こんな方におすすめ
- 行動をしなければとおもいながら、何をしたらいいかわからない方
- 行動することが重要とは知りながら、何を行動したらいいかわからない方
- いつも悩んでばかりで、なにも動けずにいると感じている方
- 環境を整えてはみたけれど、なんだかまだ行動できないと感じる方
あなたは、なにか行動できないことで悩んでいますか?。
なにか行動を起こさなければ
なにかやらなければ
しなければならないことがあるのに、やる気になれない
というように、
なにか【行動する】ということに、とても躓いている状況のようです。
環境を変えることで、行動を変えることができる
-
環境は行動に影響を与えるという心理の法則で、望む人生を手にする行動ができる人になる
今、気候や自然環境、人、映像、情報、消費、仕事といった様々なシーンで、環境の変化というものが起きていますね。 この事に、 ...
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と以前お伝えしました。
それほど環境は、人の行動に左右します。
それは、環境から発せられる情報を無意識のうちに私たちが受け取っているからです。
人であっても空間であっても、それはあなたの意識に影響のある環境となります。
あなたは、今、あなたが望んでいることに相応しい環境にいますか?。
あなたがその環境を変えられるのなら、空間的なこと、人為的なことも含めて望んでいる理想に見合う、相応しい環境にしていくことが肝心です。
環境を整えてその上で、もし、
それでもまだ行動にためらいを感じる時
あなた自身が大きく変化したいという時、
【行動】それ自体を変えるきっかけとなる、行動を変えるのに、次はこれをしてみてください。
あなたの行動を根本からかえる、いくつかの方法
今までの行動パターンを見直す
あなたが自分を変えたいと思う時、
あなたが自分の何かを変えたいと思う時、
一番に、あなたの日常の行動のパターンを見直してみてください。
あなたが今、1日の時間を使っている項目に対して
- 何に時間をどれだけ使っているか
- 反応をしていることは何に対してか
そうした時間を費やしている中に
- 当たり前だと思っていることに費やしている時間
- ついしてしまうことに費やしている時間
- 必要なことなのになかなか取れていない時間
- ながら(二つ以上のことを同時にしている)時間
がないか、自分がどのように時間を消費しているのかを1日の中で検証します。
私たちは、周りの環境の状況で必要な行動を起こす時間ではなく、無用なコトに時間を費やしてしまうことがあるのではないでしょうか?。
スマートフォンを使うようになると、
- ついついSNSをチェックしてしまったり
- 動画配信をチェックしてしまったり
- ゲームを長時間やってしまったり
ということがあるように、
在宅で仕事をしていると
-
- ご近所の音に反応してしまったり
- 宅電のベルの音に反応してしまったり
- 訪問営業のベルに出てしまったり
- ニュースの後のドラマを見てしまったり
ということがあるのではないでしょうか?
あなたが【ついしてしまう反応】と【それに費やしている時間】について整理してみましょう。
それまでの行動パターンを見直して、いらない行動を止めることで、あなたが本当に望んでいることに対して時間を費やすことができます。
大抵の場合、あなたが叶えたい理想のために必要なプロセス・準備はとても時間がかかるものです。なぜなら、あなた自身が一からアイデアを出し、判断したり、決定したり、時には新しい知識・技術を取り入れてそれを形にする必要があり、そうしたことは短時間ではできないものだからです。
私自身の場合:
自宅で仕事の時は、自宅の電話は留守電にして一切でません。
ほとんどがセールスの電話で、本当に必要な電話であればメッセージを残すはずだと踏んでいるからです。
Facebookのチェックをやめ、<いいね>やコメントを入れることをやめました。
もともと、オンライン上での人付き合い、人脈を作るような行為はほとんど意味がないというのを、体験から知っています。多くの人は、自分がやりたいことをするには、オンライン上のフォロアーフォローをすることで、認知を広げそれによって理想を叶えようとします。あるいは、いいねをすることで、その人からのサポートを得たいとい思っていないでしょうか?。人脈は、自分が本当に望む行動をしているうちに後からついてくるものです。
ですが、それ以前に
あなたの理想はなにか? あなたがしたいと思っていることは何か?
どんな価値あるサービスや商品を作る必要があるのか?
どんなスキルや情報を取り入れることが必要なのか?
ということに意識を向けて、本当に必要なことに時間を使い、それらを明確にしたり構築する必要がありますし、それらはとても時間がかかるということを知らないと、時間だけがあっという間に過ぎてしまいます。
今までの行動パターンを見直しましょう
1日の中で使っている時間(何に、どれだけの時間をかけているか)を見直して、時間の使い方を変え、行動の仕方を変えることです。
行動の基本である、生活時間のリズムを変える
上記で無駄にしていた時間を整理することの必要性を挙げましたが、次に必要なのは、生活する上で重要なことへの時間、生活時間のリズムの見直しです。
あなたの今の生活時間は、あなたの望む変化にふさわしいモノでしょうか?。
行動の変化を起こせないと感じる時、その中には変化を起こしたいという意識の表れです。それまでの行動の何かに不具合、違和感、望みとのギャップ、があるからこそそう感じるのではないでしょうか?。
私たちは、自分の理想を叶えるためだけに時間を使えるわけではありません。
仕事や育児や介護はもちろんのこと、日常の生活を送ることに時間を取られています。食事や洗濯、掃除だってしなければ、健康状態に支障をきたします。
それらは、あなたにとって外すことのできない必要な時間です。それを含めてあなたが生活している時間のリズムを考えるてみましょう。
人は、どんな立場の人も、どんな状況の人も、ベースにあるのは日常生活です。
朝起きて夜寝るまで、なんらかの活動をしている日常生活があります。
もちろん、旅行をしたりイベントごとのような非日常で過ごす時もありますが、それでも、朝起きて夜寝る ということをしています。
行動の基本とも言えます。その中で変わらず毎日行い、生活時間の質を上げるのが、起きる時間/寝る時間 を今と変えることです。
あなたは毎日、定時に起きて定時に寝ていますか?。
会社に出社、幼稚園・保育園・学校に行っているお子さんがいる家庭では、朝は規則正しい時間、決まった行動になりやすいでしょう?。
それ以外の、リモートワーク、副業や離職、リタイアして第二の人生、というような比較的時間が自由になる方は、どうしてもこの起きる時間/寝る時間 が不規則になりがちです。
私自身、ここ数年、不規則になりがちだった起きる時間/寝る時間 を意識し始め、寝る時間がつい1:00近くになっていたのを修正していたのですが、この夏にかなり重要な今後提供していきたいセッションプログラムの作成に取り掛かっていたため、こういう時は集中モードになるので時間の感覚がなくなり、規則正しい生活がずれてしまっていました。(もちろん仕事が深夜にまで及ぶことはないのですが・・体力的にムリ・・・)
そのセッションプログラムを作り終え、年末向けのセミナープログラムを(ここ数年やりたいという思いはあったのですが)ようやく企画、組み立てテキスト化にとりかかりましたが、なにやら進捗が遅い。
他に見直している「五感力メールレッスン」も進捗が遅いのに気づきました。
・気持ちの向き方が、望む状態に見合っていない。
・ステートコントロールをしても、どうも噛み合わない。
なぜだ
なぜだ?
なぜだ?
行動がスムーズにできていた時には、朝早くに起きていた
無駄なSNSに時間をとられない時にはフロー状態で作業していた
そうだ、
そうだ
そうだ、
朝、起きる時間を早くしよう
夜、消灯時間を早くしよう
それは一番いい行動ができる時間の使い方だった。
ということに気づきました。
朝のルーティーンの他にわずかでも時間ができたことで、集中のスイッチの入る作業ができるようになりその後の時間の使い方がダラダラしなくなりました。
睡眠時間、起床消灯の時間は思った以上にモチベーションに影響します。集中力や仕事や、家でする家事などの集中力をも左右します。
生活時間のリズムを変える。
それは、あなたの行動を変えるには一番基本的な行動で、些細ながらも大きく変わる行動の変化の仕方です。
まずは睡眠時間、起床時間を今よりも30分早くすることから始めてみましょう。そして起きた後、あなたのモチベーションが上がる何か(私の場合は、読書、ストレッチ運動、そして文章作成のタイピング)をすることです。
どうしてもかえられない状況を理解しながらも、五感を快適にする
もちろん、これは、置かれている状況や健康状態によっても変わります。
介護をしていれば、今よりも早く起きて早く寝る】ということは無理です。不意に夜中に起こされることが発生するからです。(ですが、朝は同じ時間に起きないと家事や仕事、在宅看護が来たり・・・がある)
なにもなければ、ほぼ決まった時間に消灯起床ができますが、夜中に起こされたり、早朝に起きる必要があったり、突然の対応があったり、決まった時間に起きても、同じ時間に寝ることは不可能です。
なにかしらの病気に罹って回復している段階では、起き上がることができても体調の波によっては、大きく行動を変えることはとてもしんどいことです。
あなたが今、なにかしんどい状況であるなら、いまの状況を認めることです。
その状況を大きく変える行動をするというのではなく、その中で、あなた自身が少しでも心地よくなれる選択をしてみてください。
日常の中で、五感の感覚を通して心地よいと思うものを取り入れてください。
五感の感覚の変化は、体の変化、心の変化につながり、あなた自身の感情を動かし、あなたが望んでいる行動へと変化を促します。
それは大きな行動ではなくても、その小さな心地よさを取れることは、あなたを大きく変える行動となります。
その小さな快適さは、小さな行動であっても、あなたにとって必要な行動をおこさせてくれることでしょう。
忙しくなった現代では、自分自身の五感の感覚がなにを受け止め、どのように感じているのか、ということに意識を向けていることはほとんどありません。しかしながら、五感の感覚で受け取った情報は、あなたの感情を動かし、さらには行動までも動かしているのです。
だからこそ、あなたの周りにある五感の感覚で受け取る【環境】を整えることは、とても重要なのです。
自分は、思っているほど行動できないと認識する
行動というと、大きな行動
大きな行動で、すぐに目標達成、成功を手にできる
というように、
行動 = 大きな行動、大量の行動 、一気に一度にたくさんの行動
というふうに捉えていないでしょうか?。
人は理想を手に入れるために、過大なまでに物事を行おうとします。
マルチタスク(複数のことを同時進行)をすることで、多くの作業を行おうとします。そのためには行動力、効率的に時間を有効に使って処理する ということが求められますが、
人が一度に処理できるのは1つか2つです。
そして、多くのことをすること、マルチタスクで何かをこなそいうとしても、その成果は低いものになりがちです。実感のないまま
- 家事をしながら、英語を勉強しよう
- 買い物には、運動のつもりで走りながら行こう
- 親の介護をしながら、音声学習を聞こう
など、人は何かをしながら別のことをしようとします。もちろん、それをすることは不可能ではありません。
ながら仕事、そうした時間の使い方は、時間に追われ時間を効率的にすればするほど【単なる作業】となり、何らかの目標に対して成果を上げるには、それを達成させるには、多くのことをする必要があるのは確かです。
作業量をこなすことも必要なことではありますが、【そのことをしている時は、その事に集中すること】です。それによってその事に対して得られる気づきがあるのです。さらには、集中して取り組めることで作業自体がすぐに終わるということもあるはずです。
- 料理をしているなら、料理のプロセスに集中して素材の変化や味付けに集中する
- 買い物にいくのなら、何をどの値段で買うのか、どこで買うのかに集中する
- 親の介護をしているのなら、世話をしている合間に介護記録をつけたり、介護者の周りの環境を工夫する
(そもそも、介護しながら、状況のわからなくなるオーディオブックなんて聞いていられません)
あれもやろう、これもやろうと やりたいことを一度に目標を掲げても多くのことをしがちなほど、無駄なこをとしていることも多く、後から「何をしたのだろうか?」と行動したことも、達成感も感じないまま、とにかく動かなければという不安ばかりが膨らみます。
もちろん、人生のなかで自分が選択したことは無駄なことなどありません。「なんとなく」で決めたことが、後になって役に立つことはいくらでもあります。
ですが、
- 自分の行動を変えたい!
- 自分自身の在り方を変えたい!
という【行動自体を変えたい】と思っている時ほど、理想の自分、目標へ向けて、その行動を自然に無理なく行うことが大切なのです。
それには、自分は思っているほど、あれもこれもできないと認めることです。
その中で、なにをしていく事が必要なのか、その本質的なところを行うことこそが、あなたが行動する意義があるのです。
その中で、何をするかを決めて行動することです。そして行動したことに「自分は行動できるのだ」という実感を持つことです。あるいは、小さな、動けると実感できることから行動することです。
そして、小さな行動を自分自身で設定して、それを行うことです。
あなたが、今から、行動できることは何ですか?。
行動は、意志や努力では変わらないと認識する
もちろん、行動することはとても重要です。行動しなければ、なんの変化も生まれません。
しかし、
あなたが「行動したい」ということの先には、何らかの理想や目標が存在します。それが今だに出来ていないことから来る、焦りやもどかししさから「行動したい」という意識があるということ。それに気づいていますか?。
そうした理想や目標がはっきりとしていても、はっきりとしてなくても、行動することが尊ばれ、馬車馬の如く行動することで成果を上げるのは昭和のやり方でしかありません。私自身も本来六白金星の気質で、「が〜っととにかくあれもやるこれもやる」というふうにマルチタスクで仕事をこなしてきました。しかしその後は、ガクンと気力体力が落ち、燃え尽き症候群のようにもなったり、眼精疲労頭痛にも悩まされました。
それを超えた今思うのは、行動行動、また行動では【続かない】ということです。
意志の力:「〜やらなければ」
努力:「がんばらなきゃ」
というもので、あなたが変えたい行動を変えようとすることはとても難しいことです。「意志が弱いから」とか、「やる気がないから」とかそうしたメンタル的な部分を自ら否定して、自分にダメ出ししている。ですが、悩んでいるという時点で、あなたは意志が弱いわけでも、やる気がないわけでもありません。
なぜなら、それで変えられるのなら、とうの昔に行動して変わることができているからです。
そうしたものでは、太刀打ちできないなにかがあるから、行動が変わらないのです。
あなたの行動が変わらない理由は、無意識のパターンにそれを起こすプログラムが根強く無意識下に醸成されているからです。
ではどうするか?。これまでお伝えしてきた様に、やり方を変えるのです。
あなたが、なにか「行動を変えたい」と思っているということは、その前提として「望まない行動をしている」ということです。
そして、あなたが望まない行動を起こしている時には、その前にそのこととに関して、頭の中でなんらかの映像を見ていることがほとんどです。人は何らかの行動を起こす時、必ずと言っていいほど視覚的な感覚を使っています。
ついネットゲームをしてしまう時
→その前に、ゲームの映像を頭の中でイメージしている。
ついスマートフォンで動画を見てしまう時
→その前に、スマートフォンを実際に見てしまっている。
チョコレート断ちをしたいのに、
→コンビニのお店の様子を思い出し、出かけた途中でチョコレートを買ってしまう。
というように、
人は何らかの行動をするとき、視覚的な感覚を使っています。もちろん、五感の他の感覚が行動を誘発する時もありますが、人を行動へと動かす五感の感覚として視覚の力がとても大きい働きをしているのです。
人を動かす五感の作用を、NLP心理学では【ストラテジー】といいます。
その【ストラテジー】を変化させることで、あなたの行動を理想とする行動へと変えることも、可能となります。
あなたが望まない行動をしてしまう時、その前にあなたが見ているイメージのあることに気づいてください。そして、あなたが理想とする行動をイメージしてください。五感の感覚というのは、それだけあなたの行動や感情に影響を及ぼすものなのです。
そして、望んでいないと思っていながらも、内心は「そうしたい」と願っているからこそ、その行動を起こしてしまうのです。
詰まるところ「そうしたい」と望んでいる事に対して、人は行動を起こしているという事です。
あなたが、「行動できない」と悩んでいることは、実のところ「望んでいない」からかもしれません。逆に、あなたが「望んでいない」ことなのに、「行動せざるを得ない」ことがあるかもしれません。それに対しても、あなたにとってなにかしらの得たいことがあるあら、「望んでいない行動」をを起こしているのです。
- 評判を落としたくない
- いい人に見られたい
- 頑張る自分を認めて欲しい
など。
あなたの内面にある意識というのは、自分自身ではなかなか気づけないものです。
それが、当たり前のこととして存在しているからです。(心理学の世界では、ビリーフと呼びます)
環境を変えるということは、理想のための行動を起こすためには必要なことですが、実のとところ環境を変えるということも、行動をすることであるこということです。環境を変えることで行動を変えることができますが、行動を変えることでも環境を変えることができるのです。
環境を変えてもなお、あなた自身を変えたいと思う時、理想へと一気に変わろうとするのではなく、あなた自身の基本となる、生活の中での時間のあり方から変えることを意識してみてください。
行動を変えたい時、あなたの行動の基本となる日常の行動、そこから変えてみてください。それは、大きな理想を叶える、あなたの目標を達成する、大きな原動力となる行動変化になるはずです。
お知らせ
昨年から、五感力を鍛えて自分を知るメールレッスンのテキストのリニューアルをしています。参考文献を読み漁り、これまでよりも内容もワークも、一新したものになる予定です。
五感の感覚に気づくことは、あなた自身の感覚への意識を向けること、人生を快適にするためにも、目標達成のための気づきを深めるためにも、重要な要素です。私たちの周りにはありとあらゆるものが存在して、無意識的に多大な影響を受けていますが、そのことに気づかないままであることが多いのです。五感の感覚を鍛えるこのメールレッスンは、人生を自分らしく生きていく上であなたの役に立つものであると確信しています。
これまで五感力メールレッスンを登録いただいている方には、ご案内と共に自動的にリニューアルしたものをご覧いただけるようになっています。もうしばらくお待ちください。