こんな方におすすめ
- 日日、なあなあで終わってしまうのをどうにかしたい方
- 計画を立てることを、うまくなりたい方
- 毎日や人生を、自分らしく充実させたいと感じている方
あなたは、
日々に追われて「計画なんて立てられない」
なんとなく、「いつも“なあなあ”で過ごしてしまう」
もっと計画的に行動したいとは思っていのに、どうやって計画を立てたらいいのか?
という悩みがありますか?
「計画が立てられない」「いつもなあなあで過ごしてしまう」
そんな悩み
ある、自己啓発の権威者の方が、いうには、
“人間には、二種類あって、
・計画を立てるとワクワクする人
・計画を立てると途端にパワーダウンする人がいる
計画が立てられないあなたは、パワーダウンするタイプの人。計画性よりもエネルギーが足りていないのではないか。エネルギーレベルが良ければ、計画を立てなくても大抵のことは情熱でできることが多い。”
という、なんとも自己啓発にありがちな、ふわっとした回答で、私も著作を読んだことのある人で影響を受けたことがありますが、この答えを聞いてから、
「的を得てないなぁ。
本人は計画を立てたいと思っているのに、回答にはなっていない」
と感じました。
計画を立てられないとき
計画を立てるにはどうしたらいいか
ということを、脳科学、NLP、コーチングの観点、私の日々の計画と過ごし方をもとにお伝えします。
計画を立てて、人生や生活を充実させるには?
計画を立てるとは、どのようなことかを知る
Wikipediaによると、
“計画”とは
何らかの物事を行うために、あらかじめその方法や手順を考え企てること。また、そうして考えた方法や手順。具体的には、将来実現しようとする目標と、そこに到達するための主要な手段や段階とを組み合わせたものである。
計画には、上述の目的(目標)や方法・手順に加えて具体的な時期、日付などが含まれていることが一般的である。
ものによっては詳細な時刻まで含む。なお、実行する日時などまで明確化した計画表(予定表)をスケジュールと言う。(その点で計画は、目的と手順が含まれているが日時が指定されていないような「手順書」や「レシピ」などとは異なっている。)
“なあなあ”とは
決着をつけられない
妥協する
折り合いをつける
適当に済ませる
という意味があります。
(私は、言葉の意味から入ることが多いですが、人がとらえている意味が、本来の言葉の意味とは違うことも多いからです)
つまり、計画を立てるということには、
- 目的(なんのために、何を)
- 方法(どのように)
- 手順(ステップ、どの順番で)
- 何時(何時までにという期限、期間)
が組み合わさったものだということです。
私たちは、日々何かの計画の中に組み込まれ、その中で生きていくこともあれば、(祝日・ゴールデンウィーク・などの国民の休日、道路や鉄道の計画運休、会社の会議や行事、学校行事、スーパーの特売日、など)
自分の裁量で(起きる、歯を磨く、ご飯を食べる、着替える、寝る)などを、組み込まれた日々の習慣に合わせて動く自分の裁量で決められる計画もあります。
そして、
一日単位
一週間単位
一月間単位
一年間単位
数年間単位と
時間の区切りの中で、何をする、何時する、などを決めることが、計画を立てることであり、それに基づいて動くことが、計画をもとにした生き方となります。
計画を立てたい
計画を立てるにはどうしたらいいか
日々、なあなあで過ぎてしまう
と悩むとき、
これまでの時間の区切りの中での、あなたの時間の使い方を
あなたの一日の時間の使い方
あなたの一月の時間の使い方
あなたの一年の時間の使い方
を決めることです。
つまり、計画を立てる要因の一つは、
時間の使い方を決めるということです。
「計画を立てられず、なあなあで済ませてしまう」
ということは、
その日その日を適当に過ごしてしまう
なにをするかを決めずに、その場任せ
適当に、思いついたことをしている
という時間の使い方をしている。ということになります。
日々の中での計画とは?
私たちは、日々何かをして過ごしています。その多くがなんらかの意図(目的)があって、思考を働かせ行動を起こしています。
- 朝起きて歯を磨くのは、身支度を整えて仕事に行く、幼稚園や保育園に子供を送る
- 朝起きて、ご飯を食べるのは、空腹を満たすため、一日の活動を活力あるものにするため
- 満員電車に乗って仕事場に行くのは、一分一秒でも早く職場に行き仕事に取り掛かるため
などです。
そうした日々の行動のほとんどは、習慣的なもので、自動的で「こうしよう」を強く意識することはほとんどありません。しかし、そうした日々のなかでも、人は、未来の予測を立てながら、自分の行動に対して何らかの計画を立てて過ごしています
- 明日は大事なプレゼンだから、身支度を気をつけよう「何を着ていこうか」と計画を立てたり
- 夕食の野菜がなくなってきたから、帰りは「あれと、これと」を買って帰ろう
- 明日は外勤だから、明後日の会議資料は「今日のうちにコピーしておこう」
- 財布に手持ちのお金が減ってきたから、いざとなったらカードで買い物しよう
など。
もちろん、計画をしていても、その通りにできるとは限りません。
- 家族や自分の体調不良で、身動きが取れない
- 子育てしていれば、常に子供が中心で動かざるを得ない
- 人智の及ばない自然災害が起きるれば、今までの生活が成り立たない
- 会社勤めしていれば、予測しなかった仕事が振られ生活のペースが変わることさせある
- 普段生活している近所で、大規模な解体工事があれば音や振動が常に起きる
など、自分ではどうしようもない、外的な要因から、計画が建てられない、計画倒れすることさえあります。
計画が成り立つのは、あなた自身が、自由に動けて、あなたの意思通りの行動ができて、時間の使い方を決めることができる時です。
お金の使い方にも計画が関係する
計画を立てるのは、時間ばかりではありません。
自分がやりたいことがある、
自由に思うことができる意志もある
時間も自由になる
としても、
「お金がないから、やりたいことができない」
ということは、多くの人が悩みにおちいる原因です。
・お金は出すから入ってくる
・お金は循環
・お金は貯めるより、投資しろ
など、お金にまつわるこうした通説は、得てして闇雲に使い、なあなあで、お金の計画をたてられないことから起きます。
どんなに出すことや循環が大切だとしても、何も考えずにお金を使えば、お金は底をつきます。
出しても、入ってくる理由があるから入ってきたり循環するわけで、何もせず天から降ってくるようなことはありません。
「貧乏思考の人は、お金をすぐに貯めようとする。それよりは投資に回すことが必要だ」という人もいますが、そもそも投資とは何か?。株を買うことか?NISAや iDeCoを始めることか?、自己啓発や知識の学びに使うことか?と、そういう人たちは、本質的なことははっきりとは言わないのです。
投資をするから、金持ちになるわけでも金持ち思考になるわけでもありません。
もちろん、投資として考える学びは大事です。
ですが、その学びをどのような形で行うかでもお金が関係してくるのは、ご存知のとおりです。
NLPにしても、コーチングにしても、その関連セミナーはとても高額で人によっては、100万、200万、とかけて、天井知らずです。
しかし、そうした学びをしても、それ自体の活かし方、使い方がわからず、大切なお金が“死に金”になってしまう人も多いのです。
だからこそ、
学びたいことにお金がどれだけかかるのか
他の方法はないのか
その方法しかなければ、納得できる金額だとおもえば、どうやってお金を捻出するのか
選択肢を広げることも必要です。
自分が学びたいなにかがある
でも今手持ちのお金がない
となったら、
仕事をして、お給料や生活費をまかないながら、お金を貯めることも必要になります。
毎月どれくらい生活にかかるのか
臨時出費のときのために、どれだけ予備費が必要か
それ以外のためられるお金はどれだけあるか
などを考え、
本当に本気で学びたいことであれば、今すぐではなくても、お金をコツコツと貯めてそれを学ぼうとします。
それは、日々の生活の中でも同じことです。
日々の生活の中で、どれくらいのものが必要で、それにはどれくらいのお金がかかるのか?
生活費の割り振りをして、食品や生活必需品を購入する。
何となくで済ませてしまっているうちは、賢いお金の使い方はできません。
桁外れのお金持ちになれば、金額を気にせず何でもかんでも購入できる”と思うかもしれませんが、本当のお金持ちは、お金に関してシビアに管理して、質の良いものを長く愛用したり、ジャラジャラとわかりやすいハイブランドをこれみよがしに身に纏うことはしません。
賢いお金の使い方
お金に関しても“計画を立てる”ということが必要になります。
計画を何のために立てるのか?
ここまで見てきた通り、
計画を立てるということには、
- 時間
- お金
- 行動
が絡んできます。
そして
一番の理由は、
計画を立てるのは、目的や目標があるからです。
人が何らかの行動をするのは、気づいていようといまいと肯定的な意図があります。
それを満たすために、
- 思考したり
- 感情を働かせたり
- 最終的に何らかの行動を起こして
その意図を達成させます。
私たち人間は、生きている間、仕事、家事、プライベート、遊び、趣味、学び、人間関係、食べる、という生きる上でのあらゆる活動に対して、何らかの欲求を満たしたいという意図をもっています。
- 【何のために】という、目的を決めることです
- 【どうなりたい】という、目標を決めることです
計画を立てるには、目的と目標が必要だということです。
それは、日々の中でも、もっと長期間の、1ヶ月でも一年でも、同じことです。
あなたが、毎日の中でその日一日をどう過ごしたいのか?
決めないままでは、日々は光陰矢の如しで過ぎ去り、自分自身の存在意義(何のために生きているのか)、やりたいことがわからないまま、人生を生きることになります。
もちろん、最初は曖昧な目的、目標かもしれませんが、そのためにどのような行動をしたらいいのか」という、計画を立て、それを実際に行なっていくうちにはっきりとしてくるものです。
上手に計画が立てられないのと、計画を実行するのとは別のこと
そして、計画が立てられるのと、その計画を実際に行うのとでは、別だということを理解しなければいけません。
一年の目標にしても、年初にこうしようと決めて、実際にはそうできないことも多いのではないでしょうか?。
計画や目標を立てたら、それを具体的にイメージしたり、五感を使って繰り返し「そうなる」ことを無意識にインストールする必要があります。
私たちの行動のほとんどは無意識的で、自動的です。
日々の習慣の98%は無意識的に行われ、それを繰り返します。
計画を立てたいことのほとんどは、新しい新規のことで、私たちの脳は新しいことに対しては、繰り返しそのことを確認したり、覚えたりすることで記憶として定着していきます。そうして初めてそのことが“重要だ”と認識するのです。計画を立てても、立てたままでは忘れてしまい、実行するまでには至りません。
計画を定着させるには、手帳に書いたり、時々見直したり、その計画を達成するプロセスを考えイメージしたり(旅行であれば、ガイドブックを何度も見て、どこに行こうかをイメージするようなこと)ということが、その計画を実行するための推進力となり、無意識にそれを「行うんだ」と意識させるのです。
私たち人間は、強く意識して行動していることばかりではありません。自分の想いであってもです。
そのため、なにか計画しても、その計画をを脳に定着させ無意識を動かさせないことには、実行されることはありません。
また、計画には優先順位が関係しています。
何かの計画を立てても、他に優先したいことがあるとするとそのことに気を取られて実行しようとはしません。
人は自分にとって重要なことを、重視ししてそのことを基にして行動を起こします。
また計画を立てても、そのことに対して無意識的に「できない」「やるのは面倒だ」「やりたくない」と感じていれば、その計画に対して実行しようという意識が向かうことはありません。
あなたが望んでいること、必要だと抱えていること、それに対しての優先順位をつけましょう。
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人生の優先順位づけで、自分の理想にエネルギーを向ける状況を作る
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小さな時間の単位で望みを組み立てる
そして私たちは、いくつもの欲求を持っています。
- 一日の中でも
- 一週間の中でも
- 1ヶ月の中でも
- 一年の中でも
- 一生の中でも
その欲を叶えたいと思うときには、やはり計画が必要になります。
“情熱があれば、計画しなくても大抵のことはできる”というのは思い込みで、些細なことならまだしも、そのことだけをできる環境ならまだしも、普通人は、たくさんの雑事や家事や仕事を抱えながら生きています。そうした多くのことに脳はエネルギーを使い、一瞬の情熱を忘れてしまいます。
たとえ本心からの気持ちでも、人の気持ちや感情は持続しません。
一瞬で消えてしまう感情もあれば、忘れてしまうことさえあります。
だからこそ、目標に優先順位をつけ、その気持ちを確認したりすることが必要なのです。
そうしたことも、【計画を立てる】ということの一環です。
何も考えずに、優先順位がつけられないような多くの欲求にさらされると、脳は機能不全を起こします。
脳にとってはストレスフルな状態で、脳の神経細胞(ニューロン)は萎縮し、問題解決能力、逆境対応力、感情調整、衝動のコントロールなどの能力が低下するといわれています。
計画を立てられず、その場任せでなあなあで過ごしている”というのは、結局のところ後から思い返すと、「あれ?なにしたんだっけ?」というような、何をしたのか思い出せない、実りのない日々を過ごして、充実感のない日々を過ごしてしま得ことにもなります。
もちろん、日々の細々としたことを記憶に残すことはできません。
それでも、一日が終わろうという時、「あ〜今日はよく〇〇ができた」と思い返す過ごし方ができるかどうかは、人生の充実度や人生の豊かさにつながります。
計画を立てることが苦手
であれば、一日の計画を立てることから始めましょう。
計画を立てることが苦手であれば、まずは、一日の間に何をするのかを決める習慣をつけてみる。
朝起きて あるいは、 前日の夜 その日一日何をするのかを決め、付箋やカードに書き出すのです。
そして、それを目につくところに置いておき、チェックしながら過ごす。
これは、私がある時からもう10年近くやっている、日々の計画方法です。100円ショップに売っている名刺サイズの情報カードに朝起きてから、日付、起床時間、その日やることを書き出しています。
書くこと、目にすること、で記憶に残り、それを実行するという意識への定着につながるのです。
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計画を立てるには、自分の行動の特徴を知る
- お金の使い方
- 時間の使い方
- 日日の使い方
- 片付けや仕事
- ものの使い方
あらゆることに計画やその実行の仕方(やり方)という行動が関わってきます。
実のところ私たちは、一人一人、行動する上での特徴というものを持っています。
仕事や家庭、あるいは趣味の環境の中で、どのようにものごとを捉え対処するのか、どのようにその情報を処理するのか、どのようにしたら納得できるのか、ということに対しての特徴(パターン)を自分の内部に持っています。
その特徴(パターン)の特徴とは、
- 詳細型
- 全体型
です。
詳細型とは:
物事に対して細かく情報をとらえるのが得意で、地図の道順や固有名詞のある場所を細かくチェックしながら前に進むようなタイプです。計画に関しても時間とやることをきっちりと決めて学校の時間割のように時間とやることを枠で捉えます。
例:10月21日〜10月24日まで京都に旅行に行く
21日移動と京都〇〇時着、市内の〇〇、△△、××、に行く、〇〇時宿泊予約したホテル“京都ホテル”着 などのように細かく決めるタイプ
全体型とは:
ものごとの全体像や概略で捉えながら、仕事や家事、出来事に対処します。木を見ず森を見る感覚で、細かく木を見ていくことは短期間であればできるタイプ。
例:秋になったら京都に行く
気になるお寺や、清水寺の辺りを散策する というようなおおまかに決めて、その場で考えるタイプ
こうした内的な思考の処理の仕方は、一人の人の特徴として固定的な決まりきったものではなく、コンテクスト(状況、背景、場面)で変わります。これは、言語表現と行動パターンを分析きして、その人のパフォーマンスを高め他者の理解を深める、LAB Profile®️の考え方によるもので、
LAB Profile®️は、人が何かを行う上で、必要な情報をどのように処理するのか、どのように情報を扱って理解するのかの違いによって行動の違いが現れるというパターン分析です。
あなたが、計画を立てられるようになりたいと思うのは、どのような時なのか、日々の行動なのか、1ヶ月の間のか、一年の間なのか、もっと長い機会んのことなのか、そうした期間に、自分自身の在り方を決める。
そして、その期間が何時なのかで、詳細に決めればいいこともあれば、全体をおおまかに決めた方がいい場合もあります。
あなたが計画を立てたいことは何か
それは、本当に望んでいることですか?
あなたが今一番叶えたいことは何か?
今一度考えてみてください。
日々をなんとなくで過ごして、計画が立てられないあなたに・まとめ
計画を立てるということは、思考の仕方を使って、メンタル設定をして、それを行動に結びつけることです。
私たちは、日々なにかの行動をしていますが、その裏には必ずあなた自身のメンタル状態があって行動に結びついています。
“計画が立てられない”“なあなあ”で過ごしてしまうときの、あなた自身のメンタル状態に意識を向けてみましょう。
- 計画を立てるとは、どのようなことかを知る
計画を立てるということには、目的(なんのために、何を)/方法(どのように)/手順(ステップ、どの順番で)/何時(何時までにという期限、期間)が組み合わさったものだということです。 - 日々の中での計画とは
人は、日々何かをして過ごしている。その多くがなんらかの意図(目的)があって、思考を働かせ行動を起こしている。計画が成り立つのは、自分自身の自由度が関係している。 - お金の使い方にも計画が関係する
計画することにもお金が関係する。お金の使い方にも計画が必要。 - 計画を何のために立てるのか?
計画を立てるのには、時間、お金、行動が絡んでくる。そして人が計画を立てるのは、何らかの目的や目標があるから。 - 上手に計画が立てられないのと、計画を実行するのとは別のこと
日々の習慣の98%は無意識的に行われ、それを繰り返す。計画は新しい何かに対してなので、意識的に行う。
他に優先することがあると、計画しても実行しない。優先順位を意識する。 - 小さな時間の単位で望みを組み立てる
計画を立てることが苦手であれば、まずは、一日の間に何をするのかを決める習慣をつけてみる。朝起きて、あるいは、前日の夜(その日一日)何をするのかを決め、付箋やカードに書き出す。 - 計画を立てるには、自分の行動の特徴を知る
どのようにものごとを捉え対処するのか、どのようにその情報を処理するのか、どのようにしたら納得できるのか、ということに対しての特徴(パターン)を自分の内部に持っている。その特徴(パターン)の特徴とは、詳細型と全体型のこと。