行動・仕事

続ける事も、止める事も、どちらも尊い

2016年8月8日

オリンピックが始まって、スポーツネタが花盛りですね。
私自身はイマイチ、盛り上がってないんです。
どこか遠くでやってるなぁ〜って程度。
それでもチラホラ目に、耳に、入ってくるネタとして捉えると、
イチロー選手の3000本安打。
40代にして成し遂げたということや、それを達成するために表に出さない、
メンタル、フィジカル両面での積み重ね。

まだまだ続けていることが当然という、そこに居ることが、
自分のフィールドで生きることを存分にしている感じですね。

 

一方でフェンシングの太田選手。
初戦敗退で引退を決意。

フェンシングという世界を
一般の人にも認知させたという役割り。
引退、止めることもありだと感じられました。

続ける事も、止める事も、どちらも尊い。

そう感じます。

私たち、殊に日本人は、

  • 決めた事は何が何でもやり通す。
  • たとえそれが無理な事でも続ける事が尊い。
  • 止める事は負けること。

とまで思いがちです。

止める事は、選択肢を増やすことにほかならず、
その1つのことだけではない、なにかの可能性に向かうことにもなります。

『自分以外の周りが喜んでくれる事にあらためて気がついた』

とイチロー選手は言っていたけど、
続ける事で、ここにも、さらなる可能性が広がっているのです。

 

止める事と続ける事、それぞれで得られる事がある。

そう、
続ける事で、その先の可能性が得られそうもなければ、
止める事も、ありなのです。
止める事で、その先の可能性が感じられなければ、
続けてみる事も、ありです。
今日の天皇陛下の生前退位へのビデオメッセージも、
【可能性の模索】、【選択肢を広げる】

という意味をこめられていたように感じられました。

【可能性】、【選択肢】は、自身がそこに意識を向けない限り、
突然やってくるものではありません。

当事者である自分自身が

  • 目指したい目標、
  • 行動してみたい事、
  • 楽しいと感じる事、

それらは、
【何を大切にしているのか?】という、
ご自身の【価値基準】に繋がることです。

それらを自身の中でイメージ出来た時、

【可能性】、【選択肢】がふっと、降りてくるのです。

 

あなたはなにを、大切に感じていますか?

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