今、社会は大きくうごめいていますね。
もともと、今年2025年は様々は変化の起こりうる年と予想されてきましたが、2025年も1/4の期間が過ぎたところで、根拠のないスピリチュアル的な見解や災害を予想したものや、不安を煽るばかりの情報には注意しなくてはいけません。
社会の変化は誰しも感じていることで、それは今に始まったことではありません。
社会のレベルにおいても、昭和や平成の頃に比べると、働き方に対する考え方は大きく変わりました(転職するなんてもってのほかで、外れもの、奇異な存在として、社会的には扱われていましたし、「人生を長期的なビジョンで計画していく考えをしていく」なんてことは、住宅ローンと家庭を持つこと以外は存在しませんでした)
それが今や、転職は当たり前、仕事の中身もやり方も働き方も大きく変化しています。
そうした外側の出来事や状況に振り回されることなく、
自分の人生をいい状態で生きるには、
自分の人生の質を上げていくには、
人には、それぞれ人生のサイクルがあることを理解することです。
人生には、サイクルという【流れ】があることを理解する
人生のサイクル、人生の流れがいいとは?
私たちは自分自身の人生を、時間という流れを無意識的ながら感じながら生きています。
その時間そのもの、時間の流れそのものを「早い」とか「遅い」とかと感じたり、人生の、変わり目、節目、転機、平穏、安定などの自分の状況に対して、を感じ取っています。
同時に、状況的な変化についても、ぼんやりとは無意識的に感じ取っています。
が、しかし、個人においては、状況は常に変化するものだということを強くは感じて受け入れていません。もともと人の脳は、太古の昔そのままに生き延びることが最優先で、そのために安心安全な状態をのぞむようにできており、急激な変化には抵抗するようにできています。
とはいえ、現代に生きる私たちは、その変化の波にうまく乗っていくことこそが生き延びる術であると変わってきました。
人は、それぞれ特有の【人生のサイクル】を持っていますが、人生のサイクルや時間の流れを意識することは、その時に相応しい振る舞いや考え方ができるということを意味します。
人生のサイクルに沿っていれば、「運勢の流れにうまく乗っている」ということを意味します。
自分の運勢の流れの特徴に相応しい、行動をしているか、マインドになっているか によって人生良し悪しにさえ関わってくるのは、どなたでも経験のあることではないでしょうか?
人生のサイクルが上手くっているということは:
物事がスムーズに運び、やりたいこととやろうと思っていることに一致感が生まれ、ものごとがスムーズに運ぶようになります。
ものごとがスムーズに運ぶときというのは、
やっていることやりたいと思っていることが一致する状況になり、周りの環境もそれに見合うものが揃ってきます。
それがテコとなり持っている以上の力を発揮したり、いい巡り合わせでチャンスを掴んだりということさえあります。
状況に応じて、今やるべきことに対して納得でき、活動的で有るよりも知識や能力を磨く時間だと認識できるようにもなります。
変化を予感して、捨てるべきもの終わらせるべきことを理解しそれを手放すことに躊躇いがありません。
新しい何かを取り入れて、それを柔軟に受け入れて変化することに前むきなメンタルを維持できる
自分自身の資質や特徴、本心からののぞみを理解しながら、自分の置かれている状況・運勢の流れを理解して振る舞い方を変えることができる
というように、
自分自身のマインド(心理状態や思考性)が安定して行動でき、人生のサイクルに相応しいものにすることができます。
人生の流れに乗れていない時とは?
とはいえ、人生の中で自分の周りの状況が急激に変わり、戸惑ったり、うろたえることはあります。
そうした状況の変化は、
仕事環境での変化
住環境の変化、
家庭環境、家族間での変化
地域や人間関係の中での変化
と私たちの周りを取り巻く環境で起きるものであっても、心の状況がそれにおいつかずに、そうした環境の中で人間関係の不和、お金のトラブル、仕事のトラブルという生み出し、順調だった人生がなし崩し的にうまくいかないようにもなります。
人生のサイクルを理解していないと、突然の変化に対して、自分自身がどうしたらいいのかわからなくなる。人生をどこに向かえばいいのか方向感覚を失い、それまでの社会や家庭での体験が失敗だったかのような感覚に陥り、アイデンティティ・自分自身の存在自体もダメ出しし、自己否定や自己憐憫に陥ります。
その原因となるのが、
- 自分自身の生まれ持った資質への不理解
- 自分自身の持っているマインド状態
- 後天的に生じた心理的プログラムへの不理解
によって、変化や状況へ対応することへの抵抗です。
これらが不一致を起こすとき、上手く噛み合わずに、運勢のエネルギーの流れに沿っていないのです。
しかし、不一致や人生のサイクルがうまくいっていないときは、ある意味、新しい状況へ対応するための覚醒期、調整期でもあります。
その時には、うまくいかない痛みや「自分は変わらなければいけないのだ」という認識を持つときでもあります。
人は病気や怪我をした時には、自分の体のことに意識を向けたりこれまでの自分の生き方を振り返ることをしますが、ものごとが順調な時には、自分自身について振り返ったり、どう生きたらいいのか、ということを本気で考えることはありません。
それと同じように、うまくいかない時期というのは、人生の改善や変化のために、自分自身について振り返り見直す時期でもあります。
その時、大切なことは、自分自身のこれまでを受け入れることです。
- なにをしてきたのか、何をしてこなかったのか
- どのような考え方をしてきたのか、
- これから先に必要な考え方は何か
- 自分はどのような性格なのか
- 自分はどのようなことが得意/不得意なのか
など、深く自分の気質やこれまでの自分の在り方について理解を深めることです。
変化に対しての抵抗感、自分自身が変わることへの抵抗感を持たないことです。
生まれ持った運勢のサイクルを理解する
私たち人間は、誰しも生まれた時に何らかのエネルギー的なサイクルの流れに乗るようになっています。
それと同時に、何らかのエネルギー的な特徴も持ち合わせて生まれてきます。
例えば、西洋占星術、九星気学、四柱推命などどれもが、人が生まれた時の、星の配置やその後の星の運行や変化、独自の計算方法、気学的な考え方をもとに、その人の資質や運勢の流れのようなものを分析的に考えられています。つまりは長い年月をかけた統計学、分析学でもあります。
例えば、西洋占星術では、一年の中で生まれた月日で分けられた星座が、その人の太陽星座として性質を備え、人に影響する惑星の運行と、星座への移動などによって個人や社会にどのように影響するのかを、割り出しています。そうした星の運行は一年単位のものから、100年単位のものまでさまざまで、一般人にはわかりずらいものだったりします。
そうした、さまざまな占術、気学、統計学、分析学のほとんどは、人の人生は一定でななく、周期的に変化する動きがあることを伝えています。
占星術は、惑星の移動や星座の守護性や他の星との角度が関わっていることで起きる社会や個人の人生の変動を読み解いていますが、一個人でそれを読み解くには、専門知識や経験が必要で難しいものがあります。なので私の場合や専門家の星読みを読んで参考にするのが専らです。
西洋占星術では、今年2025年は大きな惑星の移動が話題となっています。海王星の164年ぶりの移動(2025年3月30日)、2年3ヶ月魚座にあった土星が、29年ぶりに牡羊座に移動(2025年5月30日)
牡羊座の星を持つ私は、今年大きな転換期のようです。
海王星、土星の影響をもろに受ける形となりますが、それは数年前から言われていたことで、恐れてはいません。これまで準備してきたコンテンツやコーチングセッションやセミナーを世に出すタイミングなのだなと逆に「時が来た」という感覚です。
こうしたサイクルを理解すること、そしてその流れに沿ったタイミングで自分が何らかの行動をするのは、それ以前の何らかの準備や行動、思考や意識があるからで、運勢の流れに乗れるかどうかはそれまでの人生の時間や体験があるからです。
マクロビオティックを通して私が学んだ九星気学もまた、その人が生まれ落ちた時に持つ星のエネルギーが、その人の特性や、一年ごとに生まれ星の移動する座によって、変化すると言われています。西洋占星術と違い、一年ごとに生まれ星の座が移動しその星の座の特徴の影響を受けるとされ、私自身は八白土星の座にあるとき、マクロビオティックを学ぶのと同時に自然食品ん点の商品部に勤め始めたり、NLPを学び始めた年に母親が亡くなったりと、八白土星の持つ変化変動を強く体験した経験があります。
九星気学は、陰陽という二つのエネルギーの性質を元にして自然界のエネルギー【気】の循環をもとに自然物にたとえながら人や物事の成り立ちを、陰分類した東洋の生活に根ざした哲学です。
人生のサイクルに気づくことで、生き方が変わります。
人生の流れに乗る秘訣は、常に変化する人生のサイクルがあることを理解することです。
変化の波に乗る力を持つために、人生のサイクルを意識することです。
人生をスムーズにするカギは、サイクルへの気づき=【気】の循環と動きに意識を向けることです。私たち人も自然物の一部であることを考えれば、自然のサイクルが当てはまる考え方も当然のことです。
- 自分自身の持つ資質や特徴を理解すること
- 自分自身の人生のサイクルを知ること
それは、
その時何をしたらいいのか
どこに意識を向けたらいいのか
その時何をしたらいいのか
自分はどのような人間なのかがへの理解が深まり
納得して、その時に相応しい、自分が振る舞い方を選択することや、生き方の方向がわかるようになってくるのです。
サイクルとは:
周期、周波数、循環過程、一周期、反復、一廻り、一巡り、循環する、回帰する、などの意味を持ちます。
「ループとサイクルの違い」 ネットリサーチ
プロセスがどのように進むのか、という点にあります。
「サイクル」は、ある状態から別の状態に変化し、再び最初の状態に戻ることを繰り返すのが特徴
「ループ」は、ある状態から別の状態に進み、そこから前の状態や別の状態にもどるなど、柔軟な動きが可能なもの
自分自身の心理的なパターンがあることを知る
このように、人生の中での流れは、常に一定ではありません。変化する人生のサイクルは、私たち個人のなかだけではなく、生きている社会環境や所属している組織状況、家庭環境の変化によっても自分自身が変化することを求められます。
繰り返しになりますが、今は、危険な動物のいない、命の危険に晒された状態ではない状態であるにも関わらず、あなたを取り巻く環境が大きく変化しているにも関わらず、変わろうとしないことは、却って生存が脅かされる状態に陥るのだということを深く認識しなければなりません。
必要であるにも関わらず、人は変化することに抵抗します。
それは、上記で述べた古い脳の機能として、生存戦略として今もプログラムとして残っているもので、私たちの無意識は安心安全な状態であることを望んで行動を起こしています。
そして幼少期に体験したことをもとに、人はビリーフ(思い込み)を形成し、思い込みを信じるべき原則としてこれまで生きてきたのです。
ビリーフは、幼少期に体験したことをもとに形成されます。
- 繰り返しあったこと、言葉
- インパクトある体験、言葉
によって、自然発生的に誰しも、何らかのビリーフを持っています。
ビリーフは制限的に働くものも、プラスに働きかけるものもあります。
プラスに働けば、どんな変化の時でも前向きに、自分なりの対処の仕方をしていくことがでいます。
- 「自分は守られている」
- 「自分は大丈夫だ」
- 「自分にはできる」
というような確信が、ビリーフとして存在しているからです。
一方変化することに抵抗してしまう制限的なビリーフを持っていると、
- 「この世界は危険だから、何をするにも用心しなければいけない」
- 「自分は同じことをし続けなければいけない」
- 「自分にできるわけがない」
などの制限的なビリーフを持っていると、たとえどんなに安心できる状況であっても、変化することを拒むのです。
ここで挙げたビリーフは、一例に過ぎません。
制限的なビリーフを抱えていると、生まれ持った資質による人生のサイクル以外にも、人生の中で同じ問題やトラブルが繰り返し起きることがあります。
私自身、NLPを学んでビリーフの存在を知り、自分自身に対する否定的なビリーフを解放するまで
- 仕事でうまくいかない
- お金にも行き詰まる
- 家族関係でトラブルが起きる
という一連の出来事が、サイクルとして起きていました。
特に、仕事で心機一転新しいことをしようとすると、母親が大病をして入院したり、父親が入院したりという家族によってストップする状況になったりもありました。
つい最近も、そうした状況に陥りそうになったのを、「それはもう私が関わらなくてもいいことなのだ」と切り離して考えることで切り抜けることができました。
もしあなたが、今、
- 「なぜ自分は、こんな状況に陥っているのか」と感じていたら
- 大きな状況の変化にあって、混乱し、対応するのに苦慮していたら
- なぜ自分の人生に、困難と混乱が起きているのか」と感じたら
- 生き方に迷ったり、問題を抱えていると感じていたら
それは、変化する時に来ているのだということです。
どの人であっても、人生はおなじ一定の状態のときばかりではなく、常に社会や自然のリズムの中で、あるいは、その人個人の状況(仕事環境、家族、自身の心身)においても、常に変化し続けます。
しかし、そこに意識を向けない限りは、急激な変化だと感じたり、変化の波が苦しく辛いものになり、メンタル的に追い詰められてしまいます。
まずは、あなた自身の人生のサイクルがどのようなものかに対して理解を深めることが、その状況の意味を理解するこにつながり、迷いや問題から抜け出す方法となります。
さらには、人生の流れをスムーズにし、状況の変化に対して自分自身を深く理解する時にきているのです、
それは、本当の意味での、あなた自身の人生を生きる時に来ているのかもしれません。