こんばんわ、塩田マサヨです。
を
先日の記事の中でご紹介しました。
五感というのは、
視覚、聴覚、触覚、嗅覚、味覚 のことで、
私たちは生まれてから今日まで、この五感を通して沢山の情報を受けとっています。
毎秒200万ビットもの情報を受けとっているといいます。
しかし、それらすべてを意識の上に乗せている訳ではありません。
すべてを意識の上に乗せていたら、例えば、こうしてパソコンの目の前に居る
パソコンの画面の点滅、色がどれだけあって、親指、次には人差し指、そして薬指をつかって
Aをうって、Hをうって、そして、改行して、変換して、・・・・・・・と膨大な詳細情報を
一つ一つ認識しなければ行けませんん。
一方で、五感は、
私たちが生まれながらに持っている感覚ですが、
日常のなかで意識して使っている訳ではありません。
ありがちな事ですが、
テレビを見ながら、人と話をしながらご飯を食べて、
何を食べたのだか解らない。
食べた気がしなくて食べ過ぎてしまう。
ご飯の甘さや、粒や、固さを感じながら、食べるという事をしているでしょうか?。
お漬け物の野菜のぱりぱりとした食感や、塩味や、香りを感じているでしょうか?。
そうした、五感の情報を感じる事無く、
見過ごして過ごしている事も多いのです。
私自身、ずっと【食べる】事にかんすることをしてきて、
食べる物を食べているときの感覚を意識し始めたのは、数年前です。
ゆっくりと、
目の前の食べ物と、食べている自分だけに集中する。
そうすると、今まで感じなかった、
ご飯の甘さや、おかずの旨味や、野菜の香り、果物のみずみずしさ
ということを感じるようになり、
味わう事の満足感が変わり、食べる量もかわってきました。
これは、食べる事だけのことではなくて、
今、流行している【マインドフルネス】という
目の前の事に集中するという日常生活の中で行なえる瞑想法にも繋がる方法です。
普段の自分にある五感という感覚に意識を向ける。
そうすることで、いままでスルーしていた豊かな豊かな感覚に気付け、
「自分自身は、こんなふうに感じていたのか?」という
自分自身の中にある沢山のリソース
(可能性や資質、能力、経験、感覚)に気付く事が出来ます。
気付くというのは、変化を促します。
本当は、沢山の可能性や、資質、能力、経験、感覚を持っていても
気付かなければ、使う事は出来ません。
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