先日、「いい感情がいい現実をつくる」というタイトルで現実化のコツをアップしましたが、
一番肝心な、「いい感情を作る」ということを伝えていませんでした。
そもそも感情とはどのようなものだと思っていますか?。
訳もなく涌いてくるもの、他人があなたにもたらしたもの、と捉えていませんか?。
それこそが、感情に対する大きな勘違いです。
感情とは、ある出来事に対してあなたが作りだした反応のこと
いい感情の定義とは?
まずは、
いい感情とはどのような感情なのか?を定義してみましょう。
人の感情を大別すると
喜び、怒り、悲しみ、恐れ の4つの感情だとされています。
- 喜びは、幸せを感じるために必要
- 怒りは、自分にとって大切なものを守るために必要
- 悲しみは、失ったものから立ち直るために必要
- 恐れは、自分自身を守るために必要
この4つは全て必要な感情であって、
それぞれにこうした意味があるのです。
その中でも、喜びはいい感情の一つとされますが、
いい感情の種類として
楽しさ、期待感、快適さ、幸福感、満足感、リラックス感
安心感、親しみ、好奇心、愛情、平穏、憧れ、
など様々ありますが、
感情というのは
様々な状況や状態、人、事、モノ、に対して抱く(沸き起こる)心の反応の事です。
人は往々にして、外側の状況、状態が
【自分を嫌な気持ちにさせている】
とか
【自分をいい気持ちにさせている】
と捉えていますが、
感情は、状況は状態に応じて、自分で選び取っているのです。
例えば、
ある人にとっては、犬は恐いもの、苦手な動物だとしても、
ある人にとっては、犬はかわいいもの、愛すべきもの
と、
人それぞれで捉え方が変わるように、
出来事や物事に対しても捉え方によって感情が変わるのです。
感情を使い分けていると言ってもいいです。
ということは、
感情は、出来事や物事に対する捉え方を変える事で、
いかようにも変えられるという事です。
いい感情をつくるには?
いい感情をつくるには、捉え方を変えるといことですが、しかし、心の状態がつらいときやマイナスの感情の時に、無理にポジティブに捉えようとしてもなかなか上手く行かないものです。
その時に感情をいい状態にする方法は、
①身体の状態を変える事
②身体の振舞い方を変える事
③身の回りの環境を変えること
というこの3つ。詳しく観ていきましょう。
①身体の状態を変えるとは、
マイナス感情の時の身体の状態は、縮こまり、固くなり、うつむき気味で、呼吸も浅くなっている事が多く、その身体の状態を、広げて延ばし、柔らかく動かし、頭を上げ、呼吸を深くする
というように、身体の状態を変化させます。
②身体の振る舞い方を変えるとは、
元気なふり、ポジティブな振り、意欲的な振り、をする事です。
意欲的でポジティブな行動をしていると映る職業の方を真似てみるのもおススメです。
自分が意欲的になれる、なれた時のファッションを身につけ、メイクをして、
街を歩いてみるだけでも気持ちがポジティブに変わります。
③身の回りの環境を変える
今いる環境を変えて、見えるもの、聴こえるもの、感じる事を変えるのです。
仕事で行き詰まったとき、オフィスをでて少し歩くだけでも気分が変わりますし、
時間とお金が許せば、旅行に行くのでも気分が変わるはずです。
ご自身が気分よくなれる場所に、少し身をおいて五感から受ける情報を変えるのです。
いい感情を作るのは習慣から
いい感情を作る方法を行なってもそんなの、「一時だけの事さ」と言われればそれまでですが、
こうした【いい感情を作る】ことを習慣付けていくと、【いい感情でいる状態】が持続するようになります。
いい感情、感情というのは、生まれながらの気質の様でいて、
実のところ、体験から学び取ったものなので、体験を増やす事で学び直せるのです。
つまり、いい感情を作る筋トレをするのです。
のは、
心理学、自己啓発、成功法則などで言われていることですが、
ならば、いい現実を作るためにも、いい感情を作る必要があるのです。
それでも、上手く行かない。いい感情になれない。
という時には、
心の奥のつっかえ棒である【制限のビリーフ】が影響しているかもしれません。
制限のビリーフかも?という時には、
コンフォートライフコーチングを活用していただきたいです。