行動・仕事

苦手なこと、経験のないこと、に取り組めるようになるには?

2021年7月2日

あなたは、今、
これまで苦手な出来事に直面していますか?。

あるいは、
これまで経験したことのない事を、チャレンジしようとしていますか?。

そうした事というのは、つい、後回しにしたり、避けたりして、結局やらずじまい、になってしまうことが多いのではないでしょうか?。もちろん、どうしてもやらなければならない事の場合、気が重いまま始めて、何だかうまくいかない感を持ちながらも、やり始めることはできます。

そうした煮詰まったような状態に陥った時、難なく、スムーズに進める人もいれば、気が重くなって、二の足を踏んでしまう人もいます。

その違いは、意欲?、行動力?、精神力?、能力 でしょうか?。

いいえ、違います。

そうした要素を発揮する大元の元になっているモノの違いによります。

それは、
(無)意識の状態(メンタルステート)であり、それを、あなたの望む状況に合わせたものに設定することです。

私自身も、今年に入って【今まで経験のなかった公的な手続き】、【それに関するプロの手を借りる】という、ことを通して、とても大きなものを得ることができました。

それは、

  • やり切ったという、達成感
  • やり遂げられたという、自信
  • セルフイメージのステージの変化

です。

苦手なこと、経験のないこと、に取り組める自分になるには?

経験したことがない事で、気が重くなってしまう理由を知る

誰しも、苦手なこと、経験のないこと を目の前にした時、

  • やりたくない、
  • めんどくさい、
  • どうしたらいいのかわからない、
  • しんどい、
  • 辛い、

という感情が湧いてくるのは当然です。

あるいは、無理だと感じて、やらない、できるわけがない、できなと思う思考は、自然なことです。

なぜなら、そのことに対して、

  • 過去に経験して、うまくいかなかったが故に、苦手だと感じる。
  • 経験がないがために、うまくいかないかもしれない、と不安に感じる。

そうすると、人の無意識は、安全な状態を望む傾向があるので、積極的に前に進もうとはしなくなります。

ですが、そんな中でも、やらざるを得ないことはあるわけで、一歩そこに踏み込む勇気が必要になってきます。

無理矢理勇気を出したり、
無理矢理精神力で乗り切る、

という従来のやり方で、乗り切ろうとしても、どこかでストップがかかります。さらには、いい結果には結びつかないのは想像だに難くないのではないでしょか。

そして余計に、
苦手なことが苦手なままになり
新しい経験をすることを遠ざけてしまう

という、悪循環に陥るかもしれません。

しかし、人間生きていれば、簡単なこと、自分ができることだけで、生きていけるわけではありません。

初めてのことでも、うまく出来ないことでも、気が乗らないことでも、やらなければいけない状況は、常に発生します。

時代の変化期と言われるこれからは特に、これまでのやり方では通用しないことばかりになり、経験のないこと、苦手意識を持っていることでも、やらざるを得なくなってきます。そんな時こそ、貴女自身を改めて、内面からも身体的な部分からも設定する必要があるのです。

あなたが苦手、経験のないことに二の足を踏んでしまう時、どこかであなたが抱え心理的なパターンが発生しているかもしれません。

 

苦手なこと、経験のないことに対する捉え方を変える

苦手なこと、経験のないことは、誰でも最初はうまくいかないものです。

もしかしたら苦手と感じているのも、一度は頑張ってうまくいかずに苦手意識を感じてしまことがほとんどです。そうしたあなたは、これまで小さい時、とても優秀でいろんなことが器用にできた、うまくできた人だったのではないでしょうか?。

そうした時、「最初からできて当たり前」という思考のプログラムが出来ているのかもしれません。あるいは、うまく出来たことは、周りにお手本が居て、何度もそれを目にしていたことで、自然とやり方は振る舞い方を真似ていたのかもしれません。

私たちには、「模倣する、それによって学習する」という脳の仕組みが元々備わっているからです。

私自身は、小さい時から、物事に対して、最初はなかなかうまくできる方ではありません。3月生まれだということもあって周りの友達よりも、何をやるのも遅かった記憶があります。(その分、変なところで闊達なところもあったりもしましたが・・・)。

20代の頃は仕事に関しても「やればできるのになぁ」と不満に感じていたことも多かったのが、そのうちに「最初はうまくいかなくても、やっているうちにものにできる。やればできる」という風に思っている自分がいました。

つまり、最初は出来なくても、やり続ければできる

ということが、思考のプログラム=ビリーフを作り上げていたのです。それは、私のこれまでの経験から実感し発生したものです。

このビリーフは今も揺るぎなくありますが、だからと言って「苦手なこと」「経験のないこと」が無くなったわけではありません。

昨年から今年にかけて、今まで経験なかった、さまざまな手続き的なこと、法的な手続きも含めて取り組まなければいけませんでした。億劫に感じたり、気が重くなったりもしましたが、それでもそれを完結出来たのは、「やればできる」という意識を呼び起こしたことと、セルフコーチングをして意識の設定をしたからです。

私たちが、何かに取り組む時、行動を起こしたい時、それに対して二の足を踏んでしまうのは、そのことに対して、不安や恐れの感情が沸き起こるからです。そのことに対しての能力やスキルがあるなしは、大きな理由ではないのです。

人は、不安がある時、恐れがある時、行動を躊躇するものです。

 

苦手なこと、経験のなこと、と感じる裏にある不安・恐れを認識する

苦手なこと、経験のないことをしようとするとき、それに対して二の足を踏んでしまう、ためらい、やる気になれない、という時、その背後にあるのは、不安や恐れなどのなんらかの感情があることに気づいていますか?。

その不安や恐れは、

何かを失うかもしれない
何かを傷つけられるかもしれない
危害を加えられるかもしれない

という

「かもしれない」=予測 からきています。

もちろん、不安や恐れという感情も、必要な感情として存在しています。

嵐で荒れ狂う海に船で漕ぎ出す時に沸き起こる不安や恐れ。
→それは、海に出れば命を失う危険性があるからこそで、真っ当な感覚です。

橋の上からバンジージャンプする時
→命綱が体に括り付けられているとしても、そこに飛び出すのは恐怖を感じるものです。

しかし、貴女が苦手と感じること、経験がないと二の足を踏んでしまうことは、そうした危険を孕むものなのでしょうか?。

往々にして、

  • 苦手なことと感じて避けてしまう
  • 経験がないことだからと後回しにしてしまう

ような時ほど、

命の危険に晒されるようなことではなく、経験を積んだり、修練を繰り返したり、ということで解決出来てしまう、克服できてしまうことなのではないでしょうか?。それでも、何もせずに済ませてしまうのでしょうか?。

ずっと以前、母が生きていた頃、大病をして退院した後、病気のことを自分で調べられるようにとパソコンをはじめさせたときがありました。
マウスでクリックで選択するのも、キーボードを打つのも、恐々として、壊すんじゃないかと、一度触っただけでやめてしまい、その後一切パソコンに触れたことはありませんでいた。母は気の強い反面、とても怖がりな気質もあり、苦手意識を一度持ってしまった事に対して避けてしまうようなところがありました。

あなた自身はどうですか?。

苦手だと感じる事、経験のない事に二の足を踏んでしまう事、がある時、それを感じた、その奥にある感情に気づいていますか?。

 

苦手なこと、経験のないことへの行動を妨げる、不安の正体を探る

不安に対する対処法はこれまでも取り上げてきました。

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不安や心配を払いのけて、成功状態を手に入れるには?

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参考
身体的なアプローチで、不安な気持ちを手放す方法

今、あなたはどのような気持ちを抱いていますか?。 命を脅かされる不安 仕事を失うかもしれない不安 収入を失うかもしれない ...

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人は、不安や恐れの状態にある時ほど、それに関する情報を過剰に取り込もうとして、他の不要な情報までをも取り込もうとします。

そして、苦手なこと、経験のない事に取り組む必要な背後には、目標(目指すこと)があるはずなのにそれを忘れてしまい、そこに意識を集中させることができなくなります。

さらには、目標達成に必要なスキルを習得することさえも放棄してしまうのです。

もしかしたら、開花させることができたかもしれない、あなたの隠された能力が発揮されることがないままになってしまう事態に陥いることさえあるかもしれません。

不安が生じるというとき、
苦手なこと、経験のないことをする必要に迫られている時、

  • それを脅威と捉えるか、挑戦(チャレンジ)と捉えるか
  • それに対応する必要なスキルや能力を持っていると捉えるか、持っていないと捉えるか

によって、不安度は変わってきます。

脅威と捉え、その脅威に対処するだけのスキルや能力が自分にはないと思い込むと、さらに不安は大きくなります。

人は、あえて危険と感じる事にはエネルギーを注ぐことはありません。それが、事実か否かは関係なく、人は自分のフレームで(枠組みで)物事を捉え、そして意味づけをする思考パターンがあります。そして、その不安や恐れは、過去の体験から<これは、不安を感じる出来事だ>、<これは恐れる必要がある事物だ>と判断するのです。

白いポメラニアンを「かわいい」と思う人もいれば、
白いポメラニアンを「怖い犬だ」と思う人もいるのです。

本心では、近寄ってみたいと思っても、怖さが先にきて避けてしまう。でも、触れてみたいと思う気持ちもあって、もやもやとする。

実は、苦手なこと、経験のない事に対して、なんらかの感情がある時には不安や恐れと同時に、プラスの意識も潜んでいるのです。

そして、得たいと思う何かもその奥にはあるのです。

 

苦手なこと、経験のないことが、取り組めるようになるには?

苦手なこと、経験のないことに取り組む時、それは、【あなたにとって意味のある、必要なことである】という前提があります。必要ないと思えば、そのことに意識をむけることもなかったはずですし、悩むこともなかったはずです。

「それが出来るようになるには?」という視点を持ちましょう。人は、意識を向けた方向に人生が動き出すものです。

そのために必要なプロセスを以下に挙げてみました。

  •  1)目的を明確化する

一番重要で、あなたを動かすエネルギーとして強いのが、この目的を明確にすることです。人は物事、出来事を行うのには動機という理由が必要です。

これまであなたが取り組んできたことも、意識していなくてもなんらかの動機があったはずなのです。苦手なこと、経験のないことに取り組む時ほど、動機をはっきりとさせることが大切です。

あなたが、苦手なこと、経験のないことに取り組まなければと思う、理由は何かを明確にしましょう。
なんらかの理由、目的があるからこそ、そう思うのであって、それが浮上してきたのです。

まずは、それを意識してみましょう。それにはこの質問の答えを考えてみてください。
 

・今、あなたが抱えている課題はどのようなことですか?。

・その課題を解決することで、何が得られますか?

 

  •  2)その目的に必要なリソースを確認する

あなたが、苦手なこと、経験のないこと、と捉えている事を行う上であなたが持っているリソースを確認しましょう。

そして、不足していると思うリソースは何か?も同時に確認しましょう。そして必要なリソースを手に入れるには技術、習得のための時間が必要になる事を理解する事です。何か物事を達成するには一足飛びではなく、コツコツ積み上げていくことも必要です。

 

※リソースとは:
経営学でよくいわれるリソースは、経営資源を指し、人、モノ、金、が三大リソースといわれます。
NLP心理学でいうリソースは、経験、知恵、知識、能力、可能性、意識、その人の生まれ持った才能、心や思考性の奥にあるもの、などを意味し、私たちが才能を発揮する時に発動されるエネルギーがリソースとされています。

 

・あなたが持っているリソースはなんですか?

・あなたが今、足りないと感じる、取り入れる必要のあるリソースはなんですか?


リソースの知識に含まれることですが、情報も重要です。

あなたが目指す目標や、苦手と感じること、経験のないことであっても取り組まなければいけないこと、そのことに関しての情報を集めることです。どのようにどんな方法があるのか、他に選択肢はないのか?、など。そのことに関連する情報を集めること。今は、ネットにアクセスすれば、瞬時にあらゆる情報を集めることができます。また、関連する書籍を読んで情報を集めることも可能ですし、時には人から聞いて情報を集めることや、その場に行って体験したことから得た<体感>の情報も必要になってきます。

そして、情報の精査・正誤をする必要も出てきます。

今はフェイクニュースに触れる機会も多くなってきて、その情報が本当に正しい情報なのか、必要な情報なのかを主体的に判断する力(メディア・リテラシー)も必要です。それには、これまでの人生の経験から正誤を判断しているという視点でいることです。これまでの常識で考えられてきたこと【正】が、今は通用しなくなり、【誤】になっていることも多いのです。判断できるようになるには、直感のみならず人生の経験を詰むことも必要になります。

だだ、付け加えるなら、人は本心から望むことに意識を向け始めると、無意識の力がそこにアクセスして、それに関連した情報に自ずと触れる機会が多くなります。

そして、意識の力をクリアーにしておくためにも、五感の感覚に敏感になることです。

リソースの中に含まれる【人】も忘れずにいましょう。

苦手なこと、経験のないことというと、自分一人でなんとかしようとしがちですが、人の助けも視野に入れておいてください。時には専門家、プロの力が必要な場合もありますし、その助けをもらう上での報酬・お金を出すことも必要です。※身近な人であってもそれなりの労力を持って助力してもらう時には、タダで人を使おうという気持ちは、その人の価値を感じていないのと同じことで、後々問題が生じることがあります。

人の助けがいる際には、誰にどのような人が必要なのか、情報と同じように精査する力も必要になります。

 

  •  3)五感の記憶を、望む状態に相応しいものにする。

私たちの身体の感覚や姿勢は、意欲や能力を発揮の良し悪しを左右しています。

過去の体験あらゆる出来事を、五感という感覚を通して脳と身体のどこかに記憶しています。そして、パターンとして認識し同じような出来事が起きた時にそれを発動させるのです。しかし私たちの感覚というのはとても柔軟にできていますし、物事や出来事は常に変化していますから、その五感の感覚、身体の状態(姿勢を含めて)変えることは可能です。

※これは一人では難しいかもしれませんが、意識して体の姿勢をいい状態にしてみてください。

そして、身体の感覚は心の状態と直結していることから、身体の姿勢や状態を変えることで、感情や意識を変えることも可能だとされています。

今は、辛い心理状態の人も多いですが、疲れや身体を酷使していることが原因の一つとして考えられます。

今は、イライラしやすい人も多いですが、家や一定の場所に止まることを余儀なくされ、身体が凝り固まり柔軟性が失われ、心の柔らかさが失われている性もあるのです。

苦手なこと、経験のないことに取り組むとき、それに紐付けされた感情を離れて、意欲的になれる前向きになれる五感を取り入れましょう。

  • イメージしたり
  • 音楽を聞いたり
  • 体操したり
  • アロマやお香を焚いたり

という五感を望む状態に相応しいものにしていく、心地よい状態にすることを心がけてください。

そうすると、あなた自身が自然と心地よい自分としてセッティングされていくことでしょう。

 

  •  4)自分自身へのイメージ(セルフイメージ)を変える

私たちは、過去の体験や出来事を通して、自分自身に対してもイメージをいくつも持っています。

ある出来事に対しては、とても意欲的でパワフルな存在だとイメージしている。
またある物事に対しては、ダメダメな自分だとイメージしている。

同じ自分であるにも関わらずです。

頭だけで、気持ちだけで、それを変えよう、変えよう、というのは難しいかもしれません。
人は、訓練をしていないと、常に同じ視点で物事を見る癖があるからです。

そしてセルフイメージを変えるには、1)の目的を明確化することも必要です。
また、あなた自身を知るプロセスとして、2)のリソースを掘り下げることも、ヒントとなります。

※コーチングというのは、あなたの視点の枠外から、視点移行を行うことから、別の視点で考えることが可能になるのです。

 

  • 5)不安や恐れの原因の解決をする

先ほど記した、不安の正体を探ってそれを理解すると、大抵は前に進むための行動を始めることができます。それでも何か、もやもやとする時、同じ感覚が堂々巡りをしている時、過去の体験から生じた思考のパターンのプログラム・制限のビリーフが影響しているかもしれません。

それには、外部からのスキルが必要になるのですが、普段は不安の理由のそれに気づくことさえもありませんから、行動を止めてしまうことにも理由がある事を理解してください。

何が止めているのか?と意識を向け、「〜〜〜だから」という理由がはっきりとわかっても、その「〜〜〜」は思考のパターンなので当然そういうものだという感覚しか湧いてこないものです。

不安や恐れの感情ほど、その奥にある理由は気付きたくない何かしらだったりします。

まずは、これまで挙げたことに取り組んでみてください。

※コンフォートライフコーチングでも、今後、制限のビリーフに関してなんらかの形で対応していく予定です。

 

経験のないこと、苦手なことに取り組むことで得られること

一部の、成功法則や自己啓発の中では、

・やりたいことだけやっていれば、願いは叶う
・人生、やりたいことをやるのが一番幸せ

ということをどこかしらで見たこと、聞いたことが、ありませんか?。

【やりたいこと】、【望むこと】というのは本心から望む時、それは、本気となって何物にも勝る強い力となり、どんな状況でも、どんな困難も、乗り越えられるエネルギーとなるからです。苦手なこと、経験のないこと、など気にせず、やりぬく力となります。

だからこそ、

  • やりたいことだけやって、願いが叶うことはありません。
  • やりたいことだけやって、自己実現することはありません。

やりたくないこと、苦手なことを避けて、やらないということは、その(やりたいこと以外の)他の能力があるかもしれない可能性を自ら閉ざしてしまうことになるのではないでしょうか?。

もし、今までのことだけをしていていいというのなら、それですでに成功、願いは叶っていることにもなります。現状に満足していないからこそ、願いというものがあり、今ではない自己を望んでいるのです。

無理だ、向いていない、と感じて
「やらない」
「できない」

と思ってそこで止まってしまうことは、自ら成長できるチャンスを、捨ててしまっていることに他ならないのではないでしょうか?。

大抵の場合、
「やりたいこと」
「向いていること」

だけに意識が向いている時というのは、そのやり方や方法だけでどうにかしようとして行き詰まるのも当然です。

なぜなら、自己実現や望む成果を得たい時には、他のやり方や考え方、スキルや状況を選ばなければならない場合があるにもかかわらず、「やりたいこと」「向いていること」にのみ執着してしまいがちです。ですが、それだけでうまくいくことはなく、うまくいかずに最終的には、「やりたいこと」、「向いていること」を追い求めることが辛くなってしまうのです。

考えてみてください。例えば、

副業をすることが、オープンに認められるようになったここ数年、得意なことで副業を始めようと考えている方や、起業しようという方もいるでしょう。

得意なことを生かしたい、好きなことで仕事をしたいとい思いがあっても、いざ、そうした仕事を始めようというとき、必須になるのはパソコンのスキルで、ワードやエクセルができることで、文章をまとめたり計画を立てたり、お金の集計ができたりします。パソコンは苦手だと避けることで済む環境でいれば、無理に習得する必要はないですが、出来たら出来たで、後々役に立つことがあるものです。

最初は、やらず嫌いで避けていても、いざ、やってみたら面白そうだ という事もあるのです。

私自身がそうです。

数学や数字を扱うのが苦手だったのが、レジを扱ったりエクセルを使うようになってから、以前の会社でも売り上げデーターの分析や、集計表を頼まれたことで、数字を毛嫌いすることはなくなりました。

20年前は、数十万〜百万近くかかったパソコン機器は買いやすい値段になり、デザイン系のアプリも今では、サブスク(月額)で使えるようになり、その使い方も検索すればネット上のどこかに存在してます。

OAスキルだけではありません。

また日常の手続き関係でも、日々の生活でも、苦手でも、経験がなくてもやらなくてはいけないことは発生してきます。やりたくない、不安、面倒、億劫、ということはあります。ですが、その感情の場所にいつづけても、それでは解決しないのを経験から知っています。

苦手なこと、経験のないことに取り組むと、それまでとは確実に変わります。

先に述べたように、

  • やり切ったという、達成感
  • やり遂げられたという、自信
  • セルフイメージのステージの変化

というプラスの変化が自分自身の中に起きて来ます。

それは、あなた自身の変化でもあり、人生の変化とも言えるものです。

些細なことであっても、いえ、見落としがちな些細なことほど、気づいたら大きな変化となるのです。

更には、苦手なこと、経験のないことが、得意なこと経験のあることに変わり、あなた自身のスキルや能力も以前よりも向上していることに気づくでしょう。もう、苦手なことを避ける人生、経験がないからと二の足を踏んでしまう人生、を手放してみませんか?。
 

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