オリンピックが始まって、スポーツネタが花盛りですね。
私自身はイマイチ、盛り上がってないんです。
どこか遠くでやってるなぁ〜って程度。
それでもチラホラ目に、耳に、入ってくるネタとして捉えると、
イチロー選手の3000本安打。
40代にして成し遂げたということや、それを達成するために表に出さない、
メンタル、フィジカル両面での積み重ね。
まだまだ続けていることが当然という、そこに居ることが、
自分のフィールドで生きることを存分にしている感じですね。
一方でフェンシングの太田選手。
初戦敗退で引退を決意。
フェンシングという世界を
一般の人にも認知させたという役割り。
引退、止めることもありだと感じられました。
続ける事も、止める事も、どちらも尊い。
そう感じます。
私たち、殊に日本人は、
- 決めた事は何が何でもやり通す。
- たとえそれが無理な事でも続ける事が尊い。
- 止める事は負けること。
とまで思いがちです。
止める事は、選択肢を増やすことにほかならず、
その1つのことだけではない、なにかの可能性に向かうことにもなります。
『自分以外の周りが喜んでくれる事にあらためて気がついた』
とイチロー選手は言っていたけど、
続ける事で、ここにも、さらなる可能性が広がっているのです。
止める事と続ける事、それぞれで得られる事がある。
そう、
続ける事で、その先の可能性が得られそうもなければ、
止める事も、ありなのです。
止める事で、その先の可能性が感じられなければ、
続けてみる事も、ありです。
今日の天皇陛下の生前退位へのビデオメッセージも、
【可能性の模索】、【選択肢を広げる】
という意味をこめられていたように感じられました。
【可能性】、【選択肢】は、自身がそこに意識を向けない限り、
突然やってくるものではありません。
当事者である自分自身が
- 目指したい目標、
- 行動してみたい事、
- 楽しいと感じる事、
それらは、
【何を大切にしているのか?】という、
ご自身の【価値基準】に繋がることです。
それらを自身の中でイメージ出来た時、
【可能性】、【選択肢】がふっと、降りてくるのです。
あなたはなにを、大切に感じていますか?