イメージすること。それは、あなた自身の人生を自分自身で創造することでもあるのです。
音声でお聞きになりたい方は、Stand fmへどうぞ
