こんばんわ。塩田マサヨです。
急に蒸し暑くなって、慌ただしさを感じながら過ごしています。
扇風機出さなきゃ。のこったクリーニング出さなきゃ。とか、ワサワサ。
とはいえ、精神的にはようやく落ち着いてきています。
母が亡くなって、1年10ヶ月。
殊に父は連れ合いを無くして、悲しみから気持ちが落ち着くまでにはやはり時間が必要だったのだと思います。
体調を崩した時もありましたし、
自転車でぶつけられる事も2度程あったりで、
精神的に不安定な時って、健康面や事故に合いやすいものです。
その父からも先日、ある事で「ホントに、感謝!感謝!」という言葉が出てきて、
「あ〜もう大丈夫だ」と感じたんですね。
感謝の言葉が出てくるというのは、
物事や出来事、人に対して、気持ちを受け止めないと出来ない事です。
実は、感謝するという事には、メンタル的にも身体的にも大いにいい影響があるのです。
感謝することがもたらす、いい作用とは?
感謝という感情は、身体に影響するもの
カリフォルニア大学のバークレー校のブレインズ博士の実験では、
【感謝をする気持ちを持つ事】で、
- 自分は変われる
- 自分は向上する
という気持ちを強く持つようになり、意欲的に勉強時間をとるようにもなる。
また、別の実験のハーバード大学のラザー博士の研究では、
10年近く感謝を習慣づけしていくと
意志力を司る・前頭前野の厚みが0.1ミリ増し、
それは一年に換算すると1千万個の脳細胞が増える事になる。
更には、人の気持ちを察したり、予測する働きをする・島皮質
という脳の部位の厚みが0.2ミリ増える
ということが分かりました。
この脳細胞が増えるという事は、痴呆症の予防のみならず人生や生きていく上での機能を高める事にも繋がるようです。
つまり、【感謝】することを習慣的にしていくことで、
意欲的になれ、身体のエネルギーがわいてくるような感覚が起き、
- 身体の運動機能が向上し、
- 人間関係までも向上する、
という結果を得られると分かってきたそうです。
また別のアメリカのハート研究所の感謝の研究では、
感謝によって心臓の鼓動のエネルギーが変わり、ポジティブな満たされる心理状態に変化していくといいます。
なぜ感謝することが、身体にまでいい影響をもたらすのか?
感謝することは、
些細な事にでも、大きな出来事にしても、プラスの感情の使い方になります。
心臓を英語に直すとheartという言葉です。
heartの意味は:
心臓、胸、(感情、特に優しい心・人情が宿ると考えられる)心、(知・意と区別して)心、心情、気持ち、気分、愛情、同情心
参照:Weblio(https://ejje.weblio.jp/content/heart)
この言葉の意味からも、心の状態が、臓器である心臓に影響するのはとても理にかなっていることだとわかり、感謝などのプラスの感情は、感情を司る心臓にいい影響があるというのも納得できます。
そればかりではなく、私たちの感情、思考というのは波動(つまり波のような強弱、リズムを持った)エネルギーです。
波動といのをわかりやすく言えば、水面に石を投げるとその力と重さが水面に伝わり波紋を広げます。
音というのは見えませんが、身体の近くで太鼓やピアノを鳴らすとその音の振動が体にも伝わってくるのが感じられます。これも波動です。
『水は答えを知っている』(サンマーク出版 江本勝著)という本を知っているでしょうか?。
2000年のはじめに出版されたこの本の中には、ある特徴を持った言葉や音を水に聞かせ、それをある結晶化させる機械にかけると、
その言葉の意味によってできる結晶に大きな違いが現れるという研究を表した本です。
大別すると、
愛、感謝、きれい、ありがとう、好き、
といったポジティブな言葉は、美しい結晶を作り
憎しみ、不幸、汚い、戦争、嫌い、
といった言葉は、形のないあるいは醜い結晶を作る。
こうした水の結晶と同じように、60%以上が水でできている私たちの体も感情や思いが私たちの体に少なからず影響を与えているのです。
そう考えると、【感謝】という思いの波動が、自分以外の人そして自分自身に対して少なからずいい影響を与えているのは間違いないようです。
何よりも大切な感謝の対象は、自分自身です
人に感謝するように自分自身にも感謝していますか?
感謝というと、自分以外の誰か何かに対してするものと思いがちですが、一番大切な感謝の相手は自分自身です。
- 1日が終わってベットに入った時、
- 何かを頑張ってやり遂げた時、
- 病気や疲労困憊でしんどい時、
- 嬉しいことがあった時、
- 何気ない穏やかな時、
自分自身に対して、
自分の身体、心臓や肺や胃腸や肝臓、腎臓といった臓器、
感情や五感、思い
という自分自身を取り巻く全てに対して、
「ありがとう」と言う。
どんな時にも、最後まで自分に付き合ってくれる自分という存在を大切にする。
それがあってこそ初めて、人に対しても嘘偽りのない本当の意味で感謝ができるのです。
自分自身に感謝することは、自分自身を大切にすることに繋がります。
そして自分自身を大切にすることは人生の成功に繋がると言われます。
大富豪エドモンド・ロスチャイルド男爵と出会い、ナディーヌ・ロスチャイルド夫人となった女性は、
「あなたがまず心を配るべきなのは、自分自身です」
といって、
自分自身に心を配り、自分自身に対して最上の扱いをする。自分で自分を構うことの大切さを著書の中で語っています。
もちろん、大富豪の夫人になるためであってもなくても、
健康状態も、人間関係も、人生全般も含めて向上するものならば、
意識的に感謝する。
感謝の習慣を作るようにしていく
というのは、
人生をよりよくするために積極的に取り入れていきたい方法の一つと言えます。