東京の桜の開花の知らせのあった昨日までの５日間、
NLPマネークリニック(R)のトレーナーズトレーニングを受けていました。
【マネー＝お金】をテーマにしていますが、
扱っている根幹になっているのは、【人生の豊かさ】です。
そして、その豊かさに影響しているのが私たち誰もが持つビリーフというものを扱うセミナーです。
NLPマネークリニックとは？
私たちの人生を司る、ビリーフというもの
私たちの人生の中で、
・どのようにしたら、自分の人生を望むように創造できるのか？。
・どのようにしたら、自分の望むモノを手に入れることが出来るのか？。
多くの場合、人生の成功を掴むには、
【才能、スキル、運、努力、意欲、行動力】があれば上手くいく。
そう考える方がほとんどでしょう。
私自身も長らくそう思っていました。
しかし、そうしたリソースがあったとしても、
それよりも、大きく私たちの人生を決定づけているのが、
ビリーフと呼ばれるものです。
英語のBeliefは、
信じている事、信念、確信、所信、意見、考え、信任、信用、信頼、信じている事、信仰、信心、信条、教義
という意味を持ちますが、
NLPマネークリニック(R)や、NLP Dynamic Spin Release(TM)でいうビリーフは、
・その人が、本当だと信じている事。
・無意識の中にある、あたりまえだと思っている事。
・体験や経験から作られた、行動や思考を決める枠組み。
・無意識のうちに行動を起こさせたり、事象に反応するスイッチ。
のことを指します。
例えば、
・人生楽ありゃ、苦があるさ（人生は楽があると、その後に苦があるものだ）
・嘘つきは泥棒のはじまり（嘘をつく事は、悪い事だ）
・子供を教育するには厳しくすることだ（厳しくしなければ、悪い子になる）
・正しい事をしていれば認められる（正しくない事は悪い事）
・なにも出来な自分は存在価値がない（あらゆる事が出来なければいけない）
・人の言う事は素直に聞かなければいけない（素直じゃない子は悪い子だ）
・〜〜〜〜でない自分は価値がない存在だ（〜〜〜〜〜であれば価値がある）
・女性はやさしくなくてはいけない（女性は腹を立ててはいけない）
・男性は勇敢で男らしくなくてはいけない（勇敢な男性でなければいけない）
というように、
他にある選択肢に意識が向かず、制限をつくってしまうビリーフがあります。
また一方で、
・自分が欲しい物は手に入る
・やりたい事は、何でも出来る
・間違えても失敗しても、その後なんとかなる
・人生を思うように楽しめる
・自分は重要な人間だ
・やることなすこと、たいてい上手く行く
などのように、
出来事や自分自身に対して肯定的になれる、力づけのビリーフもあります。
つまり、
自分にとってネガティブに働くビリーフと、プラスに働くビリーフがあるのです。
リミッティングビリーフが人生に影響すること
【リミッティングビリーフ（制限となるビリーフ）】は、
私たちの、【人生の成功、お金、人間関係、健康、】という
人生の中で豊かさに繋がる項目に、ネガティブな影響が現れるのです。
このリミッティングビリーフは、
・周りの大人からの何気ない言葉、
・当人にとってインパクトのある出来事、
というような、多くは幼少期の体験の中から、
自分自身を守るために作ってしまったビリーフです。
無意識のうちに溜め込まれたプログラムとなるため、
ある状況になると反応して、思考パターン、行動パターンとして表れ、
人生の中でそれを証明するような出来事を引き寄せます。
こうしたことは、私も含めてどなたでも持っているものです。
私自身のビリーフで言えば、
なにかを始めようとする時、石橋を叩いて叩いてたたき壊してしまうようなところがありました。（制限のビリーフ：なにかをする時には、用心しなければいけない）
これは、よちよち歩きの赤ん坊の頃、両親が目を離したスキに車にはねられそうになったことが影響しているかもしれません。
一方で、ナニか困った事が合ったとき必ず守ってくれる存在が表れます。
（力づけのビリーフ：私はなにがあっても守られている）
小学校の頃いじめに遭いそうになったら、担任の先生が一緒に登校してくれた。
仕事でしんどい状況になったとき、励ましてくれたカフェのマスターの存在
制限のビリーフの変え時に気づく事
心の深い領域にあるビリーフは、普段はなかなか気付くことは出来ません。
それは、あなたにとって、自然であたりまえの事だからです。
しかし、その＜あたりまえ＞のやり方、考え方が、通用しなくなる時があります。
ポジティブなビリーフであれば、なにつれ、あなたを上手く助けてくれますが、
制限のビリーフは、あなたの思考や行動を＜制限＞してしまうものだからです。
- なにか、行動したいけれど、行動できない。
- なぜだか、頑張るけれど成果を実感できない。
- なぜか、こうしなければと感じて空回りする。
- いつも、同じ出来事に対してイライラしたり、
- なぜか、あるやる気が起きなくなる。
- いつも、似たタイプの人に対してモヤモヤ感情が涌く。
といったことを
を感じはじめたとき、それは深い領域にある＜制限のビリーフ＞が、
変化を求めている時、手放し時なのかもしれません。
今までの思考のパターン、行動のパターンでは、
立ち行かなくなっているのです。
元々は、その制限のビリーフが合ったからあなたは、
守られ、頑張ってきた、という部分はあったのです。
成長とともに、環境や付き合う人が変わり、状況が変われば、
その制限のビリーフは必要なくなります。
そうした時、
要らないビリーフであれば、手放す事は可能です。
制限のビリーフを変えると身体の変化も起る
私自身も今まで抱えていたビリーフを変えて、
セミナーの途中から、やたら眠くて、生あくびが出て、
【細胞レベルでの緊張がほぐれた】というような感覚と変化でした。
精神的なストレスが身体に影響する事はよく知られていますが、
ストレスを引き起こす、ストレスを感じる、基には、
- 頑張らなければいけない
- 能力を発揮しなければいけない
- 用心したり警戒心を持たなければいけない
- 楽をしてはいけない
- ありのままであってはいけない
などの、
自分の本質とかけ離れた、制限のビリーフによることが大きいのです。
深い部分にある意識が変わると、身体にもいい変化となります。
普段日常で暮らしていて、
ビリーフ（思いこみ、信念）という言葉を目にする事はほとんどありません。
しかし、これから先、
自分の心をクリアーにすることで、
やりたい事、望む事が現実になっていく世の中になってきます。
セミナー中は
家族に負担がかからないかと心配しましたが、
出来る部分の家事をやってあとは、協力してもらえたので本当にありがたいな〜と思います。
それをコレから、
他の方にも提供できるようにしていくつもりです。