あなたは、「忙しくて、やることが多くて、とっ散らかってしまう」
と感じていますか?。
そのたくさんの物事を目の前にして、ふぅ〜っとため息ばかりが出てしまっていませんか?。
やらなきゃいけないけど、でもなぁ〜と嘆き節が出てくる。
なぜ、こんなにやることが多いのだろう?
なせ、自分はサクサクとこなせないのだろう?
そう、自分を責めていませんか?。
でも、大丈夫。それは、あなたの能力のせいでも、キャパオーバーな訳でもありません。
頭の使い方、物事の考え方を変えることで、スムーズにコツコツとできるあなたになるはずです。
やることが多くてとっ散らかってしまう時とは
とっ散らかった時、まずはやることを整理する
仕事と家事、そして人によっては育児と日々ものごとに追われていると、忙しくて、とっちらかって、どうしていいかわからなくなるという時はありますよね。
あれもしなければ、
これもしなきゃ、
というように、人間のあなたが、やることに追われてしまっている状態ですよね?。
誰かのため、
会社のため、
社会のため、
という自分以外の何かのために頑張っている。という状況でしょうか?
あるいは、
自分の思っている、「こうしたい」、「ああしたい」を手探りで行っている状態でしょうか?。
そのどれもを、一度機に行おうとしていませんか?。
「とっ散らかってしまっている」と感じているのにです。
とっ散らかるという言葉の通り、あなたの頭の中は整理ができていません。
あれもこれも、あっちもこっちも、どれもこれも、とまるで子供部屋におもちゃがひっくり返っている状態と同じなのです。
そうした時にまずやる必要があるのは、あなたの頭の中と言う部屋に、散らばった、【おもちゃ】という、【やる事】を整理することが必要です。
とっ散らかった物事に対する、考え方
やるべきこと、やらなくては行けない事
急ぐ事、急ぎではない事
を基準に優先順位をつけましょう。
今あなたの中でとっ散らかっている事は、全てが急いでやる事ではないはずです。
好き、嫌い、
やりたい、やりたくない
という気分で判断するのではなく、そのとっ散らかっているいくつもの事は、あなたの目標にとって、目指すものにとって、望む状態にとって、最優先するべきことは何か?を考えて、それを行うことが大切なのです。
優先順位をつける。
それは、あなたにとって、目標に対して、望む状態に対して、どうしたらそれを手に入れられるのか?ということを念頭に入れた考え方なのです。しかもショートカットで。
あなたが【忙しい、あれもこれもしなければ】、というのは、何か得たいことがあるから、何かをどうにかしたい思うから、のはずですよね?。
その得たいこと、
何かをどうにかしたい
に意識を向けて、
そのためには、何からしたらいいのか?というように、一旦頭の整理をする時間を持ちましょう。
とっ散らかった、頭の整理の仕方
思えば、私自身、今まで就いた仕事はとにかく、とにかく忙しい所ばかりでした。
あれも、これも、あれも、これも、とこなすことが多かったです。
自然食料品店の商品部にいた時には、デスクワーク中心にも関わらず、とにかく忙しく、
- 電話対応をしつつ(その中にはお客様からのクレームがあった時も・・・)
- 販売データーの分析、
- 商品導入のための関連書類つくり、
- 商品導入の商品データーの登録、
- そのためのメーカーへの交渉
- 資材在庫の調査依頼、集計
- 店舗へおくるの欠品表の集計
- 担当している商品への店舗連絡
- と
まだまだ出てきますけど・・・・。
そんな時にはどうしていたか?というと、取り組む仕事、必要な仕事を紙やノートに書き出すのです。
【やることを頭の中で整理する方法】
B5サイズのノートを仕事用にして、その1ページに、今の日付、そのときにやるべき仕事を全部リストアップする。片付けられたことは棒線で消す。
残った仕事はまた次の日のリストへ転記して、その日にこなすようにする。
このように紙に書き出すようにすると、今ある課題、片付けた課題が、頭の中で整理が出来るのです。
ある商品開発の仕事をしていた時は、その製品が出来るまでの工程をリストアップして、エクセルで管理し、それをこなして終了したものはチェックを入れていく。ということをしていました。
日常生活の家事仕事の時も同じです。
この日は何をするか?を、小さな名刺サイズのカードやメモ帳に書き出して、それをこなしたら、棒線で消す。
ということをしています。小さなメモに日付を書いて、その日の仕事やることを
アイロン掛をする
掃除する。
銀行にいく
ブログを書いてUPする
セミナーテキスト作成
などを
決めて書く。こなした項目は、棒線で消す。
一日一日という短いスパンでなく、仕事や時間のかかることは、一週間というスパンで組み立てることもあります。
その時は、一週間の中でやることリストをスケジュール帳に上げておき、その上で1日1日は何をするか、チェックしながら日常の課題をメモに書き出しています。
やることをメモすることの精神的なメリット
やることを書き出して、それを実行する。
些細な日常、日々やることから書き出して小さなハードルからクリアしていく。
それだけで、脳のモチベーションも上がり、達成感、充実感を感じられます。
脳の線条体には、「快適」であることと、行動を促し、それを持続するコントロールをしている神経<黒質>を結びつけている働きがあり、小さなやる気が起きることで、その行動を続けることができるようになるのです。
一日のうちにやれることは限られていますから、そうした頭の整理のクセを付けると、今ある課題、やることが明確化します。
そして、最初の一つをこなすことで、次の課題も順番にこなすようになってくる。
達成感や充実感を感じるようになることで、あなた自身が自分自身に自信が持てるようになり、人生の質が変わり、できることの質のステップアップが可能になる。
モヤモヤとたくさんのことを抱えて、「どれも、中途半端になってしまう」と悩んでいる人は多いです。
私自身も10代、20代の頃は、与えられた仕事は、猪突猛進とばかりに頑張り過ぎて、優先順位、ペース配分ができずに体も心もショートしてしまう方で、一方、何かをするのに、本当に自分がやってみたいことに対しては結構悩んでしまうほうでした。
判断を誰かに頼り過ぎて、しんどい目にも会いました。
だからこそ、
- 自分が何を望むのか?
- ベストな方法は何か?
- 何をどのようにしたらいいのか?
ということを、意識しながら、頭を整理して行動するということが大切なのだと実感しています。
あ、もちろん
こういした細分化するのが苦手。
ざっくり大枠で考えるのが好きという方もいますね。
それならそれで、ご自分が、それでやることをこなせれば、それでいいのです。
今回は、「忙しくて、何をしたらいいか、とっ散らかってしまう」
という方に向けて、
頭を整理しましょう。
という方法をお伝えしました。
もちろん、たくさんのやることがあって、それをこなして、こなしづかれて、体を壊しては元も子もありません。
そうしたときは、一旦ストップして、体を休めてから再始動です。
たくさんのやる事は、充実感、やる気が高まるか?も大切な要素です。
それが感じられないことは、
それを何のためにするのか?。
を重視して、必要なければ、捨てる(しない)ということも選択肢に入れることも必要ではないでしょうか?。