好きな事、やりたい事の見つけ方とは?
好きな事、やりたい事が分からないと悩むと増々わからなくなる
先日、
好きな事を見つけるのには、五感の感覚を使う事が大切であること
→自分の好きな事、やりたい事を見つけるレッスン
そして、昨日は、
私自身の過去の様々な経験が、今に役立っている
→人生の経験、何があっても無駄ではない
というお話をしました。
五感を使うには、過去にその五感を使った体験があるからですし、
過去の経験を今に活かすには、過去の体験の記憶があるからです。
今、
- 「自分が何をしたらいいか分からない」
- 「自分は何が好きなのだろう」
- 「自分は本当にこれをやっていいのだろうか」
と、自分のやりたい事や、やってみたい事に悩んでいる方が多いです。
悩んでいる状態、分からないという状態に陥ると、人の脳は増々、【悩んでいる】【分からない】という状態を維持しようとします。そんなときは悩みのスパイラルに陥いり、自分だけで抜け出すのにはつらいのではないでしょうか?。私自身も体験があります。
そうした私自身の体験をふまえつつ、コーチングの視点から、好きな事、やりたい事をみつけるいくのにはどうしたらいいのか具体的に見ていきます。
好きな事、やりたい事は、過去の体験から見つける
好きな事、やりたい事を、見つける時、
コーチングの質問の中には、
- 子供の頃、何をするのが好きだったか
- お金の事を気にせずに出来るとしたら何をするか
- 時間を忘れてしまう程、夢中になれる事はなにか
という質問の幾つかを通して知る方法もありますが、
共通して言えるのは、
「過去の体験を思い出していく」事から、
好きな事、やりたい事を見つけていくことです。
- 実際に体験した事からであったり、
- ふと見た映像からだったり、
- 本や人から聞いた話だったり、
という
過去の体験が記憶されて、興味をもち、
【楽しそう】、【やってみたい】、【〜したい】
という意欲がわいてきます。
そして、その興味のある事を体験してみると、頭だけで知っていた事以外の側面が分かり、楽しくなったり、もっと深めたい、という好きになる度合いが深まります。
もちろん、やってみて「思っていた事と違う!」という事もあるはずですが、やってみたからこそ好きか嫌いかが分かることもあるのです。
私自身のことを言えば、
小さいときから数年前までは、母の影響で、料理をする事が好きだと思っていましたが、
(実は、素材というか、食材そのものの方が好きだと分かりました。)
物を作るのは全般的に好きで、組み立ていく事、花を生ける事、も好きです。一時は、布を使ってシャツやエプロンを作ったりという事も好きでした。以前の仕事でエクセルを使った事から、作業の組み立てをしたり、計画表を立てたり、コーチングプログラムの手順を考えたり、という時にエクセルを使うことも好きです。
そして、細分化して、分析したり、類推したり、という思考モードになる事も好きです。そこから、心理学にもハマったのだと思います。
これらを掘り下げていくと、作るという事が好きなのは、変化していく工程を見るのが好き、
という事で、ワタシにとっては過去においても、今においても、共通するキーポイントになっています。
過去の体験を思い出して好きな事をリストアップしていくと、そこには何かしらの共通項が見えてくるはずです。そしてそれはその先の未来にも影響していく重要ポイントです。
【好きな事、やりたい事は一つだけではない】と思うと選択肢が広がる
好きな事、やりたい事を一つに決めないでください。
人は本来、沢山の選択肢を持っているのですが、それをいきなり、一点だけを絞り込んで、【人生の目的】や【人生の使命】という視点で、一つだけを探そうとするからつらくなるのです。迷うのです。
そして、間違えてはいけないと、選ぶことを先延ばししてしまっていないでしょうか?。立ち止まって好きな事にフタをしてしまっていないですか?。
幾つもの、沢山の、好きな事があっていいのです。
そして、それらを実際にやって行くうちに、
(幾つもある中で、優先順位をつけていく必要もありますが)
共通する、
あなただけの【好きな事、やりたい事】が見えてきます。
コーチングでは、
過去の体験にさかのぼり、そしてそれらに共通する、キーワードを効果的な質問からさぐっていくという事も出来ます。
自分の好きな事、
それは自分が何よりも信じていいモノです。
自分の好きな事を手にした時、
自分自身を信じられる存在であるという
自信が手に入れられるはずです。
人生の目的探しのサポートが必要な時には、
コンフォートライフコーチングの人生の目的探し
を活用してみてください。