【ウンを踏んで運をつかむ?!】によくアクセスをいただいています。
この中でもお伝えしていますが、【運を掴むというのは心の状態が重要】なわけですが、
ただ単に、
- 自分は運がいいと思い込んでさえすればいいのか?
- いいメンタル状態にしておけばいいのか?
といったら、そうでは無いもののようです。
要は、思っているだけではダメで、それに付随する行動を起こさなければ運は巡ってこないもののようです。
このことを実感したのは、母が亡くなってお墓を購入する時の出来事からです。
最初はなかなかピンとくる場所がなかったのですが、何度も足を運び、「どうにかしなければ」ということに意識をむけていくと、それまで気づかなかった良いお寺さんとご縁を得ることができたのです。
運をつかむために必要なこと
運を貯める 運を使いこなす
私が好きなドラマの『重版出来』。これは、松田奈緒子さんの漫画が原作です。
元柔道部員でオリンピック候補にもなった、黒木華さん演じる黒澤心は練習中に怪我をして選手生命を断たれてしまいます。そんな彼女が辛い時、苦しい時支えになったのがマンガでした。就活で出版社を受け、その面接の時も柔道で培った人との間合いの取り方、掃除夫に扮した社長を投げ飛ばしブレない体軸のあるのを認められて内定を獲得します。入社後は漫画雑誌週刊バイブス編集部に配属され、指導係のベテラン編集者・五百旗頭に付いて漫画の編集者のイロハを学んでいきます。
そのドラマ『重版出来』第5話。オダギリジョーさん演じる心の先輩編集者・五百旗頭は、ここ数日常に見張られれているような誰かの視線を感じるところから始まります。別れた妻だろうか?、それとも知らない間に恨みをかっていたのでは?と周りの編集部員たちは五百旗頭を冷やかします。
五百旗頭の様子は、
・お年寄りがいれば重い荷物を持ち、
・買い物をして小銭が出ればレジ横の寄付の箱に入れ
・ゴミがあれば、ゴミ箱に捨て
というその様子を観察していた黒澤心にして「どこまでもいい人なですか〜!」と叫ぶほどでした。
そう、実は、その視線の持ち主は黒澤心でした。彼のような編集者になろうと、五百旗頭の一挙手一投足を観察していたのです。
(これは、NLPで言うところのモデリングという手法で真似ることでその人のようになるスキルです。)
そんな心に、先輩編集者の五百旗頭は
「実は自分もある人を真似ているだけだ。ここぞというときのために運を貯めている」と言うのです。
五百旗頭が真似ていたのは、高田純次さん演じる興都館の久慈社長でした。
いち早く他社に先駆けて電子書籍を売り出した久慈社長は、貧しい炭鉱の町に生まれた。
中学の成績は良かったものの、父親は早くに肺を患って他界し、中学の卒業式の日に母親は蒸発。
若い久慈青年は炭鉱で働き始めたものの、行き場のない怒りを抱えて生活は荒れ、恐喝したお金でギャンブルという日々。
そんなある日、川沿いで一人の老人を見つける。
恐喝しようと刃物を首元に当てると、
『おいを殺したらわいの運は尽きるぞ。
ええこと教えちゃろ。運ば貯められるぞ。
世の中はな、足して引いてゼロになることできとぉ。
生まれた時に持ってるもんに差があっても
札はおんなじ数だけ配られよる。
ええ事したら運は貯まる。
悪い事したらすぐに運は減りよる。
人殺しげが一貫の終わりたい。
運ば味方にすりゃ何十倍も幸せは膨れ上がりよる。
問題はどこで勝ちたいかや。
自分がどがんなりたいがか自分の頭で考えろ。
考えて考えて吐く程考えて、見極めろ。運ば使いこなせ。』
と説くのです。
その後、久慈青年は町を出て上京し、町工場で働きながら、大検を受け大学に進学し、出版社・興都館に入社する。
出版社で働くある時、麻雀をしているとめったに出ない役で上がるが、その役が出ると「死ぬ」といわれる。
ちょうどその時、雀荘の電話が鳴り自宅のアパートの火事を知らせるものだった。
慌てて帰ると奥さんと子供は無事とわかり、以来、酒もタバコもギャンブルもやめ、趣味は散歩と掃除。家も借家で、車も持たない。通勤にも電車を使い、贅沢をせずに必要最低限の生活をするうち、編集者としてある無名作家の小説を買い付けたところ、モンスター級のヒットとなり重版に次ぐ重版。
以来、久慈社長の心情の中には、
運が貯められるのなら、私は仕事で勝ちたい。
全ての運をヒットに使いたい。
そのために、運を貯め続ける。
があり、
それを知った五百旗頭は、久慈社長を真似て、
『自分も勝つ時には、ここぞという時に勝ちたい。そのために運を貯めてる』
と言うのです。
運をつかむには、どうなりたいのかを考える
この重版出来の五話で思うのが、
運を得たい。
運が良くなりたい。
と思う時、
- 「何のために」運を得たいのか。
- 「なぜ」運を良くしたいのか。
- 「どこに」運を使いたいのか。
はっきりとさせることが必要です。
そして、
そのために、「日々良いことをする」という毎日の行動こそが重要で、
ただ単に、「運が欲しい」と思っているだけではダメなのです。
そして、人に言われたことをなぞるだけではなく、
「自分で考えて、自分が行動する」ことこそが運を貯め、運を使いこなすことになるのです。
こうした、
運を得るプロセスは、コーチングプロセスと一緒です。
コーチングのコーチというのは、
こうしてください。
ああしてください。
ではなく、
自分はどうしたいのか?という目的をはっきりとさせ、
そのためには、何をしたらいいのか、というプロセスや課題を明確にしていく事が大切です。
そして、その目的のために時間を集中して使い、日々を過ごすことです。
それこそが、運を貯め、運を使いこなすことになるのです。
コーチングプロセスは、あなたの中にある本来ある運のスイッチをオンにする作業ともいえます。
運をつかむには、欲しい運に意識を集中する
「自分には運がある」と思い込んだとしても
無意識の中に気づかない自己否定や制限のビリーフがあると運ある状態になる行動を起こすのを、無意識のうちに妨げたりします。
そして、
- 「自分はどうしたいのか」が分からない時、
- 「何をしたらいい」がはっきりしない時、
- 「目的のために集中できない」時、
人はそこにエネルギーを注ぐことはできません。
あれもこれもと四方八方に意識が向き、エネルギーの向きどころがわからなくなるのです。
自分だけではわからなくなる時、
あなたの中にある、
- 「自分はどうしたいのか」
- 「何をしたらいい」
- 「目的のために集中できない」
をはっきりとさせ、集中へと向かうようメンタルセッティングするのがコーチングなのです。
コンフォートライフコーチングでは第三者の視点で質問を投げかけることで、あなたの意識を解決へと向かうように方向付けをして行きます。
運というものは、
超常的なもの、スピリチュアルな形の無い、理解を超えたものではなく、
もっと主体的に、
自分の手でどうにかなるものなのだ
とわかれば、
明日からの振る舞い方も自然と変わってきますね。
自分の思考の整理ができない時には、コンフォートライフコーチングで思考の整理をしてみてはいかがでしょう?。
コーチングセッションはまた近日、セッション日をアップする予定です。
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