あなたは今、人生を大いく変えたいと思っていますか?
それならば、ここから先に記されている、変化を起こす3つのステップがあなたを根底から変えるヒントとなるでしょう。
【この記事の要約とポイント】
- 変化の原動力は「強い欲求」:自分を変化させるには、「そうしたい」という曖昧な望みではなく、「どうしてもそうしたい」という内なる欲(欲求)を肯定的に受け止めることが必要です。
- 「現状の否定」と「自己否定」を区別する:自分自身を責めるのではなく、「現在の環境や状態は本来の自分にふさわしくない」と現状に違和感を持つことが行動力になります。
- 無意識のブレーキ(制限的ビリーフ)の解除:人は変化を恐れる本能(ホメオスタシス)を持っています。NLP(五感アプローチ)等を活用し、無意識下の思い込みを書き換えることが根本解決の鍵です。
なぜ「変わりたい」のに変われないのか?|変化の前提条件
「今の自分を変えたい」「現状の生活から抜け出したい」と願いつつも、なかなか行動に移せない・長続きしないという悩みは少なくありません。
心理学およびコーチング(NLP: 神経言語プログラミング)の観点において、人が変化を起こすために最も根本的に必要なのは「本気の感情(強い欲求)」です。
漠然とした願望と「切実な欲求」の違い
私たちの願望には、大きく分けて二つのレベルがあります。
変化を起こす根っこには、必ず何かしらの「欲(欲望・意欲)」が存在します。
- レベル1(願望):そうしたい・変われたらいいな
- レベル2(決意):どうしてもそうしたい・本気で変わりたい
自分のなにかを変えたいという時、なにかやりたい事があっても様々な障壁があるという時、今までのやり方や、考え方を変えなければただ流されるままにいるだけでは、望むものは手に入らないということを理解することが重要です。
「変われたらいいな」という漠然とした願望のレベルでは、人間の脳は現状維持を選びます。自分を変える原動力となるのは、レベル2のようなさらに深い階層の感情です。
自分の「欲」を肯定的に捉え直す
一般的に「欲」という言葉にはネガティブな印象を持たれがちですが、食欲や睡眠欲と同様に、「現状をよくしたい」「望む自分になりたい」という承認欲・自己実現欲は人間が成長するための健全なエネルギーです。
社会や他者に害を与えない適切な欲求を自覚し、「自分はこれを本気で望んでいる」と認めることが、自己変革の第一歩となります。
食欲、睡眠欲、性欲、物欲、所有欲、意欲
そうした欲をもっているということを自覚し、その欲をどのような形で表現したらレベルの高い欲を満たせるのかを理解することです。
(もちろんこれらの欲は、社会や周りの人に迷惑や害を及ぼすようなものではありません。承認欲求や所有欲も適切に使えば自分を向上させるためのエネルギーとなります)
変化を加速させる「現状への強い違和感」の持ち方
本気で自分を変えるために欠かせないもう一つの要素が、「現在の状況に対する強い拒絶・不快感」です。
現在の状況はイヤだ。冗談じゃない。」と思うから、「そうしたい!」と本気で、心の底からの感情が生まれるのです。
「現状否定」と「自己否定」を明確に切り離す
ここで注意したいのが状態、状況への否定であって自己否定ではありません。
「現状を否定する」と聞くと、自分自身を責めてしまう(自己否定)人が多くいます。しかし、ここでの本質は「自分」ではなく「状況」に対して違和感を持つことです。
- この状況は本来のワタシの望む状況ではない
- この状態は本当のワタシではない
- 今の私は本当はこれをしたくはない
- 今いる環境は望ましいものではない
というように、現状が望む状態ではないことを把握していなければ、その裏にある本当に望む自分に変化させることはできないのです。
「そうしたい」といよりも一歩さらに深いところからの感情。「このままでは嫌だ」「ここが自分の居場所ではない」という現状への違和感が明確になって初めて、脳は「理想の状態(ゴール)」に向かってエネルギーを集中させます。
その感情に気づけた時に人は【本当に望む状態】に向かうための行動を起こすのです。
自分自身の内面のパターンを見つめる準備をしましょう。
自分の気持ちに向き合うことができた時こそ、自分を変える第一歩を踏み出したことになります。
| ・自己否定(ダメな例) | ・現状否定(正しい例) |
|---|---|
| 「自分はダメな人間だ」 「能力がないから失敗する」 | 「この環境は本来の私にふさわしくない」 「この状態は本当の私が望む姿ではない」 |
| → 思考停止・エネルギー低下を引き起こす | → 現状脱出のエネルギーが発生する |
見出し1:3. 無意識のブレーキ(制限的ビリーフ)に対処する
そうは言っても、自分の気持ちに向き合うことに抵抗感もあるものです。
強い欲求を持ち、現状に違和感を抱いてもなお変化できない場合、無意識(潜在意識)のメンタルブロックが働いています。
なぜ脳は変化を拒むのか(ホメオスタシス)
人間の無意識には、生命維持のために「現状を維持しよう」とする働き(ホメオスタシス / 恒常性維持機能)が備わっています。どれだけ現状に不満があっても、脳にとっては「慣れ親しんだ現状=安全」「未知の変化=危険」と判定されます
制限的ビリーフ(思い込み)の正体
過去の失敗体験や幼少期の記憶から、無意識の中に以下のようなビリーフ(観念・思い込み)が形成されているケースが多く見られます。
- 「私には変われるはずがない」
- 「目立つと嫌われる / 成功するのが怖い」
- 「幸せになってはいけない」
どれほど意識(顕在意識)で「変わりたい」と願っていても、無意識にこうしたビリーフが存在すると、脳は無意識にブレーキをかけ、元の状態に引き戻そうとします。
人は幼少期のインパクトある体験や、繰り返しあった体験から、制限的な思い込み(制限となるビリーフ)、葛藤というものを内面に持ってしまいます。
様々なスピリチュアルなワークをしても目標達成法を学んだとしても、望んだようにならないのは内面にある制限的なビリーフや葛藤が影響していることが多いのです。
五感とNLPアプローチによる、「できない」を解決
何かしらの願望や欲を持っていてもウラを返せば、
- 「そうならなくてもいい」
- 「そうなるのは怖い」
- 「そうなるわけがない」
- 「そうなるのを望んではいけな」
という無意識の前提を持っているのかもしれません。
そこには、制限となるビリーフや葛藤と言ったネガティブ感情が無意識レベルで隠れています。
無意識というのは本来変化すること、環境が変わることに対して抵抗感を持っています。そして、制限のビリーフというのは、普段の生活の中で当たり前だと思っている思い込みのため、自分では気づきにくい側面があります。
だからこそ、制限的なビリーフに熟知した第三者のアプローチからの介入やサポートが必要となるのです。
NLP(神経言語プログラミング)等の心理学アプローチでは、過去の記憶に結びついた五感(視覚・聴覚・身体感覚)のイメージを再プログラミングすることで、無意識の制限的ビリーフを安全に解放していくプロセスがありますが、無意識のブレーキが外れると、無意識レベルにあった制限の元となった記憶、そこにある恐怖感や葛藤が解消され、自然と行動できるようになります。
今日から始める|自分を本気で変える3ステップアクション
まずは、自分で自分を知る、ステップを始めてみましょう。自分について知るということも、単に長所や短所を書き出すだけではうまくいきません。何らかのテーマを設けられてそのことに対して自分と向き合うことは、別の視点からあなたに対して問いかけを投げかけられているようなもので、あなたの脳は、その問いに対して答えを探し始めることをする、空白を埋める性質があるからです。まずは、以下の問いを実践してみましょう。
ノートを1冊用意し、他人の目や世間の常識を一切気にせず「本当はどうなりたいのか?」を書き出します。抑圧していた欲求を肯定し、明確に自覚します。
現在の状況の中で「何が一番嫌なのか」「どの状態が本来の自分にふさわしくないのか」を書き出します。「自分を責める」のではなく、「環境や状態を拒絶する」視点を持つことがポイントです。
変化に対する無意識の抵抗を減らすため、まずは「1日1分の習慣変更」や「小さな環境の変化」など、脳が危険と判断しないレベルの極小のアクション(スモールステップ)から実行します。
まとめ
自分を変えるために必要な基本中の基本は、以下の3つに集約されます。
- 「どうしてもこうしたい」という内面の強い欲求を肯定する
- 「この状況は本来の私のものではない」という現状への強い違和感を持つ
- 無意識下の制限的ビリーフ(思い込み)に気づき、ブレーキを外す
漠然と思い悩む段階を抜け出し、自分の心の奥底にある本当の気持ちに向き合うことこそが、人生を快適な状態へと劇的に変える最初の一歩となります。
