メンタル・意識変化

イメージするにはタネが要る

2016年3月11日

 

Growing.

先日は、【イメージすることで、上手く行く】ということをお伝えしました。

でも、

  • イメージというのが出来ない。
  • イメージの仕方が分からない。

というときはどうしたらいいのか?
という声が上がりそうですよね。

imageとは
想像する、ある状況や考えなどを心に思い浮かべる、思う、考える、
推測する、推察する、心に描く、思い込む

などの意味があります。

 

imaginationとは、名詞形で、
創造、創造力、想像の産物、心象、空想的な考え、夢想、妄想、構想力(感性と悟性を媒介して認識を統合する力)、想像(経験を解体し再構成する事)、文学、芸術などの)理解力、鑑賞力、臨機応変の才、機転、空想、きまぐれな想像、計画、たくらみ、陰謀

などの意味になります。

 

つまり、イメージするとき、
心の中でなにかしらのモノ、状況、状態を視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚などの感覚を使い表現する事を指します。一番使う事が多いのは、視覚によるビジュアル化でしょうか。

例えば、
イロイロな食材があって、それを一つの料理に組み立てるという時には、その食材をみて、触れて、状態を確かめるという、食材というネタ、いままでに料理本でみた料理のイメージというタネがいるし、今までの体験から得た、作り方調理法というタネが要ります。

細かなレシピの手順があっても、<ささがき>というのがどういうやり方なのか知らない、見たことがないという時には、どんなにごぼうがあっても、<ささがき>は出来ない。

つまり、
予めその状態やモノに触れた体験によって、沢山のタネがあることで、その出来事や、物をイメージできるのです。つまり、<ささがき>もイメージの素材=タネがあるからこそ出来るのです。

あるいは、
「ライチという果物をイメージしてください」

と言われても、世界三大美人の一人である楊貴妃が好んだと言うこの果物が、どのような形なのか、どのような味なのか、どのような大きさなのか、食べた事、見た事がなければ、イメージもできません。

もし、
【ピンクのパンダをイメージしないでください】

という標識を見たとして、思わず想像してしまうのは、
<ピンク>という色を知っている、<パンダ>という動物の形状を知っているというネタがあるから、空想の動物でもイメージできてしまうのです。

そのネタを得るには、
見たり、聞いたり、実感したりという体験を増やすことです。

そうした体験があって、イメージさえできてしまえば、
私たちの脳は、現実とイメージの区別をしないので、イメージしたことでも現実のこととしてとらえ、私たちに行動を促すのです。

 

折しも今日は東日本大震災から5年目の日。
5年前のあの日と同じ、金曜日、そして同じく、寒さの厳しい一日でした。
たとえ東北に過去に大きな津波があったとしても、現代に生きる私たちがそれをイメージできたでしょうか?。過去の津波の体験が語り継がれた場所では、小さな子供達も避難することができたという。

今回のこの大きな体験を、大切なタネとして育て、次への行動へ繋げるチカラにしたいものです。

自分が思うように行動するようになるには、

  • 体験というタネ、
  • いい経験というタネ、

をこれから沢山作っていきたいものです。

【体験のタネ】はいくつになっても作れる。
そう思って私もコレからまだまだ、人生の体験を積んでいきたいものです。

よろしければ、「いいね」ボタンをお願いします!

-メンタル・意識変化

© 2024 Comfort Life Coaching