大荒れの春分の日がすぎたら暖かくなるってことでしたが、なかなかそれらしい気温に成らないですね。@東京。卒業式シーズンも一段落で、あとは、新入学、新社会人と、新しい始まりのシーズン。そうしたウキウキ、ワクワク、意欲的になれ、大きな希望を持てる時ですね。
えっ、そんな大きな希望はないって?。
そう、社会人も何年か過ぎてくると、だんだん
「なんのために今の仕事をしているのか?」
「本当はもっと他にやるべき事があるのではないか?」
といった、自分探しや人生について考え込んでしまうことがあります。
- 【自分】とはなんだろうか?、
- 【人生の使命】とはなんだろうか?
と考えてしまう。
そして、考え込み過ぎて、悩みの沼にハマってしまっていないでしょうか?。
そもそも人生の使命というのは、考えて見つかるものなのでしょうか?。
今回は、使命ということについて取り上げていきたいと思います。
自分探しは、使命探し?
使命探しを深追いしすぎていないか?
誰もが【何かしらの使命をもって生まれてくる】と言われますが、人生の使命というものが、とても崇高でまるで一点の星のよう感じてそれを追おうとすると、この先の道が選べなかったり、迷って、なにをしたらいいのかわからなくなるのです。ワタシは20代に一度、30代に一度、この使命感探しの沼にハマったときがありました。この人生の使命感探しの沼にハマるのは結構しんどいです。
今思えば、20代30代で、人生の使命を探そう、これと決めた一つのことに絞って人生をそれにかけようと思っても、そう見つかるものではありません。
そもそも、人生の使命というのは、なにかスゴいものを追うという事なのでしょうか?。また、人生の意義や使命感というのは、どのような時にそれを実感するのでしょうか?。
使命とは?
使命とは?
・使者として受けた命令。
・使者としての務め。
・与えられた重大な務め
・責任をもって果たさなければならない任務。
という意味があるようです。
英語ではMission ミッションという単語で表現され、とても重要で重い意味のある言葉のようにとらえてしまう言葉ですが、
思うに、使命とは、
- 自分の命をどのようなことに使うのか
- 自分の命をどんなふうに使うのか
ということに尽きるのです。
使命を持つことと、大事業を成し遂げることは別である
つまり、自分の人生の使命とは、
何か世の中のために、素晴らしい事をするのではないのです。
世の中で、大事業を成し遂げる事でもないのです。
世の中で、有名になる事でもないのです。
使命は、
自分がこの世に生まれてきて、
- しっくりくる事
- 続けてやれること
- 他の事に気をとられないくらいやれる事
- 夢中になってやれる事
であって、
キラキラの遠くにある一点の星を目指すようなものではなく、今現在の、目の前の、日常の普段の毎日の生活の中にあるものなのです。
目の前にあることを続けて行く。ただそれだけです。
使命探しに対してまるで遠くの星を目指すように探し求めすぎると、
どこまで行っても見つからず、不毛な旅を続けることになります。
答えのでない、終着点がみえない旅を続けるのは
精神的にもしんどい事です。
そして、目の前にあることは、
他の誰でもないあなたしか出来る事なのです。
人のための使命の前に、自分のための使命を
使命と言うと、世のため人のためになにかをする
ということを考えがちです。
今、何かを成し遂げている人、
スポーツ選手や会社の創業者、
何かを発明した発明家
といった人たちは、
「〜が出来たら、◯◯が喜ぶかもしれない」
「〜があったら、◯◯が便利かもしれない」
というように、
自分以外の誰か、何かのために、行動を起こしているとしても、
自分が夢中になってやれることをしているから、続けていられる。
端から見たら、
しんどくても、大変でも、夢中になれる、続けていられる
ことだから、やれるのです。
社会のためには、会社のためには、誰かのためには
という使命感は、時としてとても大切ですが、
それが肥大して偏ってしまった時、あなたという個人を忘れてしまうと使命だけが暴走して
命まで落としてしまう事に繋がる世の中です。(過労死、過労自殺にも繋がるのです)
使命は、今の自分で生きることから始まる
他の人のために生きる前に、
あなた自身のために生きること。
あなた自身という感覚を常に持って生きる事こそが、
自分という命を使うことであり、
それこそが、自分が生きていく使命です。
そして、あなたの人生の選択(仕事や学びや結婚、子育てなど人生のあらゆること)は、それ自体が人生の使命に繋がっています。なぜなら、その選択は、あなたしかできないことだから。そしてあなたの人生の時間を使って行うことはそれ自体がもう、あなたの人生の使命です。
綺麗事に聞こえるでしょうか?。
ですが、使命ばかりを追って今のあなたを充実させられなければ、使命など追い求めても自己満足なだけです。
それがわかったら、
明日、自分はなにをしようか?が見えてくるはずです。
追記:2018年4月8日
使命感 = 世の中のために貢献することだ。貢献する何かをしなきゃと、頭でっかちになっていませんか?。どんなに使命だ、社会貢献だ、社会のためだ、といっても、自分の身の回りの事、生活や日常がおろそかになっていては、使命どころではありません。どこかひずみがでるものです。
生活空間はぐちゃぐちゃ。食生活は出来合いのもの。子育てはひとまかせ。何時もイライラ。ガサガサとせわしない。では、いい発想もできず、いざというときに体力がなく、いい仕事ができるわけがありません。まずは、自分のライフ(日常生活)を見直しませんか?。
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