こんな方におすすめ
- いつもお金が足りないと感じている方
- お金の自由を得たいと感じている方
これまでもお金に関して、ものに対する価値感について何度か記してきました。
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お金に振り回されないために、身につけたい事とは?
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何にお金を使うのか決めていますか?
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「お金は出せば、入ってくる」は本当か?
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もし、今、
あなたがお金に対しての不自由さを感じて
「自由に使えるお金が欲しい」と思っているのなら、
まず、こう考えてみてください。
- 何が、お金の不自由さの原因になっているのだろうか?
- どうすれば、お金の不自由さから解放されるのだろうか?
と。
お金の自由を得るヒントは、あなたが持っている、お金に対する考え方が影響しているかもしれません。
お金の不自由さから解放される、いくつかの方法
「お金のブロックを外す」という言葉の魔法に注意する
お金の悩み、お金の問題を感じる時、
「お金のブロックを外すこと」が重要であるとよく言われます。
お金のブロックという言葉の前提にあるのは、「お金は悪いものだ」というお金に対する一面のみを定義しているようです。
だから、
「お金は悪いものではない」という思い込みを無くさないと
- 自分の好きなことで収入を得たい時
- 起業して自分の能力を使って仕事をしたい時
- とにかくお金が欲しいという時
お金を手にすることはできない
としています。
お金のブロック=<お金を受け取ることに対しても、出すことに対してもネガティブな感情>を解消することで
・高額のものを買うことにためらいがなくなる
・お金を使うことが当たり前になる
・自分の商品サービスを高額で得ることにためらいがなくなる
・お金を受け取ることに迷いがなくなる
など、(お金のブロック外しを提唱している人の情報を要約すると)そうしたことが「お金のブロック」の考え方の前提にあるようです。
ですが、お金のブロックの代表的な症状である「お金の不自由さ」とは、そもそもお金それ自体に対しての考えを表面だけ修正しても、なんら変わることはありません。
私自身もトレーナーであるNLPマネークリニック(R)は、入り口はお金ですが、それは、人生の豊さを体現するものであって、その原因となっているのはお金そのものに対する考え方ではないからです。幼少期の体験でできた【制限のビリーフ】が元となって、その人の人生全般に制限的な思い込みを作っているがために、能力や可能性を制限し、自分自身のアイデンティティにさえも制限思考をしているがために、結果、お金がなく貧乏になってしまっているわけです。
NLPマネークリニックの定義で言えば、「お金のブロック」を外してもお金の不自由さ解放されません。
「お金は悪いものではない」と表面だけ思い込んで、高額のものを買って散財したり、価値を高めることもせずサービスや商品をやたらと高額で売ろうとして信用を損なったりという、余計にネガティブな状況に陥る可能性があることを理解しましょう。
※「お金のブロック外せ」を提唱している人と関わりを持つ時は、何をしている人かその人を観察したほうがいいです。
「お金のブロック」=<お金は悪いものではない>という一面の言葉だけでお金のブロックは外れません。意識の深い部分にある制限のビリーフの方が、深く影響していることに気付きましょう。
- 何か、あなたの中で制限を感じていることはないか?
- やることや考え方に、行き詰まりを感じていることはないか?
- 人生の中で、うまくいかないパターンがないか?
そこに意識を向けてみてください。
あなたが「何にお金を使わないか」に気づくこと
あなたは、お金が有り余るほどある時
・あれも買える
・これも手に入る
・こうしたことも出来る
と思うことでしょう。
ですが、逆に、想像してみてください。
「1億円のお金があった時、あなたは本当にそれらにお金を出すでしょうか?」
人は価値があると思うものにお金を出しますが、実は、お金があっても買わないモノ・コトというのは、「何にお金を使うか?」ということよりも、強い価値観を反映しています。
このことに気づいたのは、このホームページを作り始めた時のことです。
多少の知識はあったものの、最初からホームページを構築するのは手間のかかることです。他にコーチングサービスの組み立てやコンセプトなど、自分でビジネスを始めるというのは、1から構築するため手間も時間もかかります。
ふと、「あ〜お金があったら誰かにホームページの作成を依頼出来るのだろうか?」と・・・。
(今は、あちこちから営業のメールがきますが、瞬殺してますので悪しからず)
そう思った時、しばらく考えたものの、
「いや、お金があったとしても依頼はしない。人に頼んで自分の思う通りのホームページがが出来るとは限らない。自分の満足できるサイトを作るには、自分で出来るだけ作ろう」と。人に外部のプロに作ってもらったとしても、自分が納得できないだろうということが想像できたのです。
実際、自分で作り込むと、知識も増えますし、いざという時の修正も自分でできるので展開が早くなります。愛着も熱量も違います。(自分で作ったお菓子が美味しい!と感じてしまうのと同じ原理)
この時から、
「お金が有り余るほどあっても、お金を使わないもの・お金を書けないもの」は何か?を意識し始めました。
欲しいのもお金を使いたいものというのは、無限とまで行きませんが、生きていればお金を使うことがありとあらゆるシーンで発生します。
食材
水道
光熱費
住居費
医療費
衣類
交際費
果ては、
遊興費(旅行代)
学習費
怪我をすれば、臨時の医療費
誰かがなくなれば、葬祭費
生きることはすなわち、お金を使うことです。
人はそうしたお金の発生することに遭遇することで、お金が出ていくことで、
「あ〜もっとお金があれば」
「もっと自分の思うことにお金を使いたい」
「お金の自由が欲しい」
と思うわけですが、
「必要なもの、ことであっても、節約のためにお金を使わない」ことはあっても、
他方、
「お金があるときに、何にお金を使わないか」を意識することはありません。
だからこそ、お金の自由を手に入れたいのなら
・何にお金を使わなのか
・何にお金をかけないのか
ということに意識をむける必要があります。
お金があって使わないことがあるからこそ、それを貯蓄や投資に回せ、お金の自由を得ることができるわけです。
お金の不自由を感じる人、自分が貧乏だと感じる人は、大抵そこに考えが及ばず、お金を貯めることができません。
望んでいないモノへのお金=浪費と認識すること
もちろん、お金は循環するものですから、出すことも必要です。
ですが、生きていくのに必要な経費や、いざというとき(病気や怪我、冠婚葬祭)に必要なお金まで削って出し続け、入ってくる以上のお金を出してしまっていては、お金の不自由になるのも当然です。
いっとき、キラキラ起業女子という人種が、ブランドをまとって、レストランでランチして・・・・とリア充ぶりを見せて、集客するというパターンがありました。
人は何やかんや言って、お金のある人(お金のありそうな雰囲気の人)に惹かれます。
それを羨ましく思い、自分もそうなりたいと感じて、その人と同じようなモノを買ったり、派手な行動をしたり、そうしているうちにお金が入ってくる(出したから入ってくる)と思い込んでしまう。
「理想の自分になるために、憧れる人をまねる」というのは、理想の自分になる第一歩として必須の方法ですが、派手な部分を真似たとしても、その人になるわけではありません。理想のその人たちは派手な部分の下で、きちんとお金を得るための努力であったり、労力であったりをしているものです。
「表面的な、キラキラした部分を真似ていれば、自分も同じようにお金に恵まれる」と思いこんでしまったら、それはあなたが作り上げた虚構です。空想の世界です。
お金が入ってくるというのは、お金が入ってくるなんらかの根拠があるから入ってくるのです。
なんらかの価値や情報、労力を提供して、その対価としてお金が入ってきます。
憧れの人をイメージしてなりたい自分になる」をテーマにオンラインセミナーを組み立てていますが、このセミナーではそうした表面的な部分だけを取り上げることはありません。
そして、よくよく考えなければならないのは、
あなたの理想は、
理想の人と同じブランドものを手にすることでしょうか?
理想の人と同じ高級レストランで食事をすることでしょうか?。
往々にして、そうした表面的なキラキラした部分を真似ても、その人と同じようにはなりません。その人と同じようになることを目標とするのは構いませんが、今のあなたにそれは金額的に負担だと感じるのなら、それは今のあなたに見合っていないということ。その人も初めからそのようになったわけではありません。
何かしらの積み重ねがあって、今があるのです。それを誤解したらダメです。
そして一番重要なのは、あなたはその人の持っているもの、その人が行っていること、を望んでいるでしょうか?ということ。
あなた自身が望んでいるもの、望んでいる振る舞いとは違うと気づかないままであれば、それに対して出したお金は浪費になるだけで、実になることはありません。
- あなたの本当に望んでいることに、フォーカスしましょう。
- そして、望んでいないことにお金を出す、浪費を避けることです。
ものの値段、ものの価値を見極めること
値段が高くても、本当に価値のあるものばかりとは限らない。と知っていますか?
世の中には、金額が高ければ価値があると思いきや、そうとは限りません。
人は、自分の物差しで、価値があると思えばそれに対してお金を出します。
東京で1本90円足らずのミネラルウォーターも、砂漠で喉が渇いて脱水症状になりそうな金持ちにとっては千円でも、1万円でも手に入れたいと思うように、提示された金額に対して、自己の判断で決断して購入しています。
つまり、人は、自分の判断、自分の知っている狭い範囲内で、もの事の本来のものの価値を見極めている場合があるのです。
そこで、そのモノを入手するのならもっと安くても済むはずだった、同じモノをそれだけのお金を払うのなら、価値の高いモノがあることを知らないでお金を出している。ということがあるのです。
そのものの本来の値段にプラスされる価値
というもの
それを付加価値といいます。
付加価値というのは、
ブランド力
その人の満足度
その人の求めるもの
など
人それぞれが求めるそのものによってプラスされます。
しかし時に、その付加価値に対する感覚が曖昧だったり、そのものの価値を測れない時にモノを買おうすると、時にその価値以上のお金を払ってしまい、それが浪費、損失となったりします。(まあ、それでも自分が満足できれば構いませんが・・・・)
実は、生前母は、私の冠婚葬祭用にと、紋付の喪服着物一式、真珠のネックレスとイヤリングをあつらえていました。
着物はあつらえですから高価なのは当たり前としても、真珠のネックレスとイヤリングは地元の宝飾店で80万円もしたという高額のもので、それを知った時「なぜそんな高額のものを、あそこの店で買ったのか!」と怒りましたよ。私自身にしてみれば、「それだけの金額を出すのならなぜ銀座のミキモトで買えばいいものを!」と思ったわけです。
母は、お金の不足感を常に感じていたにもかかわらず、出さなくてもいいようなところにお金を出す、お金は出せば入ってくるということを信じている一面もあって、お金の扱いの下手な人でした。
そうした母をみていて感じるのですが、
お金の自由を感じたいのなら、
・ものの価値を見極める目を持つこと
・自分にとっての付加価値の基準を見極めること
そうした視点がないと、自分にとって価値あるものを手にすることが難しくなり、お金の不足感、お金のない不自由さを常に抱えることになります。
逆に、自分にとっての価値あるものを見極めることで、豊さ、満たされる感覚、を得て、物事に対しての自分の軸を構築することができるようになります。それによって、さらに、自分にとっていいものを選べるようになってきます。
「お金の扱いが上手くなった」とも感じるようになるでしょう。
私自身は、これにはお金をかけない
私自身は、何にお金をかけないのかはとても明確です。
先述のように、
・このサイトも自分で作りこみをしばらくはしていくでしょう。
・集客の営業メールがしょっちゅう来るが、興味ないので相手にしない
・キラキラ起業女子が好むブランドバッグも興味がないし、買わない。
(20代の頃から、ブランドバッグには興味がなくて・・・)
・都心に住んでいれば車を持つ必要性も感じませんし、興味もない。
(いざというときはGOでタクシー呼べばいいこと)
・しばらくは新しいセミナーなどは受講しない
(今は自分の作ってきたものを外に出してビジネス再開する時なので)
・着る物も最低限のものはあるし、必要なものがあればデパートに走ればいいし
(新宿まで20分以内で行けるところに居るのだし)
・癒しが欲しくても、ペットを飼って癒しを求めることはしない
(世話をしたりすることには時間も手間もかかり、それはできないので)
もちろん、お金をかけるところは、かけますよ。
・リフレッシュと身綺麗にしておくために美容室へヘアカットとカラーリング
・機能性と文字盤が綺麗だったのでApple Watch HERMES
・落ち着いたら温泉旅行
など自分の本当に満足することに、価値を感じるものにお金はかけます。
今回は、お金の自由をテーマにお伝えしました。
・お金は出せば入ってくる
・トイレ掃除すれば、金運が巡ってくる
・投資するからリターンがある
など、お金に関しては表面的な部分だけを信じてその通りにして、散財したり、詐欺に騙されたり、慣れない投資や金融商品に手を出してしてしまう人も多いです。(おトイレ掃除することはとても大切ですが・・・・)
今回の内容は、かなりカラクチですが堅実な考え方です。お金は大切なものだからこそ、あなた自身の考え方や扱い方が重要なのだと理解してください。
追記:何で、お金を生み出すのかを考えてみる
お金に対する思考が変わったら、「自分は何でお金を生み出すことができるのか」
に意識をむけることで、さらに一歩前進出来ます。
- 自分は、どんな能力があるのか、
- 自分は、どんな気質があるのか、
- そこからどうやって、お金を生み出すのか?
サラリーマンとして企業でサラリーをもらうのか
家にあるものを売って、お金を生み出すのか
得意なことを発信して、お金を生み出すのか
能力や可能性、知識や情報を持っていてもそれに気づかず、にいる人も多いのです。
(私自身も、まだ自分の可能性に気づいていない部分があるのですが・・・)
気づかない分、だからこそそこに意識を向けいきましょう。
意識を向けなければ、自分の本心、求めているもの、望んでいることにさえ気付かないままです。