こんな方におすすめ
- リモートワークで家にいることが多くなった方に
- 家事と仕事のバランスを取りたい方に
以前『めんどくさい日常生活を快適にする工夫の仕方』についてUPしましたが、世の中的にもコロナウィルスの関係で、家にいる率、家事率、が多くなったのではないでしょうか?。そんな変化に応じて、以前のやり方に考え方をプラスする必要があると、Part2的にさらに工夫する仕方をまとめてみました。
私自身、ことに、この5〜6年は母が亡くなって、家事をしながら、お金の管理、自分の仕事の作業、とやることが一気に増えた期間でもありました。
そして昨年は、私自身の状況も大きく変わり(父の介護、そして死去)、日常生活ことに家事(料理、掃除)に関しては、以前よりもかなり簡略化して時間をかけないことが多くなりました。
そんな中で、培った時短の工夫、道具の見直し、家事の工夫、他の家族との役割分担、というのは、リモートワークが主流になり、家で仕事をする時間の多くなった方にも参考にしていただけると思います。
日常生活を快適にする工夫は、単に生活の質の向上のためのみならず、仕事をする上でも起業をする上でも必須のこと。
日常生活がぐちゃぐちゃな時は、判断力がごちゃごちゃになり、人間関係もトラブルを抱えがちで、健康面で問題が起き、お金のトラブルや不足を招く結果となるのです。
えっ、まさか?と思いますか?。
では、今あなたの人生、日常生活を振り返ってみてください。
あなたの人生は全て繋がっています。関わり合っているのです。
だからこそ今一度、日常生活を快適にする工夫をしてみませんか?
どうすれば、日常生活・家事全般がめんどくさくなくなるのか?
日常生活を快適にするベースとなる考え方
生きていれば、日常生活はめんどなことばかりです。
ありがちな考え方としては、
- めんどうな事を楽しむ
- めんどうを面倒と思わないようにする
というような、【考え方転換をする】ことで、精神的な負担を軽くしていく方法が一般的です。
家事のみならず、行政手続き、育児、介護、仕事、勉強、人間関係、お金、と、どれも必須のことではあります。
それをひとくくりにするのはどうか?と言われるかもしれませんが、そこで、やっぱりやり方や情報を知らないと、簡単に済むはずの事に、時間と疲れる労力をかけてしまう事も多いのです。
もちろん、それらを全てアウトソーシングする方法として、家事代行サービスや代行サービスはあちこちにありますし、今は、ネットで検索すればあらかたのことは「やり方」や、それに付随する情報は得ることは可能です。
そこには金銭が発生しますから、一般的には全てを<誰かにやってもらう>ということは、無理でしょう。(親子間、知り合い間であっても、後々トラブルとなりますから、無償・タダでしてもらうというのはダメです)
お金に不自由の大富豪な人であっても、生活臭がしない著名人、有名人であっても日常生活・家事の必要は存在します。
そこで、必要なのは、
- 快適な日常生活とはどのようなことか?
- 環境面
- 行動面
で把握することです。それは一人一人違いますから自分の内面と向き合う必要があります。
- 日常生活を快適にするためには
- どこにお金を使うのか
- 何に時間を割くのか
- どんな道具(ツール)が要るのか
- どんなスキルが要るのか
という
現状把握と分析、リソース配分をすることです。
これは、主婦(主夫)している方は、自然としていることだと思います。意識していないだけで。
さらには、ビジネスにも必要なことで、日常生活をうまく工夫することができると仕事もうまく回わり成果をあげることが容易になるはずです。意識してみてください。
そんなこと考える暇がない。
そんなこと考える必要がない。
というほど、日常生活のみならず、仕事の面でも行き詰まりやることに追われていい結果を残せていないのではないでしょうか?。そして、お金や人間関係でも行き詰まりを感じているかもしれません。
なぜなら、今、人生というのは、【一面だけ良いが、一面は悪い】という、一点優位な社会ではなくなって来ているからです。実は以前から、そういうものではなかったものの、社会的優位な側面が強く誰もが、家庭を犠牲にして仕事や社会に奉仕することが良しとされて、マイナス部分に触れられることはあまりありませんでした。
今、日常生活の快適さや充実どというのは、仕事の成果充実度のみならず、人間関係、金銭的な豊さにも影響をもたらしているのが明らかになってきました。これはアメリカの歴代大統領をはじめとしてセレブが取り入れた、NLP心理学におて、ニューロロジカルレベル理論でも証明されていることです。
だからこそ、私たちは、自分の日常生活を誰かに丸投げで委ねるのではなく、自らの意識を持って自分に相応しいものに設計していくことが大切だといえます。
- 自分でできることは何か
- 自分にできないことは何か
を見極めていくこと。
そうした姿勢が、そうした意識が、日常生活を快適にして、人生をより良いものにしていくのです。
日常生活を快適にすることのメリット
日常生活というのは、時間で考えると1日のうちの大半を閉めています。
家で過ごす時間、ともいえます。
今は、リモートワークが増えて、仕事も含めて家で過ごす時間がさらに多くなったのではないでしょうか?。
そうした中で、日常生活に緊張感がなく快適であると、
- 物事がスムーズに展開する
- 時間を有効に使える
- 精神的な余裕ができる
- 感情的なストレスが減る
- イライラや不快な気分が減る
- 健康に気遣いができる
さらには、それによって、
- 人生全般において人生の質が上がる。
- 新しいことにチャレンジすることへ意識を向けられる
といった、メリットが生まれます。
もちろん、これだけいろんな変化が起きる時代ですから、全てにおいて<よくなる>とは、言えないかもしれません。
ですが、自分の人生をよくするのも、悪くするのも、自分が関わっています。自分の人生をどうするかを選ばないうちは、何も変わりません。周りが自分の都合の良いように動いてくれるのを待っているのは
自分の人生をよくするためには、
- 制限のビリーフを開放する
- 自己重要感を高める
という心理面での改善も必要ですが、それらに直結する日常生活を快適にすることは初めの一歩として、コーチングなどのサポートなくできることです。日常生活周りを快適にすることで、あなた自身が持っている考え方や意識も自然と変化を起こし始めるでしょう。
身近なことから、自分のできることからまずは取り組んでみませんか?。
日常のめんどくさいトップ3は、料理、掃除、洗濯
日常と言われる項目の中で占める割合は人によってそれぞれで、育児や介護、町内コミュニティ、がある人もいれば、ない人もいます。
その中で、料理、掃除、洗濯は、誰しもが持っている日常の項目で基本中の基本であるのに、一番面倒と感じるものでもあります。
苦手、得手、があるとしても、今は、情報もツールも豊富にある時代です。
やりようによっては、苦手が克服できてうまくできるようになり、それが自信にも繋がります。まずは、どのようなことが苦手と感じるのか、深掘りして探ってみましょう。
面倒と感じるのは、それも何に対して面倒と思うのかを知ることで、解決策を見出すことが出来ます。
私自身は、掃除をした後の雑巾を洗うという作業が面倒で無駄だと感じて(洗剤や水を使って何度も使うモノだと思えず)、【前年使った使い古しのフェイスタオルを切って、掃除をして汚れたら捨てる】というふうにしています。それだけで面倒さが変わります。
つまり、工夫するポイントを探るわけです。
以下で、工夫するポイントはどこか?を探るコツを我が家の事例を元にお伝えします。
-
苦手なこと、経験のないこと、に取り組めるようになるには?
あなたは、今、 これまで苦手な出来事に直面していますか?。 あるいは、 これまで経験したことのない事 ...
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料理、掃除、洗濯の三大家事を手早くする工夫
①料理のめんどくさいを解決するには?
料理に関しては、これまでもアップしてきましたが、
-
効果的に食材を備蓄して、効果的にメニューにするための方法・わたし流
コロナウイルスの影響で、2月の後半から始まった、我が家の食材の備蓄生活。 みなさん、効果的に備蓄して ...
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ポイントを再度お伝えすると
- 材料の確保
- 下準備
- 調理プロセス
このどれもを快適にすることです。
我が家の例を言えば、
我が家の場合のポイント
・材料の確保:
宅配を使って野菜を確保する。(以前は週一だったのが家族が減って今は二週に一度)
地元にスーパーが6件点在しているので、時間を見計らって週一〜二日買い出しに出る。
・下準備:
肉魚系は、モノによって下処理して(調味料などで薄く味付けして)冷凍する
野菜系は、時間のあるときに事前にカットしてタッパー保存
・調理プロセス:
できるだけ時短(目安20分)で調理する。
煮物系は材料を入れ、タイマーをかけて40〜2時間 目安で。
一つのプライパンで野菜、肉、魚を同時に調理するメニューにする。
煮込み系は汁を多くして、味噌汁のかわり兼用にする。
他に、マクロビオティックをしていた時には使わなかった電子レンジ調理も今は取り入れています。父の介護中に編み出したやり方で、野菜と下味つけて冷凍しておいたタラを半解凍状態で盛り付け、白たまりやチーズを乗せてレンチン3分する、【魚のレンチン蒸し】は夏に火を使いたくない時も便利です。
また、最近はベジミートを使った加工品もスーパーで見かけるようになったので、試しに使ってみたり、インストアの調理品も使ってみたりしています。
品数を多く作っても、食べきれないので、ご飯、味噌汁、メインとなる料理(肉or魚+野菜 を使ったもの)と3品が定番の夕食です。
献立の関係で味噌汁も、月曜の朝食分はインスタントになってしまいます。
食事は毎日のことなので、全てを1から作るのは大変ですし、それで疲れてしまっては美味しいものも作れません。
素材の良いもの重視で考えていますが、とびきりな値段でもありません。普通にスーパーで扱っているものを素材でできるだけ手に入れて、自分で極力調理する。
そうすることで、健康にも、お財布にも、優しく、快適に過ごすことができます。
何を作るか、レシピ(どうやって作るのか)は、昔は料理雑誌をめくるというものだったのを、今はググれば大抵の情報は手に入ります。うまく出来たレシピはその後も何度か作りたくなり、それがあなたの定番料理となって、いずれそれを自分なりにアレンジして自分自身のオリジナルレシピになります。
③掃除のめんどくさいを解決するには?
掃除に関しては、本当に楽になりました。
以前は重い本体を引きずる紙パック式の掃除機だったのが、出すも操作するのも重くて苦痛のタネ。
昨年その限界値に達したことと、父の介護で人が出入りする機会が増えるだろうと予測してハンディクリーナー・シャークを導入しました。そこそこ吸引力もあるし、ノズルがいくつもあるので、床、階段、布団、隅っこなども快適に掃除できます。
シャークは月、木、あとは気まぐれに気が向いた時、週2回を目安に全体をかけています。
あとは日常1日おきぐらいに、夕食か朝起きて、ウェットワイパーで床拭き。
トイレ掃除は、日常的にやれる場所なので、日を決めて床周りを拭く。
換気扇、洗濯槽のカビ取り、窓掃除 などは2〜3ヶ月に一回を目安。
というように、
- 1日の習慣として行うこと
- 日を決めて掃除する場所
- 期間を決めて掃除するモノ
を決めています。
そのサイクルでやっていると、年末の大掃除はほとんど必要なく、神棚や照明の掃除をするくらいです。
③洗濯のめんどくさいを解決するには?
1日の洗濯は、前の日の晩にタイマーを使って翌日の朝に起きたら出来ているようにセットしてあります。
朝起きて、着替えて、窓開けて、榊の水と仏壇の花の水を替えて、という一連の作業ののちに干す作業にとりかかります。
外ぼしは、部屋干し、悩まずに天候次第で即決です。それには天気予報から情報を入手して天候の予測をした上で判断します。それには、自分のカンやこれまでの経験も使います。やれ雨が降ってきたから慌てて取り込むとか、そうした慌てた作業をすることなく、降るとわかっていたら外干しすることなく対処する。
梅雨時期、冬場は部屋干しが多くなりますが、これもオイルヒーターやファンヒーターのある部屋で干すので、乾きにくいということはなく、干して乾けば取り込む。最悪乾かない時は、洗濯機の乾燥機能を使います。
家事全てに共通することですが、快適にするには自分なりのパターン(ルーティーン)を決め、悩む時間を減らし、それに関してかける時間を減らすことです。
何をどうしようかと余計に悩むと気持ちの快適さが削がれ、それだけ時間も削がれてしまいます。時間を取られてしまうと、日々の中でするべきこと優先するべきこと(仕事、育児、介護など人それぞれの)が疎かになってしまいます。
さらに日常を快適にするには、空間を快適にする
環境の重要性はこれまでもお伝えしてきました。
私たちは、意識的にも無意識にも周りの環境の影響を受けています。
周りにあるモノが、過去の記憶と結びついてその時の感情の記憶を引き起こすことさえあります。
これを心理用語で、アンカー、アンカリングと言います。
ですから、常日頃、日常一番長くいる空間=居住空間をあなたが目指す理想に見合った空間にすることです。何も豪華なインテリアにせよというのではありません。
一番は、今あるモノを減らすことです。
減らすことで、モノを整理することになり、その空間でなんらかの振る舞いをした時にスムーズに片付けることで、確実にあなたの感情を快適な状態にしていくことが可能です。つまり、自分の状態というのは、積極的に自ら生み出すことができるというわけです。
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日常生活を快適にすることは、人生全般を快適にすることにつながる
日常生活は、生きている間はずっと続く活動です。
時には、思うように行かない日も、充実感を感じる日も、楽しく過ごせる日も、ヘトヘトになる日もあるでしょう。そうした日々をどう生きるかを自分で決め、自分の選択の元に行動すること。
その積み重ねが、自分らしく生きた人生になるし、その積み重ねを、快適にすることで人生を快適にできるのです。
私自身、これからまた新たな生き方へとリノベーション中です。息ながく仕事をしてく上での生活習慣をどのようなモノにしていこうか構築中です。それには、負担なく快適な日常であることが必須であると思っています。
面倒くさい日常を快適にする工夫、参考になれば幸いです。
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